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7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】
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[ 甘味の効果は絶大で、シロさんの視線の意味を
全く悟らぬまま、呑気にアイス交換を
シロさんのは抹茶ミックスというらしい
実際、食べてみると抹茶の苦さと
バニラのソフトが良い塩梅だ
此方としては実に満足 ]
( それでも、シロさんには足りなかったようで )
―――え
[ 頬に触れられ、拭い取られる白
指先を舌で舐める姿を見れば―― ]
そうだな。こーひーは…砂糖沢山入れて良いなら
飲んでも良い
[ そうして、繰り出す東京の街
予想以上に店の数多く目移りもしがちだが――]
ん?どうしたんだ?
[ シロさんが示す場所
どうやら地図には無かった場所らしく
――そうなると興味が刺激されるというものだ ]
良いんじゃないか
隠れ家なら静かそうだし!
[ そんなことを言いつつ
「リコリス」というカフェへと足を向けた **]
[大丈夫、気絶がばれなければ問題ない
目を開けたまま意識を失ってるから、きっと
多分、大丈夫
……ホラーな英霊きたらどうしよう。私部屋に引きこもろうかな
自分の苦手なものなど、幕末には考えもしなかったが
割と多いのかも、しれないと
君や仲間と過ごすうちに好きなこと、嫌いなもの
苦手なもの、楽しいこと、どんどん増えてゆく
巨人さんにこんど彼岸花の奴も持ってこよう
あれもなかなかいいぞぅ
報いる、なんて。考えずともよかったんだ
私は、少なくとも私は報いてくれなんて
思いはしなかったし、寄り掛かられても一向に
構いはしなかったんだ
しあわせであってほしかった
しあわせに、なってほしかった
しあわせに、したかった
今も、昔も。私は
――男に惚れるなど、君以外ではありえんから
そう、心配するな。クガネ
]
[そうじゃろ。わしにもわからん
ちゃんとオールドスパイスやらの
各種香辛料も入れたぞ。ますますちょこれぇとから
遠ざかるな!あいええなんでぇ?
照れ照れする巨人さんを心のメモリーに収め
時々君が遠征中とかに真空パックを取り出して眺め
幸せに満たされるのだから間違ってないね!]
[一応幕末の人間だからね。数百年はたってるから
よいではないか、よいではないか
いや、十分早漏だと思う。初夜を思い出すがよい
私は普通だ、多分、きっと
尚、その相談は地雷だ
私は嬉々として君の逸物を茜色のリボンで縛り
泣いてもとってあげない状態であったことだろう
君がドライオーガズムを経験するまでは
口は禍の元だ。どっとはらい]
[甘味よりもより甘い君を味見して
ほんのり照れ隠しに背を叩く君に、喉を小さく鳴らす
甘いものは好きだ。甘味であれ
――君、であれ
そんなことを知ったのは、つい最近なのだが
これはいまだ君には内緒の、ことさ]
[ 立ったまま死んだ世紀末の男なんかもいるらしいし…いやしかし目を開けたまま気絶だと白目を剥いてるのでは?
イケメンだからそんなことないのだろうか
……たしかに、愛に報いるってのも
おかしな話なのかもしれない。
好きなだけ愛して、思う存分愛される
とどのつまり、いつも通り単純明快で良かったんだ。
オレだって、こんなに面倒臭くて重い愛を持つのは
シロさんだけだよ
]
[初夜のことは…は、恥ずかしいから触れないで頂きたい……
そしてオレはリボン事件を境に(3)1d7日くらいシロさんと距離置くことになろう。
こわ、戸締りすとこ……
でもまァ、やっぱりよくあることなので
速やかに和解すれば元鞘だろう。
でもシロさんに相談をするのに慎重にはなるかもしれない。仕方ないね]
─ 閑話休題:空を見上げて ─
[1度目は、自信がなくて断った
他の飛び立った子達と比べると
自分のやっている事が、お遊びにしか見えなかったから
…だけど、皆が見ている高い世界で僕も飛びたくなった
自分が誇れる事を評価されたら、更に上の世界でも飛べる自信がついたから
そして1度目の日から
丁度数年が経った、去年の冬の日
ついに、この世界の頂点への門をくぐることを許された]
[エレクトロブラックスワンズ ドラフト6位指名
まだまだ空よりも高い先のてっぺん
それでも良い
空を飛ぶ時、地上から少しずつ高度を上げていくように
上を向いていれば、いつか空に手が届くと信じて
僕の昔の夢は、空を自由に飛ぶことだった
偶然に飛び込んだ世界で
空には色々な形がある事を知った
そして今
どこよりも青い空の下に居る]
[1年目。ルーキーと呼ばれる年
いつもは戦わない別リーグと戦う、交流戦の初戦。初めての初めて
相手チームには、かつての仲間が2人居る
その中でも…石河さんには色々と教わった
石河さんがセカンドで、僕がショート
隣り合うポジションということで、良くしてもらっていた
初心者だった僕をここまで連れてきてくれたのは
彼(…と、もう1人のチームメイト)のおかげ、と言っても過言ではない。
だから彼に試合前にでも会ったら
定型的な感謝の言葉だけで足りない気持ちを
この言葉に込めて送るのだ]
「また、二遊間組みましょうね!」
[オールスターか、国際大会か、それとも移籍か、引退後の話か
……いつになるかは分からないけれど
いつまでもこの空の下に居ると信じて託した]
[雲ひとつない青空の日
客席のひとつ。とてもグラウンドに近い席で
芝の緑より濃い緑色が
僕のもう1人の先生が
見ていてくれているような、気がした]**
─ 話は戻って野球観戦 ─
[セカンドやショートは寿命が短い
動く事が多いし、ダイブしてボールを掴んだり、塁上で相手選手とぶつかったりする事だってある
それだけ体力を使い、怪我もしやすく、そして何よりも…歳をとって身体の動きが悪くなったら変えられやすいポジションなのだ
キャプテンのこの驚きようも理解できる
普通のプレイヤーでなくたって驚くだろう
超ベテランと呼ばれる年齢でも、若手に引けを取らない…いや、経験を生かしてその上を行くプレー
決して派手ではないけれど、確実で、安心感があるその姿に
チームのファン達だけでなく、相手チームのファンですら感嘆のため息と拍手を贈る
試合を見るキャプテンの目が、たまに見る
少年のような目だった
さっき私を落ち着かせようとしていたのは誰だったっけ?…と言ってやりたくなるぐらいだ]
[打ち合いしつつも派手に点が入る事なく試合は進み
3-2のシャインズリードで迎えた6回表
2アウト2塁で打席に立ったのは…これもまた見覚えのある姿
ブラックスワンズの2番打者。チャンスに強く巧みなバットコントロールが得意な遊撃手テリー選手
チャンスに強い事はファン達は皆知っているのだろう
ビジター側にも関わらず、ホーム側の応援に負けない盛り上がりを見せている
対する嘉勢選手も、カットバースの大先輩だ
もうどちらを応援すればいいか分からなくなって
盛り上がる球場とは逆に、黙って一部始終を見つめた]
[さて、その勝負の結果がどうなったか
試合も終わり、ヒーローインタビューも最後まで聞き終えて
辺りも暗くなってきていた頃
ぞろぞろと帰っていくお客さん達を横目に見ながら
ラッセルはひとつの決意を固めていた]
キャプテン
私もっと野球うまくなりたいです
そこでなんですけど
…今から少し身体動かしませんか?
[プロの試合を見て
自分も野球がしたいという欲が出て、彼にお誘いを告げる
バイトのシフトに追われたいつもの練習の時と違う。
ホテルへのチェックインも済ませてあるし、門限もないと調べて確認してあった
明日、帰りの便にさえ間に合えば問題ない
今なら、今だけは
自由に好きなだけバットを振れるのだ]*
[今死んだらわが生涯悔いがありまくりになるので
流石に立ったまま死ぬのはいかんきも、する
世紀末すごいな。汚物は消毒するのかな
白目は向いていない、はずだ。たぶん
単純明快、が私は難しく
良く遠回りしてしまうけれど。君のように
真っすぐ、伝えられるようになるならば
多分とても平和で幸せな日常がこれからも繰り広げられるのだろう
……そこで少しだけ素直になった結果の
リボン事件によって私は再び
自分の思いをそっと封じ込めることになるので
まぁなんだかんだで英霊は成長しないのかもしれない
悪い意味で
性癖は流石に相手に直接はいけない
私は学んだ。今度今川さんにまずワンクッションで相談しよう
ナチュラルに巻き込まれる今川の明日はどっちだ!
]
[ シロさんは0か100かでぶっ飛びすぎなんだと思う
素直になってくれるのはとても嬉しい。オレだって応えたい
でもドライはなァ…流石の巨人さんもちょーっとびっくりしたから
――ある意味、シロさんが抑えてた本性が垣間見れた
良い機会だったんだと思う
オレもこれを機にもっと忍耐とかつけないと、と
斜め上の決断をした辺りで嫌だった訳ではないと
察してくれたら嬉しく
せめて事前申告はしような!
]
― でえと後日談:シロガネの現代文化とペット?の蟹?がくるまで ―
[さて、私はクガネより漫画文化に疎い
現代を知る教材として、或いはでえとぷらんを練る教材として
恋愛小説(らいとのべる)をアンネらから借りたものの
漫画に関しては、クガネが読みながら寝落ちた後、
手やベッドに散らばったそれを机の上に片付けるときに
少しだけ内容を確認するくらいなものである
尚、ウス=異本に関しては今まで見たことないので
彼がベッド下とかに隠しているのではなかろうか
やっくでかるちゃー、というのも
でえとには水族館やらに行くのだというのも
チラ見した漫画や、借りた恋愛小説で知った
そのライトノベルの中で、中々に面白い
衝撃的な台詞というのがあった]
ほう、成程な。
このように
宣戦布告
するのか、現代は。
[内容をちゃんと読んでもこの感想
違う、そうじゃない
……と突っ込む今川さんと、私の恋人は、
現在彼らのマスターとともに
鬼の周回中である
何時かこの台詞を使ってみようと考えた時に
丁度おあつらえ向きの出動呼び出し
あいわかった、と刀を手に取りレイシフト]
[……どうやらここは異世界の特異点
色んな生物やら羽の生えた娘やら、いるが
普段は前口上とやらはせずに、淡々と敵を倒すだけだが。
私は折角決め台詞?を知ったのだ
折角なので言うてみるか
小説のはるひちゃん(♀)のやつ]
……こほん。
「ただの人間には興味ありません。この中に、
宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、
わしのところに来い。以上。」
[だったかな?と淡々と述べると
何かアンネとイングリッドが楽しそうな顔をしていた
ぽいやんは驚愕の顔をしていた。何故だ
後、
ルイは爆笑していた
因みにそう宣った時に
足元に1匹の
蟹
がやってきた。どこからか紛れ込んだ、
蟹
―――目と目が合う瞬間に、だったか
見つめあってきたら、異世界人っぽい
敵サーヴァントが突っ込んできたので、
切り伏せておいた。それから何やかんやあって……]
ペットを連れ帰ってきたのだ。
可愛かろう。名前はクガニだ。
お前の色に似ているからな。
でえとの際に、言うておったろ。
ペットを飼うのも良いとな。
[と、夜。君が寝る前に本日の成果と
抱っこをしたおNEWのペットを見せる
多分金魚を飼ったりするのがいいと思ってたんだと思うよ
何故蟹。と恋人はなったかもしれないが
大体、現代日本文化が悪い。わるいったらわるい
そんなある日のカルデアでの、一幕だった*]
― さてお話はカフェの一幕に戻る ―
[事前申告、なんて難しい言葉なのだろう
思えば相手に黙って自爆したり献身したりするので
それは一番私にとって難しい案件である
が、多分今川さんには申告するので
今川さん経由で聞く機会もあるんじゃないかな
アドバイザァにはきっと今後もお世話になるでしょう
閑話休題]
― THE・後日談 〜ライバル(?)現る〜 ―
[ オレは前述した通り、色んなことを"まんが"で学んでいる
これだけさぶかるに染まったキュクロプスは他にもいないだろう
本を散らばらせて爆睡する様は非常に文学的だが
読んでるのがまんがなので、残念ながら理知さは無い
なお、ウス=異本は職員の女性(ふじょし?と言っていた)から
お借りし、こっそり読んでいる。
大体読むのはシロさんが出かけてる時なので
余程ヘマしなければ大丈夫大丈夫
――そして、最近初夜も無事終えたので
大人向けなども借りたりした。
……が、中身の内容が傑作揃いのため
結果感動して行為の参考には余りならなかったとか ]
[ この日、非番だったオレは
もうすぐ帰ってくるシロさんを心待ちにしていた
レイシフトした彼とは数日ぶりの再会故、
早く会いたいなァと、あれ以来随分と緩くなった
頬をより緩くして待ち望んでいた
――そんなレイシフトしてる彼が
とっても面白いことをしてるとなれば
ぜひぜひ見たかったが。後で録画無いか聞いてみよう ]
[ そして夜
漸く帰還した気配にベッドから立ち上がり
ドアへと迎えに行く ]
おっかえりシロさ……
[ 元気よく飛びつこうとした身体は、
その腕に抱くものを見た瞬間、ぴしりと硬直する
――その日、クガネは思い出した
夢(異世界)での惨劇を
記憶失くした恋人が、オレの名をつけたカニを
口説いていた衝撃を
]
( な、な…… )
[ 似てる。瓜二つと言って良い
茜色の憎たらしいあん畜生が現実にまで襲ってきやがった!!
]
だ、駄目だ駄目だ!
絶対駄目だ!
シロさんそいつを離せ!
シロさんはオレのだぞ!カニ野郎なんかには
渡さねェ!!
[
ステータス異常:混乱を発動
ショックのあまり夢と現実を混同した巨人さんは
目をぐるぐるさせながらカニにつかみかかった! *]
― 君と蟹と、それから私 ―
[君が非番だったということは知らないが
出迎えはとてもうれしいも恩である
それに今日は新しい家族(蟹)もいる
君も喜んでくれるだろうかと
扉を開けた、その時に
なぜか絶句している君がいた。何故だ]
[私は君の夢を全ては知らない。多分その中の出来事を
寝物語に語る日が来るまでは、だ
現実の私が蟹を口説くのはありえないのだが
(むしろ目と目が合った瞬間連れ帰っただけなのだが)
腕の中で蟹はしゃかしゃかと
私の腕の中で鋏を打ち鳴らしている様子]
どうした、クガネ。
可愛かろう。この茜色の甲殻
君に似ていると、思ってな。
[と、言ったところで
君の絶叫が部屋を震わせる
あ!やせいの クガネが おそいかかってきたぞ!?
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