【人】 平台の宮廷楽士 メイレン─ 一方その頃・コンペ会場 聴衆達周辺─ 『ただいま、コンペ参加者の 飛び入り枠を募集しております。 飛び入りで参加をご希望の方は コンペ裏方の腕章を付けた者にお声がけください。』 [受付役の裏方である彼女は>>42 飛び入りの声掛けを>>45再開しますと] (60) 2020/09/21(Mon) 19:26:29 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[『おーい!ここの彼女が歌いますー!』>>55 その声が聞こえ、裏方はぴたりと足を止めると。 くるりと方向を変え……その声の方向へ つかつかと足取り早く歩き──── 聴衆の様子からすれば誰に「歌いなよ」と言っていたのか、 裏方の彼女からは明白だったようで>>55] (61) 2020/09/21(Mon) 19:27:05 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[声の中心地は明らかにその娘であろうと 理解しつつも、こういった場合の決まりがあるため まずは周囲の観衆達に>>55] 『参加希望の方はどなた様でしょうか?』 [と、確認するかのように娘へ手を振りながら 歌いなよと口にした聴衆達を見渡しながら>>55 そう尋ねたのでありました。] (63) 2020/09/21(Mon) 19:27:50 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[反応を確認し、確信が得られれば 呼び掛けをしていた裏方の彼女は 少女と思しき、やや小柄に見えた娘と>>27 視線を合わせるかのように屈むと] 『飛び入り参加希望の方ですか?』 [そう目を合わせようと微笑んで、 お声を掛けたのでございました。>>55 (64) 2020/09/21(Mon) 19:28:52 |
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。 (a12) 2020/09/21(Mon) 19:53:07 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン─回想・2年前 花屋─ [私にとって今回のお忍びは 周辺地域のおばちゃまそっくり!に 変装していたつもりが>>0:62まさか 装いからバレバレな模様だなんて>>35 お花の魅力にすっかり夢中だった私には てんで気付かなかった私なのでした。 気付けたら気付けたで次こそはバレないように!と 変装に熱を入れようとして ファラリスに怒られたでしょうから これで良かったのかも?] (75) 2020/09/21(Mon) 21:26:00 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[花々の声が聞こえる訳ではないので>>35 ワンピースの艶やかな色合いや生地のしなやかさに 賞賛の吐息をつかれていたとは これまた全く気付きませんでしたけど>>35 店内を見て回ることにご許可をいただき ゆっくりと花々を見回して感じる生命の息吹の素晴らしさ。 それで口を突いた言葉が先ほどの言葉なのだけど>>0:63 店の方と思われる方は、微笑み控えめに頷くと 丁寧にお礼を仰ってくださったわ。>>35] (76) 2020/09/21(Mon) 21:26:20 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[でも、まさか私がお花を眺めている時……>>0:64 お花達もまた私達を観察していたなんてね!>>36 もし知れてたらこれまた素敵!と思ってたのに。 白いマーガレットの花と、>>0:64 花弁の露に映し出された色とりどりの花達。 そのマーガレットが小さくメロディを紡ぎ出し 歌のように空気をふるわせ、空に溶けていく様。 勿論知らなかったわ、だけど] ────素敵ね。 [私の言葉は趣に対してだけど、 お花にそう声を掛けたタイミングは丁度 メロディが終わったタイミングなものだから お花からすればメロディ…… 歌を褒められたように聞こえるかも。 もしかすると私の浮かんだ旋律は>>0:65 マーガレットが紡いだものを 無意識に感じ取っていたのかもしれないわね?] (77) 2020/09/21(Mon) 21:26:45 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[(私は気付いてないけれど) すっかり心を許してくださった花々の魅力に>>36 惹かれてしまった私が注文した花束。>>0:65>>0:67 一瞬驚いたような反応でしたから>>37 やっぱり無茶な注文したかしら、と思ったのだけれど 拒否されず引き受けられた時には「ありがとう」と にっこり笑って花束が出来上がる光景を眺め] (鮮やかな手つきね) [まるでお花達と対話をするかのように>>37 (実際に対話していた、とは知らなかったけど) 花々を選んでは包み始めていく。 橙と黄色のカレンデュラは元気でピンと 背筋を伸ばした子供を思わせるような 鮮やかな橙や黄色で、春らしい暖かさを感じさせる グリーンと白の花が全体を引き締めてるように見えて。] (78) 2020/09/21(Mon) 21:27:26 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン ────素敵っ!!最高だわ! [花束が出来上がり、仕上がりを尋ねられると>>37 手を叩いて興奮しながらそれはもう 子供のように「想像を遥かに超えた仕上がりだわ!」 「さすがね!」と口々に褒めそやし] 『メイ、お店の中で騒いじゃ駄目よ』 [とファリーことメイドのファラリスに>>0:61 嗜めるような声で叱られてしまったのだけれど。 ちなみにだけどお店の方の態度には 何も不躾には感じなかったわ。>>58 楽士には口数が少ない者も それなりに多いから慣れてるし、 お花の様子と花束からかなりの腕だってことは 私視点一目瞭然だったから。>>0:30] (80) 2020/09/21(Mon) 21:28:29 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン あなたはまるで奏でるように 花束を作っていくのね。 お花の素晴らしさも勿論だけど、 あなたのセンスも手付きも腕前も 実に鮮やかだったわ。 まるで花々の魅力を奏でる奏者みたい。 [音楽を奏でるものなら理解出来るかも知れない、 曲を奏でる時「どうすれば曲の良さが引き立つのか」 「ここをこうすればもっと格好良くなるのではないか」 いろんなことを思いながら、奏でる音と対話して 自分の演奏を作り出していく過程を。] ……あなたのお花や花束は、人を幸せにする花々ね。 (81) 2020/09/21(Mon) 21:29:20 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン あらやだ、私ったら話し込んじゃって。 お代をお支払いするの忘れるところだったわ! この花束、お幾らかしら? [金額を提示されたなら、 それよりも2割多めに差し出して] 多い分はお花達の輝きと あなたの腕前へのチップとでも思って頂戴な。 [そう言ってお釣りを受け取ろうとせず 「どうもありがとう」と言って花束を抱え お店を後にしようとすることでしょう。] (84) 2020/09/21(Mon) 21:30:23 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[もしお店の方が私の手に注意を向けてたら、 こんなことに気付けるかもしれないわ? 私の手が女にしては大きくて、 指もすらりと細く長いけど 手の甲は同年代のご婦人達に比べれば 不自然なほどに筋肉がついて 爪先も真っ直ぐで指先の皮も厚く 節が妙に骨ばっていることを。] (85) 2020/09/21(Mon) 21:30:53 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン─回想・2年前 伯爵邸─ ごめんなさいね、妹のおうちに着くまで 後もう少しだからちょっとだけ我慢してくれる? [お花が萎れないように気を配りながら そう花束のお花達へ語りかけ お忍びなのでバスに乗り、妹が嫁いだ伯爵邸へ。 バスの人々も口々に花を褒めてくれたわ。] ……着いたわ。 [先触れの使者を出していたせいか、 それともお忍びでもバレバレだったせいなのか あちらの使用人は私に気付くとすぐに中へ入れてくれた。] (86) 2020/09/21(Mon) 21:31:07 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン 『メイレンお姉様! すっかり御髪も白くなられましたね!?』 馬鹿ねえ、鬘よ鬘。 [鬘を取って見せれば見覚えのある髪色に からからと笑って案内してくれた妹のリベル。 伯爵家は仲睦まじい夫婦と噂に聞いていたけど その寵愛ぶりが実によく分かるお屋敷だったわ。] リベル、これ。ちょっと早いけど誕生祝い。 『わあ……ありがとうございます! 瑞々しい生命力に溢れた花々ですわね…… ここまで溌剌とした印象の花は見たことありませんわ』 ────やっぱり貴方分かるのね、流石だわ。 (87) 2020/09/21(Mon) 21:31:38 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[私はリベルに道中で見つけた花屋のことを 事細かく説明した。 花好きの妹は興味深げに耳を傾けていたわ。 その後伯爵家の使いが定期的に花を買いに来たり 妹がお忍びで買いに来てはお代より多めに払って 『多い分はお花達の輝きと あなたの腕前へのチップと思って頂戴な。』なんて 私と一字一句同じ言葉を告げたりするのだけれど、それは余談。] (88) 2020/09/21(Mon) 21:32:17 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン改めてリベル、誕生日おめでとう。 そして──領地にいた時から、 リーズリー伯爵に嫁いでからも 私に色々と工面してくれて……本当に有難う。 (89) 2020/09/21(Mon) 21:32:43 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン 幸せにね、誕生日に於いても。 これからの人生も。 [姉として心から願う、妹の幸せ。 優しい貴方がこれからも多くの人に囲まれ 幸せに笑ってくれますように。]* (90) 2020/09/21(Mon) 21:33:02 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[国王陛下の命でハイアーム家のお屋敷を訪れ 父の領地メニュレーの特産品である 小型自鳴琴……オルゴールを携えて>>0:41 宮廷や国内外の巡業の話をお聞かせしたり その他、アメリア嬢がお聞きになりたい話を お話したのでございます。 その際、お屋敷に式台か竪立があれば 許可をいただき何曲か演奏を披露いたしましたことでしょう。 その場には笑わぬ印象を感じさせるような あの従者の方もいらっしゃったのでしょうか、 どうであったでしょうか。>>0:92] (99) 2020/09/21(Mon) 23:29:56 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[アメリア嬢に贈呈したのは 蓋の上面に銀縁の時計と アクアマリンが嵌め込まれた 一見小さな宝石箱のような 白い木製の小型自鳴琴。 箱の上面にはコンセールカリヨンに伝わる昔話。 諸国の視察を終えて、宮廷に戻ろうと 森を抜けようとした途端、猛獣に囲まれ 絶体絶命の危機に襲われたオズワルド国王陛下のお話。 陛下は国でも大変評判な美声の持ち主と言われ、 馬上で歌いながら獣達を鎮め無事に森を切り抜けた その場面が浮き彫りされておりました。 側面には森と三日月、辺りを流れる 下流の川が同じく浮き彫りされた状態で。] (100) 2020/09/21(Mon) 23:30:15 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[蓋を開けると内側の右半分には 白い上部に巻きネジが付いた シリンダ式の小さな黄金の自鳴琴。 曲は事前にお伺いしたお好きな曲をご用意しました。 巻きネジを巻けばその優しい音色が響くことでしょう。 蓋を閉めるか巻いた分のネジが戻れば音は止まります。 左半分には何も入っておりません。 宝石やお気に入りの小物が仕舞えるよう そこには敢えて何も入れはしませんでした。] (101) 2020/09/21(Mon) 23:30:40 |
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