人狼物語 三日月国


52 【ペアソロRP】<UN>SELFISH【R18G】

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【人】 王室研究者 リヴァイ



[まだ月が雲間に隠れた静かな夜の事だった。
下女らに身を心底丁寧に洗い清められ、薄い布を纏うのみの艶めかしい姿で王の私室の扉を叩く。
数秒も経たない内に扉が開き、太い両腕を広げる主の胸に形ばかり微笑みを浮かべてゆっくりと飛び込んだ。

  腰を抱かれ、撫でさするように掌を這わされながら
  広い寝台へと徐々に誘導されていく。
  鳥肌が立つ程の心地悪さを感じながらも
  心の中でカウントダウンは忘れずに。

5,4,3,2,1……どさ 、とベッドに押し倒されれば
口角が歪な三日月を描き、アイスブルーが獣の如くぎらついた。]


      [眼前で う 、 と呻き声がする。
      胸元を抑えて倒れ込んだ我が王は、
      毒でも飲んだかのように苦しみ始めた。
      焦ることもなく、表情を隠せない儘言い捨てた。]


 
(18) 2020/12/02(Wed) 2:36:24

【人】 王室研究者 リヴァイ




  私を味わう前に、教えてください。
       ・・・・
  今日の宴の豚のお味は如何でしたか?
  家畜そっくりな貴方様にはぴったりだと思ったのですが。



[シーツに沈み込んだ身体の間をすり抜けて立ち上がれば
たわわな胸の谷間に隠し持っていた金の拳銃を相手の首筋に向けて構えた。
15歳の誕生日の時、両親から護身用にと手渡された祖国の刻印のついた特別性だ。今の今まで使う機会こそなかったが、今日という日のために銀の弾丸を何発も用意してきたのだ。

   腐った人間など悪魔同然の扱いでよいだろう?


藻掻き苦しみ、酸素を求め首を掻きむしる様を無表情で眺めながら
遂に動かなくなったその喉元を引き裂くように────躊躇いもなく、引き金を引いた。]



 
(19) 2020/12/02(Wed) 2:36:38

【人】 王室研究者 リヴァイ




  私を味わう前に、教えてください。
       ・・・・
  今日の宴の豚のお味は如何でしたか?
  家畜そっくりな貴方様にはぴったりだと思ったのですが。



[シーツに沈み込んだ身体の間をすり抜けて立ち上がれば
たわわな胸の谷間に隠し持っていた金の拳銃を相手の首筋に向けて構えた。
15歳の誕生日の時、両親から護身用にと手渡された祖国の刻印のついた特別性だ。今の今まで使う機会こそなかったが、今日という日のために銀の弾丸を何発も用意してきたのだ。

   腐った人間など悪魔同然の扱いでよいだろう?


藻掻き苦しみ、酸素を求め首を掻きむしる様を無表情で眺めながら
遂に動かなくなったその喉元を引き裂くように────躊躇いもなく、引き金を引いた。]



 
(20) 2020/12/02(Wed) 2:36:41

【人】 反逆者 リヴァイ



[声が潰れるまで呻き、責苦と恐怖に強張った
豚のような王様は漸く首を転がし、苦痛からの解放を許された。
踊る骸がシーツに倒れ、酒代わりの血に酔い痴れる。
この夜こそが、彼女の求めていた真実の宴。



  カウントダウンは料理に盛った毒薬が効力を出す時間。
  祝典の焔も消えた闇の中で、徐々に絶望が牙を剥く。
  
の天使の如く白布を脱ぎ捨て、
  クロゼットにしまわれていた軍服と白衣に身を包む。


蒼褪め顔に恐怖を滲ませた数多の人々の
生への希望が失われる音にしてはあっけない、深々吐き出した息を狂騒に紛れさせながら、長い廊下を振り返りもせず靴音を響かせた。
肉とワインに紛れ込ませた罠に“運よく”かからなかった生者の悲鳴を耳に確りと刻みつけながら。]

     
(21) 2020/12/02(Wed) 2:37:36

【人】 反逆者 リヴァイ



[予想外の事態に身を縮みこませた兵士が撃ち込んだ弾丸を交わす度、白衣の裾が翻る。長い髪は素早い動きに追いつけず、発砲に巻き込まれれば一部の長さが犠牲となった。
同じ数だけ自身の銃が火を吹けば、銃撃戦は少々興ざめする形で終わりを迎えた。

『寮長……リヴァイ寮長なんですよね?
 私、貴方とは戦いたくなんかありません……!
 気高くて、優しくて、美しい貴方にずっと憧れてきました!
 なのに、どうしてこんなことを……

         同郷の者同士で殺し合うなんて悲劇です!』


兵士の屍の隙間から、震える声で叫んだ若い女研究者には見覚えがあった。同学部の一つ下の優秀な少女だった筈だ。自分をやけに慕ってくれて、卒業時には直筆の手紙迄贈ってくれたことを今更ながら思い出す。]


       君は、私のことをそんな風に思っていたのか。
       ───これを見ても同じことをいえるだろうか?

 
(22) 2020/12/02(Wed) 2:37:47

【人】 終焉の獣 リヴァイ



[黒い雲間から、震えあがる程に美しい満月が顔を出す。]



[────ぴき 、と掌から腕へ、腕から肩へ。黒光りする鱗が肌を覆っていく。
仇討ちに情など必要ではない。無駄に理性を残して全てを狩りつくせないのならば、この夜だけは自我を繋ぎとめる薬など持ち合わせてもいない。

絶え間なく襲い来る頭痛に思わず頭を抱え込めば、獣特有の酷い飢えと渇きに思考回路が支配され、だんだん感覚が麻痺していく。

「────ひ 、いや、化け物ッ!」と息を呑み、叫んだ彼女に微かに残った感情が浮かぶのは呆れのみ。結局見た目でしか判断できず、理解すらしていなければ救う価値すら見いだせない。

本能のままに鉤爪を伸ばせば、弱弱しく暴れる四肢を噛み砕く。
甲高い断末魔と飛び散る血飛沫の赤が視界を覆いつくして───女の“人間”の意識はそこで途切れる。]


 
(23) 2020/12/02(Wed) 2:38:04

【人】 終焉の獣 リヴァイ




  『リヴァイ───リヴァイ!
   お前は俺が止めてやる、俺が楽にしてやるから!』



[意識が途切れるほんの一瞬、
学び舎時代の嘗ての悪友が自身の名前を呼ぶ声と、
────脇腹を抉る弾丸の感触がしたような気がした。]


 
(24) 2020/12/02(Wed) 2:38:28

【人】 終焉の獣 リヴァイ

 


             
(25) 2020/12/02(Wed) 2:38:33
終焉の獣 リヴァイは、メモを貼った。
(a2) 2020/12/02(Wed) 2:46:37

【人】 終焉の獣 リヴァイ



(互いを繋ぎとめているのは
 酷く残酷な約束でしかない筈で、
 それこそ自身への気休めにしかならないのに。

 自分用にと作った最後の毒が手元にない事実に、
 代わりのように短剣が懐に収まっている現実に、
 酷く安堵感を覚えているのは何故だろう。

 ……のたれ死ぬ期日が伸びただけなのに
 狂気に呑まれないと、折れまいと抗う心に
 覚えていたのは苛立ちだ、 無駄なことを…… と。)


 
(38) 2020/12/02(Wed) 16:14:08

【人】 終焉の獣 リヴァイ



[幸福な夢から醒め行くように
意識が戻るときに広がる世界はいつも無常だ。
覚えのない咆哮が独り歩きした後は、生の気配が一つもしない。]



[無造作に転がる人間だったものたちは
大概が子供が残酷に壊した玩具のように、四方八方に部位を散乱させている。最早原型を取り戻せるかも不安な有様は、常人ならば吐き気どころでは収まらなかったかも知れない。

呆然と見つめた視界に映るは
彼等の首から、四肢から、中身から噴き出した一面の赤。
その余りの鮮やかさに驚きを隠すことができなかった。
どうやら彼等には自分と同じ色の血が流れていたらしい。]


[自分も彼等も同じく醜いものなのだ、とここで漸く理解した。]


 
(39) 2020/12/02(Wed) 16:14:14

【人】 終焉の獣 リヴァイ



[追憶したのは、捨て去った陽だまりの日々。
柔らかく、穏やかな時間に絆され乍ら
無知故に無限に受け渡される抱擁のような優しさに包み込まれた戻らぬ記憶は脳内で黒く塗りつぶされていくばかり。

思い返す資格さえ与える事すら許されない位に
己の人生を歩んだ足は後ろを振り向く事すら戻れない場所まで来てしまっていた。

死臭が漂う地獄のような空間の中でどんなに心が悲鳴を上げようと、肝心なところで自我は狂ってはくれなかった。
寧ろ現状を享受し、運命を受け入れるべきであるのだと益々自分の首を絞めていく。

……最早何が自分の心を抉っているのか、一体どうしてこんなに苦痛に苦しんでいるのかさえも、わからないままでいる。
自分の知らないリヴァイの皮を被った誰かが糸繰り操っているようだった。]



(見下ろした掌がいつまでも小刻みに震えているものだから
 寒いという感覚だけをやっと理解することができた。

 ……寒いのは、嫌いだ。温もりを奪ってしまうから。
 叶わないととうに理解している癖に求めてしまうのは
 ないものねだりの延長線に似たようなものだろうか。)


 
(40) 2020/12/02(Wed) 16:14:19



            
私を■してくれないか

    
(どうか…………私にあたたかな眠りを)



 

【人】 終焉の獣 リヴァイ



[世界は誰にでも平等に朝の訪れを知らせるものだから、
血濡れた満月が過ぎ去った後は、冷たい朝日が窓辺に差した。
ほのかな光が溢れた空間の中でよろよろと歩を進めれば
屍の山の中に倒れ伏した、腕の無い骸の一つを抱きしめる。

  逞しさの中に友愛の籠った翡翠は最早開くことはなく
  半開きで固まりかけの赤を流す口は言葉を紡がない。

愛しい日々の一部分だった元相棒は生命を悉く食い尽くされて
死を象徴する冷たさだけが、服越しに自身を冷やしていく。]


[不意に走った脇腹の疼きに顔を歪め、微かに呻く。
鱗で覆われきらなかった柔らかなそこを抉った銃弾は
化け物の皮を脱ぎ去っても尚、白い肌を突き破り赤く染めていた。

  意識が遠のく直前に聞いた彼の言葉を思い出す。
  “……噫、彼は終わらせられなかったのか。”
  行き着いた結果に、どうしようもなく心が沈んだ。


幼き頃から重ねた罪が、耐え切れない重荷となって残った自我を押しつぶす。]

 
(41) 2020/12/02(Wed) 16:14:26

【人】 終焉の獣 リヴァイ



[思い出の一部を自ら壊し、形成された世界が破壊されようと、やっぱり涙は零れなかった。
抱きしめていたものをそっと離して、温度の無い頬面を優しくひと撫でする。

季節も後半に差し掛かり、朝冷えで凍えそうな石畳の廊下を裸足で歩けば客室へ戻り、着ていた服を纏い直す。
ひとではない獣になる際に、纏っていたものは破れて犠牲になっていたから。


誰かも分らぬ血のついた掌を清めもしない儘窓を開けば、窓枠に赤がこびりつく。毛程も気にせず───まるで意識は遠くへと飛んでしまったかのような目つきで白い太陽を眺めていた。]


     (……何もかも、終わってしまった。
      生きる理由を果たしてしまえば、
      残るものなどひとつも無かった。

      何時かに言われた言葉の通りだ。
      私はもう、どこにもいけない存在なんだろう。)


 
(42) 2020/12/02(Wed) 16:14:31

【人】 終焉の獣 リヴァイ




(後悔なんてしていない。
 これは私が決めた道。これは私が抱えた決心。
 無限に分れた道の中から敢えて修羅を選択し、
 望んで自分を追い込んだ──全部わかり切っていたこと。

 なのにどうして身体が震えてしまうのだろう。
 自分が変わってしまうような感覚に恐怖を覚えるのだろう。
 凍えそうな寒さしか感じない世界は嫌だと泣き叫ぶのだろう。

 ……狂い果てて消えてしまえば、
   それさえも感じなくなってしまうのだろうか。

   血と本能に飢えた獣になってしまえば─────いっそ。)


 
(43) 2020/12/02(Wed) 16:14:36

【人】 終焉の獣 リヴァイ



[そうなっていた筈だったのだ。
花の散り際、握りしめられた
約束
が無ければ、もっと早くに。
歩く屍のように虚空を見つめる彼女の元に

いつかの渡り鴉がやってくるのはきっと───
           偶然なんかじゃないのだろうから。**]


 
(44) 2020/12/02(Wed) 16:14:39
 
[昨日と違い統率の取れた動きで
 二人を取り囲み、行動の自由を奪った。
 担当教員、級友たちは確と認識しながら
 目を逸らし急ぎ支度をして教室から去っていった。
 巻き込まれるのは御免とばかりに。
 声を上げたところで止まるものは一人とて居らぬのだ。]
 

 
[そうして、真昼と転入生と俺、
 俺のかわいい子分たちだけの教室。
 転入生は椅子に座らせ
 両手を後ろで纏めて縛り
 足は片方ずつ椅子の足に縛りつけた。
 暴れたとて数には勝てる筈もない。]


   今日は新入りくんの歓迎会にしよう
   持て成すのは――お前の仕事だ
          得意だよな?


[ぺちぺちと真昼の頬を手の甲で叩く。]
 

 

   ちゃんと持て成せたら
         、、、
   昨日みたくご褒美をやるよ

   けど、出来なかったら――、
   ご褒美は新入りくんに
   あげることにしようかな?


[これはゲームだ。
 性欲を漲らせた子分たちの竿を鎮める役が
 二人のうちどちらになるかを決める道楽。]
 

 

   ここにいる奴らみぃんな
   コイツが筆下ろししたんだ
   今日はいない奴らも、上級生も皆、な
   だから新入りくんは安心して任せて良いぜ?


[主催者はビギナーに笑いかけ見守りの姿勢に入る。**]
 

 
[昨日に引き続き偽りのない事実がまた
 無垢な空澄くんの耳孔を穢す。
 彼にはきっと、昨日も今日も
 意味のわからない言葉ばかりだろう。
 僕と君は生きてきた環境が違い過ぎるのだ。]
 

 

   ……僕がうまくできたら
   空澄くんには
   なにもしないでくれるってこと、だよね


[ゲームのルールを噛みしめるように呟くと
 決心したように俯きがちな顔を上げる。
 両脇から押さえられていた腕を振り解き、
 椅子に縛り付けられた彼の元へ歩み寄っていく。]
 

 

   ……何にも考えなくていい
         僕に任せて


[跪き、微笑んで見せると
 衣服に手を掛け、半身が出るように
 最低限衣服を乱していく。**]
 

 


[ 四年と七ヶ月。
  古き地図の姿を取り戻す為に費やした年月。
  それだけ長く戦っていれば、
  心がゆっくりと拉げていくのが嫌でも分かる。

  人は人を殺める為に自らの心を殺し、
  其れを定めと割り切るほどに擦り切れていく。
  自分は戦う為に生まれたのだと背追い込めば尚更に。

  自分を忘れて仕舞いそうな時こそ
  あの
小瓶
の存在を思い出しては
 
約束
の在処を想う。 ]


       ( 今なら解る。苦しみとは痛みでなく、
         傍に立つ者が盤上から降り
         二度と戻らないという喪失感だと。 )


 

 

 [ 幸福な未来を棄てた事で、
   家族の存在が大切なものの中から消えた。

   熾烈な闘争によって
   唯一の幼馴染の命が失われていった。

   民も、美しき国土も、愛しい筈の息子も、
   死を前にすれば口惜しさばかりを覚える。 ]



( 一つ、また一つと燃え落ちる様にして消え。
   其れでも未だ“大切なもの”として此処に在るのは、 )


 




 [ 幕引きを控える者同士、獣達の運命は引かれ逢う。 ]
    [ 誰も通れぬ程────狭き路を征け。 ]


 

【人】 終焉の獣 リヴァイ



[一番の仇の骸が崩れ落ちた時、
浮かんだのは怨恨でもなければ歓喜でもない。
苦労せずに潰せたという……なんとも無感動な感想だった。

城内の人々がどうなろうと、
此方に武器を向け罵倒を浴びせてこようとどうだってよかった。
人の不幸で飯を食うような下卑た連中は、さっさとくたばってしまえばいいのだ。
寧ろ、まだ息があるのだという主張をするから都合がいいとさえ思っていた。

  
それ程までに、死というものに抱くものが少なくなった。

  
本能のままに躊躇いも無く葬る獣に近づいてゆく。


「安心しろ。お前の同胞も直ぐに其方に送ってやる」と、引き金を引く度に吐き捨てた言葉は存外、淡々としすぎる程に淡白になった。
心底、所詮有象無象の末路なんてどうでも良かったのだろう。]

 
(88) 2020/12/03(Thu) 19:31:03

【人】 終焉の獣 リヴァイ



[城中にまで響きそうな悲鳴は、まるで狂った猿のような煩さだった。
絶叫をあげ、惨めに這い蹲る無力な家臣に追加の銃弾を放ち、
倒れた腕迄踏みつけながら、冷えた息を零すこともあった。

  (微かに、感覚麻痺した筈の胸が軋む。
   非道な迫害に憤りさえした保健室補佐が
   今の私を見たらどう思うだろう……そんな戯言。)


ふとうすぼんやりとした思考回路の中で過ぎったが、下らないと首を振る。
捨てた想いを振り返ったところで、無駄なことでしかなかった。


( 人を嫌っている癖に、
  人と寄り添いたかった自己矛盾は、
  見ない振りをし追いやってしまおう。

  自分は最早人とは呼べぬことを重ねた。
  自分の道を確固たるものにするために、
  家族の記憶も、同胞の命も
  唯一無二の全てをこの手で捨ててきた癖に
  “後戻りする選択肢なんて存在しない”。
        そういう事にしておいた。 )


満月が昇ってしまえば、微かに残った邪念でさえも消え果てる。最早ひとの姿も保たなくなった怪物が全てを掌握し、その果てに示された結末は───ご覧の通りの有様だ。]

 
(89) 2020/12/03(Thu) 19:31:29

【人】 終焉の獣 リヴァイ



[この色を、この光景を、この寒さを、知っている。
────……初めてのことではなかった。
横たわる少年の髪が土に汚れ、鮮血が血を舐めた追憶の中、
その頭を、獣の毛皮を梳くように撫でていたのを思い出す。]


  ……ビビ。
  私、ずっと君と生きていたかった。

  君のためならなんだってしてきたし、
  君のことをずっと思ってきて────……


[「君を苦しめる奴らはみんな、居なくなったぞ。」
「……なあ、これからどうすればいい?」
「私はどこへ行けばいいんだ?」

白く輝く太陽に手を伸ばしても、遥か遠い。……返事が帰ってくることもない。]



(毒を飲ませたもうひとりの戦友が言った
 代弁者であるかのような言葉だけが、脳裏に響いた。)


 
(90) 2020/12/03(Thu) 19:32:31

【人】 終焉の獣 リヴァイ



[声にならない叫びが聞こえた。]



[何時かの羽音が鼓膜を震わせる。]



 
(91) 2020/12/03(Thu) 19:32:54
 




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