人狼物語 三日月国


52 【ペアソロRP】<UN>SELFISH【R18G】

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【人】 転入生 二河 空澄

 
[ぽつり、ぽつりと
 申し訳程度に並ぶ外灯の下を
 並んで歩きながら
 教えてもらった事実は衝撃だった。>>3



   いちねん… それも、ずっと…?!

   えっ、先生は?
   相談とかは、してみた?!



[驚いて矢継ぎ早に質問した
 その答えには、深い諦めが滲んでた。>>4

 なんで?!
 どうしてだよ?!って

 真昼くんにぶつけても仕方のない
 苛立ちが胸に渦巻く中、目的地に到着する。]
 
(57) 2020/11/29(Sun) 16:03:53

【人】 転入生 二河 空澄

 
[とにかく早く話の続きを!っていう一心で
 真昼くんが開けてくれた扉を>>4



   お邪魔します!



[気迫の籠もった挨拶と共に、さっとくぐった。

 誰も出迎えてくれない暗い台所。>>5
 転入生で、カギっ子。
 自分との共通点をまた見つけて
 ますます、他人事じゃないって気持ちになる。]
 
(58) 2020/11/29(Sun) 16:04:36

【人】 転入生 二河 空澄

 
[引いてくれた椅子に腰掛けながら>>5



   無駄って、なんで!?



[彼の方から自然に話し出してくれるのを
 待ちきれずに、続きを催促する。

 救急箱を手にした真昼くんが戻ってきて
 その理由を語ってくれた。
 お巡りさんも怖がるらしい夜端ん家の
 表とか裏とか分からなくて、質問を重ね確認していく。>>6
 
(59) 2020/11/29(Sun) 16:06:45

【人】 転入生 二河 空澄

 
[苛立ちとか、焦りとか、やり切れなさとか、
 よくわからないモヤモヤで
 頭の中がぐちゃぐちゃしてるからだろう。

 夜気と冷たい指に撫でられて>>5
 ぴくり、とはするけど
 脇腹の痛みはほとんど感じない。

 だけど、彼の置かれている現状を
 知れば知るほどに、…辛くて
 眉がぎゅっと寄っていたから
 痛そうに見えてしまったかもしれない。]



   ……ん、っ



[赤い痕全体を覆ってくれる湿布は
 スースーして思いの外、気持ちよかった。>>7

 やっと安心したみたいに床へ座り込む彼の横、
 同じように ぺたりと腰を落ち着けて
 ありがとうと告げると、
 また話を促すように小さく頷いた。]
 
(60) 2020/11/29(Sun) 16:11:53

【人】 転入生 二河 空澄

 
[続きも、また驚愕だった。>>7



   アイツと、きょうだい‥‥‥



[複雑すぎる家庭の事情を
 すぐ理解して呑み込むことは
 オレの少ない人生経験では難しくて。]
 
(61) 2020/11/29(Sun) 16:13:32

【人】 転入生 二河 空澄

[けど、分かったことがある。
 真昼くんは、もう諦めてしまっているんだ…ってこと。

 村のことや自分のことを語る口調は
 淡々としていて
 あまり感情が見えない。

 それが余計に
 彼がどうしようもない現実として
 心底 諦めてしまっているんだってことを
 ひしひしと伝えてきていた。


         
痛くて、切なくて、……


 
(62) 2020/11/29(Sun) 16:16:32

【人】 転入生 二河 空澄

 

[ 
そして────、とても腹立たしかった。
 ]

 
(63) 2020/11/29(Sun) 16:18:02

【人】 転入生 二河 空澄

 
[真昼くんは
 オレを巻き込まないように
 こんな風に言ってくれてるんだって>>8
 彼の優しさだって、頭では分かっているのに。

 感情が吠えていた。]



   そんなの、嫌だッ!!

   オレは…! オレは…ッ!

   先生や、お巡りさんや、他の大人たちみたいに
   真昼くんを今のままで
   放っておいたりなんかしないッ!!!!




[教室に飛び込んで行った時と同じ、
 思ってることをそのまま
 ぶつけるなんて、考えなしの子どもだった。]
 
(64) 2020/11/29(Sun) 16:19:42

【人】 転入生 二河 空澄

 
[どうにかする方法なんか分からない。
 目処なんか立っていない。

 けど、だけど、
 ひとりぽつんと置いてけぼりになんて
 絶対に出来ないって思ったから。]



   オレがなんとかする!!

   だから、諦めないで戦おう、アイツと!!!!




[捲し立てるように、間髪入れず続けて叫ぶと
 膝の上の両手をギュッと握った。

 その手はまだ、小さく震えていただろうか?>>9]*
 
(65) 2020/11/29(Sun) 16:22:56


 七年に及ぶ研究の甲斐あって、
 遂に帝に献上が叶う出来栄えの秘薬が生まれた。
 芥子、麻……その他様々な原料を混ぜ合わせたこの品を
『夜の翳り』と呼ぶ事にする。

 凱旋されてからというもの、
 陛下は不調続きであらせられる。
 戦により経済が活性化したのは良い兆候だが……

 既に冬が訪れたが、城下では流行病の報せが出ている。
 万が一にも陛下が罹患でもなされたら大変な事だ。
 よく眠られる様に我々が手を尽くさねばならない。

 赤子の頃から陛下を密かに見守って来たが、
 少年にして既に不眠症を患われていた。
 あれは恐らく……根本的な解決まで至るには
 国中の解呪師を掻き集めても不可能なのだろう。
 そういった類のものだ。





 我らが王は真実を見抜く力に長けておられる。

 先日も仰せつかった通りに議員を問い詰めた所、
 やはり公国に金を握らされた工作員だった。
 これで投獄された政治犯は三桁に及ぶ。

 陛下曰く、解っていて泳がせたとの事だが
 そう顔を合わせる訳でもない議会の連中を
 如何にして見極めているのだろうか。

 旧い付き合いであるあの学匠であれば、
 何か秘密を知っているのかも知れないが。

 下手に探れば次に飛ぶのは私の首かも知れない。
 私は粛々と裏切り者を裁くだけだ。





 先日毛布をお届けに寝室へ向かった所、
 夕餉がまだですが既にお休みになられている様でした。
 しかし微動だにされなかったので不審に思い、
 近付くとどうやら呼吸をしていないのです。

 まるで毒を含んだかの様に……息を詰まらせて。

 わたくしは慌てて揺り起こしてしまいましたが、
 陛下はお気付きになると感謝を述べられました。
 曰く、ここの所ずっと眠りの質が悪いのだとか……

 前の廊下を通る際にも、何やら呻くような声が
 部屋の中から聞こえた気もします。
 やはり戦争が陛下を変えてしまったのでしょうか?



 

[ 透明な薬をワインに一滴落とし込み、呷る。
  真夜中に目覚めたのは悪夢の所為。
  野営中の軍幕では見る事がまるでなかった故に、
  煉獄に墜ちる夢はやけに生々しく、耐え難かった。


      身を灼く痛みに目を見開いた時、夢は醒める。
      荊に抱かれ、氷海に沈められ、雷に打たれ、
      刺客に刺され、謀反人の弩に貫かれ……
      舞台と場面を変え、死の瞬間を繰り返す。 ]



( そんな夜が続き、ふと思い立って手を伸ばしたのが
  遣い鴉の鉤爪に括られていた髪紐だったのは……

  あの報せが、直筆で示した俺の存命が、
  確りと届いている安心感に浸りたかったからなのか。 )


 

 

[ 眠る度果てしない苦痛に苛まれるか、
  夢も見ないほどの深い眠りへ無防備に落ちるかの繰り返し。

  悪夢が仇を滅ぼせと戦火に追い立てる中、
  名も知らぬ感情が日に日に募っていった。 ]



  ( 何故、逢いたいと思うのか。
    何故、顔を合わせて言葉を交わしたいと思うのか。
    戦の経過を聞き、話す訳でもあるまいに。

    どう表すべきかも見当が付かぬ苛立ちばかり。
    より長いと感じる様になった夜を如何にせん…… )



 


[ 淡く酔いが廻ると共に、瞼が降りてゆく。
  呼吸は深く長く、次第に規則性を得て
  月が傾けば同じ様に意識も揺らいでいった。

  効用の強すぎる薬に頼り続ける訳にもいかず、
  健康上の問題で使用を控える夜もあった。
  そんな日な伸びた襟足を留めていた金の髪飾りを外し、
  代わりに薄い色の髪紐を緩く結んで眠る。


  彼が得たことも無ければ、口に出したことも無く
  蓋をされた儘、言葉に出せないその願いの形は、 ]


 

 



    Ich habe Angst, allein zu sein,
    also schaue ich zum
Nachthimmel
und suche dich


 [ 此処へ来て、────どうか息を吹き込んで欲しい。 ]*


 



[最初からそうするべきだと自分から決めていた癖に、実行すればするほどに愛したかったものたちが指の隙間から滑り落ちていく。
他の誰かの手に渡るのを良しとはせずに、奪って、壊して、捨ておいて。
この手は見えない血に染まり、酷く汚れているような錯覚さえ覚える。

  
あの愚か者たちも、自分も、命を狩っている。

  
それ自体に最早何の感情も湧かず仕舞いだ。

  
ならば同類同士なのではないか。

  
既に自分も人の皮を被った化け物になっていないか。


日に日に下がっていく自身の体温と、満月が来るたびにやってくる飢えは年月を経るごとに平凡だった筈の精神をすり減らす。現実逃避をするように、対獣化薬の摂取量も増えた。
苦い良薬を飲み干しても尚追い詰められる焦燥感に、とうとう注射器にまで手を伸ばす様はまるで麻薬中毒者のようだった。]


[肉体全体に広がる倦怠感と、酷い頭痛。思わずシーツを掴めば、思い出したくも無い殺戮の感触が蘇って嘔吐した。
確かに理性はある筈なのに、自分ではないものに支配されている感覚に思わず何もかも投げ出して狂ってしまいたくなる。

衝動的な感情を引き留める枷のように握りしめるのは、いつかに貰った約束の短剣。]


 



[傷だらけに咲く
の散り際を喰らって手折り、]
   [優しく吹く校舎の
に背を向けて、]
         [溶けかけの
を浄化し、踏みにじる。]


[最早何も残っていないと思い込んでいた、穢れた掌に寄す処の如く残っていたもの。
終焉の果てに消え去る筈だった化け物を繋ぎとめたのは───今も昔も変わらない、奥深くで燃える
のように。]



[縋りつくように胸の中に抱え込めば、温度などしない筈なのに胸の中にほのかな熱を感じた気がして自然と瞼が落ちていく。
泥のような、深い闇の中にたった一人で落ちていく感覚は恐怖しか湧き出てこなかったのに、この時だけは何故だか酷く安息感を覚えていたのは何故だろう。…………分からない。]

 



[重みを増していく痛みの中に引っかかるように、芽生えていくのは不安感。
甘味を採りすぎる傾向にあった誰かを気にして小言を言うのと似たようなものだ。いつの日か受け取った無事の報せは随分と昔のことのように思えていた。

  傷を負ってはいないだろうか。病に伏してはいないだろうか。
  他のだれかに首を狩られてはいないだろうか。
  ……煉獄のような世界で、息苦しくしていないだろうか。

どこか大袈裟にも捉えられる心配性は、母親のそれと酷似している。
彼女に残った微かな情が、夜空に願うように疼いていた。
届く筈もない癖に、遥か向こうへ───言葉にならない思いが唇から零れ落ちる。]

 

 




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二河 空澄
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▼ここ!なっつ

 
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