人狼物語 三日月国


29 【2IDソロル+ペア混合】交換日記【完全RP村】

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イタズラ娘 カミラは、メモを貼った。
(a1) 2020/05/21(Thu) 8:47:39

[ 気付くことは多かった。
 夢の中の“誰か”が兵士であろうということは、
 二度目の日記で確信していた。
 抑々この見張り台に置いてあるという時点で、
 その可能性は高かったけれど、
 二度目の日記には『日々の仕事や訓練』とあったのだ。
 
 夢の中、そのひとは“左手”で白い何かに触れた。
 左利きなのだろうか、あるいは、右手に何かを持っていた?
 それとも、もっと何か他の理由。

 持っていた“何か”を口元に当て、
 誰かに報告をしたみたいだと言いながら、
 その暫く後に、遠くの誰かと『通信』をしていたり、と
 自ら書いている。
 通信をしていると知りながら、日記には“何か”と記していた。

 自分が本当に優しい人かは分からない、と語る。
 自分のことは自分では分からないものだ――
 という意味にも見える。
 けれど、“人”。
 どこか、自身を遠くに見ているような、
 まるで、もう一人の誰かを見ているかのような言い回し。]

[ そして、自分自身の話をしようとしても
 “話せることがなにもない”と。
 人に話せるような出来事がなかったと解釈するには、
 何処か、違和のある言い回し。
 
 ――…
 相手が誰かを探ろうと考えているわけではなくて、
 ただ、一語一句逃さず読もうと思えば、
 自然と目に入ってしまうことだ。
 そう、そして]


  “残した記録を誰かが見てくれるのなら”……


[ やはりこのひとは、自分の残した記録を、
 あとでゆっくりと見直すような心持で
 日記を書いているのではない。
 そのように、直感する。
 胸に手を当てる。
 騒めきが、どうしようもないほどに膨れ上がって、
 その正体も、やり過ごし方も分からない。
 血が出るほどに強く、唇を噛みしめた。]

あなたへ

 夢の話を聞かせてくれて、ありがとうございます。
 白い大地の話、何かの結晶の話。
 聞いたこともない、景色の話。
 人が住めなくなった土地を調査して歩いている――
 聞かせてくれたお話からは、そのような光景に思えました。

 その白いものはなんだろうと、考えてみて。
 以前お話ししたあの本では、
 『ほし』のある場所から落ちてくる
 『あめ』というものがあるのを思い出しました。
 食べる方の、ではなくて。
 水の雫なのだと言います。

 その夢の中では、『以前の記録よりも極寒』と
 報告されていたようですので、
 もしかしたら、落ちてくる水が、
 寒い土地では氷に近い形になるのではと。
 あまり根拠はない想像ですが。

 氷を削ると、白い小さな欠片になる。 
 そうだ、氷菓子を思い出してみるといいかもしれません。
 細かく削った氷に、シロップをかけて食べるお菓子。
 以前見たときには白くてふわふわしていました。
 手に乗せれば、きっと溶けるでしょう。
 あれと似ては、いないでしょうか?

 (結局お菓子の話になってしまったようです、
  ごめんなさい)]

 氷の話よりも、もっとお話ししたいことがあったのに、
 直ぐに書き出す勇気が持てなくて、
 とりとめがなくなってしまいました。
 
 あなたの聞かせてくれた景色を、
 わたしなりに想像しています。
 もう誰も生きてはいない、酷く寒くてどこまでも白い、
 そんな景色の中を、歩いている自分を想像しました。

 きっとわたしは、一緒に歩くとしたら、
 ひどく足手纏いになって、迷惑をかけてしまいます。
 それでも、どうしても、
 そんな景色の中をひとりで行かせるのは、嫌です。

 残された日記を、ただ読み返しながら、
 ひとりで、ここにいるのも。
 
 だから、わたしが居ればきっと先に進む勇気が出ると、
 そう言ってくれて、わたしは嬉しかった。
 不思議な夢を見て、不安もあると思うのに、
 ごめんなさい、そんな風に、思ってしまいました。

 わたしの話も聞きたいと言ってくれて、ありがとう。
 けれど、わたしも、
 お話しできることは多くないかもしれません。
 どれも、楽しくなるような話ではないと思うから。

 でも一つだけ、お言葉に甘えて、伝えさせてください。
 わたしは以前事故に遭い、情緒面と感覚に異常があるようで、
 よく人を不快にさせてしまいます。
 元々の性格も、決して褒められたものではないのですが。
 (もし何か気に障ることをしてしまっていたら、
  ごめんなさい)
 それでも、本当に不思議なのですが、
 こうして文字を使ってお話ししていると、
 まるで昔のように、
 色々な感情を自覚できるような気がしています。
 
 あなたは、自分のことを
 優しい人かどうか分からないというけれど、
 わたしには、あなたの言葉は、やっぱり優しく聞こえます。
 話せることがなく、釣り合う話も出来そうにないと、
 そう言うけれど、
 もう、いくつも、貰っているものがあります。



  [ ──薔薇色は、薄く開けた窓を眺めている。
     遠くを見つめるような、 冷えた紅。]

 


 [ それだから暫く、彼女の顔を見ていなくて
   考えているよな、辿るよな、
   そんな碧には気が付きもしなかった。
   
      紅茶のカップを、ソーサーに置き、
      ソーサーごと執務机に避ける。
      代わりに、鏡を持ってきた。
      光を反射するように、
      顔を写すにしては外向きに。 ]
 



 [ 蝶々は"どうして"、
  命をすててまで 彼の妻を救おうとしたのでしょうか。

  即興の結末に対する、問い。 ]


 




         なんのために居たのだったか、



 

 
 
   同じ学年なんですね!
   こんな状況ですけど、お互い受験頑張りましょうね
   名無しさん…は寂しいのでA子と呼んでください
   私は女子です
 
   突然なんですが教えて欲しいです
 
   今付き合っている人か好きな人はいますか?
 
 
   ……あ、恋バナ嫌なら言ってくださいね
   別の話にしますから
   ちなみに、私は今 好きな人がいます
 
 

 
 
──────────────────────────


  新学年早々自学に励んでいますね。

  自己紹介ではとても緊張していたようですね。
  どういたしまして。

  頼りに思って貰えるのは光栄です。

  期待を裏切らぬよう努力するので
  こちらこそよろしくお願いするます。

 
──────────────────────────

 

【人】 イタズラ娘 カミラ

─私達兄妹による大作戦─



[ややグロッキーなジョバンニを乗せて>>1:332
小型竜の背にいる私は、
上空から受け取った兄様の念話に頷き>>84
まずは本にあった場所までひとっ飛びで向かった。>>1:326

しばらくすると、下方のとある一角から兄様の魔力を察知する。
察知した方には2台の馬車が走っていた。
本の通りであれば先を走る馬車の上に兄様がいるはず。]


 『兄様、今馬車の上空に着きましたわ。』



[気配遮断と同時、認識阻害の重ね掛け術式を分析すれば
馬車の上にしがみつく兄様の姿はすぐに分かった。>>88]
(99) 2020/05/22(Fri) 19:39:00

【人】 イタズラ娘 カミラ

[早速急降下して合流しようとした、その時。
追加で兄様から念話が届く。]


 『毒?ということは暗器も兼ねているのかしら。
  セレン嬢の命を奪うためか、
  邪魔する者の口封じかは分かりませんが……。』



[いずれにせよ暗殺者らしき人間が関わるのなら
きな臭さが跳ね上がりますわね、と
念話で思わず独りごちる。>>87


しかし兄様、短時間でよく毒の種類見分け────]
(100) 2020/05/22(Fri) 19:39:24

【人】 イタズラ娘 カミラ

 『
待った兄様。
まさかと思いますけど、
  ボウガンに打たれて中毒症状が出たから
  毒だと分かったってオチじゃ無いでしょうね?』



[だとしたら兄様らしく無いミスよ、
これはかなり焦ってるのかもしれない。
これではさすがに兄様の命も心配だわ。]


 『坊ちゃま…………?』



[あ、念話ジョバンニにも繋げていたの忘れてた。
突然呟かれたジョバンニの念話に
思わずそちらを見遣った、その時だった。]
(101) 2020/05/22(Fri) 19:39:46

【人】 イタズラ娘 カミラ

 『坊ちゃま、まさかと思いますけど
  毒が回った状態のまま無理してるだとか
  そんなことはありませんよね?


  ええ、ええ。俺は存じておりますとも。
  坊ちゃままで無茶をしてたらこのジョバンニ、
  命が幾つあっても足りませんもの、ねえ?



[ジョバンニ……
思っていたことを堂々と……。

これ怒ってるわね、盛大に怒ってるわねこれ。
兄様自分の不調を隠したり、我慢する癖あるもの。
そりゃあ何年も一緒にいればバレちゃうわよねー……


おー、怖っ。]
(102) 2020/05/22(Fri) 19:40:51

【人】 イタズラ娘 カミラ

 『もう!この兄妹は二人揃って!!』



[え、待って私も怒られるの!?
今私が怒られる要素1ミリも無かったわよね!?]



 『坊ちゃまってば、怪我とか病気すると
  心配かけないようにとか何とか言ってすーぐ誤魔化す!

  坊ちゃまが体調を崩した時には看病をして
  坊ちゃまの限界や体調・加減の許容範囲を
  俺なりに模索していた隣の使用人
  そんなに頼りないですか!?なーんて水臭い!!

  メニュー考えたり、時にお薬調合して
  お嬢様の暴走イタズラ止めてきた
  使用人の体力と知識と直感力
  その他諸々培ってきたもん舐めてんじゃねーですよ!!』



[ねえ!ついでに私disられてるわよねコレ!?
何で私引き合いに出されたの!?ねえ!]
(103) 2020/05/22(Fri) 19:41:09

【人】 イタズラ娘 カミラ

[あんまりにもジョバンニが念話で騒ぐもんだから
どうどうと念話で落ち着かせてから
兄様に向かい、心の中で詠唱する。>>87>>88
ついでに言われたことは聞き流したフリをしたわ。
]


   (毒と薬は表裏一体。
    だが、今この瞬間に害ある者は全て解ける。
    害よ砕け。毒は、今この瞬間を以って変化する。)



[対象を定めたから多分行けたはず。
毒の症状も効いたならその瞬間に軽くなることでしょう。]
(104) 2020/05/22(Fri) 19:42:00

【人】 イタズラ娘 カミラ

  ジョバンニ、解毒したから大丈夫よ。
  仮にそうじゃなかったとしても耐毒として働くから
  どっちにしろ毒に関しての心配は無いわ。


[そう伝えれば、ジョバンニは明らかにホッとして
次やったらお説教ですよ!とそれ以上言うのを止めた。
もう既にお説教みたいなものじゃない、などと言えば
私に飛び火するから黙っておいた。]
(105) 2020/05/22(Fri) 19:42:12

【人】 イタズラ娘 カミラ

[さてと、兄様も無事で私も無事合流出来た。
準備万態、快調とはいかなくとも気分は上々。
さあ、念話を送りましょ。]


 『兄様、体の具合はどう?
  本の指示通りに動いても大丈夫かしら?
  いつでも準備が出来たら合図してくださいまし。

  こっちは、かーなーり苦労しましたけど
  指示通りの準備は何とか整えましたわよ!
  私が出発して2時間以内に戻らないと
  父様母様が駆けつけちゃうから>>1:330
  パパッとやってパパッと片付けちゃいましょ!』*
(106) 2020/05/22(Fri) 19:42:41
イタズラ娘 カミラは、メモを貼った。
(a14) 2020/05/22(Fri) 19:45:27


  こんにちは A子さん
  僕の事は Jと呼んで下さい。

  受験勉強は順調ですか?
  僕は一応、志望校が決まりました。
  難しいかもしれませんが頑張ります。
  A子さんと同じ高校になることはないのですが
  お互い 良い報告ができると いいですね


   僕には付き合っている人はいません。
   好きな人は

   いるのか、よくわかりませんでした。
   

   でも最近 ちょっとしたことで
   僕はその子の事が 気になってしまいます

   目で追っかけたり、声がきこえたり
   顔が見られないのをめっちゃ残念に思ったり


   他に好きな人がいてるんでしょうね
   僕の事は 気にもしてない らしいです 

[ノートには新しく、七ページ目が追加されていた。
今回は、視覚で見えるものが少なかったらしく、
前にあった、色硝子や、真っ白い大地など、
この世界にない物についての記述は無いようだった。]

○月●日
  まだ、確証はないのだが。
  僕にはもうあまり時間がないのかもしれない。
  できるかぎり、そうならないよう尽力するが
  最悪が起きてしまってからでは遅い。
  だから書けるうちになるべく、
  ここに、書き残しておきたいと思う。
  
  これは先ほど、ここに来る前の仮眠で見た夢だ。
  気づけば僕は、暗い暗い、吸い込まれそうな闇を
  見下ろすようにして立っていた。
  僕は横や後ろを見ようとしなかったから
  視界を埋め尽くす闇以外の場所は、
  どうなっているのか、わからなかった。
  
  後ろから声が聞こえた。
  僕に対する感情など何もないような、
  基地内のペンギンたちをただの端末と見てる人が
  彼らに対して命じるような、冷たい声だった。
  
  『事前に立てた予測と何も変わりは無かった。
  お前の調査結果の通り、外には望みは無い。
  あのような環境で生き延びられるのは
  精々、お前らのような存在だけだろう。
  ―――計画を実行に移す。行け。』

  僕は、後ろを振り返ることなく頷く。
  僕の横からその闇の中へと向かって、
  何か巨大なものが落ちてゆく気配がした。

  僕は大地を軽く蹴って、後に続く。
  感じるのは、ただ下へと落ちてゆく浮遊感。
  その時の僕自身の感情はわからないけれど
  地面を蹴った時のためらいの無さから
  僕には、命令が正しいかどうか考えるだけの
  意思というものが、無いように思えた。
  
  ―――でも。意思が無いとの予想は、
  暗闇に落ちたところで裏切られた。
  
  命令を聞くだけの機械のようだと
  夢を見ている僕が感じた、夢の中の僕が。
  人が住めなくなった土地……そう。
  前回の夢で見た、白い地面から突き出た腕。
  その手が握っていたものを、拾っていたのだろう。
  『数人の人が笑って映っている写真』が
  落ちる最中に荷物の中から零れて
  吹き飛んで行ってしまったのに気づいて。
  慌てた様子で手を伸ばしたけれど。
  頼りの綱の、上から刺す光などすぐ見えなくなり、
  ただの暗闇を義手が掴んだところで、
  今回の夢は終わりを迎えたのだった。

  今までの全てで、夢を見ている僕には、
  夢の主人公である僕の感情はわからなかった。
  でも、この時初めて、感じるものがあった。
  初めて感じた理由はもしかしたら、
  本当に初めて、夢の僕は自分の感情を
  自分で思うほど強く自覚したからかもしれない。

  憧れ?寂しい?悲しい?苦しい?後悔?
  今まで感情というものが無かった分まで
  様々な感情が爆発するように渦巻いている中で、
  旅で見つけた大事な宝物を失ったらしい僕が
  その時一番、強く感じていたことは―――
  
  自分へ命ずる声に対する。大きな『疑問』だった。

[日記の後に、間を空けて。
いつものように返事が書かれている。
返事を書いている間、今しがた書いた『日記』を
自分の目に入れたくない理由でもあったのか
今までに比べて、改行の数がやたらと多かった。]

僕の日記を読んでくれている誰かへ。

 あなたのお返事を見て、
 僕は、自分の見る夢について色々考えました。
 "人が住めなくなった土地を調査して歩いている"
 ……確かに、そう考えると納得ができます。
 しかし、そんな場所、どこにあると言うのでしょうか。
 ―――そう考えると、やっぱり。
 最初にあなたが話してくれた、
 "『天』の向こうには別の世界がある"というお話が
 とても、しっくりと来てしまうのです。
 
 そう考えると次に疑問なのが
 何故僕がこんな夢を見るか、ということになります。
 一つだけ、夢の内容に心当たりがあるのですが
 まだ、僕はそれを人に言う勇気がありません。
 
 本当は、日記の冒頭に書いた通りで、
 いつどうなってしまうか、僕にもわからない。
 だから話すべきだとは思っているのに、
 どうしても、文字を打つ指が止まってしまいます。
 
 でも……迷惑をかけるかもと思いつつも、
 誰も居ない景色の中を一人で行かせるのは嫌だと、
 そんな風に言ってくれた、あなたになら。
 ここまで、『夢』なんていう朧げな僕の話を
 根気よく聞き、寄り添うように向き合ってくれて、
 内容について一緒に考えてくれた、あなたになら。
 もう少ししたら、僕の抱えている残りを、
 全てお話しする勇気が出るかもしれません。

 確かに、夢では寒暖を感じることがありませんが
 白い粒が消えていく様子は、
 氷菓子の一粒が溶けてゆく様子に似ていました。
 綿のような氷が空から降ってくるなんて
 それこそ、夢のような世界で。
 夢の中の僕が旅をしていた場所は、
 氷菓子が食べ放題でいいなあと思います。
 お皿を置いて待っているだけで、
 あの甘い氷菓子が食べれるだなんて。
 まだ人が住めた頃は、皆そうしてたのかもと考えると
 想像すると、少しだけ元気になるようです。
 
 事故は…僕が想像することもできないぐらい
 深い傷を、あなたに残したのでしょう。
 でも僕は今まで、あなたとのやりとりで、
 不快になったことは一度もありません。
 (今まで、夢の中の僕には感情が無いようでしたので
 僕の書いた夢の話を何か不快に感じたら、謝ります。)
 
 そしてもし、あなたの感情を取り戻す
 助けになれているなら、僕はとても嬉しく思います。
 "貰っているものがある"というのは僕の方で、
 何かお返しできればいいのに、と。
 最近は、ここに来るときじゃないときも
 そればかり考えてしまうぐらいだったので。



    赤の散る未来を見ていた。
    所詮、石ではあるから大怪我ではなくても、
    華奢な手の甲を切るには充分だったのだろう。

    ほんのすこし、先の未来。
    薔薇色の瞳は起きている時も、
    赤が関わるなら白昼夢を見せる。

 

 




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