人狼物語 三日月国


250 【身内】冒険者たちとエロトラップダンジョン【R18】

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[腹の上に乗ったフィルの顔がじわりと赤くなる。
繋がったままのそこがたった一度で終われるほど
ヤワじゃないことは、毎晩でわかっていることだろう。

葛藤に逸らされた視線についつい口角が上がり
悪戯をするようにゆっくりと腰を小さく動かして。
内側の壁を緩々とやさしく撫でる。
逡巡している間は
(悪戯こそすれど)
口を挟むことはない。
何故なら……──きっと答えがわかっているから。

やがて内側がきゅんと締まり
誘惑に抗えず、小さな声が落ちるのを聞けば
その蕩けた表情に手を差し伸べて
ゆるゆると頬を撫でた。]

 っふ、ああ。
 もっかいしてくんねぇと、俺がきついからな。

[その選択は俺の為だから、とでも言うように
言い訳に出来そうな言葉を並べる。

が、──…]

 フィル…、気持ちよくしてくれるか?

[ふっと笑みが意地悪なものへと変わる。
下から突き上げるのはまた後で。
それより先に、自分で動いて見せてくれと。]

 お前が、俺で気持ちよくなってんの…
 見たい………見せて?

[できるだろ?と言外に囁くと
頬を撫でていた手つきのままで、ゆっくりと肌を撫で。
肩を、腰を、腹をなぞっていけば
少しだけ落ち着きを取り戻しているフィルの中心へ
子供をあやすような動きで、亀頭をよしよしと撫でる。

結界はどうやらまだまだ持ちそうだ。
なら、まだまだ大丈夫だろう?]

 フィルの中の、どこが、気持ちいいんだ?

 
ほら、教えて──…


[包み込んだ熱杭を撫でさすりながら
低く甘く、囁く*]

[……都合よく考えてしまいそうになる自分を宥める様に
少し長めの瞬きをして……彼の瞳の、その奥を覗いたら
美しく揺れている様に見えた。

だからまだ答えは返らないと思ったのに。

小さな声でも、聴き逃す事なく
その気持ちが僕に届く。]


  ……ゼクスさん。


[こんな風に優しく受け入れてもらえるとは思ってなくて、
何だか泣いてしまいそう。

一緒に選んだ指輪がふたつ、触れ合って
互いを輝かせる様に、共鳴して光る]


  ……うん。


[僕の全部を受け入れて、それで、自分の事も全部くれるって言ってくれる愛おしい人に身体を寄せて、抱きしめて、]

[そのまま彼を押し倒す様に、一緒にベッドに倒れ込む。

弾みでギシィッ、とベッドが鳴いて
もわっと、少し埃が舞った]



  ……ふふ、
  あの古い宿屋でもこんな埃、出なかったね。


[思い出すのは、
恋人同士になって初めて泊まったボロボロの宿屋の一室。
あそこも雰囲気あったけど、
ここも「処女を失った場所」として思い出すには
かなり悪環境なんじゃないだろうか。

でもまあ、そのくらいじゃ僕ももう止まれない。

彼の頭に埃がついてしまったかと思って
ちょっとさらさらと払ってから、
僕もローブを脱いで、彼の頭から腰あたりまでを埃から守れる様に下に敷いて、それから、
彼に覆い被さって、ちゅっと唇にキスをする]



  ……萎えるって、どうやって?


[さっき押し倒す前、彼から付け足された言葉。
ゼクスさんはおかしな事を言う。
萎える訳ないじゃないかと少し笑いながら、
教えてあげる様に下肢の膨らみを
彼の腰に優しく押し付けて、]


  ね……ゼクスさん、
  僕、嬉しい……
  ありがとう、大好きだよ……


[改めて、僕を受け入れてくれる彼に、気持ちを囁く様に伝えたら、首に食らいついていく。
優しく擽る様に肌を濡らして、吸って、
でも時々強く吸い上げて内出血させれば、
濃淡のあるきれいな花畑ができていく。

彼の腰に押し付けたままの僕の熱は育つばかりで、
萎えなんて知らない。*]


あ、ああ…

恋人がキツイってんなら
やめるわけにもいかねーし、な……

[いかにも彼の為です、なんて台詞が
建前でしかないのはきっとばればれなんだろうけれど。
頬を優しく撫でる手に顔を熱くし、
照れ隠しにそんなことを口にして。]

…え、あ?

[バドの方から請われた台詞に、瞬きをして彼を見れば。
いつのまにか自分を揶揄う時の
意地悪な笑みを浮かべていた。
む、と少しジト目を向けたものの、まあ別に…]


…いいけど


[彼との情事では一方的に弱い所を責め立てられて
ぐにゃぐにゃしてしまうことが多いけれども
(そしてその感覚がまあ…何というか…好きなので……
委ねっぱなしになってしまうことも多いけれども)
別に上に乗って動くの自体は嫌いじゃない。
アンタ俺の気持ちいとこくらい
とっくに知ってんだろという反論はさておき。


体の線を撫ぜる手に煽られ、
ぞくぞくと甘く肌が粟立つのを感じながら
両腕に力を籠め、腰を上げる。]

しょ、…が、ねえな…… ん、
ふぅぅっ…… ぁ……っ ぅぅ……

[ぱちゅ、ぱちゅ、とゆっくり腰を上げ下げすれば
連動してバドの掌で己の性器も擦れるだろうか。
そうしながらぐりぐりと中の一点に亀頭を押し付け、
肉壁を抉るように尻が小さく円を描く。]

(ん、ぁ……そこ、イイ……っ
 も、っと、…っ♡ はぁぁ……っ♡)


[更に深い快感を求め、だんだんと動きを大きくしながら
ぼうっとバドを見つめて熱い息を吐いた。**]

[ ネスを誘ったベッドの上。
 告白じみた言葉への返事は、
 ネスに抱き寄せられる事で応えられる。
 
 軋むベッドに押し倒されれば、
 細かく舞った埃に少し眉を顰めて
 
 ネスが引き合いに出したかつてのボロ宿の話に、
 クックッと肩を揺らした。 ]
 
 ほんとにな。
 生憎俺は風や水の魔法なんて使えねえから
 こういう時さっと掃除できねえんだよな。
 
[ 全く、便利なのか不便なのかわからない力だ。
 ”変質”に特化した魔法というのは。
 
 幸い俺は、抱かれる場所に拘りなんてない。
 相手がネスであれば、どこでだって同じこと。
 どうせネスの事しか、目に入らないのだから。 ]

[ 触れるだけのキスが落ちる。
 唇に触れる感触ひとつさえ、
 立場が逆転したと思うとなんだか擽ったくて。 ]
 
 
 ……萎えるだろ、普通……
 俺みたいなのが、抱かれる…とか……
 
[ 実際、いざそういうシーンになった時
 ネスが萎えて挿入できない…なんてことになっても
 別にしょうがないなと思う程度には、
 俺にそういうのは似合わないと勝手に思っていた。
 
 ……だから、
 俺の腰に押し付けられたネスのものが
 わかりやすいほどに固くなっているのに気づけば
 ビク、と驚いて体を揺らしてしまった。 ]

 
 
 (…俺、の事……抱きたくて、こんな…
  ……嘘だろ……)
 
[ ぶわっと顔が真っ赤に染まる。
 羞恥だけじゃない。
 こんなに可愛いネスの、
 雄の部分をありありと見せられた気がして
 変に高揚する心もあった。 ]
 
 
 俺も好きだよ。好きじゃなきゃ、こんな事…
 絶対させな……っん……
 
[ 首筋に触れる唇が、擽るように肌に触れて
 ふるりと肌を震わせて、小さく声を漏らした。
 
 俺のものは、緊張と興奮が綯い交ぜになって
 ゆるく立ち上がっていて
 
 なんとなくそれが気恥ずかしくて、
 落ち着かなさそうに腰を揺らした。 ]

 
 
 …俺、こっちのやり方ってか…
 お前がどうしたら…興奮してくれんのか、とか
 
 わかんねえけど……
 
[ 緩く持ち上げた手で、ネスのものにズボン越しに触れる。

 布の上から扱くように、やんわりと擦って ]
 
 
優しくしてくれよ。**

 なんだかんだ言って優しいなぁ。

[本音本分、揶揄い半分でそう告げる。
ゆさゆさと軽く腰をゆさぶれば、中でぐちゅぐちゅと
放った精が溢れて隙間から流れていく。

下から見上げていれば、ゆっくりとした動きで
自分で自分のいい場所を目掛けて腰を揺らす姿が見える。
普段は欲に任せて激しくグズグズにさせてしまうから
こんな風に求められるのは、それはそれでまた興奮する。]

 っは…、そこ…好きだなァ?
 上下だけじゃなくて、腰捻ってんの…エロい、…ッ

[包み込まれた自身がゆっくりと何度も粘膜に擦られ
何度も同じ場所を抉るように動かされる。
代わりにと手のひらで優しく包んでいた熱を上下に擦りながら
ふ、と新しい悪戯を思いついてしまった。]

[バフをかける呪文を、弱めに口にする。
身体能力の強化魔法だが、さて。]

 もっと元気になるように
 おまじない、してやらねぇとな?

[口角を上げると手のひらに包み込んだ熱に
直接、身体強化を流し込む。
催淫効果も薄まり、落ち着き出していたそこに
少しずつとはいえ無理やり精力を流し込んで。]

 っ、は……元気になったか?

[そのまま、フィルが動く速さよりも早く
にちゅにちゅと上下に扱き上げて、フィルの顔を覗き込む*]


あっ、あぁんっ...

[ぐちゅぐちゅと下肢で鳴る音が卑猥だ。
揺さぶられて甘く声を漏らせば
自身の顔や体にバドの視線が注がれているのを感じ、
彼の欲を受けてまあ興奮を覚える。

そうしているうちに更にほしくなって
中で彼を擦りあげ、熱杭を味わいながら快感に酔う。]

んんっ...♡ ぁ...、ン、すき...っ
あ、うぅ、バド、もっ、とぉ...♡

[ばちゅ、ばちゅ、と音を立て
一定のリズムで動いていても
気持ちいいのは気持ちいいけれど。

彼に突き上げられるのに比べれば
快感の強さとしては今一歩物足りないものがある。
こうしているとより深くまで恋しくなってきてしまって。

べたりと肌同士がくっつくくらいに腰を落とし
腹の中の一番深くを刺激するように
ぐりぐりと尻を押し付ける動きを挟みながら。
しばらくそうして彼の上で踊っていた、が。]

[ふと何かを思い付いたように
バドが小さく呪文を口にする。]

え、あ...?

[握りこまれた下肢に直接
じんわりと魔力が送り込まれていく。
何度も果てた直後でやや柔らかかったソレが
みるみるうちにまた膨れ、ビンと天を向いた。

急にもたらされた昂りに落ち着かず、
腰がもぞもぞしてしまう。]

あ、こら、ンなとこ元気にして
どうするつもり、んんっ...!

[せっかく催淫の効果が抜けてきたのに
なにすんだ、と文句をいいかけ。
ウズウズと熱をもて余すそこを
掌で刺激されて力が抜けた。]

はぁっ...んんっ... あぁん...っ
(ううう、きもち、いぃ...っ♡はぁぁぁ...♡)


[びくびくと震え、甘い声を漏らして。
きゅんきゅんと穴をひくつかせながら
気持ち良さそうに目元を蕩けさせ。**]

[でもいいよって言ってくれた。
抱きしめたまま押し倒しても
彼からは抵抗は感じられなくて

ただ、環境だけがロマンチックから程遠かった。
そこだけが残念で、
デート記念日の話を引っ張り出した]


  掃除もできちゃったら
  かっこよすぎるから、……だめだよ。


[笑ってくれる彼に、僕はちょっと目を細める。

それから、僕も掃除とかできそうなのは手持ちにないな……と
今更結界の中に置いてきてしまった荷物の事を思い出す。
でも今は、些細な事にしか思えなかった。
埃っぽさは少し気になるけど、
僕も目の前の光景を置いて引き返すなんて、
できなかったから]

[彼の上に乗っかる事は今までもあった筈だけど、
これからする事を考えたら、
軽いキスでも違って感じるんだろうか。
彼の反応を新鮮に見つめて]


  ん……ゼクスさんってば、
  
……こんなにかわいくて、色っぽいのに……



[ぽそりと独り言の様に呟いた。
萎えるのが普通なら、普通じゃなくてよかったって思うし
俺みたいなの、って、
本当、彼は自分の魅力を知らないんだなと。
でも、そんなところもかわいい。

言葉で否定するよりわかりやすい様に、
彼に腰を押し付けたら、彼の身体が震えた。

僕が勃ってるところなんか何度も見て来た筈なのに、
これも、いつもと逆の立場がそうさせたのだろうか。
でも驚かせちゃったかなってちょっと心配したけど]

[その頬が一気に染まったのを見て
その心配は払拭されて、なんか、
僕もちょっと赤くなってしまう。

恥ずかしいのかなって思った僕は
改めてありがとうって伝えて、
彼からも言葉を返してもらって、
それが嬉しくて、言葉の最中で首に吸い付いてしまった。

キスマークをつけるのだって、
恋人同士になったその日にした事だ。
新しい触れ方じゃない筈なのに、
僕に身を委ねてくれた状態で施す痕は、
僕の気持ちも高揚させる。

震える肌も漏れる声も、勃ち上がる熱も揺れる腰も、
僕のものだって、独占欲が膨らむのを感じた]



 (……こうふん、もうしてるけど……)


[彼がなんだかかわいらしい事を告げてくれているのを
ぼんやりとした頭で聞く。
でも最初に押し付けた時より膨らんだところに
彼の手が触れれば、小さく声を漏らして眉を寄せて、
擦られたら、はぁ、と吐息を逃す。

そうして彼の小さな声が聴こえたら、
ぱちっと目が開いた]


  ……え、 かわい……


[優しくしてほしいのか、そうか。
その言葉自体は要望として受け入れられるんだけど、
彼が抱かれる時にどうしてほしいのかを教えてくれた事に
言い様のない感動を覚えたし、
それが「優しくしてほしい」なんて、
正に処女の言葉っぽくて……

彼に擦られているところがぎゅんってなってしまう]

[そこはもう誤魔化しようがないけど、
ぐるぐると頭を動かして、彼にかける言葉を探す。

興奮しちゃった、ごめんね、怖くない?嫌いにならないでねって、……そんな風に声をかけようと思ったのに]


  あー……ぅん……優しくする……


[結局出て来たのはそんな言葉で。

何かもう既に下着の中が窮屈で、解放したいって思ったけれど
彼の手は自由にさせたまま、
彼の上半身の服を捲って、肌を露出させる。
丁度胸のすぐ上くらいまで持ち上げたせいで、
少し前に彼に着てもらった、際どい衣装の事を思い出してしまう]



  ね……、鳴いてほしいなぁ。


[やり方がわからないとさっき言っていたから、
僕の要望も伝えていいのかなって思って、
彼の乳首に顔を寄せて、そう囁く。

猫ちゃんみたいに鳴いてくれてもいいし……と思って
まるで猫の耳が見えている様に
頭のそのあたりを撫でながら、乳首を口に含む。
そのまま舌でくるくると舐め回して、
ちゅっちゅと音を立てて何度も吸う。

言われた通り、痛みを与えない様に、優しく。*]

 ん、っふふ。
 自分で動いてんの、…やっぱえっちぃな。

[こぼれる嬌声は次第に甘さを増していき
自分の上で腰を揺らして、いい場所を擦る姿は扇情的で
中に埋めた杭を一気に突き上げたくなってしまう。
それをぐっとこらえ、手のひらに灯した弱い魔法で熱を再び起こすと
文句を告げる言葉が途中で快感にのまれていくのを口角を上げて眺め。]

 どうするって、…可愛がってやりてぇだけだよ。
 いっぱい出しといた方が…いい、だろ?

[強制的に精力を与えたそこに指を絡め、
腰を揺らして甘い声を上げる一定のリズムに合わせてにちゅにちゅと扱く。

が、ふっと笑みを深くすると
その根元をきゅうっときつく締めて。] 

 今の刺激じゃ、満足出来て…なさそ、…ッだな!

[動きに合わせて腰をグイッと上に突き上げると
一気に奥まで杭が届き、
重力のおかげで肌がパンッと音を立てる。
そのまま腹の上のフィルを浮かせるほど、
ガツガツと腰を突き上げて]

 っは、っ…、はあ…ッ!
 フィル…ッんん、ふっ…!!

[一気に強い刺激を与え、中を穿つ。
その間も射精をさせないようにと、根元を抑え
親指で栓をするように鈴口を塞いで。

意地悪でいやらしい笑みで、フィルの痴態を望むように見つめ*]

[ 抱かれる、と決まって尚
 ネスの口から俺への”かっこいい”なんて言葉が出るから
 それだけは少し安心した。
 己の小さなプライドで、そこだけは譲れないというか
 やはり恋人にそう思ってもらいたい心は常にあるから。
 
 けれどすぐに、
 相反する言葉を呟かれて。 ]
 
 
 
(可愛く…は、ないだろ…)

 
[ やはりそれだけは、うまく飲み込めないのだった。
 色っぽい、はかろうじて受け入れるけれど。


 興奮したものを押し付けられれば、
 頬が自然と赤く染まった。 ]

[ 上下が入れ替わった所で、行為の持つ意味合いは変わらない。
 変わらない…筈なのに
 どうしてこんなに緊張するのだろう。
 
 多分、単純に自信がないのだろう。
 今までしたことがないような事を、
 この世で一番愛している相手に委ねるのだから。
 
 そんな俺の中の緊張を、ネスの興奮した瞳が溶かしていく。
 不安に思う必要など無いほどに興奮しているのだと、
 表情で伝えてくれるから。
 
 優しくして、だなんて
 ベタな台詞で彼を誘う余裕ができた。 ]
 
 
 
……な、……

 
 …体の外側なら、別に痛みにも慣れてっけど…
 中で受け入れんだから、そりゃ…
 
優しく…シてほしいだろ

 
[ それなのに、俺の誘いを聞いたネスが
 とうとうはっきりと可愛いと言ってくるほどに
 反応して見えたから。
 また心が落ち着かなくなって、視線が彷徨う。 ]

[ そんな俺に、ネスは暫く言葉を探したのちに
 肯定の言葉を返してくれる。
 それが頭の中に浮かんだ数ある言葉のうち、
 ほんの一部だなんて事には気づけなかったけど
 
 それでも安心して、小さく頷いた。
 
 掌で包んだネスの熱芯は、
 懸念していた萎えなんて微塵も感じさせないほど
 むしろ徐々に育って行って
 まだ殆ど愛撫もできていないのにそんなに興奮されている事に
 言い様のない羞恥心と、嬉しさを感じて
 
 服を捲り上げられれば、
 羞恥からか既に薄く桃色に染まった肌が彼の目に晒された。 ]
 
 
 …鳴いて……って…
 
[ 俺の胸に顔を寄せたネスから告げられた言葉に、
 ひくりと喉を鳴らす。
 
 頭を撫でる手付きに必然的に思い出されるのは、
 ネスと一緒にした、あの夜の──…… ]

 
 
 ッぁ……!
 
[ ビク、と肌が揺れる。
 俺の声を聞きたい、というネスが
 俺の乳頭を口に含み、舌で弄りだす。
 
 肌を這うぬるぬるとした感覚と、
 視覚からはいる情報のいやらしさ。
 大好きな恋人が、
 今から自分を抱くために愛撫しているのだという情報が
 ただ触れられる以上の高揚となって
 体の芯を焦がし始める。 ]
 
 ね…っぅ、な…
 
[ 優しく敏感な箇所を這う舌の感触に、
 ぞくぞくと肌を震わせて。
 
 綺麗に鳴く事なんてできなくて、
 ただ勝手に震える声が口端から漏れるのを垂れ流した。 ]

 




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