人狼物語 三日月国


202 【ペアRP】踊る星影、夢現【R18/R18G】

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一日目

村人:1名、共鳴者:2名、念波之民:2名、囁き狂人:1名、堅狼:1名、響狐:2名、童子龍:2名、巫女:2名

【人】 朧な人影 ???

「それからね!」

話に耳を傾ける人に、朧な人影は更に語り続ける。

「このキャンプ場はね……
 夢と現実の境目にあるんだって!」

あなたは信じる? そう問いたげな視線を人影が向けた。**
(0) 2023/03/04(Sat) 22:00:00

【人】 月島 雅空

[そうしてデザートの時間。お姫様>>468の反応は、見た目にも満足のいくものであったようだし、味も文句はなさそうだが違う点>>470では不満だったようだ]

 ふはっ。そうだな。
 んじゃ、俺も食べるかな。…はぁ…冷たくて甘くてうまいなぁ。

[焼き場をした後だというのもあるが、素直に体にしみいるような冷たく優しい甘さを自分もまた味わいながら幼馴染の隣で一緒にデザートの時間を過ごしていく。

そうして焼くものがなくなれば外側を蓋して風通しをなくして、火が治まっていく。
肌寒さに仄かに温いここは眠りを誘うぐらいに心地いいが、このままでは夜になってしまう。

片付けるか。と、二人で協力してお片付けをしていればもう陽も落ちて、灯りは空の星と、キャンプ場の備え付けの灯りが主体となっていく。]

 珠月、風呂に入る前に湖でも散歩にいこうとおもうんだが、一緒にいくか?

[と、誘うのであった*]
(1) 2023/03/04(Sat) 22:00:14
一匹狼 “楓”は、メモを貼った。
(a0) 2023/03/04(Sat) 22:02:08

【人】 黒崎柚樹


[数ヶ月前の冬の夜、武藤に言われたことがある。
"目の届かないとこにいる時はいつも心配にはなる"って。

それはあの美術館の一件での、後遺症のようなもの。

その言葉は偽りではなく、どころか私が思っていた以上の程度だったようで、共に夜を過ごして迎えた朝、目覚めた時に私の姿が見えないとなれば、武藤は血相変えて私を探そうとした。

同じ室内、数メートル離れた距離に居たとしても不安気に視線が揺れ、離れた部屋に居るとなると、建物内駆けずり回る勢いで私を探しに来る。

"一人でどこにもいかないで"、と。
強く抱き締めてくる、微かに震える腕に、ごめんね、と謝って。

"武藤の傍にいるよ。ずっと"
宥めるように告げれば、漸く、ほっとした笑顔を見せてくれるんだ。]
(2) 2023/03/04(Sat) 22:04:54

【人】 黒崎柚樹


 ………………。

[ここ、どこだっけ……と、丸太が組まれた風な、見慣れない天井を見上げ、何度か瞬く。

明け方は冷え込むのが常なのに、ぽかぽかと温かいことに違和感を覚えたら、武藤の腕が私の背に回っていた。

あれ?と考え……、]

 …………っ!?!?!?

[驚きにがばりと身を起こした。

だって、この武藤は、"同級生の武藤"で、"恋人の武藤"じゃない。

私は昨夜、これ以上なく取り乱してしまい、武藤にしがみついて泣きじゃくったまま眠りこけてしまったようだった。]
(3) 2023/03/04(Sat) 22:05:26

【人】 黒崎柚樹

 …………ごめん、武藤……。

[疲れた風な顔をして眠っている武藤の頬に、手を伸ばす。

起こさなくて大丈夫だよね?
今の武藤は、私を探すことはしないよね?と、寝息を確かめるように指を輪郭に辿らせた後、私はそうっと起き上がった。

窓外はまだ薄暗く、でも朝の気配が感じられつつあるくらいの時間帯。

泣きながら眠ってしまったせいで腫れぼったい瞼に眉をひそめ、静かに顔を洗いに行って。その足でそっと着替えを手にして寝室を滑り出た。

半袖Tシャツに陸上部のロゴ入りジャージの上下。

頭ぐちゃぐちゃな時、悲しいことがあった時、叫びたいことがあった時、そんな時は、走るに限るんだ。私はいつもそうしてた。

ジャージのポケットにコテージの鍵を入れ、早朝特有のひんやりした空気の中を走り出す。

昨夜歩いたおかげで、道は頭に入っている。湖畔に行って戻ってくるのを3往復くらいすれば、いくらか気も晴れるだろう、と。

誰かから名を呼ばれた気がして立ち止まったのは、どのあたりだったんだろう。]
(4) 2023/03/04(Sat) 22:06:06

だから、代わってあげるって、言ったのに。


 …………ぇ……、

[それは聞き覚えがある、聞き覚えしかない、自分の声。
でもそれは、己が知るそれよりもいくらか高く、舌っ足らずのような甘えた響きがあって。

振り返れば、自分によく似た、自分が立っていた。
けれどその姿は、間違い探しのように、あちこち、どこか、違っていて。]

あの武藤に愛されたくはないんでしょう?

私が代わりを務めてあげる。

ちゃんと、女の子として愛してもらってあげるから。


 うるさい……っ。

[唸るように奥歯から声を出し睨めつける私へ、その女は紅く艶めく、私には持ち得ない蠱惑的な唇をにい、と持ち上げた。]


[この、もう1人の自分が現れたのは、あの美術館の絵画の中。

あの時は、"あの人の隣に居て、恥ずかしくない私に代わってあげようか"と、この女が現れて。
けれどあの時は、絵画の中から実体を伴って出てくることまでは無かった。

私と同じジャージ姿だけれど、でも、あきらか違う、身体の線。

薄く華奢な肩。
控えめに、けれど明らかに隆起している胸の膨らみ。
二の腕も太腿も。女らしいたおやかな曲線が隠れているのが見てとれて。

背が同じでも、体型が異なればこうも変わるのかというくらい、目の前の自分は正しく"女"だった。
今の己より数段艶やかで軽やかな黒髪が、傾げた頬にさらりとかかる。]

貴女の気持ちを楽にしてあげる。

"私"が愛されれば、解決。でしょう?

 

【人】 黒崎柚樹


 ……ッ、そんなの、要らない!

 私の武藤におかしなこと、しないで……!

[叫んで眼前の"敵"に掴みかかろうとした刹那、その姿は最初から無かったもののようにかき消えていた。

あれの言うことが本当なら、私は急いでコテージに戻るべきではあったのだけど。

────でも、だからと言って、どうすれば?

心も足も、鋼の板でも貼り付けたように重たく感じる。

だって私は、目覚めた武藤にどんな顔をして会えば良いのか、解らないままこうして走っていたのだから。

結局私は、自分たちの滞在コテージに至る曲がり角を曲がらないまま直進し、水音に誘われるままに川辺へ辿り着いていたのだった。*]
(5) 2023/03/04(Sat) 22:07:40
黒崎柚樹は、メモを貼った。
(a1) 2023/03/04(Sat) 22:10:46

緑山 宗太朗は、メモを貼った。
(a2) 2023/03/04(Sat) 22:15:14

【人】 天原 珠月

[あーん、とされたときには。>>0:479
小さい頃からの癖というか、条件反射というか。
なにも考えてないくらいの勢いで、あーん、の声にそのまま釣られるくらいの早さで口を開けてしまっていた。]

 んなっ、いじわる!

[と思ったら、幼馴染の口に消えていった。
山椒のせいで涙の残る瞳で睨んだのだが反応はいかに。
謝られてもその時はムスッとしていたが、結局ローストビーフの美味しさに緩んでしまうのだから平和なのだった。
やっぱりソースも最高に美味しい。ずるい。]
(6) 2023/03/04(Sat) 22:16:10
[彼女の復唱を聞いて、楓は黙り込んだ。

 誰の命も奪わずに暮らせたなら、当然、それが最上だろう。
 けれど誰の命も奪わないことを望んだがために、身近な人たちを殺す可能性こそ楓が最も恐れる出来事。

 共に生きたい仲間と友達にとっての最大の“敵”、それは自分自身。
 何故って、彼らは──]

[──だからその“敵”を御するために、彼は人間の命を理性をもって奪う道を選んで、ここまで生きてきた。
 その過程で自分がもう人間ではありえないと、何度も思い知りながら]


  ……椿は、どうなんだ。
  いつから“そう”なんだ……、
  どうやって、今まで……。


[彼女は自分がヒトではないと認めているようには思える。
 その上で、それを悲しんでいるようにも。

 彼女は生を楽しんでいるわけではあるまい。
 そう思うからこそ、改めて尋ねてみたかったのだが……問う言葉は曖昧に途切れた。

 赤が全体に混じったヨーグルトを口に運ぶ。
 味を感じることはできなかった。]**

[いつものように幻想的な空間だった。
恋人になる前は口にはしなかった。恋人になった後はよく口にした。
幻想的で綺麗だ。と、恋人としての時間に囁いてもいた。

だがそれが命懸けによる儚さ故だとしたら――

手を振っていってくる。といった幼い仕草とは真逆に広がる光の粒子が、優しく暗い夜を照らす。

紡がれる祈りの言葉を聞きながら、不意に、とても、嫌な予感がした。]

[バシャリと音をたてた。
気づいたときに自分が湖に足を踏み入れたときの水飛沫の音だ。

最後の瞬間、彼女が見たものは、俺が見たものは―――]

 ・・・・・・・・・・・・

[腰までの半身が浸かったところで止まる。

水に彼女の力を伝えていって、風が彼女を見失った。]

 ・・・・・・なぁ・・・・・・

[息が苦しい。喉が渇き張り裂けそうに胸が痛い。
風がいつもより重く感じて、動くことさえ叶わないで、先程まで巫女が――ペルラがたっていたところを見つめる。

冷え切った体が幾時その姿勢のままでいたのかわからない。ただ、もう少しだったのに――もう少しだったのに―――]

 ・・・がんばったな・・・・・・ペルラ。

[消えてしまった。役目のためにいきて、役目のために消えた。
否応もなく自覚した。
悲しみはあった。怒りもあっただろう。だが覚悟もした。

彼女は、俺は、満足いっただろうか。いいや、いったんだ。
全部が全部叶ったわけじゃなくても、今この時まで懸命に

手の中のイヤリングをぎゅっと握る。
振り返り庵を目指して歩いていく。

満足したのだといおう。思いっきり愛したのだといおう。だが今日だけは――*]

-風呂場-

 ……これはすごいな。


[風呂場を探しながら部屋の中を歩いていたが、コテージ内にもこんな立派な風呂があると思わなかった。
大の男が二人ゆったりと浸かれそうなくらいの大きさの湯舟を見つけた。
こういうところにお似合いな、ふるぼけたようなオレンジ色の光が出る照明がほほえましい。
中を軽く洗って埃を落とすと湯をためていく。五右衛門風呂やかまどなどでなくガスでよかったとほっとしながら、とりあえずは要のところにもどろうか*] 

【人】 天原 珠月

[デザートを楽しみ、片付けは手分けして行って。
いつの間にか完全に夜になっていた。

月がないって意外と変わるんだなぁ、と思う。
星がたくさん煌めいて綺麗だけれど少し暗い感じがした。

ちょっと涼しいより寒くなってきた気もする。
上着を変えるべきかお風呂に入るべきか、と考えていると、幼馴染から湖へのお散歩の誘いがあった。>>1]

 あ、行く行く。

[すぐさま頷いて、そのまま駆け寄った。
上着はまぁ震えるほどではないしこのままでいい。]

 お風呂上がりだと湯冷めしそうだもんね。
 
[散歩といってもコテージ自体が湖畔にあるのだ。
湖の周りにそれなりに設備や街灯があれば、夜でも怖くなさそう……いや、別に全く怖がりではないのだけれど。*]
(7) 2023/03/04(Sat) 22:37:47

【人】 武藤景虎


 んん……、

[微かに聞こえてくる鳥の囀りと、カーテンの向こうから差し込む僅かな陽の光に薄く目を開ける。

ぼんやりとした視界の先には丸太のような壁が近くに見えて、横たわるベッドの半分側に人ひとり分の隙間が出来ていた。]

 ………ッ!

[腕の中にあったはずの体温が消えていることに気づくと、反射的に体を跳ね起こして辺りを見渡す。

此処がどこだとか、何でいるんだっけとかを考えるより先、ベッドから落ちる勢いで降りると、そう多くはない扉という扉を開けて、室内をバタバタと駆けずり回って、“あるはず“の姿を探した。]
(8) 2023/03/04(Sat) 22:43:36

【人】 武藤景虎

[そこまで開くはない室内全体を回った後、鍵をかけるようにと告げて、うっかり開けないようにすると言っていたことも忘れてバスルームのドアを開けて、ユニットバスの中まで確認しても姿は見当たらず。

落ち着いて考えたら此処まで慌てる理由はどこにもない。

“朝走りに行ったりするならおかまいなく“と
寝る前に告げたのは自分だ。

実際ただ走りに出かけただけだろうと冷静に考えられるようになるより先、“還って来ないかもしれない“、“二度と会えないかもしれない“という焦燥感が体を突き動かしていた。

抱き締めた体温が一瞬で消える感覚と、一人で目を覚ました時の喪失感が頭の隅にチラつく。


それがいつのことだか、何のことだかも曖昧なまま、身支度も整えないままに外へと探しに出ようと玄関扉へと手をかけた。]
(9) 2023/03/04(Sat) 22:44:42

【人】 武藤景虎


 あ……、

[力をかける前に扉が開くと、安堵の息を吐く。

無意識に入り口に立った人影を抱き締めようとして、伸ばした腕を寸前で手を止めた。]*
(10) 2023/03/04(Sat) 22:45:33
武藤景虎は、メモを貼った。
(a3) 2023/03/04(Sat) 22:46:29

天原 珠月は、メモを貼った。
(a4) 2023/03/04(Sat) 22:50:01

月島 雅空は、メモを貼った。
(a5) 2023/03/04(Sat) 22:53:48

【人】 ??? 黒崎柚樹


武藤?

ただいま。
*
(11) 2023/03/04(Sat) 23:04:12

[武藤が見たもの は、きっと。

知る姿よりもいくらか華奢で、ジャージ姿の服の上からでも見てとれる女性的な肢体を持った"黒崎柚樹"。

常の彼女ならそんな声音では話さない、飴玉を転がすような甘い声を出しながら、"それ"はにっこり微笑んだ。

慣れ親しんだ呼称が聞こえたのかもしれない。
違うでしょう?と首を傾げながら、なお、微笑んで。]

ゆずき、だよ。

柚樹って、呼んで欲しいな?


[囁いた。]


[コテージに一歩一歩足を踏み入れながら"それ"は告げる。]

"かわいい"って言ってくれたの、すごく嬉しかった。

武藤の"かわいい"は、"好き"、なんだよね?
私、知ってるよ。

私は、あのみたいに鈍感じゃない。

武藤が嫌だと思うこと、好きだと思うこと、
全部察してあげられるよ。

他の男たちにはちゃんと警戒するし、
自分を過信する無茶とかしない。

おしとやかにする。

────ねえ。
理想の恋人だと、思わない?


[私も"柚樹"。

邪険になんてできないでしょう?

と、"それ"は艶然と微笑んだ。*]
 

【人】 月島 雅空

[夜も更け、電灯が置かれているため完全な闇というわけにはならないがやはり暗く感じるのは住宅街との差というやつだろう。]

 そういうこと…まぁ、明日でもいいんだけどな。食後の運動がてらな。

[とはいうものの、単純に待ちきれない気持ちがあったというのは察されるかもしれないな。趣味が釣りとかだものな。]

 ん…やっぱりこの時間だとまだ寒いか。

[湖面を優しく揺らす風も、昼にはちょうどよくかんじたが、夜には寒い。
だが人の明かりが少ない分だけ湖に映える星もよく見える。]

 にしても月がないってのもなんか不思議だな。いや、二つ…あったか。

[普段意識して夜空を見上げているわけではないが、こうして夜空をよく見える状態だと意識してしまう。直後に二つ。といったのは珠月>>0:377の言葉遊びに乗って、ではある。あるいは何か胸騒ぎがあったのかもしれない。]
(12) 2023/03/04(Sat) 23:37:02

【人】 月島 雅空

[湖の近くまで二人で歩いた後、そのまま湖の端を沿うように歩く]

 桟橋とかで二人きりで…なんていうのは恋人だったらあるんかね?

[世間話をするように、湖に向かって湖上を散歩するように伸びる桟橋があったのを見ていて、思い付きのようにいう。当人は釣りスポットでもつかえそうだから見てたとかいう実情があったが]

 なぁ、珠月、そういえばなんだが聞いていいか?

 高校になってから、色々と様変わりしたけど、何かあったのか?

[様変わりとは髪とかピアスのこと。
思いつめていたようにも見えなかったのと、お互いに忙しくなったことから聞きそびれていたことを散歩がてら聞くのであった*]
(13) 2023/03/04(Sat) 23:37:12
[まだ風呂場がどれ程の大きさかは見ていないが。
このコテージの作りからして、それほど小さくはないだろう。いやぁ、中々に至れり尽くせりやな。と足をばたばた。ベッドの上で彼が来るまでの時間を過ごそうとして。
もぞっと足の先を合わせてしまう。


乱れた花が疼く感覚
抱く側だった頃は知らなかった
この感覚に少しばかり囚われてしまうものの]

 




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