人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

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[ 生きる為には、指導者が必要だった。

 命を奪い合ってきた異種族と共に歩む道を民に示す、
 新たな魔族の姿を人類に見せる、そんな御方が。

 すぐに王となれなくてもいい、暫くは参謀やベアが政治を代行する。
 今必要なのは存在そのものなのだから。

 人類が魔族の処遇を決める前に、
 民衆を前にして赤子を掲げ、宣言する。
 王には遺児がいたことを、これからの魔族の在り方を。

 それが正当な血筋の子であり、人類に寄り添う言葉を語るのなら
 偽りの歴史の元迫害した教会という負い目があった彼らは、
 少なくとも、すぐに魔族を滅ぼすことは出来なくなる。 ]


[ 魔王城の地下で長年復元を試みられていた機械は
 引き入れた背信者達と水人族によりついに蘇り、用途を解明される。

 しかしヤドリギの破壊も勇者の打倒も出来ないものだった為に、
 使用されること無く一つの時代の幕切れまで眠り続けていた。

 そして、誰もが思わぬ形で目覚めさせることとなる。
 それは────交わりなくして子を産み出す為のものであったから。 ]



[ ただでさえ伝説のその先にあった遥か遠き時代の遺物、
 本当にそんなことが出来るのか、皆が疑問を口にした。
 また、多くが命はそのように産まれるべきではないと抵抗を示した。 ]

なら聞こう。あの方は何の為に死んだ?
陛下が守った民達が、このまま人類に滅ぼされていいと言うのか!

[ それでも、最後には何も言うことは出来なくなる。

 本当に我々の手で王と王妃の子供を抱くことが出来るのならば、
 どれ程幸せか、どれ程民の希望となるか誰もが知っており、
 人類が自分達を受け入れられていないことも分かっていた。 ]



[ 勇者にとって魔族はただの倒すべき人外、
 故に命さえ絶ってしまえばそれでいい、肉への執着などは無い。
 我々が帰還した時、王と王妃の亡骸は
 常冬の気候により形を保って横たわっていた。

 王妃リヴァイアサンは、海上領域にて勇者と交戦、敗北。
 無残な姿で岸に流れ着いていた。

 メフィスト王は玉座の間にて勇者と対峙、そして討たれる。
 その身体の半分程が、空間を構成する青の結晶に包まれかけていたのは
 この場所は初代王の魔法で満ちているせいだ。

 初代王は自身が没した後も領土の氷雪が形を保つ為、
 その身を魔力で満ちた氷へと変えてしまったのだという。
 きっと、メフィストも同じように死しても民を守ろうとした。

 “やるべきこと”を果たした瞬間、結晶は音を立てて彼の全身へ広がる。
 きっと全てを理解し、待っていてくれたに違いない。 ]




[ ────真に盲目的な思い込みである。 ]



[ 両親の身体の一部から、肉体を構成する為の要素を抽出する
 機械が女の胎の代わりとなり、命を育む。

 400年前、魔王が倒れ、最後の勇者が潰えた後。
 硝子に包まれた円柱形の機械の中で、ウロボロス様は産まれた。

 産声一つ上げぬまま、母に抱かれることも出来ないまま。
 絡み合った細長い身体に二つの頭、二対の瞳。
 変異種を示す、本来の真祖竜とは違う異形の姿で。 ]

ああ、……

[ 俺は涙し、一晩中機械に縋り付くようにして眺めていた。

 黒い瞳は、お二人が人型でいた時の色だ。
 赤い瞳も、竜になった時のそれとよく似ていた。

 何の為にこの方を望み、創り上げたのか。
 それすらも一時は忘れ、この奇跡の如く出会いへの喜びが胸に満ち。 ]



[ そこに愛情は存在した。しかし、今思えばもっと他にも……
 例えば狂気のようなものも、含んでいたのではないか。

 異質な身体のことなど、少しも目に入っていなかった。
 ついに果たしてしまったこの所業について、
 何も考えることなくただ湧き上がる感情に浸っていた。

 自身の罪を自覚するのは、この出来事からずっと後となる。

 ウロボロス様の生まれについて罵声を浴びせた者は、
 あのオーガだけでは無かった────** ]



 あぁ、これは……
 とろける様に美味いな……


[ほろほろに解した山女魚を箸で摘み。
琴羽にあーんと食べさせた後に、
自らの舌の上でも転がして。

その間にも、押し入るばかりでは芸が無いだろうと
少し腰を引いてはまた打ち付け。
下の方での"食事"も続けていくのだった。

何せ今迄手付かずだった箇所である。
琴羽が身動ぎするその度に、
異物を押し出そうとするかの様に収縮し。

つい、たまらず]



 …────ッ 、 く、 フ……

 どうにも……
 そなたは何処もかしこも名器過ぎるな……

  ほら、お代わりはいるか……?


[琴羽の中に粘つく熱い欲望を吐き散らす。

上の口には炊きたての白米を。
下の孔には俺の精を。

たっぷりと、味合わせて。


けれど夕餉が終わるまでずっと、
愛液滴る蜜壺に触れる事は無かっただろう。

たまには俺だけでなく
琴羽もお預けの辛さを
噛み締めてみるのも良いと思ったのと──…

また、その。
飯の間に理性が飛んだら不味いと思ってだな……*]

御門 涼司は、お布団で寝た**
(a2) 2020/10/31(Sat) 3:25:33

【人】 在原 治人

 
[真摯な眼差しに射抜かれながら聞いた
 あなたの誓いの言葉。>>3:52

 命より、美しさを
 尊しと考えて生きてきたらしい あなたに
 一緒に歳を取って欲しいと願うことは
 俺にとっての幸せの形を
 押し付けてしまっている気がするけれど…、

 だからこそ、
 どうしても譲ることの出来ない
 ”あなたの命を奪う”以外の
 俺に出来る精一杯を捧げ続けたいと思う。

 その決意の強さを示すように
 こちらからも繋いだ手に力を込めて
 きゅっと握り返した。]
 
(4) 2020/10/31(Sat) 9:16:59
 
[式を滞りなく済ますために
 頭を寄せ合い
 また共に画面の文字を追っていく。


  (誓いの…… キス?!)


 それを、好きなひと同士でする
 特別な行為だと認識したのも
 ここ7日程のことだ。

 勝手な想像で描かれた作品と分かっていても
 あなたを王子に見立てて
 口吻を交わし合うイラストや夢小説を
 見つける度に酷くもやもやして
 思い出す度に嫌な気持ちになってしまうから、

 頭から追い出して
 なるべく考えないようにしていた。]
 

 
[でも、
 自分が出来るかもってなった途端に
 脳内があなたとする妄想で
 溢れかえってしまうのだから、我ながら現金だ。

 食い入るように見つめてしまう唇が
 言葉を紡いで動く様子に、こく…と喉を鳴らす。



   うん、 しようか



[自分がしたくて堪らないせいで
 希望的観測が入っているかもしれないけれど、
 色づいた頬も、眼差しも
 拒んでいないように俺の目には映ったから
 緊張しながらも、徐々に距離を詰めていく。]
 

 
[おいで、というように
 繋いだ手を軽く引き
 もうひとつの腕で肩を抱き寄せると
 息がかかるほど近づいた
 淡い色の形のよい唇を、ぱく、と喰んだ。

 結婚式でよくあるような
 浅くて軽い、一瞬触れるだけの口吻ではなくて]



   っ、 ふ、…… む、…ぅ、ん



[そのまま味わうように
 もぐもぐ、と不器用な動きを繰り返して
 初めての唇の感触を
 長く、長く、長く堪能する。]
 

 
[指先とは違い
 血が透けるほど薄い皮ごしに
 感じ取ったあなたは…滑らかで柔らかくて。
 あまりに気持ちよすぎるから
 いつまでも無限に貪っていたくなる。

 でも、息の限界が来てしまって
 勿体ないと思いつつ、ぷ、は!と唇を離した。]



   はぁ、…… は、… っ、



[あなたに溺れるのは、苦しささえ愛おしい。
 脳が白むような揺蕩う快感に、
 とろり、と溶けた笑みを
 一生を捧げようと誓った相手に向けながら
 
俺は知らず、欲情していた。
]*
 

【人】 アクスル

 
[育った環境が違いすぎて、想像も出来ない。

 キャンドルの灯火よりも容易く消えそうだった生命を
 必死に繋いできた貴方のこと
 いまの僕は何も知らない。

 握り返される手が在る。>>4

 その有り難さと
 込められた決意の深さに気付くのは
 もっと先の未来の話だろう。]
 
(5) 2020/10/31(Sat) 13:57:39

【人】 アクスル

 
[ああ、けれど。

 新しい朝を迎えるたび誓いの言葉を思い出す。

 含まれる自らの名。>>3:32

 即興で入れ込んでくれるほどに
 想って貰えていたことに気付くのは
 それよりは早い日のことだろう。]
 
(6) 2020/10/31(Sat) 13:57:46
 
[貴方の視線が、僕の唇に突き刺さっている。

 日頃の手入れは欠かしていないし
 母がそこも綺麗だと言ってくれたから
 不安な要素はない筈なのに、気になってしまう。

 貴方の目から見て、変じゃないかな。]


   う、ん……


[誓いのキスを貴方も望んでくれて
 優しく呼ぶように手を引いてくれる。
 胸が高鳴るのを覚えながら頷き足を動かし
 元々近かった距離を詰めた。
 邪魔なスマートフォンをポケットに戻す。
 肩を抱かれ、眼鏡を掛けたままの貴方の顔が近づく。]
 

【人】 アクスル

 
[ずっと疑問だったんだ。

 白雪姫然り、茨姫然り。

 目を覚まして王子と結ばれることが
 どうしてハッピーエンドなのだろう。

 花が美しく咲いていられるのは
 ほんのひとときだ。

 そのまま眠り続けさせてあげれば
 枯れることなく
 美は永遠のものになったのに。]
 
(7) 2020/10/31(Sat) 13:57:58

【人】 アクスル

 
[眠れる姫を
 キスで無理矢理起こしてしまう王子は
 野暮な愚か者だ。]
 
(8) 2020/10/31(Sat) 13:58:06

【人】 アクスル

 


   [って、ずっとそう思ってきたのだけれど。]
 
(9) 2020/10/31(Sat) 13:58:37
 
[空気を伝って熱を感じる。
 貴方の濃い匂いがする。
 ああ、治人が近い。
 そう思った時には、唇がぱくりと包まれていた。]


   
……っ、 
ん、む
……、っ……


[そこの柔らかさ、温もりを教えられる。
 漏れる声は貴方の中に吸収されて。
 唇の内側、少しだけ湿った感触は、
 貴方の体液なのかな……?
 そんな考える迄もないことを
 溶けていく思考の中に置きながら
 皮膚の薄い部分同士擦られて、背筋が震える。]
 

 
[大人しくなんてしてられなくて
 繋いだままの手の指を深く絡めて
 自分からも柔い肉を動かして
 治人の温かくてとびきり柔らかい部分を貪った。
 触れ合っているのは唇だけ。
 舌はその奥に在るのに、堪らなく甘く感じる。]


   (治人のキス、気持ち良い……)


[比べる他を知らないから拙さにも気づかない。

 ただ貴方の掌も、唇も、気持ちよすぎて
 どうにかなりそうだ……ということだけ。

     いや、もうなっているのかも知れない。]
 

 
[愛おしい貴方に鼻息をかけたくなくて
 息を止めていれば苦しくて。

 けれどこの苦しさも生きている証だと思うと狂おしい。

 溺れそうになった時、彼の方から離される。


   ……っはぁ、……、はー……


[息継ぎを知らない不慣れさをお互いに晒し合い
 上下に動く肩が二対。
 見つめ合うとろりと蕩けた表情も、ちょうど二つ。]
 

 
[自らの生を望んでくれる王子様に
 こんなに気持ち良いことまで
 教えられてしまったら
 眠りの世界になんて戻れる訳がないよ。]


   ……
Guten Morgen



[ホテルのチャペルでは返せなかった挨拶。
 意味が通じなくて構わないから自国の言葉。
 僕の中に生じた確かな変化、その証だけの。

 呟いたあと、ぎゅっと抱き締めたなら
 この神聖な場所には似つかわしくない
 熱同士重なったろうか。**]
 

[上司との話題の一つになんとなく把握はしている
程度の俺と違って真面目に中継の画面に食い入っては
一喜一憂している後姿を眺めるのは楽しい。

デカい声にうるせぇと笑えば
叱られたと思っていちいち縮こまるが
学習しないというより出来ない程度に
はしゃいでいるのは見ていて微笑ましい。

一度球場に見に行くか誘ってみたが
チケットの取り方はさっぱりなので
行くも行かないも相手任せだ。

なお、試合中寝ない自信はない。
何処でも眠れる特技を持つとつらい。]


 あ。打った……


[動揺している間に見逃した瞬間を指さして。
見なくていいのかと視線で訴える。

これは中継の合間の雑談くらいで丁度いいんだ。
真面目に向き合われると俺が困る。]

[暫く悩んで出した答えに、そうか、って
自分で聞いておきながらそっけなく答えつつも
内心喜んでいる自分が居ることを
見ない振りしきれなかったので
そろそろ潮時なのかなぁと思う。

いい加減認めるべきなのかもしれない。
「そこそこ」でなく、たぶん、わりと
こいつの事が気に入ってるし
手放すのは惜しいと思っている自分を。]


 ひとつき……くらい、いや……
 確か11月後半に連休あったな。

 あけとけ。


 なんか……
 勿体ぶるようなもんでもないような気がしてきた。

 いい加減若くもないし。
 早いうちの方がマシかな、って……

[相手が考えたのと同じくらいの沈黙ののちに
新聞を捲りながらぽつりと告げる。
合間の雑談で良いと思いながらもCM中以外を狙うのは
聞こえていなければそれでもいいやって気持ちの表れだろう。

主語はない。が、抱かれてやろうと告げている割に
恥じらいも動揺も緊張もとくになくて
なんだか本当にたいしたことでもない気がしてくる。

本番に満たない触れ合いすら求められることはなくて
今の返事だって俺に不満を抱かせない程度に
当たり障りなく答えたんだとしても、だ。

俺がやると言ったらヤるのである。
聞いていようと、いまいと、
こいつにその気があろうと、なかろうと。

覚悟を決めてしまえばそれだけのことだった。*]

【人】 魔砲少女 シオン

―― わたしがやりました ――

>>2尻尾でバーンされても吸ったりなでもふすることを止めることはなかった。
 肉球判子をされても止まらなかったろう。
 何故ならばそこに吸える猫が居るからである]


  ふぅぅぅ、至福だった。


>>3ジト目であっても何のその。
 手を噛まれたとしても効果は今一であり、
 もふり方が足りないのだと判断して逆にもふもふする時間が加速度的に増えていく。

 満足しきった。間違いない。
 そうしてご褒美を取りに行っていた間に事件は起こった。
 下手猫は可愛らしい鳴き声をあげたかと思えば目を逸らした。
 実に人間っぽい反応であるが両親を陥れたのだ。
 人間に似通った行動をとってもおかしくはないだろう]


  ……にゃぁん?


[...は唇の端だけで笑みを作り上げた。
 手には高速で板状のものが取り出されており、
 目を逸らしながらも近くにある無惨な姿となった枕と一緒に写真を撮った]
(10) 2020/10/31(Sat) 17:00:25

【人】 魔砲少女 シオン

  ……『
わたしがやりました♡
』、っと。


[...は撮影した写真に装飾の文字を描くと、
 そのままSNSにアップした。

 猫がそうしてしまうのは仕方がないことだ。
 何せ猫なのだ。所詮は畜生なのだ。

 故に飼い主としては躾をしなくてはならない]


  良い子で待っていられなかったのね。


[...はハチワレ猫に語り掛けながらベッドへと近づく。
 下手猫を見降ろしながら、スマホと交代で手に持ったのは決戦兵器である]


  ふふっ、
良い顔で鳴くのよ?



[ころん。

 ...はハチワレ猫の近くにマタタビの実を転がした**]
(11) 2020/10/31(Sat) 17:00:43
 




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