【人】 京職 一葉■ドラマシーン@ 感情取得 ■相手:誘蛾 ■場 所:A大通り 成否判定:(4)(6)2d6 感情:3) 保護/支配欲vil (3) Valkyrie 2021/04/21(Wed) 22:14:16 |
武官 継置は、メモを貼った。 (a2) 青磁 2021/04/21(Wed) 22:23:58 |
【人】 封じ手 鬼一 百継……かつての、鬼一邸。 あやかし共に蹂躙され、無惨に崩れ落ちている。 ああ、子供の泣き声がする。 あれは、儂じゃ。 9年前の百鬼夜行。 偉大で強い父、しとやかで優しい母、利発で美しい姉を一度に喪い、泣きじゃくる齢5ツの儂の泣き声じゃ。 その子供は、泣きながらも、これだけは理解しておった。 自分が鬼一最後のひとりであり、封印の責はこれよりすべて自分が背負わなければいけなくなったということを。 そんな時、継置が隣にいた。 昨日まで、儂の姉に「十四になろうというのに歌も碌に詠めぬ」とからかわれていた、武官の息子が、兄のように慕う幼馴染がいた。 継置もまた、同じわざわいで、同じように大切な家族を喪っていた。 儂は咄嗟に手を伸ばした。 儂ひとりに鬼一の名は重すぎる。 共に背負ってはくれないか。 家族になってはくれないか。 ……「是非養子に」との申し出はつまり、そういうことだった。 (5) TSO 2021/04/21(Wed) 22:31:51 |
【人】 封じ手 鬼一 百継なんと身勝手なことであろうか。 傍から見れば継置の身分を登用したように見えるかもしれないが、なんのことはない、儂は継置の一生をねだったにすぎないのだ。 継置は普段、やや無頼で武骨。 感情を幾らか大袈裟に歌いあげることを善しとする貴族文化に馴染んでいるとは到底言えぬ。 多くを語らぬ男だ。 儂も、変わった。 甘えたがりだった己を律し、常に当主たる振る舞いを意識するようになった。 弱音も、卑屈も、かたく閉じ込めた。 だから9年間、聞けなかったのだ。 禁欲的なまでに真摯に鍛錬に励み余所見をせぬ彼が、いま、何を歓び、哀しんでいるかを。 だから9年間、言えなかったのだ。 儂にとって、継置がどんな存在であるかを。 [* or] (6) TSO 2021/04/21(Wed) 22:32:50 |
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