7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】
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[言葉を理解していてもこれまで生き延びた時間は互いに異なる
つきりと疼く痛みを何と表現すれば正解なのだろうか。
化物が知る筈のない名前を捨てて黙り込んだ。
問いかけを一笑
楽しくもないのに浮かべる表情はどこか壊れているのかもしれない]
それは、ただの夢だよ。
目を瞑っていると真実から遠ざかるの同じように。
全てを見せることが恐ろしい――か。
化物が何を怯える必要があるんだろうね。
だけど、……見せたいとは思えなかった。
この手には最初から何も残ってやしないのに。
ほんの少し、夢を見て現実から目を背けてしまった。
それだけでこの体に生まれた空洞はあまりに大きかった。
[ただそれだけのことだよ。
そう語る男の目尻からは、ちっとも涙なんて出やしなかった]
[男にとって少年をどうしてやろうかなど深く考えてやしなかった。
彼にも彼の意志があるべきで出来うる限り尊重すべきだと考えていた。
彼の価値観 語られぬ間にどれ程の想いがあるのか
その全てを耳にしたって正しく理解が出来るとは思えないが、
気紛れに伸ばした手が触れた
彼の琴線にでも触れてしまったのだろうか。
彼の語る言葉は途切れ途切れだった。
届く場所には何もないと彼は言う
涙してしまう程届かない場所にある大切なものとは何なのだろう]
それは君にとってどんなものなんだ。
命というわけでもないんだろう。
それから君の中でそれは手の届かない場所にあるんだろう。
君は、人とのつながりを求めているのか?
[そうであるなら男には与えられないものだろう。
何せ男は人に非ず。それから彼は化物に非ず。
男にとって映る人々はどうしたって憧憬すら抱く、遠い存在だからだ]**
夢はね、抱くことは無かったから。
眠る夢を見ることも殆どなかったから。
[ 俯くままに綴る言葉は不安定に揺れて、
淡々と続く彼の世界に鑢掛けされる錯覚に息を吐く。
繋いだ掌は冷たく遠い。
繋げて理解した感覚はきっと正確なのだろう。
“己の手にも何もなかった”
知って居たはずで認めていた筈のそれに、
まだ何かが残されているのかもしれない空想を。
何もないことを理解しきって、
ふふ、と笑う顔は恐らく柔らかかっただろうか。
俯いた顔は誰へも見せないけれど。
今だけは目を背けていた現実を口にする子供は、
何もなかった空洞に虚ろな笑いを溢すだけ ]
人との繋がり……じゃないと思う。
誰かがぼくに手を伸ばす時って大抵殴る時で、
近付かれるたびに怖くて仕方なかったから。
人は怖いもの。
その繋がりなんて欲しくはないよ。
[ 自ら繋がれて大人しく従えば、
少なくともその間は殴られないというだけの自己防衛。
夜を泳いで売られた日も、
生贄化粧に縛られ城に置き去りにされた日も。
そうして異端を見せ付けるように、
牙持つ夜の怪物に己をものだと云ったのは。
そういうことなのだろう、きっと ]
ぼくはモノだったんだ、今までね。
大切なものなんてないから、
自分にとって何が大切かも分からない。
だからそれが欲しかっただけの、
心のない怪物みたいなものだった……それだけ。
[ 繋いだ掌をそっと解放し、
視線は交わらないままに椅子から辞して足は床の上。
借り物の服に靴。
己のモノなど何一つなく、子供はただ唇で笑うだけ。
足元に控えていて見上げる狼だけは、
流した涙がもう枯れたことを知るだろうけれど ]
ただの夢を見たかったのかもね。
[ 真実から遠ざかる夢を。
許されないその行為を、幾夜の間だけでも。
拒絶も、独りも慣れている。
疵は刻まれ続けてその痛みすら笑って流せる。
虚飾であってもそれは身を護るための鎧だった。
他人が己を侵すことから守るための唯一のもの ]
セレスに会おうと思ってたけど
やめた方がよさそうだね、あなたを見ていると。
彼女の想いを綴った日誌を返すべきかなって。
あれはぼくなんかが触れていいものじゃなかった。
[ 日誌の場所は知っているのだろうから、
己の諦めを城の主たる彼に告げて笑いはそのまま。
ただ、彼が口にした言葉が真実だとするなら
かれの孤独を埋めるには、互いを知らなさ過ぎて ]
貴方の傍にしか居場所はなかったけれど
貴方の傍にもぼくは居場所がないように思うんだ。
生贄も気味の悪い子供も要らないなら、
話すたびにぼくが要らない子だと知られてしまうから。
[ 相互不理解の螺旋が続く限りはきっとこのまま。
ならば要らない子のまま彼を殺した方がきっと楽だろう。
今なら恐怖に怯えることなく、
彼を殺した後に自ら心臓を突くことも出来る気がして ]
でも、貴方が知りたいことは全部見せる。
ぼくには最初から何もなかったけれど、
モノでしかなかった僕が怯える必要なんてないし。
命も大事なものじゃなかったって理解したからさ。
[ 焼き直しの言葉に悪辣さはなく、
彼が望んだただのセレンという子供らしく素直に。
彼の知りたいことが尽きた時、
きっと終わりの時間が来るのだろうと予感しながら ]**
[羞恥と時間と、あとは知識か
玩具やらと少しばかり斜め上な準備に
たどりつく日はいつになるやら
何にせよ、君は素股というものを学び
私は君という存在はとても快楽に弱く
そしてかわいいことを再度確認して
敏感であり、頬を、肌を上気させ
色づき魅了して止まぬ、そんな君を
汚す背徳感と、腿の弾力
狂おしい位に、気持ち良い
さて、私が言葉責めが好きかというとそうでもない
君の反応がかわいいからつい、揶揄したくなるのだ
それを一般的に言葉責めというとは私は、知らない
なお、羞恥プレイに関しては否定させて貰おう
今恥ずかしいのはほら、君だけだし。ね?]
[しかし、君は若い。年がというか、体力がというか
そんなところもまた、愛しいのではあるが
己の名を呼ぶ君に。どうした、と囁きつつ
手は君の絶頂を促し、君の雄を弄び
高く甘やかな声とともに、君が頂に達すれば]
…… っ
[数瞬息を止め、こちらもまた精を君の腿に
吐き出すに、至るであろう
ぽた、と君の背に汗が滴り落ち
息を吐けば精魂使いはてた君をじっと、みやる
腿を自身の精で汚す君。なんともそそる光景では、あるが
一度、君の頭を優しく撫でた後]
このままではいかんよ、なぁ
[寝てしまいたいが、性交は後片付けまでが性交です
衣類を整え、果てたものをズボンにしまい込んだ後
少し待っておれ、と
布団をかけて寒さを感じさせぬようにしたあと
シャワールームへと足を向かわせ、
タオルをお湯で濡らし、君の体を清めていこう
勿論君の雄も、腫れぼったくなったであろう窄まりの周囲も
白で濡れた内股も、だ
……ある意味これも羞恥プレイ?いやいや、そんなばかな
*]
[ 今度ばかりは、互いに達することができた
太腿にかかる熱い液体に、また羞恥に駆られそうにもなるが
それよりも満足感と高揚感が僅かに上回ったか ]
[ ……そして、若いといっても限度はある。
例えサーヴァントであっても、
交わりは戦闘以上に精魂使い果たすのだなと
また一つ、勉強した巨人さんだ。
しかし、眠い。とにかく眠い
このまま夢の世界へとダイブしたくもなるが
その場合間違いなく翌日大変なことになるだろう
(主にカピカピ的な意味で)
…とはいえ ]
し、シロさん!オレ一人でもできるから!!
[ ちょっと待っていろと言われ夢見心地数分
戻ってきた彼が己の身体を拭いてくれたのは嬉しかった。
――嬉しかったが、流石に赤子にするように
後ろまで拭かれそうになったのは盛大に慌てもしたか
…しかし、何だかんだで腕も満足にあげられぬ
倦怠感の中だった故、その抵抗は彼でも
躱せるものだったかもしれない。
――翌日、悶える内容がまた一つ加わった ]
[ そうして、己が大分清められた頃には
心地良い眠気の中にあっただろう ]
――シロさん。ありがとな
もっと、いろいろ話したい、けど……
[ うつらうつら
いつもより夜更かししてしまった巨人さんは
もうすぐ意識も落ちそうだった *]
遠慮せずともよい。
疲れているのだろう?私に身を、任せて。
[慌てて、夢見心地から目覚める彼に
淡々と告げて。拭くのは止めない。
ほら腕も満足に上げられないではないか
ならば私がすべて清めるから。ほら
力を抜けとばかりに、温かい布は
君の体を隅々まで、清めてゆくだろう
果てたのは攻め手であり先程の一度だけの私と、
昼間溺れたりなどしつつ、受け手で3発も達した君
たとえ基礎体力に違いはあれど、
抵抗を躱して綺麗にすることは可能であったろう
大丈夫だ、その悶える姿も愛らしい]
[ということである程度綺麗になった君
生まれたままの姿で、うつらうつら
乱れたシーツの上。汗や散った君の白濁はしみ込んではいるが
寝れぬほどぐっしょりなことは、ないだろう
とはいえ、出来れば。綺麗な褥で
ゆっくりぐっすり眠って欲しいものだから
うん、距離も近い。いけるな]
そうか。眠いなら目を閉じておれ。
[告げれば、君の脇と膝裏へと手を差し入れ
よいしょ、と抱き上げて隣の
綺麗なままの私のベッドへと君を移そうか
大丈夫。私も英霊。これくらいでぎっくり腰にはなるまいて]
[流石に汗だくの私が、彼の傍で寝るのはまずかろう
ということで、うとうとしている君に
お布団ぽんぽん、かけて
シャワーを浴びに行こうと、よいしょと腰をあげるのでした*]
[ 羞恥心が顔出したって
シロさんのイケメンな言葉
に
不覚にもときめいてしまえば、オレの抵抗なんて
儚いものだ。くっそう……
(でも、シロさんに全て委ねてしまうのは
確かにこの上なく心地良い。
…このまま依存して、ずっと堕落したいくらいに)
――それでも、シロさんに任せっきりは
オレのプライド的にも許せないので、
やっぱりリベンジしたいなァ、とも思うオレだった ]
……うん
[ 眠いなら、と言われてしまえば
遠慮なくその目を閉じるだろう。
暗闇の中、ふっと浮遊感を覚える
最早感覚があやふやなほど意識が無い
――姫抱きされたと知れたなら、それこそ
惜しいことをしたと、意識なきオレに
翌日以降のオレは憤慨しただろう ]
[ ……そういえば、オレは今日もまた
シロさんの寝顔を見れなかった。
いつか、三千の世界の烏が絶滅するより前に
貴方の穏やかな寝顔見て、眠りにつけたらと
夢の中に、そんな小さな想いを連れ込んで
――まァ、翌日盛大に寝坊して
シロさんの寝顔はまだまだ見れずじまいな訳だが *]
[愛しい君が眠りに落ちたのを見届けて
シャワーを浴びに、その場を去る足音が、1つ
衣類を脱ぎ捨て、頭から湯を浴びて
獣慾を押し流す様にして]
……触れてしまうと、駄目だな
歯止めが効かなく、なりそうだ。
[可愛かった。愛しかった―――もっと
溺れて、仕舞いそうになった
そうすれば、負担がかかるから耐えた。
そう、耐えるほど君は魅力的だったのだ]
[結ばれた幸せと、今更になって訪れる羞恥
こんな顔、見せずに本当によかった。と
風呂の中でずるずると、壁に凭れて天井を見上げる]
(そんな私は、初心者な君が
リベンジを狙っていることには
まったく気づいていないのだが
プライドに火をつけた、ことも)
此方が世話をする、というのも
よいもので、あるな。
[小さく、思い出し笑いをして
―――シャワー室からそろそろ退散だ]
[ 古城を訪れた子供達は沢山いた。
親を失くしたり、兄弟と生き別れたり
様々な境遇の子供達がいたと思う。
哀れんだら良いのだろうか。
彼の語る不幸に対して思う。
同情は別段と望んでいなさそうだと見えるが
どのような反応を求められているのか
男には分からず、不当な扱いの果て
自身すらもモノだと自負する彼に対し ]
……そう。
俺では君に教えてあげられないね。
[ 離れた手を追うこともせず、
彼女の日記を目にした彼に笑う。
あれもどれも
彼の言葉に不満が含まれているような気さえした ]
君が見たくないのならば見なければいい。
知りたくないものを知る必要などない。
話す度に君に拠り所がなく思えるなら
話す必要などないね。
俺はこれでも君自身と歩み寄ろうと考えて
その結果言葉にしただけだけど……。
[ 腰掛けた椅子から立ち上がる。
跪く事もせず見下ろしたまま続けた ]
知る度に要らない子になるんだろう?
なら、知らないままでいい。
君はさっきから何に嫉妬しているんだ。
[ 見せるならば見せてみろと双眸を眇める ]**
[体をふいて替えのシャツとズボンを着て
ベッドの方まで戻れば、君はぐっすり夢の中
その無垢な寝顔が可愛くて
かわいくて、愛しくて
暫しは、その茜色を撫でていたけれど
このままだと再び悪戯を開始しそうなので
名残惜しく自分はソファに寝っ転がって朝を迎えるのだ
勿論、君が目覚める頃には
私は部屋のソファに座っている]
おはよう、よく眠れたか?
[と、声をかけるのも常のように]
朝食はケータリングとやらを頼んでいるから
部屋で食べよう。疲れているだろうし
今日は午後から遊びに行こう。
さて、げぇむせんたぁと、映画館とあるが
どちらが、いいかね。
[と、褥に未だ体横たえる恋人に
るる〇を取り出して尋ねる
そんな私が、いるのである*]
[ 貴方が、水の流れに未だ残る獣慾を流していたと知れれば
オレはどう思ったのだろう。
――でも、一度灯った再戦誓う心の火は
今度こそ彼の理性溶かそうと、奮闘するんだと思う
"愛"とはつまり、そういうことだ]
―翌日―
[ 何分、己が起きた時、彼は既に目覚めソファに座っていたから
彼と共に寝たのか、それともソファに追いやってしまったのか
そのことすらわからなかったのだ
一緒に寝れなかったことを知れば
「共寝するんじゃなかったのかよ!」と異議申し立てしたかもだが ]
へへ、おはよーシロさん
[ ――昨晩の魅了が未だ残っているのか
寝起きの挨拶する己は、その幸福から
何時もより何割か増しでぽやぽやしていたのである。]
そうだなァ…昨日は色々疲れたから、
今日はのんびりしたいかもしれねェや
[ なら映画館かなァ、と二択の内一つを選ぶ
ゲームセンターもかなり楽しめそうだが、あそこは少し
騒がしいと聞いたこともある。
――昨日から、胸に残るぽかぽかとした暖かい幸せを
今日はゆっくり反芻したいなと思うオレなのであった]
[
このステータス異常(?)が途切れたあたりで
漸く昨晩の"おたのしみ"を悶えるコースに入るのかも、だが
今はにへらと阿呆みたいな笑みで
朝食を楽しみにしていようか *]
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