人狼物語 三日月国


29 【2IDソロル+ペア混合】交換日記【完全RP村】

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【人】 軍医 ルーク


  『――ったく、
   いいか、これ以上手間を取らせるなら、
   こっちにも考えがある。
   最後にもう一度だけ聞くぞ、
   あのときあったことを、話せ』


[ 突き付けられた刃先が、今度は首筋に傷を作る。
 先ほどよりは明確に、意志を持って。
 何も答えず、視線だけで男を睨み上げる。

 男が刃先に再び力を籠めようとした、そのとき。
 遠くから聞こえてきた『足音』に、
 男の犬耳がぴくりと動き、
 忌々し気な舌打ちの音がした。]
(20) 2020/05/21(Thu) 21:34:16

 [ それだから暫く、彼女の顔を見ていなくて
   考えているよな、辿るよな、
   そんな碧には気が付きもしなかった。
   
      紅茶のカップを、ソーサーに置き、
      ソーサーごと執務机に避ける。
      代わりに、鏡を持ってきた。
      光を反射するように、
      顔を写すにしては外向きに。 ]
 

【人】 世界の中心 アーサー


[ 光を浴びている。低い位置に置かれた鏡が、
  かんばせの半分を強く照らしている。
 
  ──間接日光を遮ったのは、
    質の良いブランケットであった。

  金も、紅も、 陰に隠され、]
 
(21) 2020/05/21(Thu) 21:35:16

【人】 軍医 ルーク


   『いいか、警告はこれが本当に最後だ。
    次はない』


[ 男は足早に、医務室を出てゆく。
 戸口のところに、ぺんぎんの姿はなくて。
 ああ、ちゃんと逃げられたのかな――と安堵する。
 もしかしたら仲間の端末経由で、
 何処かに通報しようとでもしたのだろうか。
 ぺんぎんはいつも医務室にいるが、
 他の連中と没交流ということもなく、
 廊下で他の連中とジェスチャーを交わしている様子も、
 稀に見ることもある。

 足音は、此方に向かってくる。
 腕に力を籠め、起き上がろうとするが、
 どうしても体に力が入らない。
 急患なら対応が必要だが、戦闘があったわけでもなし、
 可能性は低いか――と、そのまま力を抜いた。

 急を要さない要件なら、驚いて逃げ出すか、
 指差して笑って立ち去るかどちらかだろう、多分。]*
(22) 2020/05/21(Thu) 21:35:30

【人】 世界の中心 アーサー

     

      …嗚呼、これが切欠か。


 
(23) 2020/05/21(Thu) 21:49:12

【人】 世界の中心 アーサー


[ 薔薇色が僅か、細く。不機嫌の色だが、
  ──そんなのは見上げる先の碧に向けてでない。
  それでも声は、低かった。 ]
 
(24) 2020/05/21(Thu) 21:49:48

【人】 世界の中心 アーサー



   賭けに負けたのはあっちさ。
   負けたから、負けたことを喚きに来た。
   全く“礼儀知らず”だよ。

   ──どうやら 飲んでる暇は無いようなんだよね。

 
(25) 2020/05/21(Thu) 21:50:15

【人】 世界の中心 アーサー


[ 花嫁 と 言うから、
  ブランケットの下から、手を差し出して、
  ──君がエスコートしてくれるかい?

  …なんて、“暇”で“退屈”そうな彼女に聞いてしまう。
  世界で一番、うつくしい妻であるなら、 
  妻は “妖精”に救われるのだろう。

    羽はぼろぼろで、今にも墜ちてしまいそうな──]
 
(26) 2020/05/21(Thu) 21:51:05

【人】 世界の中心 アーサー




    [   指が触れようが、触れまいが、
         喩えすこし距離があろうとも、

       細腕を捉えた瞬間、引き寄せた! ]
 
(27) 2020/05/21(Thu) 21:51:46

【人】 世界の中心 アーサー



[ ────キィン と 耳に残る破裂音。
  割れた鏡の破片が散っていた。]


  ……パチンコかな。
    小石でも人間怪我するのにねえ。


     [ ブランケットの下、 にんまり笑っている。        薔薇色ばかりは、何かに燃えて、 ]
 
(28) 2020/05/21(Thu) 21:53:18

【人】 ミア



 [ 頁を開いたのが、例えば 今日であるのなら。

  たったひとこと、
  ─── なに? とか、どうして?とか、
  そんな簡単な疑問でも、殴り書きしていただろう。 ]

 
(29) 2020/05/21(Thu) 22:42:19

【人】 ミア



 [ 自分を通り越して、何処かを視たよな、
  真白に隠されていても、尚、
  未だ不機嫌を宿す瞳と、声と。

  そんなに踏み抜いていく女だったのか、なんて、
  "礼儀知らず"な奴は呑気に考えている。 ]

 
(30) 2020/05/21(Thu) 22:42:51

【人】 ミア



 [ はなよめさまの要求に、
  ─── 馬鹿にしてるの?等と、餓鬼上がりは正直だ!
  
  暇で退屈なゆびさきが
  "うつくしい"其れに、素直に伸ばされる訳も無く、
  ブランケットを摘まみ上げるだけ。

  ……この箱庭で、溜息の数が増えた。
  気紛れか本気か どうにも判断がつかない。 ]

 
(31) 2020/05/21(Thu) 22:43:09


 [ 蝶々は"どうして"、
  命をすててまで 彼の妻を救おうとしたのでしょうか。

  即興の結末に対する、問い。 ]


 

【人】 ミア




     ─── ほんと そういうの飽きな、


 
(32) 2020/05/21(Thu) 22:43:52

【人】 ミア






        [ い   の、瞬間 視界が落ちた。 ]


 
(33) 2020/05/21(Thu) 22:44:10

【人】 ミア



  [ 一瞬 だった。
   引っ張られた身体は困惑が勝り、
   抵抗も無く、そのまま ソファに沈みゆく。

   なに、と瞬間思い至ったと同時、
   背後で 尖った破裂音がして 顔だけ振り向き、
   
         ─── "だれ"だ、と、
             銀を引き抜こうとして、

             声で ひき戻る。 ]

 
(34) 2020/05/21(Thu) 22:44:51

【人】 ミア



 [ ……赤く、紅く、燃える薔薇色を 見上げていた。
  此処で詰まった息もすこぅし戻り、
  窓からも、鏡からも、
  細い身体が盾になるよに、位置をずらしている。

    物音が無い ということに、
    あまりに気付かなさすぎたのだろう。 ]

 
(35) 2020/05/21(Thu) 22:45:14



         なんのために居たのだったか、



 

【人】 ミア



     怪我、してない よね ?
     悪戯で合ってる……?

    [ 舌が 上手く回ってなかった。
         迷う碧は 話題を探し、 ]

 
(36) 2020/05/21(Thu) 22:47:14

【人】 ミア



      ─── なにか 見たの?
          追いかける?行けるよ?

 [ 追い立てられるよに、続けて、
  未だ指の回っている 己の細腕は強ばっていたから、
  ……分り易く、落ち着けていない。

  恐怖 ではなくて、焦燥、の、ような、
  そういう感覚だった、きっと、   おそらく、は。 ]

 
(37) 2020/05/21(Thu) 22:48:27
ミアは、メモを貼った。
(a4) 2020/05/21(Thu) 22:49:25

【人】 軍医 ルーク

  ―― 
着任の日の記憶
 ――

[ 窓の向こうから聞こえてくる喧騒は、遠く規律正しい。
 総司令の後ろ姿に失礼します、と声をかけ、
 所属と名を名乗り挨拶をする。
 黒豹の耳と黒眼鏡の背の高い男が、ゆるりと振り返る。
 人好きのする笑みを浮かべ、
 やあ、待っていたよと目を細めた。]


 『長旅ご苦労、疲れただろう。
  君の経歴は聞いている、
  今日から早速医務室と研究班の両方に
  配属になってもらうよ。
  詳しいことは、
  それぞれの部署で聞いてくれたまえ。』


[ 男は木の椅子にかける。
 華美なところ等一切ない、機能一辺倒の司令室。
 誰が飾ったか、まさか自分で摘んできたのか、
 水飲みグラスに、そのあたりで生えていそうな花が一輪、
 飾ってあった。]
(38) 2020/05/21(Thu) 23:15:23

【人】 軍医 ルーク


 『軍事基地の勤務経験はなし、か。
  確かにねえ、一昔前の開拓時代なら兎も角、
  この数十年、世界は実に平和なものだった。
  此処は最前線にして、唯一の戦場と言える』


[ 表情も変えず、押し黙って司令の話を聞く。
 フードを脱いで露にした耳も、ぴくりとも動くことはない。
 窓からまた飛び込んでくる遠い喧騒を、耳が捕らえた。
 訓練中の兵士たちの声だろう。]


 『我々が相手取るのは未知の脅威だ。
  けれど、此処の兵士たちの士気は
  中々のものだよ。
  いや実際、私は“人材に恵まれている”。
  出来るなら兵を失うことは極力抑えたい、
  そのためにも、君には期待しているよ』


[ 何処か読み切れないその笑みは、
 “それだけのものではない”。
 この基地で戦う兵士たちを誇りに思い、
 失いたくないという言葉通りの感情も、
 確かにそこに表れてはいるのだ。]
(39) 2020/05/21(Thu) 23:16:46

【人】 軍医 ルーク


 『いやあ、ところで君の武勇伝も中々のものだ。
  実際、いい読み物だった。
  壁面をよじ登って新種の鳥の巣を観察に行ったり、
  開けたら顔面から頭までピンクに染まる染料爆弾を
  学問所の教師に仕掛けたり――
  ああ、そいつ、
  所属学生にしていた陰湿な嫌がらせが発覚して、
  今は懲戒処分になったのだっけかなあ。
  
  けれど、君なら引手数多だったろうに、
  最前線に勤務することになったというのは――
  “色々と言われることもあるかもしれないけれど”
  其処は事を荒立てずにいてほしいな』


[ 男は靴音を響かせ、近づいてくる。
 黒眼鏡の奥の眼差しが、すっと冷える。]
(40) 2020/05/21(Thu) 23:17:57

【人】 軍医 ルーク




 『 まだ、皆に知らせる段階ではない。
   あの大穴の向こうに
“何”
がいるのか。
   君がいた研究所にいたのが
“誰”
なのか――…

   我々を殺そうとしている者たちの、正体を。

   物事にはタイミングというものがある。
   今はまだ、早い  』
(41) 2020/05/21(Thu) 23:18:59

【人】 軍医 ルーク

 『けれど、探りたがる手合いも多いだろうから――
  そうだなあ、彼らには、
  適当な“解答”を用意してやれば、
  一先ずは気が済むだろう。 』


[ 荒唐無稽な噂の向こうに、
 森に紛れた木のような、もう一つの噂を。
 必ずしも事実無根ではない、真実を織り交ぜたものを。
 調べれば確かな情報として、分かることだろう。
 着任した軍医は、研究所で機獣絡みの極秘任務に携わり、
 その研究所で爆発事故が起きた後に、
 最前線に送られたのだと。]


  『ああ、とはいえ、
   困ったことがあったらいつでも相談してほしいなあ。
   何せ私も、若い頃は君の父君には世話になった。
   これも縁だ』


[ 頷き、すべて受け入れる。
 そう、噂の森の向こう、見えるように隠される木は、
 そこまで的外れな代物でもないだろう。
 もし自分に何かが出来ていたなら、
 結末は、変わっていたかもしれないのだから。]*
(42) 2020/05/21(Thu) 23:21:13
軍医 ルークは、メモを貼った。
(a5) 2020/05/21(Thu) 23:29:28

軍医 ルークは、メモを貼った。
(a6) 2020/05/21(Thu) 23:31:59

【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音

 
[ 流石に彼の鞄を覗いたりしないから >>1:387
  もう一枚マスクを持ってきてるのは知らないけど。
 
  もし、私が星柄のマスクをつけてきたら
  その予備 ─── おそらくヒマワリ柄の方に
  付け替えてくれるつもりだったのかな
 
  知る機会があったとしても
  きっと私は、そう感じる程度でしょうね ]
 
(43) 2020/05/21(Thu) 23:34:36

【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音

 
 
[    仲は良い方だと思うけど
     彼にとっては 私はただの幼馴染
 
     ────────

     それ以上でも 以下でもないんだから    ]
 
 
(44) 2020/05/21(Thu) 23:34:38

【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音

  
[ 彼がヒマワリ柄のマスクをつけてくるとしたら
  私のお願いなんてすっかり忘れてた、とか 

             きっとそんな時だけだもの ]

  
(45) 2020/05/21(Thu) 23:34:41

【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音

  
[ だから、夏休みの予定はなかったという彼に >>1:389
  私は独り言のように呟いた。『 海に行きたい 』って。
 
  まだ実現してない海遊館もそうだけど
  男女ふたりで遊びに行くなんて
  " 幼馴染 "という皮を被っていないと出来ないお誘い。
 
  頬が
淡く
色づいてしまわないように
  色を持ち始めてしまわないように

         私は必死に、幼馴染の顔をつくる。
         
昔は自然と できていたのにね
 ]
 
(46) 2020/05/21(Thu) 23:34:44
 




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