人狼物語 三日月国


250 【身内】冒険者たちとエロトラップダンジョン【R18】

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[抵抗しようと振り上げた右手を締め上げて、
服の中に、何本も入って来る]


  ふぁ、 や、め……


[意図が読み取れなかったけれど、
胸にばかり集まって弄られたら、その刺激に声を上げてしまう。
甘く鳴きはしなかったけれど、
恋人によって感じる様にされてしまったそこに触れられると、
平静ではいられなかった。*]


 ――――っ、

[入ろうとした瞬間足首を蔓のようなもので絡めとられる。
不意をつかれ、強い力で引かれてバランスを崩し、
剣がガランと金属音を立ててその場に落ちた。]

……げっ!?!?

[先程まで樹だと思っていたものが、
擬態した魔物だったのだと気づいた時には遅く。
手足を拘束されて逆さ吊りになっていた。]

ンだこいつ、んぐっ………

[すかさず魔法を唱えようとしたのを察知したのか、
口の中に太い蔓の一本がねじ込まれる。
息苦しさにじわりと目に涙を浮かべて。**]

 
 
[ こいつは生殖の為だけにネスの体を捉えているのだ。 ]

 

[ 生物の本能である淫気が、噎せ返るような性の香りが
 俺の力と思考力を揺るがせる。
 
 は……、と息を吐く。
 普通に生まれた生物であれば有り得ないほどの淫らな気質、
 そしてそこから生み出される歪な気配と魔力を
 無理やり体の外に逃して立ち上がった。
 
 ネスに纏わりつく触手を掴むと、一本一本剥がすように
 根本に短剣を差し込んでいく。 ]
 
 
 ネス、大丈夫か……!?
 
[ 太い触手は一本切るだけでも時間がかかる。
 更に切り取った触手の代わりに、
 新たな触手がネスに巻き付いていく。
 
 服に入り込んだ触手がネスのズボンにも潜り込み、
 思わずぎょっとしてそちらを見た。 ]

[ そう、こいつらは生殖を目的としているのだ。
 探すのは当然、彼らが種を植え付けられる場所。
 
 触手がネスの股間を弄り、
 性器や孔を見聞するようにぬるぬると触れていく。
 
 触手を切り取る俺の手首も他の触手に捉えられ、
 なかなか剥がす手も進まない。 ]
 
 くっそ……
 なんか別の手考えねえと……
 
[ 軟体生物の倒し方として、このやり方は正しくない。
 切り落とした触手も未だ動きを止めないし、
 必要なのは……急所を一差しにする事。 ]

[ 幸いにして、こいつらはネスを殺す為には動いていない。 ]

 
 ネス、悪い……あと少し、耐えててくれ…

[ ネスに纏わりつく触手の本体、
 俺はそちらに狙いを定めると弱点を探り始めた。

 どんどん纏わりつく触手は、
 やがてネスの孔に細い先端を充てがう。
 焦燥感に駆られながら、
 俺は魔物相手に短剣を振りかぶった。** ]

 
──、おい!!


[警戒はしていたはずだ。
しかし淀んだマナは魔法を使う者、
特に白魔導士にとっては厄介な瘴気だ。
いわゆる《デバフ》というものに近い。

魔剣が音を立てて床に転がり倒れる音と同時
フィルの足に蔓状のものが巻きついて
一瞬にしてその身体を宙吊りにした。
咄嗟に呪文を唱えようとするも
姿を露わにした魔物がフィルの身体を盾にするように動く。]

 ッく…、大丈夫か!?

[魔法での応戦は不適切と瞬時に判断した頃には
フィルの口の中に太い蔓が捻じ込まれていて
慌てて引き剥がそうと太い蔓に手を伸ばす。]

[捻じ込まれた蔓を掴んだ瞬間。
その蔓の先端から苦い蜜が、ぶちゅりと音を立てて
フィルの咥内へ、そして喉の奥へと送られる。

なんとかその蔓を引き剥がし、引き千切れば
苦い蜜はこちらにまで飛び散って肌へ服へと付着した。]

 フィル、っ、今離してやるからな…!

[刃物を持たない自分は、魔法が使えないのなら素手でどうにかするしかない。
足首に絡みついた蔓を引き千切るように掴み
少しでも緩まるようにと懸命に引っ張る*]

[こいつらが何をしているのか、僕はまだ理解していない。
首に巻きつかれる前に逃げないと、と考えていたら、
いつの間にか傍にゼクスさんがいて。]


  あ…… ゼクスさん……


[けれどその表情は辛そうで、]


  だい、じょうぶ……
  ゼクスさんこそ、辛そう…… あっ


[彼の身に起こっている事も察せられていないから、
触手を切ってくれる彼を心配そうに見つめたら、
ズボンの方まで触手が及んで、思わず声を上げてしまった]

[下肢も濡らされながら擦られて、
ますます訳がわからなくなる。
服が触手の形にボコボコと盛り上がって、
そのいかがわしい光景に目眩がしそう。

でも触手はゼクスさんの手にも及んだから
触手がゼクスさんにもこんな風に触ったら嫌だ、という気持ちが僕を奮い立たせる。
ナイフを持ったままの右手を引き寄せようと、何度も力を込める]


  別の、手……


[彼の言葉に、僕も頭をフル回転させる。
そうして辿り着いた答えは、僕も彼と一緒だった]


  うんっ……


[だから本体に向かう彼に、強く頷く]

[けど僕を捕まえている触手は何を考えているのか、
僕の身体をゼクスさんの前へ押し出す。
こんな状態で目が合って、恥ずかしくて顔ごと逸らしたけど、
触手はそれを嘲笑う様に服を捲って、
僕が何をされているのかを、見せ付けようとする]


  あっ や、やだ……


[タコにしては細すぎる触手が片側の乳首に絡みついて、
もう片方は、吸盤が吸い付いている。
下もズボンを引っ張って下げられて、
触手が纏わりついている性器が露出させられる。
後ろにも細い触手が這って、充てがわれて、
こっちはもしかしたら彼が施した魔法のおかげで、
侵入される事はないのかもしれないけど、]



  ……、っ ゼクスさんじゃないと、やだ……


[身体の中に入っていいのは彼だけだし、
射精を促す様に性器を扱かれるのも、受け入れられない。
刺激が与えられる度にびくと腰が震えるけれど、
ゼクスさん以外にイかされるなんて嫌だと、
歯を食いしばって耐える。

危害を加えようとしない点は
冒険者としては助かる、と言えるかもしれないけれど、
耐え続けたら苦しくて、頭がおかしくなりそうだった。

でも、彼が本体の急所を見付けてそこを突くまで、
僕は全てに耐えただろう。*]

[やべ、と思ったのと
バドの大声が辺りに響いたのはほぼ同時だ。

捕らえた己を肉盾にしようとしたのか
宙づりの全身がぐらんと揺れて眩暈がした。]

ん゛ぅ゛っ……!!


[バドが掴んだ蔓の先端から押し出されるように
どろりと多量の蜜が咥内に吐き出される。
バドが引きちぎってくれたので
何とか窒息せずにはすんだけれども。
蜜の殆どは飲み込んでしまった]

ゲホゲホゲホッ、…!!!
んだこれっ、気持ち悪ィ……!!!

[派手に咳き込み、べたついた蜜をぺっぺっと吐く。
どこかねっとりとした甘い匂いとは裏腹に
後に引く苦味が咥内に残り顔を歪めた。

しかし今はそれに気を取られている場合じゃない。
バドも何とか素手で応戦してくれているが、
さすがに厳しいだろう。]

Burnt and tormented

―――おらぁぁぁクソがあ!!!


[バドが蔦を引きちぎり、片足の拘束が緩んだのを機に。
咥内で小さく火の呪文を唱え、
片足に魔力を込めて思いきり蹴りを入れれば
多少はダメージが通ったのか
右手を拘束していた蔓が緩み自由になった。]


バド!!剣を!!!


[半端に吊られた体勢のまま、バドに叫び手を伸ばす。
さっきは少し油断したが、
剣が手元にあればこんな奴どうってことない。

その間に新しく伸びてきた蔓が
腰を這い、服の中に入り込んで……]


ひゃうっっ……?!?


[つつ―――……と直に背筋を撫でられ、
ぞくぞくぞく、と肌が粟立った。
こんな魔物に触られて不快感こそあれ、
おかしな声をあげてしまうなんて
自分でも信じられなかった。これじゃまるで……]

(ん、ぁ……なん、だこれ、……
 頭が、ぼーっとして…)


[とろん、と急速に思考が鈍り
体の芯がじんじんと火照り始める。
頬が、腹が、下肢が熱い。

この感覚にはどこか覚えがある。
いつだったかネス製の媚薬を飲んだ時と似たような……

そう、ここに巣食っている魔物たちが一体「何」なのかも。
先程しこたま飲まされた蜜に
強い催淫効果があったなんてことも、
当然まだフィルは知らない。
**]

[ 苛々する。
 こんな馬鹿な生物にも、すぐに対処できなかった己にも。
 
 ネスの服の下を無遠慮に這い回る触手の根本を辿り、
 弱点を探している間にも
 この触手はまるで俺をせせら笑うかのように
 ネスの衣服を捲りその下を見せつけてくる。 ]
 
 
 
ああ゛!?

 
 んだてめえ殺すぞ!!!

 
[ そもそもだ。
 ただ種付したいだけなら、あんな風に乳首を愛撫したり
 性器を扱く必要はない。
 
 ましてやただの野生の魔法生物があんな事をするなら、
 せめてゴブリン以上の知能は必要だ。
 だというのに、
 明らかに知能なんて本能以外搭載されていないような
 こんなふざけたタコがそんな真似をするという事は。 ]

 
 
 (こいつら、
そういう目的
で作られたな!?)
 
[ この研究所に行きたがる者が居なかった理由がよくわかる。
 ここはこういうくだらねえものを
 大真面目に実験していた施設なのだろう。
 
 そしてこのタコは、その実験の産物だ。
 
 分厚い短剣を手に、タコの中心に飛ぶ。
 やつらの眉間とも言える一に刃を定めると、
 深くまで思い切り突き刺した。 ]
 
 
 誰の許可得てネスに触ってんだクソダコ!!!
 
[ ぐりゅ、と捻った短剣を抜けば、
 タコは一瞬強く痙攣した後に
 サァッ……と全身の色を変えて力を失った。
 
 傷穴からは血の代わりにドロドロとした何かが溶け出して、
 その性の匂いにまた噎せそうになる。
 
じわじわと俺の本能を掻き立てる匂いに、眉を寄せる。

 
 短剣を仕舞うと急いでネスの方へと近寄り、
 触手を引き剥がしていった。 ]

 
 
 大丈夫か…?
 
 っくそ、あいつ死んでも吸盤の力けっこうあんな…
 
[ タコを始末するまで耐えてくれたネスの体から、
 残りの触手を剥がし終えて。
 あちこちに忌々しい吸盤の跡が残ってしまったのを、
 苦々しく見つめる。
 
 幸い、俺がかつて施していたネスへのマーキングのおかげか
 ネスの体の中にまで触手が及ぶことはなく
 表面を触られた以外は無事──とも言えるだろう。
 だが、決して気のいいものじゃない。 ]
 
 
 時間かかって悪かった…。
 よく耐えてくれたな。
 
[ ネスの体を抱き寄せる。
 この体に俺以外が触れたという事実が、
 悔しくて仕方がなかった。 ]

  
 
 どっか痛かったり、変な感じがしたりは?
 
[ タコに触れられていた箇所を、上書くように触れる。

 鞄から出した布でネスの体についた粘液を拭い、
 服を捲くって代わりに舌を這わせた。
甘い。

 
 こんな事をしている場合じゃない。
 頭の何処かではわかっているのに、
 何故か今はネスに触れる手が止められなくて。 ]
 
 
 ……ネス、
 
[ 散々触手に嬲られていたネスの性器に手を伸ばす。
 
 まだ達していないそこを掌で包むと、
 ぬちぬちと上下に扱いた。
 
 ネスの性器の感触が、やけに生々しく掌に伝わる。
 こいつに触れて良いのは俺だけだ、なんていう
 ただの独占欲のせいだろうか。この手が止められないのは。 ]

[ じわじわと、腰の奥で熱が燻る。
 触手に触れられていたわけでもなければ、
 俺自身はなにもされていないというのに
 何故か妙に体が熱い。
 
 
ネスに、触れたい。

 
 匂う。
 噎せ返るような性の匂い。
 あいつからだ。あの忌々しい触手から。 ]
 
 
 ──……ネス
 
[ 名を呼ぶ。
 彼が纏う衣服を捲り、彼の匂いで鼻腔を満たす。
 
 
今すぐこの体に種付したい。

 
 ドロドロとタコの体から漏れ出した香りが
 俺の理性を上書きするように熱を誘う。
 
 ネスの腹に押し付けた性器は、
 痛いほどに硬くその存在を主張していた。** ]

[懸命に、フィルの身体を拘束する蔓を引き剥がそうとするが
大柄な成人男性とはいえ魔法職の自分ではどうしようもない力で。
フィルの咥内にもぐりこんだ蔓を引き千切った時飛び散った
甘ったるい匂いの蜜がぬるぬると邪魔をしてびくともしない。

焦りと共に、地下に満ちる瘴気と
そのくらくらするほど甘い蜜の香りを
無意識に吸い込んでいた。]

 ッ、…!!

[なんとか攻撃を試みるフィルの口が呪文を紡ぐ。
火の魔法と共に蹴られた蔓は焼け焦げ
一瞬怯み、フィルの右手を離した。]

(剣、そうだ、剣を!)

[伸ばされた手に、落ちた剣を咄嗟に]

[彼の怒声を間近に聴いて、反射的にびくっと震える。
怖かった訳じゃなくて……寧ろ、
そんな風に怒ってくれて、
こんな場面なのに、嬉しいなんて思ってしまって……


でもその内、そんな事を考えている余裕もなくなるくらい
触手に責め立てられれば、
そっちに支配されない様に意識を向けて、]


  ぁ……


[実際に耐えていた時間は、そう長くなかっただろう。
巻き付いた触手越しに短剣の衝撃を感じたと思ったら、
色が変わって、締め付けが緩んでいった。

ゼクスさん、と唇だけで紡いで、彼の方に寄ろうと思ったら
彼の方が先にこちらへ辿り着いてくれた。]

 
 
 
(──身体が、動かねえ…ッ!)



[粘液に濡れた手は自分の理性いしとは逆に
神経が痺れたように熱く、動かない。
おかしい、と理解する頃にはもう
吐き出す息が熱い興奮したそれに代わっていた。

熱が下腹部にどんどんと集まっていく。
服に押し込められたそれが主張して、痛い。

剣を取るはずの手はよろよろと
何かに操作されるように、伸ばされた手を取る。

何よりも、意識が侵食されていく。]

 
 

    ──犯したい。


        ──種付けしたい。



 
[重なった手がぬちょりと水音を立てて
指と指を絡めて繋ぐ。]

 っは…、…フィル…

[魔石が繋がったままだなんて
もう意識の片隅にさえない。

見下ろす瞳は淀んだ赤に色付き何かに憑りつかれたように
熱く、それでいて獲物を狙うような鋭さを持ち。
指は繋いだ手をぐちゅりと鳴らし、指先の間を撫でまわす。

その間も蔓はフィルの背筋から服の隙間を探し出し
胸元へとのびていく。
その先の尖りを探すように、先から粘液を塗布しながら
肌の上をなぞりあげて。]

 ──今朝の、続きだ。

[魔物を使役しているのか、魔物に支配されているのか。
自分の言葉に従うように新たな蔓が伸び、
掴んでいたフィルの足を離すかわりに両腕を拘束する。
宙吊りからは解放されたものの、フィルに自由はないだろう。

淀んだ瞳を向けると、蔓から甘い蜜を吸い上げ
口に含んだそれを口移しするために、唇を無理矢理重ねた*]



  う、うん、大丈夫……
  ありがとう……


[自分でも触手を剥がそうとしたけど、
彼の方がずっと手際よく剥がしてくれた。
「吸盤の力」と聞いて自分の肌を見下ろしたら、
確かに跡もついていたけれど、
思いの外「汚い」って思わなかったのは、
相手がタコみたいで、タコって食べ物だという認識が強いから、かもしれない。
でも表情を歪ませる彼の姿を見ていると胸が痛んで、
その頬に手を伸ばそうとした]


  ゼクスさん……ううん。


[でも先に彼に抱き寄せられて、
そっとその背を抱きしめ返す。
ゼクスさんは何も悪くない、と首を振って]

[痛いところも変なところもないよ、と
もう一度首を振る。そしたら、
さっき触手が触れていたあたりに、彼の手が触れる。
一箇所だけじゃなくて、色んなところに触れて、
布で肌を拭ってくれて、そこまでは大人しくしていたけれど]


  あっ、あの……ゼクスさん……?


[舌が触れたら、ぴくっと反応して、
その意図が読めずに、困った様に眉を下げる。
普段ならこんな触れ合い、嬉しいだけだけど、
得体の知れない生物に遭って、それを倒したばかりで。
すぐにここを離れて体勢を整えるのが正しい筈。
それがわからないゼクスさんじゃないと思う、のに。

さっき触手に煽られて芯を持ったところにまで触れられて、
彼を抱きしめていた手は、ぎゅうと力が入って服を掴んだ]


  ふ、ぁ、ゼクス、さんっ……


[触れているのが彼なら、耐える理由なんてないんだけど。
どうしても甘く身を委ねる事ができなくて、唇を噛んだ]

[なんだろう、おかしい。
姿形も声も手も、全部僕の大好きな人の筈なのに。
違和感を覚えている僕の方がおかしいのかとぐるぐる考えるけれど、もう一度名前を呼ばれたら
もう抗いきれなかった]


  んッ、ぅ


[どく、どくっと白い粘液を先端から溢れさせて、
彼の手を濡らす。震えを伴って吐精を続けながら、
服を肌蹴けさせる彼を、薄目に見上げる]


  ……ゼクスさん……ど、したの……


[触手にイかされたくないって言った僕を
彼がその手で楽にしてくれた。そう思っている。
恋人なんだから勃っちゃたり、それを僕に押し付けるのも、
不自然ではない、と思う。

でも僕は、彼が今ふつうではないと思うから、尋ねた。
すぐに薬を引っ張り出して彼の身体の自由を奪うなどという考えは、全くなかった。
ひとえに、彼の身が心配だから]

 




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