人狼物語 三日月国


77 【ペアRP】花嫁サクリファイス 弐【R18/R18G】

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 余は、体の中からちゃぁん、と綺麗にしたぞ。
 今度はかんぅ殿も綺麗にせねばなるまいな。


[丸く、つぶれた水風船のように大きく水を出すと、即席のウォーターベッドが湯殿にできて。
そこの表面は不思議と人を中に沈めない。
その上に体を投げ出し、そして、蕾を悪戯しだす青龍刀を、ダメ、と両足の裏でこねこねとしだす。足の指の間でつまみ、土踏まずのあたりで擦り。そして出してなお、子種をさらに清算中な下の袋の辺りも足の指で突き]


 余はかんぅ殿のここを、特に好んでおるぞ。
 とても素直で、いい子だからの 


[そう言って、今度は手でシャボンを泡立てたものを足に、胸に垂らし。
太腿から膝でかんぅの青龍偃月刀を挟むと上下に動かしていく。
他のところも洗わねば、と躰についたシャボンでかんぅに抱き着いて、滑りがよくなったじょりじょりで、体を撫でられる感覚にぞくぞくと躰を震わせる。
様々な刺激でむくりと起き上がった箇所の先端を、恥ずかしそうにかんぅの剣先にくっつけた*]

  ほう、お主そう止めるのか。


[糠袋を持った手を身体ごと絡め取られると一度動きを止めた。
くすぐれぬかと言えば出来ないことはないが何事も無理やりというのは品がない]


  予の背が高いわけではないが。
  凡そ普通くらいの背丈であるぞ。
  鼻水は不可抗力だ。


[ただし次からは気をつけてやろうと少しばかり逡巡する振りをする]


  五色の家は糠袋派なのだ。
  国の外より石鹸なるものが持ち込まれたこともあり。
  塩が身体に良いと塩で磨く文化も伝来したことがあるが。
  変わらずであった。


[緋扇や蘇芳よりももっと前よりそのままである]

  しかしだ。
  その前、更に古くは人は肌と肌を擦り合わせていた。
  そうして身体を洗っていたらしい。
  丁度このようにな。


[手から糠袋を手放すと掌をつるぺたーんとまっ平な胸に触れる。
そのまま手首を動かし肌を擦ってやれば薄い胸も綺麗にしていけるだろう]


  言っただろう。
  隅から隅まで磨いてやると。
  ほれ、太腿も、股も磨いてやろう。
  耳裏もしっかりな。


[糠袋を使わなければ両手を使えるのだ。
腰を押さえていた手でお尻や背筋を擦りながらやれ抱き着かれている形がいつのまにか男が抱き着く形となっていた*]

[一人遊びはいよいよ激しく。
淫らに啼く婿殿に更なる快感をとかんぅは彼に触れた。身体で唇で、声で。そうすれば婿殿は愛おしい程に喘いでくれる。打てば響くとはこのことで、愛を気づけば口にしていた。

其れは洗脳なのかもしれない。
だが、確かに愛はある。
愛し合っているのだと今までのやり取りを思い返し。
彼の中に入りたがる雄は、足先で留められて]


 む……。


[これは厄介。
いや惚れた弱みか。
思わず、眉をぴくっとさせたのは意外だったかもしれぬ。即席の寝具の上に彼は体を投げ出し、両足で熱をこねくりだした。それは初めてとは思えぬほどに達者で。かんぅはされるがまま、いや感じる吐息を零してしまった。


足の指が摘まむ其処は固く。
擦られて肉棒を滾らせ
――突かれては、ぶるんっと揺れて]



 婿殿…


[泡立て、足に胸にと垂らし
此方を洗いだす彼をじっと見つめ。
それから、一度息を大きく吸い込めば]



 ならば…かんぅは、婿殿の全てを好んでおる
 その愛らしい顔も、美しい髪も
 いじらしい目も

 ……雌穴も、此処も 。


[太腿から膝で挟まれたものに合わせ
息が上がる。そんな中でも愛おしさを伝えたいと手は頬を目指し、その白い肌を撫でた。陶器のようで壊れそうだと幾度思っただろう。他の処もと抱き着く彼に擦られ、体は火照る。

震える躰を受け止めて
頬に髪に、臀部に、と手を寄せ
愛おしさ恋しさを伝え

重なる屹立も愛おしいと告げて]



 体も そして …心も
  優しく美しく、少し流されやすい


 ころころと変わる主の反応 も


[全てが愛おしい。
そう告げて、滾る熱情のままに彼のものと自らのものを手で包み、彼の手を引き寄せれば二人つつみ。共同作業といこうか。ぐちゅぐちゅと音をたて二つの熱が絡み合う。まるで競うかのごくと、熱は動き。それでいて、ぴたり添うかのように、夫婦竿となり。

かんぅは唇を奪い。何度と舌を絡め
素直でいい子は恋心を全く隠さず
恋を口付けて

愛を撒こうと強く扱いた*]


  止めぬと思ったか?
     ふふん、諦めても良いぞ


[ ほうら。と絡めとる力を一層と強くする

 と言っても体格の差もあり
 相手が本気で振り解いたならば
 容易く抑え込まれてしまうだろうが ]


  普通ぐらいでも充分高いぞ
   なにせ緋扇はお前より小さかった
      蘇芳の背丈は覚えておらぬが


[ 他を知らぬのだから、あくまで己基準
 己と緋扇より高ければそれは高いとなる

 そして他を知らぬのは
 体を洗う手段もまた同じであり ]


  セッケン?
     雪隠なら知っておるが
        それだと厠のことだが……
     
   訳の分からないセッケンはともかく
      塩だけはダメだ、あれは傷にしみる


[ 走り回ってこけることも多い分
 塩で洗えば痛いのは目に見えている
 気まぐれを起こされてなるものかと首を振り ]


  肌と肌を擦り合わせる、か?
    なにやらそれは、おしくら饅頭のような

   あぁ、でもその方法ならば
     洗う方、洗われる方ともに綺麗になる
       手間がなくて良い……か。ぁっ、ひゃん


[ 最後に述べられた方法には成る程と
 確かにその方法ならば
 どこででも体を洗うことができる

 古くからあるだけあって合理的なものだと
 妙なところで感心していたため
 嫁が糠袋を手放していたことに気づくのが遅れ ]


  ふ、ぇ……
    そんなこと言ってお前
      また、くすぐるつもりだろう?

   ぁ……っ い、いや。
     くすぐられてはいないかも……だが
          その……なにか変な感じが
         

[ 背筋を擦られれば
 くすぐったさに体が弓形となる

 背中とお尻、双方をする動きから逃げるよう
 自然ともう片方の腕へより深く体を寄せていく*] 

【人】 龍之介

 
[戸を開くとすぐ、そのお姿があった。>>14
 きっと成果を期待して
 出てきて下さったのだろう、と
 そう思うのに、この体たらく。



   (どうか、どうか…見放さないで下さいっ、)



 必死の思いで
 額を床に擦り付ければ、
 常になく焦った様子で声が掛けられ
 華奢な体が潜り込んでくる。>>15
 
(1) 2021/06/29(Tue) 11:00:04

【人】 龍之介

 
[申し訳なさに塗りつぶされていたから
 何が起きているのか分からぬまま、
 それでも、できるだけ体重を掛けてしまわぬように
 片足で体を支え
 付いていったのだけれども、]
 
(2) 2021/06/29(Tue) 11:00:14

【人】 龍之介

 


   
────っ、!!!?




[部屋の灯りに照らされた
 赤く腫れぼったい目元に息が止まる。>>3:14


   (誰が、何が、
     ミクマリ様にこんなお顔を…!)


 森で獣と対峙した時と同じかそれ以上に
 総毛立たせているうちに
 座らされ、籠が取り払われて、
 胸を掻き毟られるような叫びが鼓膜を叩く。>>3:16
 
(3) 2021/06/29(Tue) 11:00:34

【人】 龍之介

 

[ぎゅっと腕が回り、>>3:16
 俺のことを捕まえてくれて、それで、

 それで漸く────



   (あぁ、こんなにも、
         心配してくださって…)

 

 頑なな脳にも理解が及んだ。]
 
 
(4) 2021/06/29(Tue) 11:00:47

【人】 龍之介

 
[あたたかな波に
 とぷんと
 飲み込まれたみたいな心地良さに包まれながら>>3:16
 吐露してくださる御心を聞く。>>3:17

 逝くなと必死に
 引き止めてくださるから
 要らぬと追い返されてしまう未来が霧散して

 心を傷めさせてしまっているというのに
 どうしようもない嬉しさが
 込み上げてきてしまう。

 こんなに泣かせてしまっているというのに
 喜んでしまう自分への憤りと
 申し訳なさもが綯い交ぜになって、
 胸中を吹き荒れた。]
 
(5) 2021/06/29(Tue) 11:01:07

【人】 龍之介

 

[どうしたら、伝わるだろう。
 どうしたら、伝えられるだろう。


 平気なのだと、
 命に別状は無いのだと。

 それから、それから、それから────…、]
 
 
(6) 2021/06/29(Tue) 11:01:26

【人】 龍之介

 
[痛みの引いている片腕を持ち上げて
 優しい恵みの雨を
 降らせてくれる頬に触れながら>>3:17

 吐息だけでも伝われ、と
 音にならないことを承知で懸命に呼気を送り
 唇を動かしてみれば、]



   
だ… ぃ じょ、 ぶ




[掠れ声が微かに響いて、目を見開く。]
 
(7) 2021/06/29(Tue) 11:01:42

【人】 龍之介

  
[驚きながらも
 もう一度試してみれば、
 今度は、もう少しはっきりと音になった。]



   
… だいじょうぶ、ですよ


   
     だから、 泣かないで…




[自分が知っている昔の声よりも
 低く、胸に喉に響く。]
  
(8) 2021/06/29(Tue) 11:01:56

【人】 龍之介

 
[もし、
 腕の力が緩んでいるようなら振り向いて
 お顔を見つめながら、
 強く抱えてくださったままなら、そのままに。

 久しぶりだから
 ぎこちなさはあるけれど
 伝えられる喜びを噛みしめるように
 ゆっくりと語りかけていく。]



   みくまり様 は、 少しも わるくないです

   むしろ…  これの、おかげで たすかったんですよ

   目に 一突き してやりました



[お借りした懐刀を
 袂から大切そうに取り出して差し出すと
 ありがとうございます、と柔らかく笑んでお返しして。]
 
(9) 2021/06/29(Tue) 11:03:33

【人】 龍之介

 
[そうして更に、付け加える。]




   それに、 みくまり様が
   なおしてくださったんですよね?

   足も 腕も もう、まったく痛くなくなり… 



               ‥‥ぇ、っ ?



[傷口を確認しようと
 破れた袖を覗き込んだところで目を瞠る。]
 
(10) 2021/06/29(Tue) 11:03:56
 


   龍、…だ



[今にも動き出しそうなほど
 躍動感たっぷりに描き出されているのは
 己の名にもなっている、伝説の生き物。

 枯れた土地に生まれた俺に
 豊かな水に恵まれて過ごすことができますように、と
 両親が残してくれた
 唯ひとつの形見と同じ。]
 

 
[そして、這々の体で村に辿り着いた俺たち兄弟を
 弟だけでなく
 声の出なくなった俺も一緒に
 引き取ってもらえた理由だとも聞いている。]
 

【人】 龍之介

 


   俺の、なまえも 龍之介、って いうんです


            でも‥‥  どうして?



[今しがた、ミクマリ様も
 まだご存じないと仰っておられたのに>>3:17
 浮かび上がっているのが、とてもとても不思議で。]
 
(11) 2021/06/29(Tue) 11:05:24
 

  「皮肉にしか聞こえない」と、彼は言う
  事情を知らない私は、何を伝えるか迷って。


   「 ……そうなのね。 」


  相槌を打ちながら、そっと彼に近づけばその手を取り
  両手で包み込むように持つ。
  
  否定するのは簡単だ。
  でも、自分の考えを押し付けたいわけでも
  彼に想いを改めて貰いたい訳でもない。

  だから、静かに寄り添うことにした。
  過去の彼と、今の彼に。
 



  そうして話すのはこれからのこと
  私の言葉で決まってしまう先行きに
  本当にこれでいいのだろうか、という
  見えない怖さはある。

  自分だけのことではない、
  村の人達にも関係する問題。

  けれど、いつまでも留まっていては
  前に進むことなど出来ないのだから。
 

 

  伝えなければ、彼が意見を変えることは
  なかっただろう。
  村は生贄を差し出し、安寧を得たままで
  そうして季節は巡っていくはずで。

  それを変えたのは私という存在。
  ならば、責任は果たさなければならない。

  逃げることだって出来たのだろう
  でも私は、この道を選ぶ。*
 





   主は蛇が屠る人々の魂を甦らせた。
   その人智を超えし偉業は神達への冒涜とみなされ
   自然原理への干渉は罪であると裁かれる。

   しかしその勇姿は英雄でもあるとし
   空に主の虚像を作り讃えられた

   それは罪でありながら功績でもあると。

   人間というものは愚かだが
   その始祖なる神というものもまた大概だ。











      「お前のような者がいれば
       我が主も報われよう。 」






 




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