人狼物語 三日月国


77 【ペアRP】花嫁サクリファイス 弐【R18/R18G】

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【人】 鬼 紅鉄坊



あの子は生きています……そうですか、見ていましたか
随分元気になりました
もう少し身体がしっかりすれば、里に下ろすつもりでいます

勿論、村に帰したりなどしませんよ
本当はもっと遠くに行かせてやりたいのですが、
山を出るまでは、私が共に

[ 両者の合間を空気の流れが吹き抜け、葉が擦れ鳴る。
 暑く湿った夜、その風だけは何故か冷たかった。

 暗い場所でも目立つ相手の髪が乱れる。
 彼はそれを直すことせずじっとこちらを見つめ、口を開いた。 ]
(95) 2021/06/21(Mon) 10:26:47

【人】 鬼 紅鉄坊



「お前さん、本当にいいのか?」


          それはどういう意味で──?

[ 答えを得ることは無いまま、鬼の男たちは別れる。 ]*
(96) 2021/06/21(Mon) 10:27:04

【人】 鬼 紅鉄坊

── 夏の日・山奥で ──


しかし、薬は帰らねば塗ってやれないぞ
傷は小さくても恐ろしいものなのだ

[ 問答は互いに殆ど同じ内容を繰り返しながら、終わらない。>>80
 相手のように顔には出ずとも、引かんとする強情さはそこに表れる。
 向かい合うように近くの木の下で座す鬼は、腕を組み頷かない。

 千太郎はずっと外に出れなかったから、きっと分かっていない。
 壁のようにただ板を打ち付けるとはいかなかった風呂釜の修理
 直せるまでの間は拭うだけで我慢してもらったが
 その時見た身体には少なくとも今傷は残っていなかった。

 無償で村人に物資を求め続けることが心苦しく、
 人間は立ち入れない場所にしかない薬草を探しに来たのが今日。
 未だ早かったのか、はたまたこうした経験も必要か。]
(97) 2021/06/21(Mon) 10:27:22

【人】 鬼 紅鉄坊



どうした?

[ 鬼には心は読めず、覗き込もうとも思わない。
 そして今相手を想うという自分の感情で頭がいっぱいだった。

 故に、花嫁の中で燻るものに気づくことはなく>>81]
(98) 2021/06/21(Mon) 10:27:51


なっ……

[ 気づけば吐息が掛かる距離。差し出された紅色と甘く響く囁き。
 こんなにも二人の顔があるのは、初めてではないだろうか。
 そんなことを冷静に思考する余裕が、鬼には無かった。

 離れていては意識の外だった血の芳香が、すぐ傍に香るのだから。
 千太郎に付きっきりで暫くありつけてない新鮮な血肉が、
 そこには、いや、それこそが千太郎で──

 その千太郎が誘ってくる。求めてくる。]



[ 誘われるように手は伸びて、手首を掴み強くこちらに引く。

 傷ついた指を口内に迎え入れれば、甘く噛みながら舌を這わせた。
 理性を遠のかせる味を齎す一筋を、何度もなぞり先を押し付ける。

 引き摺り出された本能。切り捨てられない本質。
 咎める言葉の代わり、漏れ落ちるのは獣じみた息ばかり。
 捕食者じみた贄の望むままに、今その目には「千太郎」は映っていない。 ]

【人】 鬼 紅鉄坊



[ 息が上がる。日差しではないもので身体が熱を持つ。
 言葉も忘れる程に夢中になっていた。

 未だ逞しいとは言えない手首を掴む力に、常の気遣いは無い。
 四方から聴こえる虫の声は、真昼の狂宴の蚊帳の外。 ]**
(99) 2021/06/21(Mon) 10:33:17
 かんぅ殿ったら

[彼がまさか雄たけびを上げそうになるとか野蛮なことを思っているとは思わず、色にかこつけて好きだと言われて照れて頬を染める。
かんぅは出会った当初から自分に対して好意的な言葉ばかりを口にしてくれて、嬉しがらせてくれる。
最初は呆れるばかりだったのだけれど、どうしてだろう。
いつしか照れて仕方がなくなってきた]


 そ、そうか。
 それならば、生成りの白の地に、白い絹糸で縫い取りをしようか。
 平織のものなら縫いやすいし、肌に触れても痛くない。


[長く身に着けてほしいから、と彼の肌に傷みがないように思うのは、自分の肌が弱いせいか。
すぐに治ってしまうが、人に化けているとどうしても白竜での鱗とは違って傷つきやすいのだ。
かんぅの肌は強そうに思うが、少しでも自分のせいで傷がと思うと胸が痛くなってしまうだろうし]


 ん?
 よいぞ、そんなのはいくらだって。


[抱きしめたいと言われて、何を今さら、と思ってしまう。出会い頭は傍若無人に抱き上げられたりしていたような気もするが。
それならば、と自分の方から抱き着こう。
彼の太い胴に抱き着いても腕が回らない。
本当に、子供と大人のような体格差だ。そのせいだろうか。自分の方がうんと年上だというのに、かんぅ殿にいつも子供扱いされてしまうのは]


 かんぅ殿には、余はどう見えているのかの。


[無鉄砲さや突拍子の無さから、余の方がかんぅ殿が子供ように見えるのに、と彼の胸に頬を擦りつけながら拗ねたように唇を尖らせて]

 余はもう色々と知っている大人だというに

[その知識がとても偏っていて薄いなどとは本人気づいていないのだが*]

 
***


  『神様』である彼のもとに、
  嫁いだ者は何人もいただろう。
  その一人ひとりを、彼は覚えているのだろうか>=2
  それとも、記憶に留めてさえいないだろうか。
  
  あの日のことは忘れもしない
  あの優しさを覚えている

  けれど、彼は『生贄』を求める『神様』で。
  ……私たちとは、違う存在。
 

  

  小屋を出ればざわめく声が聞こえた
  私と友人は何事だろうと顔を見合わせる。
  
  そう大きな村ではない。
  歩けばすぐに理由はわかるのだろうけれど。

  こちらは大切な花嫁なのだから。
  そう外で逃げ出さないようにか
  見張っていた村人に言われ、
  報告を待つことになる。
 

 

  やがて、伝え聞いたのは

  「 よそ者がどこから聞いたのかわからないが
    花嫁に会いに来た 」 という話。


  ざわめきはどうなっていただろう。
  疑問を抱いたものの、
  周囲の目から逃げられない私は
  その人に会いに行くことなく、
  静かに、声のするほうを見ていた。*
 

[動悸が激しい。
照れて頬を染めている姿に目を奪われた。可愛い、愛い。愛らしい。幾つもの言葉が胸を回る。真面目に死にそう。このままでは血が足りない、輸血を頼む。心が滾って血管がいく。様々な表現では追いつかぬ程の愛いを見て、その上心遣いまで聞けばかんぅは死にそうだった。

可愛さで。]

[人は可愛いで殺せる。]



 平織のものか。
 恩に着るぞ、婿殿。
 ……そこまでしてくれるとは、婿殿は
 まさに神!


[魔物です。
かんぅの肌は多分やすりでも大丈夫だけど、その心が嬉しい。あ、また天国が見えた。そして追い返される。その繰り返しである。絹糸は彼の髪に似て見えるだろう。白く艶めく其れは、さらりとして流れのように美しい。肌もまたきめ細かく少し触れるだけでも傷つきそうだった。
だからこその躊躇い。

いや婿殿を知る程に
尊さが増して、知らぬ頃よりもずっと
壊してしまうのではと考えるようになった]




 …いくらだって良いのか?



[思い出すのは最初のやり取り。
あの時自分は聊か勢いが良すぎた。聊かか、聊かぐらいだったか。婿殿は初めて会ったとき怯えていたのではないか。と思うようになったのは穏やかな時を過ごすようになってから。今気づくのか、愛は深さを増すごとに相手を思いやる気持ちを生む。愛ってすごい。

躊躇いと確認のために問うていれば
婿殿の方から抱き着いて]


 …!!!!!!!!!


[かんぅは、息を飲んだ。]

[やばい、すごいやっばい]



 …ど う?


[ぎゅっとして壊れないか。
怖くなった。大丈夫だろうか、ぎゅっとしていいのか。分からない何も分からないが胸に頬を擦り付けて拗ねる唇を見ればおそるおそる背に手を回した。最初のときは何も考えずに触れていた。けれど、今は違う。愛しいの深みを知ったのだ。
其れに彼から触れてくれた。

壊さぬように背を撫でて]



 大人といえど、命の精の意味も
 知らぬかったではないか。


[ふっと笑い。
其れから背から髪を撫でてその瞳を覗きこもうか。確かに婿殿の方が自分よりも長く生きているのだろう。そして長く生きる。美しい白竜。この洞の主。下界に触れず、天女のように清く生きてきた彼は欲に関しては幼子のようだ。

拗ねたような唇が幼さを増して見えるのだと
指摘するにはあまりに愛らしく]


 かんぅには、愛おしく見えている。


[恋しく愛おしく。
髪を撫でる手とは異なる手で顎をなぞれば
唇に指腹を触れさせて、触れても。と問うのは接吻。トキメキが抑えられずに、唇を重ねる許しを待つのだ。*]




   記憶はいずれ朽ち果てる。
   たかだか100年の中ですら言伝はヒレを生やし
   伝聞は姿形を成すことすら叶わない。

   忘れぬということ。
   ただそれだけが如何に尊いか。

   我が『花嫁』に全てを示そう。
   それはただ一人、お前にのみ相応しい。







     花嫁が逃げぬように?

     実に愚かしい。

     私が選んだ唯一無二の女が
     己の運命に背を向けるような
     醜女だとでも言うのか。








   紅のシャシュカを携え村の奥へと進む。
   先程逃げ出した人間がそろそろ報告に
   向かっている頃だろう。

   あぁ実にバカバカしい。
   自分達が祀る『神』から『供物』を守ろうなどと。
   その勇猛にソフィアへの愛などあるのだろうか。

   『ラサルハグ』は『花嫁』を憂い、村人達を退ける。
   そして、いつかたどり着くその場所で



[ぎゅうっと抱きしめるというより抱き着いていると、そっと背中を撫でられる。ああ、癒される。やはり人のぬくもりはよいものだ。
水の魔物である自分は、水生生物をやはり傍に置くものだから、それを人の姿に変化させたとしても本性は変わらずにいて。
そういうものたちは元々抱きしめる腕がないから、そのような習性がない。
だから、抱きしめることの温かさを教えてくれたのはかんぅだった]


 そ、そんなことは知っている、もう知っているぞ。


[ふいっと知ったかぶりをしてしまうのだけれど。
優しく髪を撫でるかんぅの手が心地よく、顎に添えられた手が上を向かせる。
どうしたのだ?と思えば顔がなぜか近づいてきたので、自然と落ちる瞼をそのままにしておけば]



[―――唇同士が触れた。

いや、最後は自分の方から求めるように動いていったかもしれない]


[唇が触れただけだというのに、なぜだろう、すごくドキドキしてきた。
それはかんぅが移した何かの病かもしれないのだけれど。

しかし、その病は嫌いではない]

 かんぅ、どの、どうしてだろう。
 余は病かもしれぬ。
 妙に、ドキドキが止まらない………。
 すまぬが閨に連れてってくれ。

[そう言って、抱っこ、と彼に向って両腕を差し出した*] 

[しったかぶりの言葉が愛おしい。
自然と近づいた唇は柔らかなものに触れた。婿殿から求められたのは気のせいではない、と思いたい。掌が彼の背に強く触れた。人と人のように。愛を育むように唇が重なった箇所が熱い。人の鼓動を感じるのはいつぶりであろうか。

彼が初めてなのは口づけだけでないと
知ればその尊さを抱きしめる力を強めてしまったかもしれない。抱きしめてその華奢な体を壊してしまったかもしれないから知らなくてよかったのだ。

ただトキメキはとまらず]


 …病だと?


[婿殿が病にかかった。
医者を、医者を、名医を寄越せ。と村に降りていきそうになった。だがそのはた迷惑な行動は行われなかった。何故なら、両腕を差し出し抱っこと告げる彼に息を飲んでいたからだ。ドキドキが止まらない。とは……

閨…閨 ……閨!!!]



 あ、あいわかった。


[抱き上げてそのまま
すさまじい勢いで閨へと走った。布団の上に彼を下ろすまで一瞬だっただろう。ふんどしでかける如く。閨に寝かせた彼の姿は髪を散らばらせて、トキメキを抱えてみえた。

愛だ、愛しかない。]


む、婿殿
 どきどきは止まらぬか?


[無事か。と問いながら
その衣の胸元にと手をやり、人ならば心の臓がある場所を撫でて息が苦しくないか。と問うように衣類を緩め。それから、少しだけためらったのち。]

 




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