「……うーん…」

唸るひと。どう手を出すかで悩んでいるらしい。

大体の皆の動向を見ていた。見て、自分がすべき攻撃は何かを考えていた。
手を回すように翻し、サブマシンガンを出現させる。
そうして、中距離くらいまで足を踏み出し。

「本当はんだけど」

それは、特別そう思っているわけではなく。ただ役としてはそうだなぁと思っているだけで。
けれどこの場面、この舞台。シェルタン以外はみんな平等である。

「足いらないだろ」

言えば、フルオートで太腿を狙う。
移動できずとも反撃の成り立つであろう相手なので、遠慮なく。

>>+14　シェルタン
最初の二発、心臓や頭を狙うようなら避けるだけで、掠る分には気にも留めなかっただろう。

悲鳴が耳に心地よい。崩れ落ちる様子も可愛らしい。
嗜虐に心躍らせるほどでもないが、それらには馴染みがあるから、貴方の様子はとても落ち着く。

「まだもうちょい頑張れよ」

掛ける言葉は、この雑さは、貴方が楽だと言ったものに他ならない。

「……あぁ、」

何かを察したような、推測したような呟き一つ。

「ほら、早く攻撃してあげなね、してない子たち」

そうのんびり告げて、全ての壁を消し去った。

処刑終了後、のーんびりロビーの端に陣取ってセンブリ茶^drinkを注文している。
何が来るかな。

「あっうわ何これ緑茶じゃない」

普通の湯呑みで提供されたので一口飲んじゃった。
お口の中がニガニガになってる。

「テンガン本当になんか……引きがいいのか悪いのか……」

本来羨ましいことなんだけどなぁ。

>>+22　テンガン
「すごい苦いお茶より全然マシ」

交換しよう。ずいっと湯呑みを押し付けた。

>>+23　テンガン
「うーん、あげ甲斐がない」
本当に反応あっさりしてるなぁ……。

自分は少しずつミネラルウォーターを飲んでいる。
多分win-win。

>>+24　テンガン

どうやら味覚、一緒っぽい。なんならアルレシャの方がやや鈍いまである。

そして、誰かの元へ差し入れしに行くのは止めないのだった。

ロビーの隅、端末に届いたお知らせを眺める。
薄く笑って、端末をしまった。

「なんかあっという間だったなぁ」

ゲーム内の1日目はすごく賑やかだった気がしたロビーも、今なんとなく静かだ。
ここに布団敷いて雑魚寝とかしてたんだぜみんな。なんかずーっと前な気もするし、最近だった気もするけど。

しみじみしながら。
水じゃ物足りなかったのでネグローニ^sake頼んじゃお。

「ん、やぁクロノ。小さいのは久しぶりな気がするね」
お酒ちびちび減らしながら。

「何事にも終わりは来るものだよ。でもクロノは寂しいか。
楽しかった？」

「あぁ、……なんか疲れてる？ポルクス…」

やってきたポルクスの様子を見て。
それから同僚の食事を見て。
そして差し出されてるブツを見る。

「……無理はするなよ」

微々たる助け舟。

「あぁ、曲作ってるんだ？出来たら聞かせて」

でも思うようにいかないなら時間がかかるんだろうか。
無礼講終わったらギターないし、多分死活問題なんだろう。

「あー……いや、食えるものではあるんだけど」

何もされないよ。多分。

>>+31　ポルクス
「…………寝てる？」

へにょへにょっぷりを見て、端的に。
疲れ具合半端じゃなさそう。

そして……あぁそんな無防備に……。
食べ始める様子を見守り始めた。

>>+32　ポルクス
「……寝ないと作業効率落ちるよ」

仮眠で済ませるにも程があるぞ。ちょっと溜息混じりに呟いた。

「…………ナフに返すか、僕に寄越すかしな。
それから、なんか口直しでも頼みなよ」

カラン……を見てあーあになった。
食べられないことはないから、押し付けてくれても構わない。

>>+33　ポルクス
「あー、まぁ、知ってるけど……」

相当お疲れモードな様子を見て、脳みそがまたナフの方に返っていくのも見送ってから。

数十秒、考えたあと、そっと貴方の耳に唇を寄せた。こそこそ。

>>51　バーナード
「」

どうしてそこでジョーカーを？？？

「……僕の知ってるローカルルールだと、ジョーカーは引いた時点で即手持ちカードを21にする、って感じだったな…」

>>57　クロノ
「そうだねぇ…それは確かにそうだ。じゃあ、お前はここにいる間、楽しかったのか。それは何よりだね」
「あはは、僕でよければお茶会に誘うんだけど。ここで貰えるほど美味しいものは出せないけどね」

お外、という言葉にちょっと遠い目をした。
ちょっと考える顔もした。

「お外は難しいな。僕ら看守でも中々行けないから。
……お外っぽい場所になら連れて行けるけど」

>>108　ナフ
「うん？」

ぼーっとしてた。
立ち上がってそばに寄っていき。

「………………えぇ…？嘘ぉ……」

絶句してる。

>>110　ナフ
「いや、それで知り合いだったら嫌だろなんか……。
確実に届く方法を使わなかったんだから、ダメ元ってやつじゃない？だから、」

ずい、と貴方にチョコを押し付け。

「食べていいよそれ」

>>112　ナフ
「そこまでする……？いやするか……」

好かれてるとは限らないし、なんて思う。言わないけど。

「なにか入ってたら教えて」

興味津々。

ーーもうじき、幕が降りる。
アルレシャはチョコの解析を聞きながらのんびりしている。

そして。

幕が開ける。