77 【ペアRP】花嫁サクリファイス 弐【R18/R18G】
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余をかんぅ殿のことしか、考えられなくさせる気か?
[この野蛮人め、と頬を染めた涙目で嫁を睨む。
まさか彼の青龍偃月刀が抜けなくなっているとは気づかず勘違いをし、自分から抜こうと試み始めたが。
すっぽり入って抜けなくなっている一因は、かんぅのナニがまだ固さと大きさを保っているのもそうだが、ヤオディがかんぅをまだ離したくないと咥えこんでいるのでお相子である]
あ、あんっ ♡
お、おおきすぎ……っ
[彼の前で力の入らない足を開き、腰を左右上下に動かす。
かんぅの前で力を失った屹立がぷらぷらと、動きに合わせて揺れていく。
本人は抜こうと必死だが、傍目にはそれはまるで、青龍偃月刀を使って自慰をしているようにも見えたか**]
── 幕間 ──
千、そういえばこれは……?
持病があるのか、何故言ってくれなかった
[ 部屋の中、荷を再確認し花が無いか探す最中。
示したのは薬らしき小さなもの。
置き去った日も疑問に思ったが、問えるような状況ではなかった。 ]
ああ、これは腹の中を綺麗にする薬
こっちは潤滑剤だなァ
入って早々布団に連れて行かれた時は、
一瞬使うことになるかと思ったけど
紅鉄様にはそんな趣味無さそうだったから
未だ開けてもいねぇ
[厚い紙に包まれたものと小瓶を順番に見せ、軽い調子で説明する。
語らなかったこちら側の勘違い、思い出し懐かしく目を細める。]
ま、手を出したくなったら言ってくれよ
きちんと準備しないと、あんたのほうまで痛くなるらしいからな
その為の教育は受けてるから心配するな
な……
[ あまりの内容を、他愛も無いとばかりに軽く語られ絶句する。
教育、とは。 ]
千、まさかお前は村で……?
誰だ。あの時にいた内の一人か?
[ 自分が選んだせいで、なのか。今まで思いもしなかった。
両肩を掴む鬼の表情には余裕がない。
ただでさえ迫害されていた花嫁がそんな目に合っていたらと思うと
気が気でなかった。 ]
ひひッ、あの村に俺に興奮する人間がいると思うかい?
花嫁になる為に口頭で教えられただけだよォ
女達も同じじゃねぇかな
随分長く続いた制度なんだろう
人間側も色々考えていて、当然さ
[気に入られる為に、少しでも長く生きるように。
想像出来る理由については鬼の心を想い、口にせず。]
紅鉄様は驚く時だけは顔に出るなァ
なあ、嫌だったのかい?
俺が奴等に手を付けられてたらと思うと、居ても立っても居られない?
[喉を鳴らして笑うばかり。
愉快そうに振る舞いながら、密やかに問われた鬼の様子を見ていた。]
…………そう、か
[ 掴む手の力が、安堵により抜ける。
それでも、何てことを教えたのかとため息が落ちるが
自分たちのせいで生まれた伝統は、咎められない。 ]
当たり前だ
お前が傷つけられるのは、嫌だとも
[ 躊躇い無く返す答え、鬼の想いに嘘はない。
背けた顔の理由は別の部分にある。
そうして再び探し物に戻ったのなら、
その落ち着かない心地も、収まってゆく。 ]**
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