人狼物語 三日月国


73 【誰歓突発RP】私設圖書館 うつぎ 其漆【R18】

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【人】 にげん? グレザン


 紅茶は、お茶のひとつだって分かるが……
 “こーひー”はなんだろう。
 ならべて言ったから、飲み物だろうか。


[ 森でもお茶は飲んでいる。お茶の木の葉っぱを摘んできて、火にかけたりもんだりカラカラにしたりして飲むやつだ。

 しかし、もう一個の名前は聞いたことがない。幸せのかたまりのチョコも知っていた友人だ、知っているかも。
 あるいは、素直に聞いてしまうのも一つの方法だろうか。“にげん”には当然の知識で、知らないと怪しまれるかもしれないが、自分の住んでるところでは無いと言えばごまかせるだろう。きっと。

 そんな相談をひそひそとしつつ、謎がとけるかどうかはさておき、無事店には入れたのだ。この後はうきうきわくわくの図書館の冒険が待っている。

 どこから見て回ればいいのか悩む量の本と本棚を前に、まずは拠点、自分たちの机と椅子を選ぶことにした。観察中に目星はつけてある。
 カウンターから少し離れたところ。自分と友人、ふたり用の場所を確保することにした。]*
(10) 2021/05/26(Wed) 7:17:26


[すっとぼけられるかなって思った。
 だけど、今誤魔化されたらもう、進めない気がした。
 だからお願い、ちゃんと教えてって
 心の中で願っていたの。
 
 そうしたら、彼の口が開いて、それから
 情けないと呟いて、下手くそに笑うから
 眉を寄せて、そちらをじっと見た。
 …そんな顔、しないでほしくて。

 レストランで隣にいた少しよそよそしい
 カップルを思い出す。…あの2人の方が、
 まだ初々しかったような気すらした。

 私たちは、もう知っているんだもの。
 あの2人よりもきっと、近しいもの。
 それでいて、遠いんだもの。]
 


[ぎゅ、と唇を結んで見つめていたら、
 彼が首を横に振る。掴んだ手に力を込めた。

 ゆっくりと紡がれていく言の葉。
 それは、今まで彼が隠してきた心で。
 待ってた、と言われたらきゅん、と
 心がときめくように締め付けられる。
 解かれた手。もう、怖くなかった。
 広げられた腕に、寄り添って、
 わたしも彼の背中を優しく抱きしめるの。

 胸板から響く声に、黙って、頷く。
 優しく髪が梳かれる。そっと、顔だけ離して
 彼の表情を見ていたら、わたしの髪がその口元に
 近づいて、口付けられるから、そこに視線を
 落として、それからまた、上げて。

 だけど、視線は合わないし、またぎゅ、と
 強く抱きしめられてしまったら、
 見ることも叶わなくなって───それでも
 問いかけられる言葉に、拒否なんて、
 できないし、したくない、から。]
 



[背中に回した腕を一度解いて、
 その首に引っ掛けて、近づいて。]



    ───だめなわけない。


[と告げて、こちらから背伸びをして、
 口づけを贈ってしまおう。

 甘い、キスは、触れるだけ。
 彼の唇に赤が移ったのが見えたら、
 少し眉尻を下げて笑って、その頬に
 手のひらを添えて優しく、親指で拭う。

 背伸びをやめて、そちらをじっと見つめながら
 またそっとまつげを伏せたなら、
 今度は彼から口付けてくれるだろうか。
 心臓が飛び出してしまいそうなほどドキドキしてる。
 ぴったりくっついたからだから、なにもかも
 伝わってしまうような気がした。]
 




   ………颯介さん、


[いつもよりも、柔く蕩けたような
 視線をじっと投げかけて、呼ぶ。]


  ………お付き合い、してくれますか?


[あのときと同じように、はじめて、
 あなたにこの提案をしたときと同じように、
 また、わたしは問いかけて。
 静かにその答えを待つの。
 言い淀むようなら、わらって、
 今度聞きにいくねって、腕を緩めるけれど。]*

 

[欲しかった口付けが、飛鳥の方から送られて
 俺はそっと瞼を閉じた。
 背伸びしてのそれは、ほんの少し触れるだけ。

 移った赤を拭われる前に、
 もう一度、今度は俺からキスをしよう。
 もう少し深く口付けても
 良かったのかもしれないけれど、
 まるでキスの仕方も知らないような
 掠めるだけのキスだった。

 それだけでも、触れ合った身体に
 ドキドキと鼓動を伝えてしまう。
 ……これはどっちのものだろう。]

[蕩けたような甘い声で呼ばれ
 俺はほんの少し身を離す。
 もう何度も何度も言われてきた告白に
 今度はちゃんと頷いた。

 ざあ、と吹いた風が御屋敷の松を揺らす。
 彼女の祖母から出禁を食らったのを思い出せば
 ほんの少し、臆病風が吹く。
 でも、もし許されるのならば
 彼女と付き合う許しが欲しいし、
 ……あの骨董品達の評価に
 関する誤解も解きたいとも思う。]


  飛鳥の、お祖母様は特に
  いい顔してくれなさそうだけど……
  もう一度、骨董品のことも含めて
  チャンスをくれたりしないかねェ。


[だから、飛鳥にも力を貸してほしい、と
 少し眉を下げる。
 話し合いに努力するのは俺の仕事、
 そのきっかけを作ってもらえないか、と。]

[そうしてするりと身体を解いて
 バイクに跨り……ふ、と気付く。]


  そういや、俺ァ飛鳥の好きな店を
  まだ知らねェ気がすンだ。


[天丼もイタリアンも、俺が知ってる店。
 『今度』こそ、君の好きな店を
 俺にも教えてくれ。
 ─────そんな約束を取り付けようか。

 何処だっていいさ。
 ただ、ジンジャークッキーと
 カップケーキの出処には、俺は固く
 口を閉ざすだろうけれど。]*


[こくりと頷かれたそのとき、どきん、と
 心臓が跳ねて、愛おしさが溢れてやまない。
 嬉しくて、ぎゅ、とその体を思い切り
 抱きしめて「大好き」をその胸に直接
 届くように服に吸わせた。

 風が吹いた。
 ざわつく木の音から逃げるように、
 腕の力を一層、強めて。]


   ───


[帰りたくない、もっとあなたのそばにいたい。
 また来週って言わなきゃいけない?
 触れてほしい、あなたに、触れたいって
 そう、願っていたら彼の声が響いたから
 顎をピッタリその体につけたまま、顔を
 真上に向けて彼のことを見上げた。]

 



[眉尻を下げるその表情に眦を細めて]



   …おばあさま、私には弱いから。
   言っておいてあげる。
   …私の頑固さを一番知ってるのも
   おばあさまだもの。


[と口端を上げた。

 する、と解かれた腕に、寂しさを感じて、
 もう一度だけ力を込めて、緩めて、
 それから離れた。
 自然と呼ばれるようになった名前に、
 彼の方からされた『今度』の話に
 口元を綻ばせ、わたしは彼の方を見つめ]
 




   わたしの好きな店はね、

   『伽藍堂』って名前なの。


[そう笑いかけて、触れるだけの口づけを
 もう一度だけおくって、数歩下がった。]


   だから、また行くね。


[そう伝えて、寂しさを押し殺して、
 わたしは彼のことを見送るのです。

 ふかして去っていくエンジン音が、
 遠く、書き消えてしまうまで、
 その背の過ぎた場所を見つめて。]*
 

【人】 にげん? アポス

[ いつもの体はまんまるだから、よっかかるということはよくやるんだけども、体の一部をつかって体を支えると言う行動はちょっと難しい。
 体重をここにかける…。
 友人に預けた二本に体重をかけながら、下の二本を交互、交互……。こんがらがってくる。

 それでも友人の説明をフムフムと聞き、
 一本一本、ささえささえ、ちょっとずつちょっとずつ頑張った。

 ふ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…と溜息を吐く事もあったし、
 いっそ全部跳ねて行けばいいのではと思う事もあったが、
 友人がいたから、
 そして高い高いでんせつという目標があったからこそなんとかバランスというものを体得する。
 えっちらおっちら。これでおそらくかんぺき…っ。

 どこにももたれかかる事無く、下の二本だけを交互にしながら前に進む。
 真っすぐを行ったり来たりした後は友人のまわりをぐるぐるまわった。

 褒め称える声にそうだろうそうだろうと胸を張り、どやぁと自信に満ちたりた表情を返す。表情の感覚はぷにぷにと同じでいいんだろうか。いいと信じよう。

 傍によってぷにりとほっぺたをくっつけられると嬉しくなった。
 がんばったかいがあったなぁ…。とこっちからもぐいぐいとぷにぷにした。]
(11) 2021/05/27(Thu) 4:07:58

【人】 にげん? アポス


[ そしていよいよけっせんの地へ―――! >>8


[ 扉をあけるとき、ごくりと空気をのみこんでしまった。
 見守る………。]
 
(12) 2021/05/27(Thu) 4:08:16

【人】 にげん? アポス

― 店内 ―


[ 友人の後ろについて店内へと入る。
 きょろきょろと見まわした。いいかおりといい音楽がある。すごい。でも楽器を持っているやつなんてみえない。もしかして奥にいるのだろうか。後で探してみよう。

 そうしていると話しかけられ、そわりとする。
 友人が"うけこたえ"をしていて、ふあぁ…と目を瞬かせた。
 すごい…ほんとうに"にげん"みたいだ…っ。

 そしてさらに返ってきた返事に同じように感動する。
 こんなにたくさんの本を自由に……。いやあ全部は読みつくせないだろうこの数を…。ふあぁあ…。きょろ、きょろきょろ。]

 ん!

 "こ〜ひい"は…えーと…解らない…。
 たぶん飲み物だとは思う。
 もしくは食べ物か…?

 一つずつ頼んでみると言うのは、どうだろう?
 せつめいを聞いてもいいけど、だって、だって、
 "にげん"が売ってるものだぞ…っ。
 ぜったいためしてみたくなるというものでは…っ?
(13) 2021/05/27(Thu) 4:08:49

【人】 にげん? アポス

[ ソワ〜、わくわく。
 しかし頼むにしても、今頼んでしまったら本を探しに行くまでに時間がかかりそうでは?という不安がある。お茶はあたたかいもの、というイメージがあるから、冷めることを心配しているのだ。

 ひそひそと相談をしつつ、
 結論は先ずは拠点を確保。
 そして先にお茶を飲んでから、
 本を探しに行く。というものだった。

 なにせ飲み物を飲みながら本を見ると、
 本を汚してしまうしんぱいがあるからだ。

 "にげん"ならきっと器用にこなせるんだろうな…と少し悔しい。
 もっと"にげん"をうまくやれるようになりたいと思う。]
(14) 2021/05/27(Thu) 4:09:02

【人】 にげん? アポス


 こうちゃと、
 こ〜ひい、ひとつずつおねがいします。

[ 街で買い物をする時のように、それらを頼んだ。代金は宝石だ。他にはしらないからこれが当たり前に使えるものだと思っている。
 みるくやおさとうやらいろいろ聞かれたが、もらえるものは全部貰う事にした。]


 あっえっと、ぜんぶ、ください!

[ コップを二つ持つのは至難の技なので友人といっこずつ、慎重に運ぶ。
 無事席に着いた時は、ふ〜〜〜とまた息を吐いた。]
(15) 2021/05/27(Thu) 4:09:14

【人】 にげん? アポス


 か かえた…っ!
 "にげん"の、これ、"にげん"のだぞ!
 やっぱり飲み物だったみたいだっ。

 ふしぎなにおいがする。
 ツンとするな…?

 えっこっちみるくらしい。
 透明なおさとうのみず…?すごい…!

 どっちからのもう?
 両方はんぶんこにしよう。

[ わくわくそわそわ。まずは何もいれずに一口飲むつもりで。
 勿論メモを取るのも忘れない。コップのかたちや飲み物の色。どんなかおりがするかとか、ついてきたものの絵も勿論描いた。

 そしてコーヒーのほうに口を付けた時、思わず顔をキュッとしかめてしまうのだけども、それでも"にげん"はすごいな…と噛み締めるのだった。]*
(16) 2021/05/27(Thu) 4:09:29
[このままずっと一緒にいたい。
 共に迎えた朝日の下で、
 君の顔はどんな色に染まるのか
 もっと知りたい気持ちは、ある。
 けど、嫁入り前のお嬢さんと
 会ったその日に共寝をしけこむような
 不埒を働くつもりもなく。

 時間はかかっても、
 ちゃんと納得してもらえるよう
 努力するのも大事なことか。]


  おい、あんまり虐めたらダメだぜ。


[くすり、と笑みを漏らして
 抱き寄せる腕へ最後にく、と力を込めて
 それから、離す。]

[クラブに行くのか、
 はたまた流行りのスイーツの店か、
 次の話をしようと思ったが
 飛鳥の好きな店を聞けば
 きょとん、と目を丸くして……
 それから、くすりと笑みを漏らす。]


  そいつァ、光栄。


[触れるだけ口付けを追って
 もう一度、抱きすくめて此方からキスを送る。]


  
……愛してる。



[ありがとう、とか、待ってる、とか
 言いたいことは沢山あったが、
 そういうのを全部ひっくるめて囁いた。

 そうして改めてバイクに跨り直すと
 俺は西園寺邸を跡にする。]

[ケーキ用プレートの納品に
 店を訪れた時、紅茶専門店の店主は
 カウンターの奥からにじり寄ってきた。]


  「ねえ、うまくいった?
   カップケーキ、どうだった?」


[眼鏡の奥から好奇心を覗かせてくるのを
 はてさて、どう答えたものか。
 多分恋の行方が気になっているのと
 自分の手製のスイーツがそれに一役買えたのと
 どっちも気になってる、って顔。

 「まあまあ、ってやつだ」と答えると
 「ああ!惨敗じゃなかったんだ!」なんて
 ぴょんぴょん跳ねながら嫌なことを言う。

 まだ、付き合い始めて、キスをして
 抱き合っただけ。それも、一日だけ。
 年月を重ねてそれが確固たるものになったら
 今度はちゃんと、飛鳥と一緒に来ようと思う。]

[俺の頭を読んだか知らないが
 店主はにっと笑ってみせて]


  「君がいいと思った人だもの。
   僕はその人が男の人だろうと、
   どこかの国の王女様だろうと、
   どんな人だって祝福するよ」


[そう、笑って見せたのだった。]

【人】 『伽藍堂』 江戸川 颯介

  ー 『伽藍堂』ー

[あの日を境に、俺の店の入り口を眺める頻度は
 さらに高くなっていった。
 (連絡先の交換をし損ねたせいだ)

 いつ来るか、それとももう来ないのか
 首を長くして待とう。
 この気が気じゃない時間が過ぎていくのは
 どうにも俺は「待つ」というのが苦手らしい。

 紅茶屋の店主が持たせてくれた
 パウンドケーキを傍らに。
 また飛鳥が店に来てくれたら、
 待ち時間の恨み言抜きに歓迎しよう、と。]*
(17) 2021/05/27(Thu) 9:22:48


   いじめるなんて、人聞き悪い。

   …そんなことしないよ、
   わたしの道を、認めてもらうだけ。


[そういって、もう一度抱擁を交わし、
 離れた熱に少しだけ、寂しさを覚えた。

 わたしの好きな店なんて、決まりきってる。
 だって、そこにはわたしのW何より好きなものW
 がいつだってあるんだから。

 本心を当たり前に告げただけなのに、
 彼が目を丸くして、それから笑うから、
 わたしも微笑みかけて、贈った口づけを
 追うようにまたくっつく体。

 落とされる愛の言葉にふわ、と体温が
 一度上がるような気がした。
 にへら、と微笑みかけて。]
 




   ───わたしも


[と返せば、幸福感に全身が
 満たされるのがわかった。

 どうしよう、幸せ。
 世界中に叫んでまわりたいくらい。
 この人、わたしの大好きな人でね、
 それでね、わたしの恋人なんだよって。
 諦めなくて、よかった。
 ちゃんと、あなたに向き合って、それで、
 真っ直ぐにあなただけを見つめて、
 突き進んできてよかった。
 そう心の中で噛み締めながら、
 今日はその背を見送るのです。]

 

【人】 西園寺 飛鳥





   こーんにーちはっ


[いつもより少し跳ねた声は、
 綻んだ笑みと共に蔵と同じ匂いの空間に響く。

 また冷やかし客って言われるかな?
 なんて思いながら、足を踏み入れれば、
 にっこり笑って「颯介さん」って
 確認するみたいに呼んでみるの。

 あの日のことが、夢じゃなかったって
 ほんとに、恋人になったんだって、
 確かめるみたいに。]
 
(18) 2021/05/27(Thu) 20:04:46

【人】 西園寺 飛鳥




   今日は紅茶、持ってきたんだけど…


[そう言ってそちらに近づいて行って。
 いつもより、少しだけ近い位置。
 一度、あなたの隣に腰掛けて、微笑みかけ。
 それから、そっと目を閉じてみるの。
 口づけが降ってこないなら、薄く目を開けて、
 窺うように上目遣い。それから、
 「キス、しないの?」って聞いてみるの。

 してくれないなら、私ならするまでのこと。
 ぴったりくっついて、ぎゅ、と力を込めて
 「今日は遅くなるって言ってあるから、
  ゆっくりしていっていい?」と尋ねた。

 店が開いてるのはわかってる。
 それを邪魔するつもりはないから、
 ただあなたと過ごしたいだけ。
 大人しくしてるし、店番だってしたっていい。
 許可してくれるなら、にっこり笑って、
 紅茶をやっと、手渡すだろう。]
 
(19) 2021/05/27(Thu) 20:05:01

【人】 西園寺 飛鳥



[出てきたパウンドケーキに目が輝く。
 それを見つめて、おいしそう、と呟いて
 少しばかり気になっていたことを尋ねた。]



   …ね、颯介さん、このいつも出してくれる
   お菓子って………どこの、なの?
   貰い物って言ってたけど…まさか…


[とはいいつつも女の影に関しては気にしない。
 …まあ、全然気にならないわけではない。
 こんなふうに美味しいお菓子をくれるのが、
 ほんとに女性なら彼に気があるとしか思えないから。
 ───でも、愛してるって言われたし。
 わたしは、誰が相手でも負ける気はないから。
 だから、そこのところを気にしてくよくよ
 するようなことはしないのだ。

 尋ねながら、紅茶を一口啜る。
 こくりと飲み込んで、もう一度そちらを見た。]*

 
(20) 2021/05/27(Thu) 20:05:54

【人】 『伽藍堂』 江戸川 颯介

[首を長ーーーくして待って(1)1d5日、
 飛鳥の声が入口から聞こえた時
 俺はカウンターから半身を乗り出して
 その声の主が想い人か確かめようとしただろう。
 「颯介さん」と呼ばれたら、咳払いひとつ。]


  ……いらっしゃい、 
飛鳥



[他に客もいないのに
 声を潜めて、呼ぶ。
 日を改めてみると、ああ、本当に飛鳥の
 気持ちを受け止める立場にいるんだ、って
 実感出来て、耳がジン、と熱くなる。]
(21) 2021/05/27(Thu) 22:26:10

【人】 『伽藍堂』 江戸川 颯介

[飛鳥が近くによると、微かに紅茶が香る。
 伏せられた睫毛を見下ろして
 その意図に気付いたものの、]


  おいおい、俺が紅付けて店にいたんじゃ
  もっと人が寄り付かねェや。


[そう、笑う。
 それでもキスをしようとするなら
 俺から宥めるように、鼻先へひとつ。

 閑古鳥の鳴く店だ、どれだけ居てもいい。
 けど店主が紅つけて客と戯れてちゃ
 商売になりはしないのだ、と
 ちゃんと大人の理屈を述べて。

 それに納得してくれたなら
 その手から香りのいい
 紅茶のカップを受け取ろう。]
(22) 2021/05/27(Thu) 22:27:13

【人】 『伽藍堂』 江戸川 颯介

[パウンドケーキを、黒釉の皿に載せて出すと
 飛鳥が奇妙なことを言う。
 このケーキも、あのクッキーも
 古い馴染みの作ったもので、
 あのたぬき顔は良い奴ではあるけれど
 恋仲になるのは、百ぺん死んでも御免だった。

 だから、俺には「まさか」の先が分からない。
 はは、と軽く笑いながら]


  俺が甘ェモン焼くタマに見えるかい?
  知り合いの店のだよ。


[そう流す。

 気になるなら行ってみるかい?と聞こうとして
 ふと、あいつの店を思い浮かべる。
 アンティーク屋のような店内に
 花咲くイングリッシュガーデン。
 話好きで、くるくる笑って
 紅茶占いなんかしたりして……]
(23) 2021/05/27(Thu) 22:27:39
 




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