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【人】 世良健人……わかってんじゃん [ 運のなさならきっと随一だ 痛いけど傷つかないよ 痛いけど ]先に、か ………………ほんと君ってやつは 俺がどれだけ言ってもだめなのかな …だめなんだろうね わかったよ 俺が賭けに勝てばいいんでしょ …俺は信じて、俺の願いを叶えるよ [ ───…俺の願いは 願いを叶えるための言葉は───。 ]* (272) 2022/10/23(Sun) 0:53:18 |
【人】 世良健人 …寝起きが怖いんだ どこか行ってしまっていないかって だから 居てくれて 安心しておきれた、 [ 永遠に眠っていられたとしても 今は君を選びたい うとうとと目を擦って 船を漕いで 座ってみれば何とか目は覚めてきたような、気もする。 ……いつもの朝か Wご飯食べてる時間で 寝たいよね W 怠惰じゃないよ これは戦略的睡眠だ 冷蔵庫に物はほとんどなかった 俺は君の味を覚えることは出来たんだろうか… to be continued。 ] (274) 2022/10/23(Sun) 0:56:35 |
【人】 世良健人─ Last day ─ [ 携帯の明かりを落として このままここで寝てしまおうかと思ったけれど 喧騒に起こされるのが嫌で 校舎裏の隅、探しにでも来なければ 人なんて滅多に通らない場所で 壁にもたれて 蹲った このまま眠って起きたら 何もかも終わってやしないだろうか 日が昇ってきた ……酷く眠たい。 柄にもない 早起きの、せいかな。 ] (275) 2022/10/23(Sun) 0:57:44 |
【人】 世良健人[ 君が見つけた俺は 悪夢でも見た後みたいに 頬に涙の筋を残していたかも しれない。 ] …ん、… ………今、なんじ、……っ!?? …………壮真? …起きて、壮真[ 次に目を覚ましたのはいつだったか もう日が傾いてたかもしれない 寝すぎだって? …まぁそんな日もあるよね 一人で寝ていたはずが起きたら 君が隣にいて 驚いて身体が震えた おそるおそる声をかける。 俺が起こすのって珍しいね? 少しもたれかかられていなければ 青汁の 仕返し しようかと思ったけど 起きるまで待ったかな ] (276) 2022/10/23(Sun) 1:00:07 |
【人】 世良健人[ 起きてくれたらまた、昨日みたいに 待たせてごめんねって 俺はいつもの顔で微笑った。 それで、君の額にコツンと 自分の額を合わせて。 ] (277) 2022/10/23(Sun) 1:00:21 |
【人】 世良健人[ 何か言ってくれるなら待ってから 何も無ければ行こっか、って 立ち上がって顔を背けた。 数日を経て、 俺は 君と旧校舎に向かう。 ] (279) 2022/10/23(Sun) 1:01:58 |
【人】 世良健人[ ───…願い事 沢山ある 沢山あった中で 俺は家族を救いたいと望んだ。 その為に消えるか 犠牲になるか それは俺にしか、できない願い事だった。 君と、願いを分かち合うまでは。 ] (280) 2022/10/23(Sun) 1:02:18 |
【人】 世良健人[ 壮真と生きてみたいと思った。 壮真が同じ思いだと知って高揚した。 けれど。君は、俺の幸せばかりを願う。 幸せな願いでもいいと言いながら、 俺がだめだったら自分の願いを使うなんて言い出す。 俺は壮真の、自分を最後に回してしまう どうしようもなく、愛しくて、 大嫌いな性質を心から信じている。 それも、俺の好きな君だから。 だからね。 ] (281) 2022/10/23(Sun) 1:03:19 |
【人】 鈴掛 未早―― Last day:昼休み [ 少しだけ時を前後して、昼。 裏庭のすみっこで購買のこしあんぱん]]をかじる。 聖奈に送るメッセージのこと考えてずっと>>3:=72 画面を睨んでいたから、いつにもまして周りは見えない。 何を食べるかもどこで食べるかも適当、 決まった相手なんているわけないし。 けど、静かなところにいたい時はいつもここ。 お昼の放送がよく聞こえる。 委員の子が花壇の世話をするのをたまに見かける。>>1:605 日によっては違う子の時もあるかもしれないけど、 そういえばあの子、あの時聖奈と一緒にいた? とか ふっと気付きを得たりもする。 ] (285) 2022/10/23(Sun) 1:36:43 |
【人】 工藤 彩葉― 旧校舎 ― [旧校舎の中は静かだった。 みんな一緒だった前回と違って、 自分の足音がはっきりと響く。 ぎし、ぎし、と床を鳴らす音はスローテンポ。 幽霊の元へ辿り着くまでの道のりに、 私は考え事をしていた。 後悔しないために。] (290) 2022/10/23(Sun) 1:51:42 |
【人】 工藤 彩葉[ギターを弾けるようにしてください、 は願わないと決めた。>>3:515 それは自分で頑張るとして、じゃあ、何を願うのか。 おじいちゃんに、私のこと思い出してほしい? それはあまりにも自分本位。忘れられて、 もっと辛い思いをしてる家族がいると知ってるのに。 記憶を全部取り戻しても、今後忘れない保証はないし なら死ぬまで完全な記憶を持ち続けられるように?は 何も忘れられないことで逆に苦しめてしまわないか。 だったらやっぱり、宝くじ当選がいいのかも。 あれ、わりと、本気で言っていたの。 一等じゃなくてもいい。今、まとまったお金があれば 家族みんなで、海の向こうへ会いに行けるから。 今すぐに。二度と会えなくなる前に。 それがきっと、一番平等で、罪悪感もなく 後悔の残らない選択なんだろうけど…… 私が選ぶのは、 ────────………… ] (291) 2022/10/23(Sun) 1:51:45 |
【人】 工藤 彩葉[そうしてスマホをしまい込んだなら。 もう、願う事は決まっていたはず。] こんばんは、幽霊さん。 私の願いを聞いてくれますか? [続けて告げた私の言葉に、 白く浮かび上がる彼女は、微笑みをくれて。 何を選んでも、それは自分で願うと決めたこと。 だから、間違いなく私の願い事。 願いはきっと、叶えられた。]* (296) 2022/10/23(Sun) 1:52:09 |
【人】 天ヶ瀬 青葉「 …… 行こう 」 チャイムが鳴ったら終了 ?まさか。 彼女の手を引き、教室から連れ出そうとすれば なんだか日本語で読めない驚き声をあげた。>>171 連れ出した先は、保健室ではなく調理室。 用意したのはカヌレと紅茶。 >>172 ・ 「 そう、僕らも。 >>173 僕だって いっぱい悩みがあるよ。 たとえばね …… ああ、紅茶もお菓子もどうぞ 」 授業をサボった以上、 時間の流れはそこまで気にしなくてもいい。 僕は話を一旦切り、彼女に紅茶とお菓子を促す。 カヌレの感想を彼女から聞けば、>>174 「 ありがとう、嬉しいな 」そう微笑んで。 (298) 2022/10/23(Sun) 2:13:57 |
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