132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】
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| (t31) 2022/02/23(Wed) 15:32:26 |
| 清掃員が掃除に戻ったあとのこと。 >>211「……見たいと思ったものも見終えたから、すぐに消そうと思ったのだが」 話した通り何一つ手伝わず、マイペースに砂浜を踏みしめていた。足跡をつけたそばから波が攫って、薄れさせていく。 「…………残しておくか」 あまり長い時間何の意味もない海を出しっぱなしにしてスペースを占拠するのはどうかと考えたけれど。 自分に、誰かに、何か意味が生まれるのなら。 98uの海は、そのまま残された。 (218) 2022/02/23(Wed) 15:41:39 |
| >>217「そうなんだ。まぁ、あんま人前で描く人いないか。」 大道芸くらいかな、と納得を示す。 君がそのまま見ていくようなので、正面に向き直り。 飛び散る雫の一つ一つを描いていく。 「楽しいから好きになるんじゃない?」 それって分けられるものなのかな?と首を傾げ。 あらかた風景を描き終われば、今度は人影をひとつ描いていく。 噴水に向かい合うような影。 「俺は楽しいし、好きだよ。」 「自分が作ったものを残せることが好きなのかも。」 「この絵を見て、自分のことを少しでも理解してくれる人がいるかもしれないから。」 人影の前にイーゼルを描き足して。 ざくざくと、さほど時間もかけずに描いていく。 「君はどう?なにか趣味はある?」 「その趣味は、好きだからやるの?それとも、楽しいからやるの?」 (219) 2022/02/23(Wed) 15:43:27 |
| >>215 ハナサキ 「あ……」 当然の如く、ハナサキさんの手は僕の手をすり抜けた。スカ……。 「違います一般通過見学者っす……。見学者は候補者さんや物に触れないんですよ。おばけじゃないです」 僕は見学者の仕様について解説し、おばけではないという事を強く主張した。 「まあでも……過去の話し合いで亡くなった方も、もしかしたら紛れ込んでいたりするかもしれませんね……」 ここで余計な一言を付け足してしまうのが悪い癖なんだけど。 (@25) 2022/02/23(Wed) 15:44:27 |
| フカワは、 42が74に近ければ近いほどブランコが上手く乗れる。 (a97) 2022/02/23(Wed) 15:47:48 |
| 来てすぐに海を楽しんだ青年は数名と会話したり、適当に寝たり、適当に食事をしたり、マイペースに過ごしていた。環境の変化も何も気にするものではないと言わんばかりに。
暫くしてから散策する。
「……なんか建っているな」
叙々苑が建っている。
「……なんか出来ているな」
ブランコとかミステリーサークルとか色々出来ている。
「ふむ、見たことがない景色だ」
その存在自体を見たことがないわけではなく、虚無からブランコが生えていたり唐突に焼肉屋が生えていたりする奇妙な光景が。 何か思ったのかそうでないのか、無表情のまま周囲を観察していた。 (220) 2022/02/23(Wed) 15:48:31 |
| >>213 ナツメ 「……」 あ、本気だ。 はじめちょっと勢いが強かったが、そのまま押されて戻ってくる。 ほどよい位置からまた押され、高さと速度が追求される。 このままでは、本気でブランコをすることになってしまう。 「……」 キィィー…… 「……」 キィィー…… 「あ、思ったより……難しいかも。押すの、上手いですね。 弟妹にしてあげたことはあるんですけど……乗るのはしたことがなく、て……わっ」 一人で高みにはいけそうにないが、案外本気でブランコに乗ってしまっていた。 (221) 2022/02/23(Wed) 15:52:37 |
| >>186 ツルギ 「……はあ」 なにかを言いかけた口を閉ざして、ため息で覆い隠した。 「じゃあ君にとっての善人とはなんだ」 普通のカイにはわからない。 君の情に訴えるような話ができる自信もない。 善人であることを示せばいい。 それだけで代わりになってくれると君は言う それなのになんだか途方もないような気分にさえなった。 (222) 2022/02/23(Wed) 15:56:51 |
「…………」
ぱた、ぱた。
結果の出る時間が、合議の続きが。
正真正銘、自分達の意思で誰か一人を選ぶ時間の始まりが。
少しずつ迫っている事が、どうにも落ち着かなくて。
散らかった部屋で、メッセージログを何度も開いては、閉じて。
『エノさんは』
『この制度の事、どう思ってますか』
『返信、なくても大丈夫です』
逃避の果てに送ったのは益体もないメッセージ。
言葉の通り、返答は、なくてもよかった。
| >>219 エノ 「楽しいから好き、………んー…」 筆先から生まれる色をボンヤリと眺めた。 楽しいも好きも、わからないわけじゃない。感情が麻痺する程、厳しい人生は歩んでいないから。 「趣味は……ないです…………」 珍しく言いよどみ、眉間に皺を寄せる。 ここに来てから自分の無趣味さを何度も痛感した。 「だから好きで何かやるってのが、あんまりわからなくて。 楽しいとか、好きって気持ちがわからないわけじゃないけど。」 熱意が無い、という表現が正しいのかもしれない。 時を忘れる程の何かを持っていないのではなく、時を忘れる程の熱意を持っていない。 (223) 2022/02/23(Wed) 16:07:00 |
| (t32) 2022/02/23(Wed) 16:09:49 |
| >>222 カイ 「あ、それは簡単。 俺にとっての善人は、俺が善人だと思う人のことだから。 具体的にどんな人っていうのは、ハッキリとわかんないけど。」 つまり倫理や道徳など一切関係なく、自身のさじ加減で決める。 何となく好き、何となく嫌い、その程度の物差しで命の使い方を決めようとしている。 「でもそれって、みんなそんなもんだろ。 例えばさ、嫌いなやつを嫌いな理由ってなくない?」 そのみんな≠ノ自分は含んでいない。 (224) 2022/02/23(Wed) 16:12:59 |
| >>@25 メイサイ 「はっ!そうでした!私ってばうっかり。見学者さんだったんですね。 恥ずかしい所を見られてしまいました……」 懇切丁寧な説明のお陰で漸く理解したハナサキは、よろよろと穴から這い出してきました。 落ちる際にお尻を打ったのかさすっています。 「あ、あはは、冗談ですよね。 そうですよ、VRにおばけなんて属性的には相殺されますよ!」 さすがにもう騙されませんからね!と得意げにしています。 勝手に騙されていただけなんですけどね。 「あなたはえーっと……メイサイさんですよね。 何をされていたんですか?」 見学というからには何か見たいものがあってこの場に居るのだろうと思ってのことでした。 (225) 2022/02/23(Wed) 16:23:33 |
| 黄昏どき。 昼と夜の境目。 気分転換も兼ねて、一人で探索する。 こんな経験すら、文章を紡ぐ糧に出来れば良い。 広場──図書館──カフェ。そのどれにも立ち入らず、声も掛けず、ただウインドウショッピングの如く見ているだけ。 「なん………?」 ぐるりと軽く見て回り、気付く。 一晩経ったぐらいで、何だか発展している。 しかも焼肉屋やら、遊具やら。すごく偏った進化を遂げている───。 「あいつら、呑気なもんだな。」 色々──色々と。楽しそうだが、 フン、と息を吐いて、興味なさそうに、散歩を続行した。 (226) 2022/02/23(Wed) 16:24:05 |
| >>224 ツルギ 「自分でもハッキリとわかんないものを 示せって言われてるのか、僕……」 見るからにめんどくさそうにした。 答えがハッキリしていないものは苦手だ。 「……いや」 「嫌いな理由くらいはあるだろ。たとえば、こいつは何でもできるからって人を見下してるから嫌いだ、とか。不真面目だから嫌いだとか。少なくとも、僕にはある」 そういうことではないのだろうか、首を傾げた。 (227) 2022/02/23(Wed) 16:32:53 |
青年はといえば、落ち着いたものだった。
趣味の絵に没頭して、されど別に逃避というわけでもなく。
言うなればそう、時間つぶしのような気持ちで。
筆を滑らせていた。
端末が震え……今は近くに人がいるから、メッセージを網膜の上に映し出す。
前回の経験から、随分VR上で様々な操作ができるようになっていた。
『それは。』
『いいか、悪いかってこと?』
『まぁ、なくていいなら無い方がいい制度だよね。』
死にたくないと思う人がいて。
死んで欲しくないと思う人もきっといる。
突然訪れる平等な死を、肯定できる人は果たしてどれほど居るのだろう。
『辛くなっちゃった?』
『取り留めのないことでも、話したら楽になるよ』
2回も選ばれてしまった君を可哀想、だと思ってるから。
せめて支えになってあげられればいいなと思った
| >>223 ツルギ 筆はやがて、色の多い髪を描いていく。 噴水広場にひとりぽつんと立つ絵描きを、精巧に描いていく。 「無いんだ、趣味。」 「すごいね、退屈で死んじゃいそうだ。」 暇な時どうしてたんだろう。 さほど暇な時もなかったのだろうか。 ある程度描き終えた絵に背を向けて、君に向き直った。 君の言葉を聞く。ひとつ、頷いて。 「なるほど。」 「君は物事を頑張れない人なんだ。」 「何をしても、実らないかもしれない、無駄かもしれない」 「そんな思いでいるんじゃない。」 昨日の会話を思い出しながら、そう告げた。 徒労が嫌だと言っていた、君の言葉。 「成果が出るか分からないものに、力が入れられないのかな。」 つらつら、君を理解するために。 今理解してる中での、君への印象から推測して話す。 (228) 2022/02/23(Wed) 16:42:57 |
| >>221 #ブランコ 「……」 トン……キィィー…… 「……」 トン…… 「……あ、ほんと、ですか? よかった。 こういうの、久しぶりだから……あっ、大丈夫……?」 時々、一律に調節されたアバターの腕力が余りつつ、 返ってきた背中を押し損ねつつ。 勢いを殺さないようにすれすれで追って、 頂点で触れて、押す。コツを掴んできた。ばっちりです。 振り子運動が徐々に大きくなっていく。 「……えっと、何歳くらい……よいしょ。……下の子?」 (229) 2022/02/23(Wed) 16:56:18 |
清掃員は、特別この合議場に馴染んでいるふうでもなくて。
細かな仕様はうろ覚えだし、機能の事をど忘れする事もある。
それらは演技ではない。伏せるべき点は伏せているけれど。
前回の事を忘れたいのかもしれない。
なのに本当に忘れたい事ばかりが今も心の底に重く沈んでいる。
『今が特別辛いわけじゃなくて』
憂鬱なのは、いつものことだ。
『この制度の事、この制度で自分が死ぬかもしれない事』
『エノさんはどう思ってるのかなと思って』
『独りで死ぬのは寂しい、って言ってましたけど』
『怖くはないんですか』
一人で死ぬのは寂しいし怖い。
寂しいけど怖くはない。
寂しくないけど怖い。
それらはきっと、どれも有り得る事。だから敢えて問う。
| >>227 カイ 「そりゃ、自分の一つしかない命使うんだ。 我儘くらい聞いてくれたっていいだろ?」 命が失えば取り返しのつかないものだと理解している。その上で青年はこの方針を持っている。 君が人を嫌うときの理由を聞けば、ふーん、と小さな返事。 生返事というわけではなく、考え込んでいるからこその曖昧な声だ。 「………例えばさ、カイは虫って平気? 俺は平気。足がいっぱいあっても、関節が多くても別に構わない。 でもタニシの卵は嫌い。用水路に沢山くっついてるだろ?ああいや、そういうのがいるんだ。田舎には。」 (230) 2022/02/23(Wed) 17:12:08 |
| >>227 カイ 「気になるなら調べてみて。あれ、すごい気持ち悪いんだ。」 「どうしてかはわからないけど、とにかく気持ち悪い。だから嫌い。」 人間に対する好悪を尋ねたのに、青年は虫や貝の話をする。 それはもしかしたら、青年にとっては同じ類いの話題だからかもしれない。 「そんな感じ。カイは頭良さそうだから、この気持ちもちゃんと言葉にできるのかもしれないけど。」 (231) 2022/02/23(Wed) 17:12:33 |
| >>225 ハナサキ 「はい、冗談です」 さすがに騙されないね。学習しててえらいね。 「メイサイですよ。 や、散歩してたら穴が沢山あったから何だろうと思って。 あと、見学者の当たり判定はどうなるのかと思って試してたんですよ」 「全く、誰がこんなもの掘ったんですかね。 危ないですし。現に今、ハナサキさんが怪我してるし。酷いですよねー」 腰打った? 大丈夫かな。何もできないけど。 (@26) 2022/02/23(Wed) 17:15:21 |
青年には何も忘れたい事がない。
死んで悲しいなと思えるほど理解できた人もいなかったし。
それより前の、日常生活でも何も困ったことはなかったし。
心の底に何もない、ぬるま湯の風呂のような人生だった。
『うーん。』
『これは俺なりの考えだけれど。』
『死ぬのが怖い人って、未練がある人だと思う。』
それは例えば、もっと何々がしたかった、だとか。
あの人と一緒に居たかった、とか、遊びたかった、とか。
アイドルのライブに行きたい、とか、ドラマの続きが見たい、とか。
そういう、"生きて何かしたかった"から、それが出来なくなる死が怖いのだと、思ってる。
『怖くないよ。』
『生きてやりたいことがないから。』
『寂しいけどね。』
寂しいけど怖くはない。
それが青年の答えだ。
恐怖を感じるほど、未来を見据えた人生じゃなかった。
『君はどう、カミクズくん。』
『怖い?』
| >>228 エノ 「退屈しないように、部活とバイトのシフト入れてる。 でも結果がすぐ得られるなら頑張るよ。 坂道をあと少しで登れそうなら、自転車を立ち漕ぎする、みたいな。 何をしても無駄とか、そんな気持ちは………まあうん、あるけど。」 目玉が空中にあるわけでもないのに、自分自身を描く君を不思議に思った。風景画だし、自分の目で見えている物だけを描くのかと考えていたから。 それを口に出すことはしない。 芸術には詳しくないし、そんなものかな、とだけ。 「エノは違う、よな。多分。 っていうか今は期待している段階…?とか…?」 他者を理解することに関しては、周囲より劣っている自信がある。 噴水から上がる水しぶきを見ながら呟いた。風があれば、小さな水滴が飛んできそうだ。 (232) 2022/02/23(Wed) 17:30:15 |
清掃員の人生は、平凡なものだった。
特別得難いものを得たわけではないし、
特別苦労をするような事もなかった。
ただ、人並みに恵まれていて、
人並みに幸せで、
今はそうではないだけ。
『怖いですよ』
『でも きっと後悔するから、生きているのも怖いんです』
『そうやって、やりたい事もないまま惰性で生きてる』
惰性。
今生きている理由を言葉にするなら、これが最も正しくて。
生きてやりたい事はない。やり残した事もない。
ただ漠然とした、意識の喪失、その根源的な恐怖に怯えている。
『前回を経て、自分が生きていてよかったと思うこともなくて』
『エノさんは、生きていてよかったと思うこと、ありましたか』
『生きていて、嬉しかったこと、ありましたか』
| 何もないスペース。ぼんやり立つ青年が両手に持っているのは手帳とボールペン。
「…………」
さらさらと何かを書き込んでいく。 『 食い倒れ人形、ダビデ像、兵馬俑』 (233) 2022/02/23(Wed) 17:44:27 |
| >>232 ツルギ 「退屈から逃れるためにするものではないと思う。」 バッサリ。 自分はどっちもやったことないけれど。 たいてい目的があるとか、好きだからやるものだと聞く。 「結果がすぐ出るような趣味があればいいのかもしれないね。」 「それか、目標を短く設定するとか。」 「例えば、そう。人と話す事。人の話を聞くこと。自分の話をすること。心を近づけてみる事。」 「そうして少しずつ段階を踏めば、いずれ理解者ができるかもしれない。」 細かな目標は大事だよ、なんて。 人生の先輩らしい事を言ってみる。 背中から見ている君は分からないだろうが、青年は自分を描く時、瞳を閉じている。 視界がどこか別の場所にあるように。 それもVRの機能の一種なのかもしれない。もしかしたら、空中に目玉があるのかも。 風景が多数を占めるこの絵は、しかし青年にとっては。 肖像画であった。 「うーん…期待……そうだね。」 「どちらかと言うと、諦められないだけかな。」 「一人でも、心から理解してくれる人がいてほしい。」 「そんな夢を諦められなくて、求めているだけ。」 「俺は君みたいに、何かに裏切られたような経験もないからね。」 風が吹いて、首筋に冷たさを感じた。 肌についた水滴を、指で拭った。 (234) 2022/02/23(Wed) 17:45:47 |
| ユスは、にょきにょき生えてきたそれらを黙って見つめた。 (a98) 2022/02/23(Wed) 17:46:33 |
| >>233 統一性のないそれらを眉一つ動かさず眺めたあと、小さく呟いた。 「……足りないだろうか」 更に手帳の上でボールペンが走る。 『 10分の1スケールベルサイユ宮殿、 10分の1凱旋門、 10分の1スケールサグラダ・ファミリア それらを限りなく同じスペースに』 (235) 2022/02/23(Wed) 17:47:52 |
| ユスは、このボールペンは欧州の気分なんだろうかと適当に選ばれたものを見つめた。 (a99) 2022/02/23(Wed) 17:49:32 |
| >>233 >>235 宮殿の一部から門が生えていたり、教会のパーツが不自然になっていたり、何もかもがぐちゃぐちゃになっている。 めちゃくちゃな光景をただ静かに見上げている。 「……確かに見たことはない景色ではある」 「あるが……」 (236) 2022/02/23(Wed) 17:52:08 |
| ユスは、何の感慨もなく消去手続きを取った。 16分後には崩れて消える。 (a100) 2022/02/23(Wed) 17:53:45 |
| ユメスケは、「うわぁ……」 如何とも形容しがたい光景を見た。姿を消して歩いている時のこと。 (t33) 2022/02/23(Wed) 17:57:00 |
『へぇ、やりたい事がないんだ。』
『意外だな。』
『だって、理由を付けて家族から離れたいくらい、一人暮らしがしたかったんだよね。』
『一人じゃないとしたい事が出来ないからだと思ってた。』
なにかをしたいから。
そのために一人暮らしがしたかったのだと、思っていた。
そうじゃないというなら。
家族と離れる事
そのものが理由だったのだろうか。
果たしてそれは、どんな事情なのだろうか。
『ないよ。』
君の質問には、すぐに返信が来る。
『元から無かったんだ。よかった事、嬉しい事。』
『だから生き延びた後も当然なくて。』
『何もないまま、今日まで来ちゃったよ。』
『だから、まぁ』
『死んでた方が楽だったかも、とは少し思うね。』
1回目を生きて帰ってきたときの周りの反応も。
腫れ物を触るかのようで、今までもそうされてきたのだけれど。
より一層に距離を置かれたようで、寂しかった。
死が齎す負の感情より、生きて得る虚無の方が多い。
だから死ぬのが、怖くない。
そんな感じだ。
| 「何も感じないな」
ただ一言。それだけ呟いて手帳を閉じた。 98uの海。虚無のブランコ。落とし穴の上に立つ人。 ここで生まれた突拍子もない景色はいくつか見た。真似するようにめちゃくちゃなものを作ってみた。
同じような心情には、ならなかった。 (237) 2022/02/23(Wed) 17:58:26 |
| >>230 >>231 ツルギ 「ふうん、本気なんだ。さっき、君が何もかも諦めてるって 言ったけど撤回してやろうかな……」 何もかも諦めてるなら、わざわざ善人を選別する必要もない。 「……それって本能的に嫌悪感を抱くってことだろ。 僕は虫は好きじゃないし、そういうことはあるけど。 さっき言った人に対する嫌いと、なんか、違う……」 都会育ちのカイは、タニシの卵は見たことはないが 卵というだけでどことなく想像できるものはある。 「僕はムカつくとか、気に入らないって感じだけど 君が言う嫌いはどちらかというと、恐怖だろ」 人に対してそういう嫌いを抱くことは カイにはあまりない気がした。 (238) 2022/02/23(Wed) 18:03:56 |
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