![]() | 【人】 室生 悠仁暑くなったり寒くなったり>>0:38 そんな寒暖差も落ち着いてきて 冷える時間帯は冷たさに震える程となった。 購入してきたきのこ類を鍋へと放り込む。 鍋ものの細かい作り方など知らないから レシピを見ながら作業をしている。 ( 一人で過ごす時間は気楽でいい。 気を使うことなく、気をつけることなく 自由に好きに時を過ごせるのは 望外の喜びというものだ。 それでも、きっと。 彼と過ごした時間が、 自分の中では一番なのだろうな。 ) 仕事も終わって夜の時間 夕飯を作りながら思う。 今日のご飯は、ある意味最後の晩餐と言えよう。 (90) 2022/10/19(Wed) 7:56:43 |
![]() | 【人】 室生 悠仁机に置いたスマートフォンが軽快な音を鳴らす。 短く響いてすぐに消えるのは、電話の着信ではなく SMSの通知を表している>>0:39 ご飯を作る手を止めて端末を手に取った。 送ってきた相手は、─── 全く、予想通りと言える存在。 『 仕事今終わったからも少し待ってて。 』 体力がなく定時で上がる俺と違って 彼はいつも、少し遅い時間まで仕事があるようだ。 今日は酒も用意しているから 毎日遅い時間までご苦労だと労ってやろう。 反応を考えて、くすりと小さな音を響かせた。 訪れてくれることが待ち遠しく、 鍋をかき混ぜて気を逸らす。 (91) 2022/10/19(Wed) 7:57:09 |
室生 悠仁は、メモを貼った。 ![]() (a17) 2022/10/19(Wed) 8:04:38 |
(a19) 2022/10/19(Wed) 8:18:32 |
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