人狼物語 三日月国


62 【ペアRP】ラブリーナイト【R18】

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[困惑しながらも、ゆっくり瞬きを繰り返す。
 褒めてくれているのだろうかと思ったら
 じんわり胸の奥からなにかが湧き上がる。

 身体を動かしたサクライさんが、何かを
 手にするのが見えた。
 
ホームセンターサクライ

 呼べそうなほどある道具から選ばれたのは、
 ネイビーの、
 高級そうな、革の─── ]
 


[柔らかに微笑むその人に、僕は静かに身体を起こし
 ゆっくり体制を整える。
 ベッドの上に足を畳んで座って、
 両手を揃えて膝の間について、
 少し身体をサクライさんの方へ傾けて。

 顎を、上げた。

 剥き出しの頚動脈を露に。
 あなたになら
 掻き切られても構わない、 信頼と忠誠を。]
 


[そこに手が伸びて、取り付けられた首輪は
 見た目よりずっと重い。

 苦しくはない。
 声が出せないほど締められることもない。

 けれど、ずっと、心が震える。

 サクライさんのモノになれたことに心が弾む。
 ぞくりと背中が粟立って、わざと唾液を
 こくりと飲み込んで
 動く喉が首輪に触れる感触を確かめた。]
 


[思い出したように、無理だと思ったら身体を二回
 タップして、と伝えてくれるサクライさんに
 微かに眉を上げて、それから頷いた。
 きちんとセーフワードのような行為を
 提示してくれることに驚いて、また嬉しく思って。


 だから僕は、聞かれればちゃんと答えるだろう。
 前のパートナーが指示していたセーフワードは
 『きらい』という三文字だったことを。

 僕がその言葉を言えないのわかっていて
 決めたのかは定かじゃないけど、
 実際言えなかったから、ギリギリ危ない道に
 向かいかけることも少なくなかったな。
 たまたま動脈の上にかけられてしまった
 縄のせいで腕が壊死寸前、なんてこともあった、

 うん、無事でよかった。 
 ]
 



   ふふ、そういうことなんです。
   たとえ、付き合ったとしてもですよ?
   体の相性が良くなる可能性が高いわけでは
   決してないですから、
   お互いの時間のためにも、ね?



  
  Time is Moneyとは言ったもので、
  よくわからないことに時間を投資するより、
  試すことへの時間の投資がいいと、
  彼の中では思っているのだ。

  頂を楽しめば、今度は胸全体を楽しむために
  両脇からむにぃと内側に寄せて、
  作り出された真ん中のラインに目を向ける。

                       ]




[ベッドで膝立ちになったサクライさんを見上げる。
 衣類に乱れのない彼のその姿から、
 自分の置かれた立場がよくわかる。

 サクライさんのデニムの一部分に目を
 やりたかったけれど、瞳をじっと見つめたままにした。
 それは主人の命を待つ、犬の如く。

 サクライさんの視線はつう、と下がり
 僕の下着をじっくりと見ている。
 わざわざ言葉にされるのは恥ずかしいけれど、
 彼の言う通り、濃く粘っこい白濁で
 下着の中はべたついていて酷く不快だった。


 ─── 見せて、と言う言葉は短く軽く響くけれど
 逆らえない力がある。

 はい、と小さく返事をして、ベッドから降りた。]
 



   一期一会かもしれないと割り切っていない人と
   必要以上には仲良くできないでしょう?
   だから、その人のためでもあります。




  返事をしながら、彼女と密着して
  胸を寄せては離してを繰り返していると
  気に入った指が後ろの方へと伸びてきた。
  してほしいこと、と聞かれると
  そうですね、と前置きをして。

                     ]


    この綺麗な胸で、挟まれたいですね。
    ……して頂けますか?

*




[肌着の裾を掴み、交差させて引き上げ脱ぐ。
 ちょっと首輪に引っかかったけれど
 そのまま強引に引っ張って。

 脱げた肌着は、こちらは汗でしっとりしていた。
 床にそっと投げるように置いて。
 サクライさんから、視線は外さないまま。

 ボクサーパンツに手をかける。
 ウエストのあたりをずり下げる手が
 微かに震えて。
 濡れた布地が過ぎて取り払えば、
 空気がひんやりと熱を奪う、

 ……はずなのに。
 おまけにいま、達したばかりだというのに、


 僕のそこは、また兆し始めていた。]*
 

でも、それも直継さんの一部でしょう?

[髪を染めていても、カラコンであったとしても。
彼という人を彩る装飾の1つ。
今は素の私だけれど、普段の私だって私自身には変わりないのだから]

ふふ、今日だけでも好きがたくさん増えますね。

[満足そうな笑みに頷き、瞳が近付いて更に彼が鮮明に映る。
唇を重ね合わせ、柔い唇を味わうように上唇を食まれれば緩む唇。
距離が離れたと思えば、首筋に顔が埋められピクリと身体を震わせた。
確認する事は出来ないけれど、紅い華が咲いているのだろう]

直継さん…。

[覗き込む瞳は悪戯気を帯びていて、細まる瞳。
唇へ口付けられ、彼の名を呼ぶ。
何への好きなのか、私にはわからないけれど。
目は口ほどに物を言う、ということわざの通り。
瞳でもっとと強請る。
それが言葉なのか、口付けなのか、どう受け取るかは彼次第。

唇への口付けと首筋への口付けが繰り返されていき、段々じわりと染まる頬に瞳がとろり溶けていくだろう*]


[ 唇を触れ合わせると、そこに重ねるように
  言葉で肯定されて───
  触れた唇がやさしく食まれると、
  ぴく、と頬がかすかに震えた。

  必要なくなった、邪魔な冊子を避けて、
  直接手を触れ合わせれば、そのまま
  ゆっくりと体重を預けて。
  腰に回った絡んでいない方の腕が、
  そっと引き寄せてくれれば、
  彼の背をソファに落とすようにして倒し。]



     ん─── ぅ?


[ ちゅ、と音を立てて離した唇。
  あ、と落とされた母音に首を傾げて
  少しだけ上体を浮かせると。

  聞かれたことに、微笑みを返し。]

 




   今は、 あなたのものにしてほしいかな



[ いいですか?と尋ねて。
  そっと体を倒し、覆い被さるようにして]
 


[ そう、囁きかけ、耳殻をつつ、と
  舌先でなぞり、食んだ。]



    ………その前に。

    シャワー浴びていいですか?

    それとも─── 一緒に入ります?


*

それが分からない人も多いからね。
朔月が一部だと認めてくれるなら嬉しいな。


[また一つ、好きが増える。
増やそうと思えば幾らでも好きは増えていくだろう。
そして好きが増えた分だけ――]


うん、……朔月。


[沢山の赤い華を咲かせてしまおう。
今は首筋だけだけれど胸元にも、他の場所にも。
その前に――]


惚けてきた瞳もずっと見ていたいけれど、ね?
もっと可愛くなれるようにしてしまおうか。


[背へと回していた手を戻し、その手にかけていたネクタイを掴む。
そのネクタイを帯として朔月の目元に近づけゆるりと目隠しをしてしまう。

目隠しをした状態で唇を触れ合わせ、此処にいるよと伝えよう*]

 
 
  
……ッ
、そ、うですね
  一緒に……入りましょうか


[ 耳を擽る甘い感触に、
 眉を僅かに寄せながら、小さく息を飲む

 声が漏れそうになるのを、耐えれば、
 誤魔化すように、その提案を受け入れた]

[ ぐっ、と腹に力を入れて、
 彼の身体を支えながら、ゆっくりと起き上がる

 悪戯に、腰に回した指先をすぅと、
 上になぞりあげてみたりして、彼の反応を見ながら]

  
  良い夜に、しましょうね


[ ふふ、と赤い舌をちらとさせながら、
 楽し気に目を細めた

 もう少し、悪戯を仕掛けたい気も湧いてくるが
 それは後でも構わないだろうと、
 それ以上のちょっかいはかけずに、ソファから立ち上がる]

 
 
  お先にどうぞ
  すぐに後から行きますから


[ そう促せば、腕時計を外し、
 コトンと、テーブルの上に置いた*]  

確かに理解してくれる人より理解してくれない人の方が多いですね…。
髪や瞳の色は、その人を飾る装飾みたいなものだって私、思うんです。
人と違ったってその人の本質は変わらないし、魅力の1つだって。

[生まれた時から周りとは髪も瞳も違うけれど、それも個性の1つ。
魅力の1つだと思う。
周りにももっと、そう考えてくれる人が増えればいいのだけれど。
なかなか難しい事だともわかっている。

紅い華が1つまた1つと咲いてゆく。
それは彼の独占欲を表しているように感じて、笑みが浮かぶ。
もっとその瞳に私を映してほしい、愛でてほしい。
そう思ってしまう]

ん…。
直継さんの手で、もっと私を可愛くして?

[視覚を閉ざせば、脳が普段処理されない他の感覚に能力を割くと聞いた事がある。
だから目隠しをすると普段よりも他の感覚が敏感になったと感じるのだとか。
彼の瞳を見れないのは少し残念だけれど、その分彼が見てくれるだろうから。
此処にいると伝えるように唇が触れ合えば、口元は緩んで彼を求めるように手を伸ばした*]



[ 微かに詰まった息と、寄せられた眉に
  にや、と口端を上げて、
  おこされる体をそのままに、彼が起き上がるのを
  しばしの間、おとなしく待っていたの、だが。]




     ───ッ ンっ…



[ 悪戯になぞり上げられた悪い指先に、
  ぴくりと肩を跳ねさせたあと、
  ちら、と視線をううした。

  煽るように覗かせる赤い舌。

  ぺろ、と唇を濡らして、唾液を飲み込んだ。]

 





    ええ、  いい夜に


[ ほほえみかけると、彼の体が
  まっすぐに起き上がるから、
  かけていた重心の位置を戻し、

  そっと身体を離して立ち上がる。

  すると、促されるから、軽く服を払って ]

 




    わかりました、じゃあ、先に


[ と素直に脱衣所へと向かうのだ。

  はやる心臓の音をどうにか宥めて、
  ふと覗いた鏡にうつった己の顔は、
  ほんのすこし頬に赤面の名残りが。

  息を吐いて、ひとまず細いそのベルトに
  手をかけて、緩めた。]*

 

ううん――。


[伸びて来る手の甲に、手を触れ合わせる。
朔月の手を自分の首筋へと誘うとその言葉をやや否定する言葉を紡ぐ。
声色は優しいものだ。
否定を意味する曖昧な返しにも拒絶の色合いはない]


手だけで満足してしまえる?


[くすり、と小さく笑みを込めた呼気を漏らす]


私は足りないよ、それでは足りない。
私の全てで朔月の全てを可愛くしたい。


[朔月の手を誘えば自分の手は閉じたブラウスの釦へと。
ぷつり、と一つ釦を外せば肌が外気に晒される。
晒された肌に指を這わせ鎖骨を撫でると今度はそこへと口づけを落とした]

見えない分、感じてみて。
見えない分、想像してみて。
綺麗な髪と、綺麗な瞳。
それに負けないくらいに私自身で朔月を飾ってしまうよ。


[頭を挙げると柔らかそうな頬へとキスをする。
朔月を飾る綺麗な色合いの髪に指で触れ撫でると唇は再び胸元へと。
釦を一つ解放しては胸元に赤い華を咲かせ、今度は目元や頬、鼻先にキスをして回った*]

[ 目論み通りの反応が得られれば、
 口の端に浮かべた笑みを深くして、
 ふふと、楽しそうな声をあげた

 彼がバスルームに向かうのを確認してから、
 フロントに電話を掛ける

 新しいタオルを一式頼めば、
 程なくしてホテルマンが、届けてくれる]

 
  ありがとうございます
  いえ、回収はまた……明日にでも、


[ 回収するものがあるか尋ねられれば、
 断りを入れて、美しい所作で去るホテルマンを
 見送れば、カチリと、ロックがかかる音が響く]

[ 新しいタオルを手にもって、
 自分もまた、ベッドルームを横切り、
 バスルームへと向かった

 向かう歩みの途中、
 彼の頬が、染まっていたことを思い出せば、
 自然と笑みが浮かんでいたのだが、無意識のことで
 自分では気づいていなかった


 脱衣所は、先ほど自分が使った後だが、
 綺麗に片付けておいたので、使った痕跡は
 使用済みのタオルが、タオルかけにかけてあるくらいだろう

 脱衣所から、バスルームの間は
 ガラス張りになっているので、彼の姿は見えた

 そして、振り向けばこちらの姿も見えただろうが、
 気にすることは無く、黒のハイネックをたくし上げて、
 ばさりと、存外に荒々しく脱げば、脱いだ衣服は
 綺麗に畳んで、棚に置く

 鍛えると言うほどではないが、
 身体を動かすことはかかしていないせいか

 程良く筋肉のついた身体は、だらしなくは見えなかっただろう]

[ 白のパンツも、黒いボクサーパンツも、
 脱いでしまえば、先に彼が身体を流しているであろう
 バスルームへと、足を踏み入れた]


  おまたせしました
  ここも、すごいですよね


[ 大理石でできたバスルーム
 窓からは、外の景色が良く見える
 暗い時間になれば、夜景が美しいだろうと想像できた

 そんな感想を言いながら、
 視線は、外を見てはいなかったのだけど
 濡れた目の前の身体を、上から下に、視線が動いて
]

 
  
  実は、私はもう、シャワーを浴びてしまってまして
  良かったら、背中でも洗いましょうか?


[ 真剣そうな表情で、そんな提案を一つ
 ―― 冗談半分で*]

[汚くないよと応える代わりに
 摩られた爪の先で、史郎の掌をくすぐった。
 汚くない、悪い子じゃない。

 困惑した表情をする史郎へ
 真新しい首輪を取り出してみせると
 朝日に綻ぶ花の蕾みたいに
 顔の色が変わっていく。

 つけやすいよう、首を上げてくれて
 本当にいい子。
 血管の色を透かせた首元に
 かじりつきたい様な気持ちを堪えて
 俺は舌先で乾いた唇を湿した。]


  俺の、シロくん。


[首輪に手をかけ、仄かに頬を染める彼を
 甘い声音で呼んだ。]

[この純朴で美しい青年は今ひとときだけは
 間違いなく俺の物なのだ、と。
 その事実を確かめるように。

 だから、前の飼い主の話なんて
 聞きたくはなかった。]

[ベッドに膝立ちになった俺は
 まだ靴も脱いでいない。
 対して、肌着と下着だけの史郎から
 俺は全てを奪おうとしている。

 それでも文句も言わず、
 史郎は肌着に手をかけた。

 細身ではあるが、決して貧弱ではない上半身。
 白い肌に、濃紺の首輪はよく映える。
 そして残るボクサーに手がかかり─────
 雄々しく天を仰ぐ陰茎が、
 新たに溢れた蜜に先を潤ませていた。

 つい先程、放出したにも関わらず。]

 




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