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【人】 白魔導士 バド[危険といえば危険だが 死を脅かすような仕掛けのない研究所内。 少しだけトラップや魔物の存在に気をつけていれば どうということはなく普通に歩ける。 いくつかの部屋を見回るも まほらまの結晶はまだ見つからず 先程の激しい運動や魔力消耗もあってか 少しばかり体が怠い。] フィル、ちょっとだけ休んでいいか? [瘴気を旋風や聖魔法で払いつつ動くのは 魔力の低下が著しい。 少し疲れた顔つきで足を止めると 安全そうな一部屋、まだ形を保った椅子に 腰をおろした*] (10) 2024/02/24(Sat) 15:00:07 |
【人】 魔剣士 フィルこんだけ苦労してタダ働きなんて御免だね。 せめてしっかり見つけるもんは見つけて帰ろうぜ。 [もう来ることもそうそうないだろうしな...と バドの言葉に頷きつつひとまず制御室を後にする。 また少し進み、幾つかの部屋を探したが 目当ての結晶は見当たらない。 バドがふいに声をかけてきたのはそんな時だった。] ん?ああ、オッケー。 [よく見ればバドは少し疲れた顔をしていて。 思えばここに来てからずっと動きっぱなしだ。 自分は魔力も貰ったしまだいけるが、 バドは道中瘴気を祓いながらの探索だ、無理もない。 さっき休憩したっつても実質休んでないしな。] (11) 2024/02/24(Sat) 17:52:28 |
【人】 魔剣士 フィルま、無理すんなよ。 倒れられても困るしな。 [軽口を叩きつつそのへん見張りしとくわ、と 部屋の壁に手を掛けた瞬間 カチリ、と音がする。] ......げ、 [そういやネスから貰った小瓶ちゃんと見てなかった。 やべ、と思った瞬間にはもう遅く 壁に小さく開いていた穴から怪しげな煙が噴出し 小部屋の中に充満する。] (12) 2024/02/24(Sat) 17:53:53 |
【人】 魔剣士 フィルげほげほげほっ.. くそ、油断した、今度はなに...っ [また催淫系のトラップかーーと身構えたものの 特に体にそういった変化はなさそうで。 匂いにつられて魔物が襲いかかってきたり、 おかしな機械が作動する気配も特にない。 肩透かしを食らったように力を抜く。] (13) 2024/02/24(Sat) 17:54:57 |
【見】 魔銃士 イーグレット負担なんてこと、ないですよ。 寧ろ…安心してるくらいなんです。 目が覚めた時、ノインさんが居てくれて……良かった。 [社交辞令でも取り繕うでもなく、本心からそう思う。>>@5 もしもこの状況で一人だったら、今頃発狂していたかもしれない。 もしもノインが、敵意や殺意ある人物だったら、今頃危険な思いをしていたかもしれない。 こんなにも己を大事に思ってくれている人が、傍に居てくれたことは不幸中の幸い…いや、幸運過ぎるくらいだ。] ……ノインさんだから、じゃないでしょうか。 普段の私がどんな気持ちだったかまでは分かりませんけど 今の私は、そう思ってます。 こうして介抱して貰った恩義も大きいかもですけど、ね。 [こうして接していく中で感じ取れる人柄は、慈愛に満ちたものだ。 盾使いという生業の本質までは分からないが きっと彼の包み込むような優しさと、この頼もしさがあるからこそ成り立っているのではないだろうか。 皆の命を預かる…そんな大役を任せられるほどの器を、彼は持っているからこそなのではないかと。 逆に信頼感のない人を盾役にするはずはないだろうし。] (@9) 2024/02/24(Sat) 19:47:26 |
【見】 魔銃士 イーグレット……お恥ずかしい限りです。 聞いてたら、その、お腹が空いて来たみたいで。 特にノインさんの手料理…… パンケーキが食べてみたくなってしまいました。 折角なので…… 良ければご一緒に、戴けないでしょうか。 [彼はそんな己の図々しさを嫌がる事なく こちらの気持ちを汲み取ってくれたのかはわからないが "一緒に。"食べて貰えないか、と言ってくれた。 その優しさに甘んじてしまうのは、抗えない食欲だけなのか 記憶にはなくとも、身に憶えている本能なのか。 定かではないものの、彼の手料理が食べられると分かれば 羞恥心よりも嬉しさの方が上回っているのは事実だった。 台所に立ち、料理を振る舞う様子を見てみたかったけれど まだ目眩がするから下手に動かない方が良いかもしれない。 料理をしてくれる彼の邪魔にもなりそうだ。 そんな思いから、此処で待っていると伝えておいたことだろう。 エプロンを身に付けて 部屋を出ていく貴方の背中は、先程見送った時よりも 何となく楽しげに見えた。>>@7] (@10) 2024/02/24(Sat) 19:48:28 |
【見】 魔銃士 イーグレット[…暫くして、彼は戻って来ただろうか。 バターと小麦の焼ける良い香りがしてくる。 そこにほんのりとハチミツの甘い匂いも乗って、食欲は増すばかりだ。 ぐぅ…と定期的に鳴る腹の虫。 差し出された皿の上に乗せられた、ふわふわパンケーキ。 狐色の焼き目にはたっぷりとハチミツが掛けられていて。 なんとも美味しそうな見た目と、この甘い香りが余計に食欲を唆り ……何となく、既視感が。 ゴクリと唾を飲み込む。] 美味しそうですね……… ──えっ!? あ、いや、えっ と…… ! [当然のように、「あーんでも、する?」と言われれば 驚いて変な声が出てしまい、赤面しながら慌ててしまう。 いやさっきも水や薬を飲ませて貰っていただろうに。 何を今更、こんなに動揺する事があるのかと 落ち着けと言うように、内心でツッコミを入れつつ。 付け足された言葉に、変に意識して慌てふためいた自分が恥ずかしいな…とほんのり染まる頬を掻いた。] (@11) 2024/02/24(Sat) 19:49:37 |
【見】 魔銃士 イーグレット[ ──…ザッ、ザザッ 唐突に。一瞬、脳裏にノイズ混じりの何かが過ぎる。 切り分けられたパンケーキ。 差し出されて、頬張る自分。 口の中に広がるふわふわな食感と、濃厚で甘いハチミツ。 そしてバターの香り。 微笑む誰かの口元。それを眺め見ながら、美味しさと 愛おしさ 緩んでしまう己の頬。 それは何よりも幸福な時間……。] あ、れ………? [額を抑えながら、目を瞑る。 この流れて来た映像は──… まだこのパンケーキを口にしてすらいないというのに ノイズ混じりでも、妙にリアリティのあるもので。 もしかしたら……。 これは失った記憶の一部かもしれない。と] (@12) 2024/02/24(Sat) 19:51:19 |
【見】 魔銃士 イーグレット…………あの。 "いつも"みたいに、してくれませんか? [ならば普段通りにして貰えれば、きっと。 もっと違う何かも思い出せるんじゃないかって 何も保証はないけれど、そんな気がしたものだから 曖昧に終わらないうちに。消えないうちに。 そうしてくれるようにと、強い眼差しを向けながら頼んでみる。*] (@13) 2024/02/24(Sat) 19:52:15 |
【見】 盾使い ノイン 本当?安心、して、くれてるの? 原因の、俺が。 ……よかったって、思ってもらって 罰が当たりそうだけれど。 ――それでも、どうしよう。 嬉しいの。 [君に拒絶されなかった、ことが。と呟く。 俺は欲張りだ。君の目覚めに安堵し、君の記憶喪失に嘆き。 なのに、君が記憶を失っても、己に対して 負の感情を抱いていないことに喜んでいる。、 ”俺だから”と君がいうものだから。 ――ゆっくり養生してほしいのに。 思い出してほしいという我儘な情が、 思わず、顔を出してしまいそうで、 狡いよ。イーグレット。 思わず抱き着いて、君の腕の中に居たいと 強請ってしまいそうになる。 今の君が俺と同じ情を持っていないと知っているのに。 君の腕のあたたかさを知っているからこそ、希求してやまない。] (@14) 2024/02/24(Sat) 20:51:33 |
【見】 盾使い ノイン[名を呼べば、言葉を詰まらせるような様子を見せる、君。 そんな姿も、普段とは違うのに惹かれるのだ。 根本的なところが、同じだから。 求めて、でも手に入れられないと理解して。 少しだけ哀しく、されどいとしと心は叫んでいる。] ――嬉しいよ、君に、求められるのは。 俺なんてクエストのあとはいつも、お腹がすいて ぐぅぐぅと鳴らして、いるから。 恥ずかしくなんて、ないさ。 うん、一緒に、食べよう。 [君が求めてくれたことが嬉しい。 それが食欲からきていることだとしても。 甘んじてほしい。甘えてほしい。 普段は俺が、甘やかされているのだから。 君が部屋で待っていると知っているからこそ。 調理された出来立てのパンケーキの皿を持つ手は、しっかりと。 何かを踏んですっころばないように、きちんと部屋まで向かうルートに障害物がないのを確認して。 慎重に、でもできるだけ早くに。 テーブルの上に置いたパンケーキに釘付けになっている 君の顔を見られただけで。おなかいっぱいになりそう>>@11 ああ、なんて可愛いんだろう。] (@16) 2024/02/24(Sat) 20:52:29 |
【見】 盾使い ノイン ……え? [まさかの、君の願い。 ぱっと顔を上げ。薄っすら頬を染めつつ首を縦に何度も振る。 異国の牛の玩具よりも、多分素早く。 1切れ。切り分けるサイズは少し大きめ。 君がほおばって、満足感を得られる大きさ。 たっぷりのハチミツに一度浸して、また絡めて バターの香りとともに、 君の口元へとフォークを持った手が伸びる。] (@18) 2024/02/24(Sat) 20:53:06 |
【人】 白魔導士 バド あほか、倒れるかよ。 [軽口に軽口で返しつつ見送ろうとしたその時。 壁のスイッチを押す音が小さく聞こえ 近くの壁から煙が充満する。 咄嗟に息は止めたものの、体内に侵食して 何か悪さをするようなタイプではなく──] 大丈夫、か……… [安否を確かめようと 煙が落ち着いた先に居るフィルの頭に いつもなら絶対にない、ふあっふあなそれ。 尻から伸びた長い尻尾。] (14) 2024/02/25(Sun) 8:18:39 |
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