――――――――――はっ！

[目覚めたときにはもう夕暮れ^when、番人仲間が声掛けた
そこは時計塔の隠し部屋^roomの一角　何事起きたと皆集まる

ハロウィーンやすみでいい夢見るよ！と
すやすや転寝をしていたボクは　何故か今は鍵の掛かった
開かずの部屋の絡繰りの中、ぐったりうなされ倒れてたっ
んだそうだ……]

　…うーん……
　ぜんぶ夢だったのかなあ…？

[今日の制服透明^colorのブラウス＋ニッカポッカ^cosm着てぼんやり回想
しかし全ては無意味に廻葬
汗でびっしょり気怠い体は幻か現か見分けが付かず
狐に抓まれた顔で担当区画へ降りていく。

すぐ下の階でケイトが「なにこれ、おいしそう！」って
二度焼きで焦げたかぼちゃ器>>4:70
くるくるお返しオレンジグラタン　見つけていたなど露知らず*]

[さくさくさくと足音が鳴るのは幻聴だ。雪が積もるにはまだ早い。終わらないハロウィンの残骸を肩に引っ掛けながら、薄暗い道を歩んだ。
饗宴の残滓が腕や脚を引いているのに気づいていながらも、振り解いて進んでいく。

……手を繋いで歩く親子の姿がいやに目につくもんだから、
首元に冷たい風を感じて、膨らんだポケットを探った]

……。

[秋のおしまいのはじまりの匂いも、ドアをくぐればなくなって、靴の土も落とさないまましばらく立っていた。

正解なんてない。ちっぽけな何かが救いに変わることがあれば、救いを願ったものがべつのなにかに変わってしまうこともある。

けれど、ちっぽけなきっかけを救いにできない程度には
もう大人じゃないわけじゃないから。

そう信じて。ただいま、と声を上げる]

[あれこれ付けたり外したり
生えたり消えたりした仮装たちも全部なくして
身軽な格好でてってこ走る]

　

[なんてオヤジが言っていたから
トトの所に導いて、って神父様の恰好してたのに
光あれ！が眩し過ぎて全部見えなくなってたみたい。

もう大丈夫、愉快なパーティーは終わったから。
いつもの恰好、いつもの自分で、いつもの迷子に元通り。
お友達のアリスに、ねえねえどうしよう！って相談したら]

　

[教えてくれたから。]

いちっ
　　　にぃ、
　　　　　　さん
　　　　　　　　しー
　　　　　　　　　　ごぉ……


　　　　　　　　　　　　　　　　　ろっく！

[ろっぽんめのこいぬの指。トトの指。
鳥にもなって飛べるかもしれない不確定のろくばんめ。
六度、数えながら打ち鳴らした踵が魔法の合図。瞬く間に黄泉の国へと運ばれて。]

トト、トト。
Θωθ！
キミに借りた本を返しに来たよ！

[こいぬの姿のお友達を抱き上げた**]

はろー、はろー、
ごきげんいかが？

アタシはとっても元気です☆

戯言虚言嘘妄言、
演技虚偽偽言造言空言。

たくさんたくさんある言葉、
だけどどれもひとつっきり。

おなじ、おなじ。おなじもの。
ぜんぶちがった、おなじもの。

アタシもわたしも私も俺もオレも
おれもボクも僕もぼくだって。
拙者某小性ワタクシ自分。

いろいろおのおのさまざまたよう。
そしてもろもろすべてでぜんぶでみんな。
　

あなたがしってる　わたしはだあれ？

本物偽物さあどうでしょう。
　

あなたがはなした　わたしはだあれ。

ハロウィンの夢の中、
お祭りが終わればさあ消えましょう。
　

ああだけど。
　

そして、