人狼物語 三日月国


62 【ペアRP】ラブリーナイト【R18】

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   ん、勿論まだ時間はあるから
   ゆっくりシャワー浴びていいと思う。




  まだ10時を過ぎた頃の話。
  チェックアウトまではまだまだ余裕がある。
  時計はつけていないので、
  携帯で確認をとるけれど、あまり気にしない。
  それに、彼自身がまだバスローブ姿のままだったから。

  いただきます、と言って焼き立てのトーストに
  バターをしっかり塗ればかぷっと四隅の一角を一口。
  さく、ぱりっといくこの食感は
  なかなか楽しむことができないので
  目を閉じてそれを楽しんでいるだろう。

                         ]





    ……はぁ、美味しい。
    ここの朝食、仕事で泊まるときに
    よく食べるんですけど、
    誰かと食べるとさらに美味しい。



  彼女は何か言ってくれるだろうかと
  ちらりと近くに座っているであろう
  彼女の方を見て。

                   ]*





  今まで誰かと食べたことあるんですか?

[あたしがちょっと首を傾げたのは
彼が何度もお見合いに失敗していると聞いているからだ。

あまり合わないと
直ぐに別部屋に行ってしまうこともあるとか。]


  あ、。
  オムレツ美味しいですね、とろとろです。


[形の整った黄色のオムレツにフォークを指せば
中身は半熟でとろとろのまま。
ケチャップを適度につけて食べると、とても美味しい。

他の料理も美味しく頂いて
あたしは満足そうにオレンジジュースを飲んで
ごちそうさま、と言う。]*


   誰かと食べるのは初めて。
   一応仕事で狭い部屋に泊まる時があるので
   
ひとり
で食べていたんです。



  ひとり、のところを強調してみて。
  彼女を見ながら食べていたからか、
  彼女がご馳走様をする時、
  彼はあとサラダが残っていた。

                  ]

   オレはまだ残ってるから、
   先にシャワー浴びる?



  ゆっくりしすぎているかと
  ふと思ったけれど、
  バスタブも綺麗にしたし、
  お湯を張れば浸かることも可能なので
  彼女にゆっくりしておいで、なんて。

                    ]






   あ、でも……12時には、出てきてね。



  女性は長湯と聞くし、
  なんて言ったら流石に怒られたかも。

                   ]*





  は、はぁ……

[ひとり、のところを強調するので
あたしはちょっとびっくりした。
何か触れちゃダメだっただろうか、なんて
的外れなことを思いながら]


  あ、良いんですか?
  それならお先に失礼します。
  

[彼の申し出はありがたく受け入れ
先にシャワーを浴びることに。
湯船は、また家に帰ってからで良いだろう。]


  はーい。


[彼の言葉に調子良く答えたけれど
結局シャワー室から出てきたのは11時50分だっただろう。]*


[ 吐いた息のあと、ねだったとおり、
  優しく褒め言葉が落とされれば、
  ぞくぞくとした快感がまた下腹部から
  せりあがって、震える喜びに口端を上げた。

  焦らすように触れられた肌。
  ゆっくりと撫でられた腿がまた敏感に粟立ち
  絡められた指の先から伝わる骨張った
  感触がたまらなくて。 ]



    は 、ふ ッ………ん゛ァッ!!


[ 奥を一度突き上げられれば、
  濁った声が落ちて、上体ががくん、と揺れた。

  張り付いていた髪をかき上げる仕草に
  心臓がきゅ、と結ばれて。]

 





    っん、


[ 触れるだけの口付けを額に落とし。
  優しく揺すられる体に、息をこぼした。
  握られた手は彼の胸の上においたまま、
  反り立った己の昂りからぼたぼたとまた、
  こぼれ落ちて、引き締まった腹を汚す。

  彼の腰の動きに合わせて、より奥へと誘い、
  前後に揺らしながらいいところに当てて。
  たまらない、と言わんばかりに
  眉尻を下げて嬌声を上げた。]

 





    おれ っもっ  きもち、ぃ、っぁ゛ッ



[ 首をこてりと倒し、喉を晒して
  びくびくと腹が痙攣する。
  もっと激しくしてほしい。
  こわいくらいの快感に溺れたい。

  ただ、同時に、ずっと、この時間が、
  触れ合える時間が続けばいいとも───

  
否、 それは ちがうよな ]
 

 



[ 揺れた思考を伏せるように、
  覆い被さって、口付けを落とす。]



    ───ミヤビ、さん、っ



[ なんとなく、呼べなかった名前を
  もう一度、口にして。
  それを閉じ込めるように重ねた。]*

 


   誰かとこうやって食事をしてるなら、
   多分アンジーと出会っていなかったと思う。

   



  ぽつりと呟いたその言葉は
  彼女の耳には届いただろうか。
  別に、怒っているわけでもなんでもなくて。
  初めてなんです。と言いたかっただけ。

  シャワーを浴びに行った彼女に
  手を振って、彼は残ったサラダを食べながら
  昨日の動画を眺めてみたり。

                      ]

 





   はー……………………
   可愛い。綺麗。非の打ちどころなし。
   いい感じ…………
   あ、機内モードのままだった。



  やけに連絡が来ないなと思って
  電波を確認したら機内モードだった。
  すっかり忘れていたけれど、
  彼女と分かれるまではそのままでいいか、と
  荷物をまとめることにした。

  この部屋に後ろ髪を引かれる日がくるとは
  まったくもって思っても見なかった。
  でも、それは彼がすごくすごく慎重に
  行きすぎてしまったからに過ぎない。

                      ]





   本当、12時近くになりましたね。
   ランチ、行きたいところがあれば
   後で教えてください。



  シャワーから戻ってきた彼女を見て
  時間を確認すると、くすっと笑ってしまった。
  彼女が戻ってくるまでに
  リビングのテーブルの上は綺麗になっていたはず。
  入れ替わりでシャワーを浴びに行けば、
  全身の汗を流すよう頭から浴びていって。
  髪を乾かす時間を考えて、
  少し時間に余裕を持って12時半前には
  シャワーから上がってきたとは思う。

                        ]*




[それもそうなのか、とあたしは思う。
ただそれ以上の感想は思い付かなくて
その言葉に特に言葉は返せなかった。

彼はこの出会いを大切に思ってくれている
それは分かるのだけれど
あたしがそれについて行けていないだけ。
本当に、そう、申し訳ないくらい。]


─────────────


  ええ、何かあれば教えるわ。

[彼の言葉に頷く。
何が良いだろうか、とふんわり考えて
今日が洋風なら、和風が良いだろうかと思う。

彼がシャワーを浴びている間に
ホテルを出る準備を整えて。
ポニーテールはそのままにして、キャップを被れば
また昨日とは違う印象になるか。]*

[ 自分の上で、淫らに踊る彼を、もっと乱したい
 そんな欲求を自分が持つなんて、思わなかったが

 思考する暇などなく、
 快楽を貪るように善がる彼の痴態に煽られて
 突き上げる頻度は増していく

 湿った肌がぶつかり合う音に、
 じゅぶりと、泡立つ淫らな音が重なり合えば

 互いの荒い呼吸音さえ、いやらしいものに聞こえて
 淫靡な笑みを浮かべながら、快楽に耽っていく――]

[ もっと、溺れさせたい
 もっと、溺れてしまいたい

 この時間の終わりなんて、考えられないくらいに
 彼がこの手を放す時間が来ることも、忘れていられるように]

[ 彼も夜を過ごす人を求めていた

 それは、きっとこれからも変わらない
 それは、きっと私自身も変わらない


 だから、こそ―――― ]

 
  ん、……っ、
む、
――ッ、


[ 快楽と、理性の狭間
 不要な感情が湧き上がる前に、口付けをされて、思考が途切れる
 
 キスの合間に、名前を呼ばれて、
 驚いたように、何度か瞳を瞬かせていれば、
 何か言う前に、すぐにまた、唇を塞がれた

 どんな想いで、名を呼ばなかったのかは知らない
 それでも、呼んで貰えたことが妙に嬉しくて

 重ねた唇の端を緩ませて]

[ 閉じ込めたものを、飲み込むように
 角度を変えながら、食んでは、舌を絡めて、吸って

 その間にも、腰を揺らす動きは止めず
 時折、胸の飾りを悪戯に弄ぶ

 窮屈そうに、腹の間に挟まれた彼の肉茎から零れたものが
 揺らす滑りを良くして―― ]
 
 
  はッ、……ンッ、ふ、ッ、


[ 漏れる吐息も、間隔が短くなっていき、
 切羽詰まった、切ない響きが混じり始めた

 まだ、終わりたくないと思うけれど
 早く、彼の中に出してしまいたいとも思う

 一度、ぎゅっと眉を寄せて、瞳を閉じれば
 薄く瞳を開いて、ふっ、と甘い吐息の笑みを零した]

 
 
  一緒に……、イきましょう、か


[ そういえば、彼の肉茎を指先だけで、刺激した
 何度も突き上げて、限界に達すれば

 再び、白濁とした熱いものを彼の中に、迸らせた――*]



   ふぅ…………
   髪乾かしたら、チェックアウトしようか。



  彼は新しい肌着と下着を着て戻り、
  タオルで長い髪を乾かしながら
  リビングに戻って
  キャップを被った彼女を見た。
  ソフトな中にハードなところも
  素敵に見えてしまう。

                 ]

   何かいいところ、気になるところはあった?
   オレの奢りで、いいからね。



  友達だからと断られるかもしれないけれど
  大人だから、それくらいの余裕がある。
  彼女はどことなくまだ、自立してなさそうで。
  
  リビングあたりでドライヤーを
  ぶぉーんと白金の髪に当てながら
  彼女の返事を聞いていたかな。

                      ]*


  和風のお店が良いですかねぇ…

  …ふふ、お言葉に甘えてしまいます。


[彼が奢ってくれる、というなら
その言葉に甘える。
お店に関しては彼のオススメのところを聞きたい。

脂っこくないといい、と付け加えておいて。

彼の髪が乾くのを待って
それから立ち上がりホテルのロビーまで移動するだろう]*

[乳を吸う俺の頭を、史郎の手が優しく梳いて
 つきん、と鼻の奥が痛んだ。


 何かの為じゃなくて
 俺自身を受け入れてもらった、みたいな
 生まれて初めての感覚に、くらりと溺れる。


 
溺れて、溺れて、もうあとは沈むしかない。





 
堕ちたのは、きっと俺も─────

[熟れすぎた梅の実にも似た性器の先端を
 執拗に弄れば、また甘い悲鳴が上がる。]


  ふ、ぅ……ッ、イッて、もっと……
  たくさん、おかしくなって、いい……


[潮でも噴くかと思ったけれど
 手で触れる其処はカウパーなのか精液なのか
 もう分からないものを垂らすばかり。

 漸く俺の先端が、結腸の入口をこじ開けた時
 ラストスパートに向けて、史郎の腰を抱え直した。]


  ほら、噛んじゃ、ダメ。


[ぷつりと切れた唇を合わせて
 唾液に絡む血の赤を啜る。
 
 自重で深く刺さる形になっている史郎を
 ぐっと下へと押さえつけながら
 行き止まりの壁を何度もこじ開ける。

 乱暴にしたくないのに、奥に子種を吐きたい、なんて
 動物的な本能には抗えない。]

[そして不意に、何度も乱暴に突かれ続けて
 口をこじ開けられた最奥へ、
 ずるり、と亀頭がめり込んで。


 ちゅうぅ、と精を搾られるような感覚と
 口付けの合間に囁かれた言葉とに
 ぱつん、と意識が白く爆ぜた。


 今までの何よりも強烈なオーガズム。
 強く史郎の身体を抱き込みながら
 俺は獣じみた唸り声をあげて
 最後の一滴まで、史郎の奥へと注ぎ込んだ。]

[そうして射精を終えた途端に、
 濃厚なセックスの直後特有の
 気怠い感覚が、爪先からじわりと登ってくる。]


  しろ、くん。


[掠れた声で呼び掛けたら、
 答えはあっただろうか。
 答えがあっても、ぼんやりとした頭は
 適切な話題を考え出せないでいるだろうけれど。

 煙草が吸いたい。
 けれど動きたくない。
 ヤダヤダ期の子どもみたいな脳みそを叱咤して
 史郎の身体を抱きかかえたまま
 シーツの海へと倒れ込もうか。]


  しろくん。


[惰性でもう一回。
 汗ばむ髪へと指を通しながら
 舌先でその甘い名前を転がした。]

[小さく問い掛けた言葉を置き去りに、
 俺の意識は微睡みの中へと
 すとん、と落ちてしまう。

 きつく抱いた腕の中から伝わる鼓動を
 子守唄にしながら。]*


 
   おすすめの和食?
   なら、鉄板焼きに行かない?
   この近くにあっておすすめなんだ。
   フィレステーキと、スープと…
   小鉢にデザートまであるから
   帰りまで満足できると思うよ。



  彼女の希望を聞いて、お店のホームページか
  何かを携帯で見せようとして、
  機内モードを解除すると
  もしかしたら大量の通知が見えたかも。
  勿論、無視してウェブを見せているけれど。

  準備ができれば13時ちょうどくらいに
  チェックアウトを2人揃ってするだろう。
  そして道案内する中で
  彼女の荷物を持とうか、と声を
  かけてみたと思うが、彼女の反応は
  どんなものだっただろうか。

                     ]





   そうだ、後で……連絡先……

   聞いてもいい?



  また会いたいから。

  そこまで言って、道すがらに尋ねる。
  タイミングはいつでもいい。
  でも、またねをいうまでに、と
  彼はお願いをした。

                   ]*





  鉄板焼き!
  美味しそうですね、良いと思います。

[彼が携帯でお店のホームページを見せようとしてくれて
だからあたしは覗き込んだ時に
通知がぽんぽん、沢山飛び込んできて
それを無視する彼を見てあたしは目を細めた。]


  連絡先?良いよ、勿論。
  別に今でも良いから。


[チェックアウトを済ませてホテルの出口で
あたしは携帯を取り出して彼と連絡先を交換する。
アプリと、それに電話番号。

それを済ませて。]

【人】 大学生 ローレライ


  ごめんね!
  やっぱりご飯はやめにする。


[と切り出した。]


  さっきも凄い通知来てたよね。
  見なくて良かったの?


[あたしは目当ての店とは別方向。
駅の方を向いた。
帽子を被り直して、けれど彼の方を見て。]
(0) 2021/03/25(Thu) 23:25:20
 




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