人狼物語 三日月国


29 【2IDソロル+ペア混合】交換日記【完全RP村】

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          ( この話を書くにもなあ。 )



 



 [ ─── 例えば 喉元に 牙が食い込む瞬間、
      足元を掴む、踏みつけた相手の 呪う聲、

  大した血族でもないくせに、
  その日、その日、確かに一度、
  誰かを奪った 代わりのよに、死んでいく夢を見る。

  時折人の手が締め上げてくるから無節操だ。私が!
  毎夜死に続けるとか 、ほんとうに、 ]


 


[ ──人の味を知った獣は、そればかりを食すというが
  毎夜 例えば 見知らぬ誰かの喉元に牙を立て、
  味も知らないというのに“美味い”と想うのならば

  最早獣に近しいと言っても、過言では無い。

  大体、誰とも知らない被害者の瞳は胡桃色で、
  光の無い眼に映る顔を見ている。]
 



     ──今日も、 僕ではなかった。

 



[ いつか、“見知った”顔を夢幻に観たとき、
  きっと映るものは薔薇色の瞳を見開いた 獣なのだろう。]

 



      ( 枕元の日記には、
          濃いインクで一行。 )

 

【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音

 
 
   え、……  嘘でしょ
   そしたら、あと3個ぐらい作っとくから
   使った後は洗濯してよ ?
 
 
[ 今は毎日外出しないとは言え、
  私の作った布マスク1個だけで凌いできた? >>47
  笑いを含んだ彼の言葉に、私は真顔。そして溜息。
 
  ああ、でもせっかくだから
  柄のリクエストは聞いておこうかな。
  え?星柄??うん、わかった。 ]
 
(102) 2020/05/19(Tue) 0:17:58

【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音

 
 
   へへ、ありがと
   パピコ買ったのは見とったから
   半分くれなきゃ 拗ねるとこやったよ
 
 
[ ゆらゆら、ブランコを足で止めて
  差し出されたピーチ味を嬉しそうに受け取る。
 
  昔は、スイカとか肉まんとか
  しょっちゅう半分こしてたっけ ─────

     それだけ一緒に過ごす時間があったんだよね ]
 
(103) 2020/05/19(Tue) 0:18:01

【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音

 
 
  ( 昔は当たり前のようにベランダから声かけて。
    どっちかの部屋に行って、晩ご飯まで遊んで。
 
    同じ性別だったら 今でも出来てた ?
    何も感じずに" 幼馴染 "だけでいられた ? )
 
 
(104) 2020/05/19(Tue) 0:18:06

【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音

 
 
 ( ああ、でも ────
 
 
           幼馴染だけでいるのには
           邪魔な感情だとしても

           私は、其れを捨てられない )

 
 
(105) 2020/05/19(Tue) 0:18:09

【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音

 
 
  ( 今年の桜のように
    いつの間にか無くなっていたら

                楽なのだろうけど )

 
 
(106) 2020/05/19(Tue) 0:18:13

【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音

 
 
         ふぇっ ………… ?
 
 
[ マスクをずらし、パピコを銜えながら。
  再びブランコを揺らし彼の言葉を聞いていたけど。>>61
 
          おもわず、驚きの目で彼を見やる。 ]
 
(107) 2020/05/19(Tue) 0:18:17

【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音

 
 
     悩み ………
     今のところはカブの売り先かな ?
 
 
[ 冗談で締めくくっちゃうのが私なのだけど。
  だって本当の悩みなんて ────
 
             彼にだけは言えないもの。 ]
 
(108) 2020/05/19(Tue) 0:18:24

【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音

 
 
    うん、かえろっか

    あ…… そうだ、
    あとで雪也くんの島に遊び行っていい?
 
 
[ 足早に歩く彼の後ろを、てててと追いかけながら。
  横断歩道はちゃんと車を確認してから渡ろうね。>>62
  
怪しいフラグはへし折っておくから
 ]*
(109) 2020/05/19(Tue) 0:18:28


   [ 喰い殺した獣か、
    絞め殺した誰かが見るのは、
    何時だって 陰る碧の おんなひとりだ。 ]


 



 ( あなたたちを踏みつぶした時、
    きっと私は 獸同然の顔をしていたのでしょう。


   それと おんなじ。
   いっそ全部"おかしく"なってしまえば、
   楽 だったのか、さあ どうだか、知らない。 )


 

【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音

──── 刻は数週間流れて

 
[ 新しい学年─── 中3になって授業は再開した。
  不完全燃焼のまま中2を終えた感は否めない。
  人生の中で一番
  異世界からの召喚を心待ちにする一年だったのにね

 
  教室の席は大きく離され、マスク着用で授業。
  私はヒマワリ柄だけど、彼は何を選んだのでしょうね。

  多少は緩和されても休日はステイホームとの事で。
  ゲームばかりしてるのも良くないので
  図書室に行って、本を数冊借りる事にした。 ]
 
(116) 2020/05/19(Tue) 1:28:57

【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音

 
[ 宮沢賢治、太宰治 ──────
  知ってるようでちゃんと読んだ事の無い本。
  そういうのを、この際だから借りようと思って。
 
  出入口からは死角になっている本棚で
  ふと、棚に並ぶ一冊のノートを見つけた。
  表紙に書かれたタイトルはズバリ" 交換日記 "。
  ちょっと気になるよねって手に取ったものの
  開いてみれば 全てのページが白紙だった。
 
  図書室の管理スタンプもノートに押されてないし
  誰かの忘れ物?なんて思ったのだけど。
 
  頭の上にぴこん、と
電球
が浮かぶぐらい思いついた私は
  そのノートを持って机に座り、ペンを手にした。 ]
 
(117) 2020/05/19(Tue) 1:29:00
 
 
  はじめまして!
 
  このノートを手に取った、そこのあなた。
  私と交換日記しませんか。
 
  私は、この中学の3年生です。
  日記といっても、たまにしか図書室に来ないので
  月1ぐらいで出来たら嬉しいです。
 
  名前とか隠したままで、
  悩みとか色んな話ができたらいいなって思います。
 
  P.S.
  どうか、このノートが先生には見つかりませんように。
 
 

【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音

 
[ 作業を終えると、満足げにノートを本棚に戻す。
  さて、これで学校に来る楽しみがひとつ増えた。 ]**
 
(118) 2020/05/19(Tue) 1:29:09
[ノートには、僕が最初に書いた一ページ目。
誰か(ルークだ)が書き足した二ページ目に加えて。
この日、三ページ目が書き足されていた。

書き始めは、一ページ目と同じように。
"日記は本日の日付から始める"という
そんなルールだけは何故か僕の中にあった。]

〇月△日
  日記をつけるのは、今日で二回目だ。
  間が少し空いてしまったのが悔やまれるが、
  日々の仕事や訓練もあるから、仕方ない。
  あれ以降、妙な夢は見続けているから。
  日付が空いたとしても、できるだけ、
  ここに書き残していきたいと思う。
  
  夢はいつも、ぼんやりとしていて、
  はっきり見える場所とそうでない場所がある。
  思い返してみれば今回も、近い場所や一部分だけが
  妙にはっきりと見えるようだった。
  
  最初、そこは、真っ暗な場所のように見えた。
  けれど、目が慣れてくると、
  上の方に開いた、窓のような場所から
  光が差し込んでいることに気が付いた。
  最初に真っ暗だったのは、夢という空間に
  僕がまだ慣れていなかったということだろう。
  
  僕は窓から差し込む光の眩しさに、
  思わず、目元に手を翳した。

  段々と、目が慣れてくる。
  
  色とりどりのガラスでできた、
  ペンギン…?の、ようなものが飛んでいるような、
  そんな絵がそこにはあった。
  
  ガラスで絵を描くなんて、僕は聞いたこともない。
  今まで、どこかで見たことだって、なかった。
  
  誰かに聞こうと思って辺りを見渡したけど
  そこには誰も居ない。……そうだ、これは夢だった。
  近くにある、細長い机や椅子が、
  風化して崩れてしまっている様子も、
  ガラスの真下にある、軍の講義にでも使いそうな
  机のあたりで、誰かが倒れているのも、
  全部、僕の妄想が生み出した、意味のない物だ。

[日記の終わりに、間を空けて。
数行、付け加えてある。]

僕にメッセージを残してくれた誰かへ。

 これがあなたの父親の遺品であるならば
 僕は、あなたにこのタブレットを譲りたいと思います。
 本当は、僕が、誰かに話したくても話しにくいことを
 書き連ねるために始めた日記ですが、
 それは、それです。
 
 もし、譲らせて貰えるのなら
 どうぞ。このタブレットをお持ちください。

 でも……もし。
 もし、いらない、というのであれば。
 できればこのまま、たまに僕の日記を見てくれませんか。
 日々の娯楽の一つとしてで、構いません。

 僕も、今思いついたことで、
 本当に、何故そう思ったのかはわからないのですが。
 僕はただ……誰かに、
 僕のことを知ってほしいんだと思います。
 誰に話す勇気もない、僕の抱えているものを。
 
 前のお返事は、全部読みました。
 謝罪と素敵な曲をくれたあなたになら
 色々、お話しする勇気が出そうだと、思っています。

 追伸。輝く草花を星に見立てて繋いでみましたが
 僕にはセンスが無いようです。

[日記の横に、写真のデータが増えていた。
それを開くと、『夜』の外の風景の写真が映し出される。
ところどころに輝く草花をどう繋いでみたかが
黄色い線で、描かれていた。

それは何か、物を形どろうとしたというよりは
自由に繋いでみただけというようではあったが。

星と星をつないでみる、ということを
十分に楽しんだということは、よくわかっただろう。]**



  [ 問うたこと。
   ほんとうに"そう"だったとしても、
   なんと声をあげるべきかも知らない。

   ……だれにたいする はなし なのやら。 ]


 

いま、このタブレットを使ってくれている、あなたへ


 メッセージを読んでくれて、ありがとうございます。
 そして、タブレットを譲ると言ってくれて。
 けれど、どうかこれは、あなたが持っていてください。

 父は、そうだなあ、
 生前はそれはとても困ったひとでした。
 興味の赴くままに世界中を飛び回り、遺失技術を調査して、
 母に苦労を掛けてばかりで。
 わたしが星のはなしを知っていたのは、父が発掘した本を
 母が読み聞かせてくれたからです。
 けれど、きっともし父なら、
 迷いなく、あなたに使ってもらいたいと笑ったと思います。

 勝手に日記を読んでしまったのに、
 あなたは、わたしのことを気遣ってくれました。
 そして、大事な話を聞かせてくれると。

 わたしは、あなたが誰かはわからないけれど、
 きっと、とても大事な話なのだと思います。

 あなたが何処から来た誰だったとしても、
 きっと、優しいひとなのだと。

 
 夢は記憶を整理するものだと、聞いたことがあります。
 実際に見た光景かもしれないし、
 誰かから聞いた話や、伝えられたもの、
 あるいは本で読んだ情報が、
 再構成されたものかもしれない。

 けれど、きっとそれは、
 夢を見た誰かの心を、映し出すもの。
 妄想が生み出した、意味がないものじゃないのだと、
 わたしは、そう思います。
 
 硝子で描かれた絵も、風化した建物の構造も、
 差し込む光も、倒れている誰かのはなしも。
 “ほし”の話のように、
 何か思い当たることがないかと思い出そうとしても、
 わたしには、わからなかったのだけれど。

 そういう光景の中に一人でいることを想像するのは、
 不思議で、とても寂しい。
 夢の中の話に、このようなことを言うのは
 少しおかしいかもしれないけれど、
 わたしもせめて、そこで話す相手にでもなれたらと、
 そう思ったから。

 だから、せめて、こうして話を聞かせてもらえるなら。
 わたしは、嬉しいと感じるのだと思います。
 ありがとう。

 




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