人狼物語 三日月国


29 【2IDソロル+ペア混合】交換日記【完全RP村】

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  [ 宙で迷った、ゆびさきは、
   きっと、わらっていたのだろう目尻を、
   汚れていない その場所を、躊躇いがちになぞる。 ]

 



  ゆめ で 伏した、
  何時かの 名前も無かったよなこども。

  その こどものゆびさきは、冷たくて、
  自分の赤で "豪奢に"飾られていて、
  とても、きれいな薔薇に、
  触れられるものじゃあなかったから。

     ……だから、白さだけを残す其れに、
        安堵していたのは、あった。確かに。



 


 A子さん こんにちは
 進路考えるのも色々大変だと思います
 僕も応援します

 頑張ってください

 同じ気持ちを理解してもらえて
 僕も少しだけ、ラクになった気がします

 僕は先日、その子に気持ちを聞こうとして
 結局聞けずのまま終わらせてしまいました
 
 小さな頃から側にいるのが当たり前で
 当たり前すぎて
 
 だからこそ遠くへいってしまうような
 そんな感覚なんです



 あの子が、笑ってくれへんくなってしまったら
   俺は 多分後悔で潰れてしまう

  なんで今頃なって気づくんでしょうね




  でもこうして書いてみたら
  沢山自覚することも
  あるんですね 
  君のおかげで色々きづけました

  ありがとう A子さん



 
.



 
 



 
.




  俺は 雨音が好きです


   



 
.



 
.

【人】 部隊長 シュゼット

>>307耳を触る手の温度はいつも通り低かったけれど
温かな耳の温度に混ざってか、
それとも、彼女の想いに影響されているのか。
段々と暖かくなっていくようにも思えた。
彼女の優しい手の動きは心地よく
硬く瞑っていた瞼の強ばりがだんだんと溶けていく。

彼女は、どんな顔をして撫でているのだろう。
そう思った僕は、薄っすらと目を開ける。
(……最初から、そんなつもりなかったんじゃないか。)

こんな顔をしているルークは、見たことが無くて。
驚きと一緒に、何か、満たされるような気持ちになる。]

  ………僕も、少しいい、かな。

[そう言って僕も自分の耳から左手を離し
ルークの頭にある、狐耳のような白い耳。
痛くしないよう、潰さないよう、撫でてみる。

僕の耳を撫でる彼女は今何を考えているんだろうか。
それが知りたくて、同じことをしてみたんだけど
撫でるのに合わせてたまに震える耳を撫でるうちに、
僕にはこれが、ここに居る、というのを確認するような
そんな行為のように思えてきた。

今、隣に居ることができていること。
それは、今への不安が大きくなってきている
僕にとっては、とても大きなことで。
ルークも同じように今を大事に思ってくれているなら
それはとても、素敵なことだと思った。]
(41) 2020/05/24(Sun) 16:52:29

【人】 部隊長 シュゼット

>>310ルークが「これでいい」と言うなら僕も手を離し。
差し出されたパンを受け取る。

パン以外は貰う気は無かったのだけど、
ルークの他に、ペンギンからも飲めと圧力をかけられて
仕方なく、スープも半分受け取った。
僕が逆の立場なら、同じことをするだろうから。
お腹はあまり減っていないけれど、
これ以上、断る気は僕には無かった。

お茶は、僕のためのものと言われたら飲まざるを得ない。
結局。パンを少し貰えればと思ってたのが、
僕の方にも、全てが半分ずつ並んでいた。]
(42) 2020/05/24(Sun) 16:52:39

【人】 部隊長 シュゼット

[―――食事が終わって、食器を重ねた後。
食堂にトレーを返してこようかな、と思っていた時だ。

>>310ルークが取り出した赤い袋に目を見張り。
僕を見上げる瞳と目が合えば、心臓が大きく跳ねた。
タブレットとルークの顔を交互に見て、言葉を無くす。
ここにある理由は一目瞭然だった。

あぁ、と。納得する。
今日ルークは全部見て知った上で、僕と話していたのか。
それならば、日記を読んで気づくことは多かっただろうに
彼女はそれでも僕に、苺のお礼を用意してくれていて。

思い返せば返すほど、
僕は嫌われてしまうんじゃないかって
思っていたのが、嘘のように消えていく。
ルークは意地悪だけど、優しかった。
いつも通り?……いや、いつも以上に、だ。

お礼を渡してくれたときもそうだし、
さっき、耳を触って来た時も。
僕に、夕飯を半分分けてくれた時も。]
(43) 2020/05/24(Sun) 16:53:20

【人】 部隊長 シュゼット

  ……なんだ、バレてたんだ。
  隠してたつもりだったのに、かっこわるいな。
  
[隠しきれてたつもりだったのは僕だけだったらしい。
居た堪れなさに、穴があったら潜りたい気分だった。

タブレットを差し出されれば、
書いていたのは本当にルークだったという実感が
徐々に湧いてきて、返事を書いてる姿を想像する。]

  ルークが見つかったっていう見張りが、
  今日ルークを傷つけた奴じゃなくて、
  本当に、良かった。

[言葉に偽りはなく、安心で頬が緩むのを感じる。
見張り以外、夜に来る者の少ないあの見張り台で
今日みたいなことが起きていたら
見張りの時間以外あそこに行かない僕には
見つけることは難しかっただろうから。]
(44) 2020/05/24(Sun) 16:53:59

【人】 部隊長 シュゼット

[本人の前で読むのは恥ずかしい気もしたが
それは読み始めるまでのことだ。

一つ一つの言葉を噛みしめるように
返事を読む時間、僕は一言も喋らなかった。
胸の奥から、熱いものがじわりと込み上げる。

全部僕が書いたものだと、ルークは本当に知っていた。
この返事は、"日記を書いている誰か"への物ではない。
全てが、この僕に向けて、書かれたものだ。

 『あなたがいなくなることが、怖い。
  怖くてたまらない。 』

僕が消えるのが怖いと思ってるのは、僕だけのはずだった。
僕は、自分の感じている恐怖について、
それをそのまま言葉にして書き記したりはしていなかった。

自分が書いた内容を自分で見ないようにと
無意識に多くなってしまった、不自然な改行。
相手を不安にさせたくないと思っているのに
「あまり時間がない」とか「書き残しておく」とか
そういう言い回しを使ってしまっていたこと。

そういう細かい部分で、伝わってしまったのだろうか。
してしまった失態は、なかったことにはできない。
いなくなるのが怖いと思ってくれるのは嬉しいけれど
そう思わせてしまったことは、辛かった。]
(45) 2020/05/24(Sun) 16:55:14

【人】 部隊長 シュゼット

[怖いと思わせてしまってごめんと、言うべきだ。
そして、今後、僕はどうなるかわからないのだから
僕に関わるのはもうやめて欲しいと、言わないと。]

  ……ルーク。
  わかってる、だろ。
  僕が今生かされているのは、記憶がないから。
  思い出した内容次第でどうなるか……
  だから、……、もう君も、僕からは、

[離れてほしいと、そう伝えようとした言葉は
喉の奥に引っかかったみたいで上手くでてこない。

泣きそうな顔で、何度も、それを言葉にしようとして
結局できなくて、唇を噛みしめる。]
(46) 2020/05/24(Sun) 16:55:47

【人】 部隊長 シュゼット

[―――ルークに、タブレットを取り上げられる。
彼女は、続きを書こうとするようだった。

 『離さないように、離れないように、
  その手を掴んでいたいと、そう思う。』

記述が途切れるその直前に書かれていたのは
僕が今言おうとしてたことの、真逆のことだった。
その続きに、何が、書き足されるのだろうか。

それでも、僕は言わないといけない。
何を書いて見せられたとしても、僕は、

今までだって、そうだった。
僕は、自分さえ傷ついて他を守れるならそれでよかった。
最前線で、仲間を庇って怪我を負うときも、
義手砲を使った後、体力を持ってかれて
反動で大怪我をして、暫く動けなくなるときも、
僕は自分を犠牲に、皆を守ってきていた。

僕のことを知りすぎた彼女が、
これからも僕の近くに居るのは危険すぎる。
ルークも含めて、この基地の……この、世界の人達は
危険から、できるだけ遠のいてほしい。]
(47) 2020/05/24(Sun) 16:57:31

【人】 部隊長 シュゼット

[でも、できればルークは
基地に居る他の人達が皆僕から離れたとしても
僕がここではない違う場所に行くことになったとしても
その時に、できるだけ近くに居て欲しいと思う。

……そこまで考えて、漸く気付く。
いつの間にか、ルークは僕にとって
この基地の他のどんな人よりも、
特別な人になっていたのかもしれないと。]
(48) 2020/05/24(Sun) 16:58:06

【人】 部隊長 シュゼット

[書き足されていく続きの全てを、隣で見ていた。

途中で、口を挟むこともできたはずなのに
僕は、そうはしなかった。
僕はもう、僕の気持ちを否定することはできなかった。

返事が書き終えられる頃に、
ぽつ、ぽつ、と。ディスプレイに水滴が落ちる。
画面に集中していた僕はそこでやっと顔をあげて。

日記の返事の中ではよく見えていたルークの感情が
ここまで、実際に現れるとは思ってなくて。
彼女の頬を流れていく涙にびっくりしてしまい、
僕も泣きそうになっていた涙が引っ込んでしまった。]
(49) 2020/05/24(Sun) 16:58:42

【人】 部隊長 シュゼット

[抱きしめられる腕の力は、思いの外強い。
>>313おずおずと、腕を背に回す。]

  参ったな。
  ……ほんとは、離れてって言おうと思ってたんだ。
  この後、僕は、どうなるかわからないから
  お礼を貰うのを……最後にしようと思ってた。
  
  でも、……それは、どうしても。
  ルークの顔を見たら、言葉にならなくて。

[背中に回した手は最初は優しくあやすように
ルークの背を撫でていたのだけれど。

今までの僕のことやルークのことを考えていたら、
込み上げる苦しさや、愛おしさが抑えきれずに
背中を引っ掻くように、強く抱きしめた。

最前線を戦う部隊長なのに、情けないだろうか。
一度は引っ込んだはずの涙が流れてきて、
しゃくりあげるようにして、告げる。]
(50) 2020/05/24(Sun) 17:01:42

【人】 部隊長 シュゼット

  最初から、軍医の中では君が一番だった。
  それは、今まで伝えてきたとおりだ。
  
  ルークは、僕を個人として見てくれた。
  大事な患者として、診てくれた。
  そんな君が失ったものを取り戻して来ているのを
  僕は、これからも傍で見守っていきたいと、そう思う。
  
  一緒に居られるなら、
  僕だって、それが一番いい。
  僕も、ルークの抱えるものを分けて欲しい。
  君が今日酷い目にあった理由も知りたい。
(51) 2020/05/24(Sun) 17:03:07

【人】 部隊長 シュゼット

  だというのに、僕には、
  ……あとどれだけ、時間があるか、わからないんだ。
  ほんとは、ルークの話、沢山聞きたいのに、‥…

  ごめん、僕のことばかりに、なってしまうけど、
  聞いて、欲しい。

[自分のことばかりになってしまうことをなんとか謝る。
 ――― もう少ししたら、僕の抱えている残りを、
   全てお話しする勇気が出るかもしれません。

自分から、日記の書き手を明かす勇気もなかった僕が
残りの全てを離すとしたら、今しかない。

ぽつり、ぽつりと。
僕は、僕が抱えていたものの全てを吐き出していく。
震える指は背中を掴んだまま。
声も、同じようにして震えて。]
(52) 2020/05/24(Sun) 17:08:16

【人】 部隊長 シュゼット

  もし全て思い出した時、僕は僕で居られるのか
  それが、酷く怖い。
  
  最近、僕の記憶の夢を見て、起きた後。
  ……そう、通信機を探した時のような、
  妙な、頭痛に襲われるようになった。
  最初はすぐ収まったのに、日に日に長くなって。
  全然、普通の頭痛よりは痛くもないのに
  "耐えないと"って、神経を張っていないと
  僕ごと、今を全て持っていかれそうな……
  
  ……食欲がないのも、半分嘘で半分が本当。
  食べるとどうしても、眠くなるから。
  次に深い眠りに落ちたらもう駄目かもしれない。
  そう思うと、寝るのが、怖くて。
  最近は、寝ても、寝た内に入らない時間しか、寝てない。
  
[僕は普段はここまで喋らないはずなのに。
貯めこんできた分が、一気に口から出て行った。
どれもこれもが、自分一人で抱えてきたこと。
他の軍医達や総司令など上官たちにも
一つも、話してこなかったことで。]
(53) 2020/05/24(Sun) 17:18:27

【人】 部隊長 シュゼット

[ぐし、と。涙を袖で拭って。
顔をあげて、ルークへ聞いた。]

  ……こないだの、
  確認したいこと、っていうのは。
  「頭痛としてはとても弱い物なのに、
  意識を飛ばしそうになるようなことはあるのか」
  って……そう、聞こうと思ってたんだ。

[こんなこと聞かれても、困るだけかもしれない。
話してしまった後悔はあったが、
少し楽になった気がするのも、事実だった。]
(54) 2020/05/24(Sun) 17:19:28

【人】 部隊長 シュゼット

[それから、幾らか話をした後。
落ち着いた頃に身体を離して。
ルークの手を、両手で包むように握りこむ。]

  でも、もし何かあっても……もしかしたらさ。
  ルークが、書いてくれたように。
  手を握ってくれていれば。

[なんの確証もないそれは、
ただの、僕の願いだった。

でも、僕ならきっと、それで大丈夫だろうと。
ずっと、記憶を全て取り戻した後については
不安しかなかったはずなのに。

彼女の返事を見た後は少し心が晴れたようで。
ルークへ向けた笑顔は、最近の疲れが見えつつも
気休めではない、本当にそうなると信じてるような
馬鹿、とルークに言われそうな、
穏やかな笑顔だった。]*
(55) 2020/05/24(Sun) 17:22:34
部隊長 シュゼットは、メモを貼った。
(a6) 2020/05/24(Sun) 17:25:52



  “ルクレース”


[ そんな、自分の本当の名前。
 慣れた呼び方もあるだろうから、どう読んでも良いよ、と、
 そんな風に、わらいながら。]*

  

     [ …今回の刃は、私怨にも近かった。
       そうは、語らなかったが。]

 


[ きっと、わらえていたのだろう、
  汚れのないかんばせを、 
  僅か、赤くも見える目尻を、 拭う。

  ──これからもずうっと、 汚れることのない、
    うつくしい“だけ”が取り柄のリドル。

  その指先を、豪奢に彩るのは 誰 か 、]
 

 




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