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【人】 愛玩用 エマ「おはようございます。うん、こういう朝食も慣れ親しんだいいものです。 思えば色んな様式のものをお作りになられますね。 私は結局自分の文化圏のものしか作れませんので……うん、やっぱり凄いな」 朝、愛玩用は特に何事もなく姿を表した。メンテナンスの番は彼ではないのだから当然だ。 なんとなく、いつも厨に立つ調理用の姿がいつも通りにあることに安堵した。 早速食卓につくと、香ばしいトーストの匂いにバターを添えていただく。 「小麦の匂いに落ち着くのは、やっぱり性のようなものですね。 おや、これ……ふふ、かわいい串揚げですね。 確か東の方にはダンゴ、というのがありましたよね。それみたいに見えるかも」 (0) 2021/10/08(Fri) 21:11:44 |
【人】 愛玩用 エマ「……そうですね。ルツの時のこともあります。負担が大きいのでしょうか。 無理に起こす必要はないかと思いますが、一応、様子を見てきましょうか?」 食卓への集まりはやはりまばらだ。そのことが食べ進める手を遅らせる。 心配に思うところがあるように視線はゆっくりと落ちて、一度目を伏せた。 深呼吸するように大きく息を吸って、それと共に目を上げる。 「うん、そうしよう。食べ終わったら、声を掛けることにします。 この塔に付随したメンテナンスが……どういうもの、か。わからないですから」 サポートAIが居る手前、あまり大きな声でそれを言ってしまったりはしない、できない。 あのひとは人間の味方なのだから。 (1) 2021/10/08(Fri) 22:15:43 |
愛玩用 エマは、メモを貼った。 (a0) 2021/10/08(Fri) 22:51:11 |
愛玩用 エマは、メモを貼った。 (a1) 2021/10/08(Fri) 22:56:25 |
【人】 愛玩用 エマ「……ごちそうさまでした。今日も、美味しかったです。 コーヒーでも飲んでもうちょっとゆっくりしたいところですが、 言った手前おまたせしてはいけませんね。……みなさんも、揃ったらいいのになあ」 いつも通りに食器を流しに戻して、ふいに食堂を振り返った。 どこか生気の抜けたような虚しさが反響する風景は、一日目とは随分変わった。 息を吸って何かを言おうとした様子はあったものの、うまく言葉は続かなかった。 一人分の朝食をお盆の上に乗せて、食堂を離れていく。 (2) 2021/10/09(Sat) 0:12:41 |
エマは、塔へと姿を消した。 (a2) 2021/10/09(Sat) 19:35:46 |
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