人狼物語 三日月国


230 【完全RP/R18G】アダムとイヴにさよなら

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[君の舌は己を求めるように這わされる。
ゆっくり、味わうようにか。嬲るようにか。

それとも、形を確かめるようにか。
――情欲を、燈すようにか。

   

ああ、愛い子だね。]

[君の中を、探るように。確かめるようにしていた指は
君の分泌物に濡らされたまま外気に排出される。

彼女の拙くも直球めいた誘いから推察はしていたが
メディウム自身も生殖行為に関しては
あまり詳しくはない、ようだ。
自分がリードする、と見栄を張らない当たり
動揺しているようすが具にわかり面白い。


ふむ、と思案しながら、
君に導かれるまま自室へと案内されようか。
袖を引く手は白く、細く。

彼女の手から上。
ゆったりした服に隠された肌の下で脈打つ葉脈。
一体どんな美しさを孕んでいるのだろうか。

植物同士で交わる際には、ただ絡んだ根と、
彼女の中の「貴女」とが
視覚ではなく触覚で愛を交わしあったものだから。
実際、じっくり観察するというのは初めてのことに思う。]

[彼女の部屋は、自分の部屋よりもまだものがある。
人に近しければ自己が保有する物は増えていくのだろうか。
という感想は胸の内に留めておいた。


ところで。
保健体育の教科書(直青監修)によると、人間同士の生殖行動は
まずは互いの肌に触れあう行為をするのだという。
それにより肌の相性を確かめ合うのだとか。

促しに応じてベッドに座って向き合えば
1つ、また1つと重みが加わる際に軋むスプリングの音。

――どうも、肌を見せ合うことを
メディウムは疎んでいるようだ。と気づく。
保健体育の教科書、しょっぱなから躓いているのだが直青。
どうするんだ。と内心考えつつ、口を開いた。]

 見せたくなければ見せなくて構わないよ。
 ただ。俺は――

 君と交わる中で君の中の「貴女」も愛でたくはある。
 君は疎むかもしれないが。貴女を孕んだ君は美しい。


[もともと植物に近い己に容姿を卑下する彼女の思考は
あまりトレースできてはいないのだが。
彼女の意思を無碍にすることはない。
嫌なら、それ以外で君を見せてもらおうか。
君の手に、己の手を添えて続きを促そう。


服を脱がなというのなら、どう君が動くのか。
興味は尽きない。ああ、これが「
楽しい
」というものか。*]




…………そう言われると、困るんだけど。


[つまりは、見たいという事だろうか。
(私は見られたいわ)


気乗りはしないけれど、興味があるようなら。

とりあえず上半身だけ衣服を脱ぐ。胸部の膨らみがそれほどない自分は、検査の時に煩わしくないというのもあって上の下着は身につけていない。

露わになった素肌から、血管に沿って張り巡らされた葉脈が見える。]


…………ね、気持ち悪いでしょ?


[自虐するように言ってしまう。この次はどうしたらいいんだろう。]


えっと、

きみも脱いでよ。

あと……最初、は。キス、から?かな……唇をくっつけるだけじゃないやつ……って、分かる?


[続きを促すことに、した。]*

[見惚れた。

白い肌に浮かんだものは、血管のような走行を見せている
薄っすら彩るライトグリーンの葉脈が美しい。

思わず手を伸ばす。
胸より上。鎖骨より、下。手を置いて、
そのまま葉脈を肌の上からなぞる。

吐息とともに。綺麗だ。とうっとりとした声音で。
彼女の自虐も意に返さずに。


――と。
しばし堪能していたかったのだが
彼女の言葉に我に返った。
「一応」彼女に教えてもらうということになっているのだ。

躊躇わず上の服を脱ぐ。こちらはというと普通の人の肌をしている。
根を張る時には蠢き、生えてくるのだけれど。

わかるか?と尋ねられて
「知識としては理解している」けれど――]

 経験はないな。
 だから、教えてくれるよね。メディウム。

[囁いて、君の唇に己の者を重ねよう。
舌先で重なった部分のスキマをノックして、
彼女が絡ませようとしたところを吸って、
交わらせてしまおうとして。

――教えてもらう、という建前だから。

 こうだろうか、

と息継ぎの合間にでも無知の振りでもしてしまおう。
実践は初めてなのだ。嘘はついていない、嘘は。*]



……んっ……ぅ……


[僕の自虐なんて意にも介さず、甘く伝えられる言葉と、触れる手と。性感帯でもないはずの場所なのに、触れられているだけで気持ちいい、だなんて。]


…………
(ああ、美しい。)



[晒された彼の素肌を、直視ができなくって少しだけ目を逸らす。均整の取れた、男性らしい身体付き。健康的な褐色の肌色も相まってそれはとても、
艶かしくて。
]




教えられるような知識は、ないよ……


[とことわりつつ、まずはキスから。重ねられた唇の隙間から、舌を絡ませようとして……引っ込められてしまった。]


……狡い、よ……


[つまり、これは僕らの方から絡ませろと。そういう意図なのだろう。自然に出来そうだったじゃん、と文句の一つでも言いたくなったが。興が削げてしまわれてはたまらないのでこちらから彼の口内へと舌を差し入れた。拙く、絡ませる。
その気になってくれるように。性急にならないように気をつけながら。
]*

[彼女が、己の裸体にどのような感情を抱いたかはわからない。
が、感触が悪くなさそうなのは
手に触れた肌から感じる脈打つ血潮――或いは、葉脈の疼きか。
それが、教えてくれる。

こんなにも、君は君の興奮を、歓びを
教えてくれているというのに

視線は逸らすんだね。




初心で、可愛らしいことだ。
]

 ――ずるい?
          

        どうして。


[君の方から求めてよ。と
言葉にせずに、態度で示す。
これは確か、駆け引きというのだったっけ。

使いすぎは厳禁だけれど、
普段はつんとしたり、不器用に甘えてくる君が能動的に望んだことなれば。
彼女が積極性を「魅」せてくれるなら、

その限界を今。試すのも悪くない。]

 ん。
    
ふ、―― 、っ。



[呼気を絡めとる。
己の吐息と交じり合わせ、君の肺腑に注ぎ込む。
中から、染め上げて、撫であげて
酸素を運ぶ細胞1つ1つを俺で満たしてあげようか。

なんて、口にはださないけれど。

拙く絡んだ舌を、引きずりだした君の慾を
煽る様に水音を奏でながら、君の味蕾を舌先で嬲る。

指を食んだ際に、美味しそうな様子だった君
俺の舌は、唾液はどんな味がする?

頬肉を嬲り、歯列をなぞり。エナメル質を蹂躙すれば
酸欠になる前に一旦合わせた口を離す。

その際に腕を君の腰に回して抱き寄せて
己の膝の上に、跨らせるようにして尋ねよう]

 次はどう、
したい? 
 可愛い君。


[背を指で撫であげながら囁く声を届けよう。


先程まで君を愛していた舌で、己の下唇を一度舐め。*]


…………ぜんぶ。

[答えになっていない答えを返す。求めてよ、なんて。ひどすぎるよ。
ありったけを注がれても足りないくらいずっと求めているのに。



ゆるりと、彼の口内にあった舌がこちらへ侵入してくる。意識が、確実に、塗りつぶされていく。呼吸を忘れてしまうくらいじっくりと口内を蹂躙されて。]


ーー……は、ぁ、



[やっと解放された時には、もうすっかり力が入らなくなっていた。抱き寄せられた身体が、熱い。]

[背中を優しく撫でる手にすら、反応してしまう。首から背骨にかけての部分は、一体化した葉脈が色濃く見える場所の一つだった。]


…………すきなところ、触ったり、舐めたり、して、いいよ…………



[息も絶え絶えに、伝える。]*

[それはこたえじゃない、などと野暮は言わない。
言いたいこと、伝えたいこと。感情は全部伝わっている。
君が、「貴女」が教えてくれている。


 嬉しい。でももっと欲しい。
 ――欲張りにさせたのは君たちだから。
 責任だってきっと、とってくれるよね?


熱くなった体。肌の下の「貴女」も熱くなっている?
教えてよ。

――今は直接、交われないから。薄皮1枚隔てながら。

色濃く脈打つ背より見える君を撫で。]

 そう、好きなところを――……


[手は、撫でる。
掌を肌に押し付け、君の肌を葉脈に沿って。

唇は、触れる。
首筋を、葉脈に沿って鎖骨下まで甘く食みながら。

それでも「女」の部分には触れない。
自分の好きなところを、触って良いというのだから。
知らぬ部分を「好き」かどうかは判断できない。

彼女の躰の熱が全身を巡り、
下腹部に集まっても。
女の部分が濡れて求めていたとしても。


脈打つ植物と、君の肌の熱が感じられる幽明のコントラストを
ただ、執拗に愛でて。]

 君の肌は、あたたかいね。


[囁きも、皮膚に近づけてのものだから。
それすら刺激になるのだろうか。


きざしを君から告げることを待っているのは。
己の男の部分を求めていることを君の口から聞くまでは


言って、あげない`*]

[僕も
(私も)
全身が熱くって、おかしくなってしまいそうなのに。気がついてるの、かな。僕のことも
(私のことも)
ひっくるめて「メディウム」として、愛してくれているの、だろうか。

知らないふりをしながら、彼は的確に僕らを昂めていく。]


…………ぁ、あ、
は、う…………

[葉脈伝いに撫でる手も、甘噛みされる首筋も。囁かれる声も。全てがとても甘美でしかない。だけど、]


こ、ここ、も。触って……?


[今の今まで避けられていた、とくに目立つ性感帯……胸の中心の方へ、彼の手を導いた。]*

[触ってほしい箇所を、君が求める。

胸元から全身に、君を彩るアラベスク。
先端まで絡み、濃い陰影を映す葉脈へと、
指先を伸ばし――かけ。導かれる場所は違うと理解する。

肌に透ける葉脈よりも、彼女はこちらの方が良いのだろうか。

触れる。指の胎で、最初は押すだけだったものが
次第にぐりぐりとえぐる様に。
或いは摘まんで柔くひっぱったりして
その都度の反応を見る。見やる。
そして思索する。

其処、に触れれば葉脈が脈打つ。
身もだえれば、肌は桃に、そして緑に染まる。
――ああ、その姿が美しい。
]


 なるほど、これが。


[肌に触れて、快楽を拾うということか。
教科書だけではわからないことだな。と独りごち。

君が望むならと執拗に、導かれた個所を捏ねれば、
それは色を変えながら芯を持ち
指が伝える弾力の変化を知る。]

 ――なるほど。


[自身の人としての生殖器は未だ兆すさまは見せないが。
彼女の痴態を、それによって葉脈が脈打つ様を見るのは。

良いものである。と知った。*]

[透ける葉脈を皮膚越しに触れられる事すら、己を昂らせるには十分ではあったけど。もっと強いものが欲しくなって、直接性感帯へと触れてもらう。]


あ、ぅ……あっ…………ん……!
(は、ぁ…………)



[自分で触れた時とは、比べ物にならない快楽を与えられて。そこだけでも達してしまいそうになる、けれど。……まだ気をやってはいけない。]


…………ぅ、ふっ………ね、ねぇ……こ、こっちも……下、脱がせて。

……ここ、も、触って……
もっともっと、頂戴。



[上は自分で脱いでしまったが、本来は脱がせてもらう、が作法だったはずと。下の衣服をすべて脱がしてもらう事を請う。既に受け入れようとしている、己が生殖器のある場所を指し示して、嘆願する。

今は気がつけていないけれど、彼の、それに、兆す兆候がない事を知ったなら。僕は僕だけが求めている事を、恥じるだろう。
]*

[皮膚越しでは、「貴女」は悦んでいても
「君」は満足しないのか。

漏れる悩ましげな嬌声と、潤む瞳。
それだけでは足りぬと告げる唇の動き。

――なるほど。これが君の人、の部分の成熟か。

交わらせるのは植物の方ばかりだったからこそ
その痴態とともに強請られる懇願に
了承と言葉にする代わりに、君の下履きに手をかけた

濡れたりしていれば、どうしてかと尋ねるだろう
君にも己の樹木形態と同じように体液を分泌できたのかと
(何せ、愛液に関しては教科書になかったものだから!)

下肢の衣服を取り払い、会陰やらが露になった君は
更に葉脈を浮きだたせている。
全身のその文様を堪能できるのはとても良い。

植物のほうが騒めいて、枝葉を思わず絡ませそうになって
―――だめだ、今日は人間の方という願いだった。
と、我慢して引っ込めた。]

 触る、といっても
 もしかしたら違和感があるかもしれないよ。

[痛みは、「貴女」に干渉しながらならば抑えられるかもしれないが
どうしても触れれば不思議な感じや
中に侵入でもすれば異物感を感じるだろう。

それでもいいかと一応の了承を求めた後
濡れた花弁へ指を這わず。

水音と、絡まる粘液にもにた雫たち。
それらを伸ばしたり、潤む場所に刷り込んだりしながら
時には固くした秘豆に指で戯れながら
これが女性体の生理現象か。と内心で感じていた。


同時に、耐えるのに苦労している。
思いっきり根を絡ませたい。この美しい蔦模様に沿って。

君の肢体は、己の琴線に響いてやまない。*]



…………「人間」の「雌」は、そういうもの、なの。
(もう。貴方ったら。)



[下を脱がされ、露わになった女性器を見るなり尋ねられる。……そんなこと言わせないでよ、恥ずかしいんだから。向こうの性教育は一体どうなっているんだろうか。本当に最低限しか教えられていないのだとしても、彼は僕らを翻弄するのが上手すぎる。]


…………大丈夫、だから、
はやく、



ーー……あッ、ーーーーーッ!



[そこ、に。女の部分に、触れられた。異物感は少しあれども、丁寧に這う感触はずっと待ち望んでいたもので。中へ、外へ、与えられる悦楽は確かに僕らの意識をさらに遠くへ塗りつぶしていく。

己のものとは思えない、高く媚びる様な声と。力が入らず委ねるだけの身体と。これからまだ先があるというのに、耐えられるか分からない。
そんな風に思うのに、もっと、求めたくなる。
]


(植物の方は、私を求めてくれているのね……でも、人間の方は。……まだ火が付きそうにないのかしら?)



[内なる声に、ハッとなる。そうか、この先へ行くには。彼の「人間」も昂らせなくてはいけない訳で、

ちらりと、目線をやったそこは、何の兆しもない様に、見える。その事実に、僕は悲しくなってしまう。
こんなに、こんなに、求めているのは、きっと、僕の方だけ。
]


…………ふ、……えっと、「人間」の「生殖器」の方、なにも反応、しない…………?
駄目なのかな、僕じゃ。



[悲しそうにしおれる様子は、向こうにも伝わっているだろう。]*

[乱れ、昂る様は美しい。
さぞ、気持ち良いのだろう―――

    うぞり、と己の中の枝葉が興奮するのがわかる。
    それを抑えれば自然――賢者のような心地になる。
    の、繰り返しが脳内で繰り広げられていた。

それを隠しながら君を愛撫していたのだけれど。
どうやら気づかれてしまったようだ。
少しばかり、罪悪感というやつなのだろうか。
しゅんとする様子に抱いた感情の名前は。

――少し逡巡し。]

 
 「人間」のほうを求めてくれているのはわかるんだ。
 今日は其方がいいと言っていたから。


 正直。今の君なら勃起できる。と、思われる。
 葉脈が美しい肢体には興奮したし。

 
ただ、歓喜しすぎて……。



[つまり。興奮してしまったら連動して
枝葉が茂っちゃう。と言外に。

人、に拘るならそれだけを反応させるのは難しい。
と、新人類はとうとう理由を吐いたのであった。*]



[告げられた言葉に、きょとんとする。形を保てない、とは。予想外の理由であったけれども。]


…………え?それ、だけ?
僕で、僕らで、ちゃんと、…………できそう、なら。それくらい気にしないよ。
(そのくらいなら大丈夫よ、受け入れられるわ。……私たちは、「環境」で「媒体」で「培地」だから。枝葉ごと、愛してあげられる。)



[元よりこの身は一種の「苗床」である。植物を受け入れることなぞ容易いと、思われる。姿が崩れてしまおうが、彼が愛おしいひとである事に変わりはないのだから。]


必要、なら、手伝いは、するから……

……だから、
(だからね、)

遠慮しないで、来て……



[求める身体の熱はまだまだ消えそうにない。一方的ではなく、相互で愛し合えるように。そっと彼の首筋に歯を立てた。]*

 




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