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鏡沼 創は、放送が無い事を不審に思った。 (a1) 2021/11/02(Tue) 21:58:28 |
鏡沼 創は、微かな繋がりを辿る事に集中している。 (a6) 2021/11/03(Wed) 0:36:14 |
鏡沼 創は、まだ“居る”と判断して、放送室へと向かった。 (a9) 2021/11/03(Wed) 1:21:28 |
鏡沼 創は、珍しく微笑みを浮かべてない様に見える。集中した様子で、言葉も発さない。 (a10) 2021/11/03(Wed) 1:57:03 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>18 楢崎 「……多分、難しいんじゃねぇですかね」 漸く、鏡沼は口を開いた。 「事は、そう単純じゃねぇです。 今はまだ此処に“居る”って言えるんじゃねぇか…と、 僕は判断しましたが」 ギリギリですが追えてるみてぇなんで、と。 (19) 2021/11/03(Wed) 2:08:44 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>放送室 鏡沼も、全てを知っている訳ではない。 どう説明したものかと考えつつ、言葉を紡ぐ。 「例えば、今僕が此処に居るか居ねぇかって聞かれたら 二人は“居る”と答えると思うんですがね。 実際は“居ない”が正解でやがるんですよ。 あんま居ねぇって思われちまうと、マジで居ない事に なっちまうんで、深く考えねぇで欲しいんですが」 「……で、守屋先輩はまだ此処に居やがります。 正直、ギリギリでやがりますが。 理由は、『朝日に僕が居ると思わせられたから』が 実感としてわかりやすいでしょうか。 恐らく守屋先輩は、 誰にも認識できない世界 とやらに足突っ込んじまってるんでしょうね」 (21) 2021/11/03(Wed) 2:25:55 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>放送室 「或いは、チャイム鳴らした時はまだ此処までじゃなかった 可能性もありやがりますがね。 多少、波はある感じなんで」 「ええ、理解が早くて助かりますよ。 完全正答ってヤツでやがります。 そうですね。試せる事は、全部試してみちまいましょう」 「今、僕の異能ではギリ追えちゃいますが これをどうやって引き戻しゃいいかってのは 正直、見当ついてねぇんで。 …………僕まであっち側に行っちまう可能性は、ゼロじゃ ねぇんですがね」 (24) 2021/11/03(Wed) 2:51:18 |
【人】 鏡沼 創「ッ、何やって────」 足を速め、慌てて 放送室の扉を開けて中へと入る。 恐らく二人には、今まで“居た”筈の鏡沼が消えて 別の鏡沼が外から入って来た様に見えるだろう。 「聞こえてんなら、馬鹿げた真似はやめやがってください! アンタがそこに“居る”のは、んな事しねぇでも 知ってますから!!」 (26) 2021/11/03(Wed) 3:31:34 |
【人】 鏡沼 創ペットボトルの中身を飲み干した朝日へと、視線を向ける。 まさか。 ────まさか。 「…………僕のせいですかね。 覚悟、させちまったって事でしょう?」 そうだ、あの時。 自分は『あなたにとって都合のいい存在』で在ろうとした。 だから、知って欲しいというあなたに頷いたのだ。 本当は 誰にも認識できない世界なんて既に知っていた のに。それが、あなたの見ている世界と同一かはわからないが。 ──知る前に、こうなってしまったから。 「いいですよ。とことんまで付き合ってやりましょう。 ……そうじゃねぇと、フェアじゃねぇですもんね」 (27) 2021/11/03(Wed) 4:08:45 |
鏡沼 創は、髪紐を外した。 (a12) 2021/11/03(Wed) 4:09:07 |
【人】 鏡沼 創そうして、“鏡沼創”を知る全員の認識を書き換えた。 『“鏡沼創”は認識できない存在である』 と。唯一人、此処にまだ“居る”筈のあなたを除いて。 あなたにだけは、何が何でも“鏡沼創”を認識させてやる、と。 全ての力を、其方へと向けて。 「────早く出て来てくださいね。 探すのは得意じゃねぇんですから」 僕、今日約束があるんですよ。 破る事になったら、アンタのせいですからね。守屋先輩。 (28) 2021/11/03(Wed) 4:14:18 |
鏡沼 創は、守屋陽菜にしか認識出来ない存在になった。 (a13) 2021/11/03(Wed) 4:15:49 |
鏡沼 創は、朝日元親を信じた。守屋陽菜を、必ず連れ戻してくれると。 (a15) 2021/11/03(Wed) 5:08:31 |
鏡沼 創は、見当たらない。いつもなら何処にでも居る男は、今日は探したって見つからない。少なくとも、昼過ぎまでは。 (a22) 2021/11/03(Wed) 14:46:20 |
鏡沼 創は、朝日元親にしか認識出来ない存在だ。 (a26) 2021/11/03(Wed) 19:20:33 |
鏡沼 創は、朝日元親とって、認識出来ない存在となった。 (a33) 2021/11/03(Wed) 21:25:47 |
【人】 鏡沼 創世界に色が付き、繋いだ手の先と、その更に先を確認して 同時に、“鏡沼創”を知る者全ての認識を書き換える。 『“鏡沼創”は認識出来る存在だ』と。 その瞬間の負荷と、これまでの負荷。 二つが合わさり、ボタリと鼻から 赤 が流れた。咄嗟に手の甲で拭ってから、髪紐を拾い、身に着ける。 「……カッコ付かねぇですね。最後の最後で」 そうぼやく姿は ほとんどの者には 見え、声も聞こえるだろう。 (49) 2021/11/03(Wed) 21:39:19 |
鏡沼 創は、放送室に居る。 (a34) 2021/11/03(Wed) 21:39:54 |
【人】 鏡沼 創>>放送室 「ええ。守屋先輩を、保健室に連れてかねぇとですね」 朝日に向けてそう発言し、返事の無い事を確認する。 赤に汚れてるものの、その表情には然程の変化は無い。 いつもの様に微笑んだまま、悟られる前にと立ち上がって 「……自力で歩けはするんですが、人を運べるだけの余裕は ねぇんで。お先に失礼しちまいますね。 取り敢えず、保健の先生には伝えやがりますんで。 それ以外の事は、丸投げしちまっていいですか?」 そう、朝日以外の面々に告げると、放送室を出て行った。 (51) 2021/11/03(Wed) 22:02:28 |
鏡沼 創は、振り返る事なく保健室へと向かった。 (a36) 2021/11/03(Wed) 22:07:09 |
鏡沼 創は、いつも通り、何処にでも居る様に見える。ほとんどの者にとっては。 (a37) 2021/11/03(Wed) 22:10:44 |
鏡沼 創は、保健室に居る。後から来た彼に、声は掛けない。届かないと知っているから。 (a38) 2021/11/03(Wed) 22:39:08 |
鏡沼 創は、保健室でスマホを弄っている。 (a39) 2021/11/03(Wed) 23:08:28 |
鏡沼 創は、色々とサボる。 ……が。実際は、ただ“出来ない状態”である事も多いらしい。 (a64) 2021/11/04(Thu) 0:12:42 |
鏡沼 創は、孤独ではない。 (a73) 2021/11/04(Thu) 1:41:57 |
鏡沼 創は、保健室のベッドに横になり、スマホを弄っている。 (a74) 2021/11/04(Thu) 1:52:42 |
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