赤い靴 キファは、メモを貼った。 (a23) 2021/04/23(Fri) 9:36:55 |
赤い靴 キファは、メモを貼った。 (a24) 2021/04/23(Fri) 9:37:26 |
【人】 赤い靴 キファ>>ゲイザー 「ふむ。事件の解決についての相談だが……。 今リーディングした通り、吉兆と出ている。 吾の啓示はアドバイスとして──」 そこは、キファの借りている部屋だった。 時間としては、キファがヌンキに贈り物をした後。 質素な室内には、少女が二人。 無事恋バナで盛り上がるお友達となった、 ゲイザーとキファである。 ゲイザーは定期的に、キファの占いを頼っていた。 現在行われていた占いも、その一端である。 ばらばらとテーブルの上に広げられたカードを 回収しながら、キファは問う。 「しかし、意外だな。 おまえ、そこまで事件の解決に興味があったのか。 無論理解は出来よう。好きな人を守る為だろうが……」 (54) 2021/04/23(Fri) 10:43:16 |
【人】 操り人形 ラサルハグ>>53 ゲイザー 否定の意で首を横に振る。 「俺もたいして関わりはなかった」 シトゥラに関しては事実だ。 ニアは旧知から「気にかけてほしい」と暗に頼まれていた。 つまりは多少なりとも縁があったといえる。 そのような人物の死の知らせに、 常ならば落ちこんだ様子を見せるものなのに、 おかしいくらいに平然としている。 ……そんな事実、あなたが気づく理由もないが。 「だがあなたは、 落ち込んでいるように見えた。 違ったとしても話のひとつ聞くことはできる。 いるか?」 (55) 2021/04/23(Fri) 10:52:39 |
【人】 パイ焼き ゲイザー>>54 キファ 「キファさんの占いは当たるって身をもって実感していますからね。 実際はどれだけ占いの結果が良くても自分で動かないと何も得られませんが……でも前に進むための心の支えは必要です。吉兆でよかった」 回収したのを確認すると、予め持ってきていたピーチパイを切り分け始めた。 さくさくとした食感とカスタードクリームのまろやかさ、そして桃の甘みと一度に多くの楽しみを得られる一品だ。 「そうですね……好きな人を守るためは勿論ですが、私も会議に出る者として頑張らないとと思って。 ……ただ結局私一人じゃまったく見当もつきませんからこうしてキファさんに泣きついてしまったのですけれど」 苦笑いと共に切り分けたパイを乗せた皿を差し出した。そこまではよかったが、「パイに合う紅茶も持ってくればよかったですね」とこぼす。詰めが甘い。 (56) 2021/04/23(Fri) 10:54:08 |
流星の騎士 ヌンキは、メモを貼った。 (a25) 2021/04/23(Fri) 10:58:58 |
【人】 赤い靴 キファ>>49 ヌンキ 「無論、言ったであろう。 吾はおまえに感謝をしている。 故、贈り物をしてやりたかったのだ!」 キファは目を細める。 「吾とサダルをくっつけたのは、おまえだろう? 故。今、吾からおまえに贈れるのはこの花だ。 『私の愛情は生きている』。 この花は、そういう意味を持つ。 ……確かに、吾らの愛情は、後天的なものだ。 おまえが祈り、そして、神がそれに答えた。 おまえの望んだ形じゃないとしても──」 キファは知っている。 サダルへの愛情が、世間から見れば ”おかしい”ものであることも。 「告げる。 おまえの行いは、例え正しくなかったとしても 無駄じゃなかった ことを。例え造られたものであるとしても、 ”この愛は生きている”」 (57) 2021/04/23(Fri) 11:03:47 |
【人】 パイ焼き ゲイザー>>55 ラサルハグ 「落ち込んでいる。……そう、なのかもしれませんね。今自分がどんな気持ちなのか、自分でも把握しきれなくて」 平然としている異常に気付く様子がない。それもその筈、貴方と会話した事なんて聞き取りの時くらいなのだから。 「話ですか。……。では、少しだけ。 ニアさんとシトゥラさんの事ですけど。メレフさんの報告ではニアさんの部屋に二人はいたんですよね。二人は……もし『そういう間柄』だったのだとしたら。無事に想いを交わすことができたのでしょうか。出来たのなら、いいんですけれど……」 この期に及んで女は二人の関係性や恋の行方にばかり目を向けていた。けれど、女にとってはそれがとても大事なものだったのだ。 (58) 2021/04/23(Fri) 11:09:58 |
【人】 赤い靴 キファ>>56 ゲイザー 「ふ、構わんよ。 ……然し、おまえにも『正義の為』の心は有ったのだな。 ──ぬお! 作ってきてくれたのか、ありがとう」 自嘲するように笑んだところで、 転がり出てきたピーチパイに目を輝かせた。 キファは警戒心が強い。 毒入りの可能性も考えたが、 殺すなら今である必要はない。足が付く。 それに、彼女とは実に友好的な仲だ……。 ある意味で実直な娘だから、 敵対しない限り妙なことはしないだろう。 「少し待っていろ。今、吾が紅茶を淹れて来る。 この部屋にもおいて有るのだ」 上機嫌な足取りで、席を立った。 → (60) 2021/04/23(Fri) 11:41:25 |
【人】 パイ焼き ゲイザー>>60 >>61 キファ 「正義。ふふ、そうかもしれませんね。私にもあったのかも……あっ!紅茶、助かります!うふふ、こうしてみるといかにも女子会!って感じがして楽しいですねっ」 席を立つ貴方を嬉しそうに笑いながら見送ったのち──女はその顔から表情を消した。 明らかに水面下で動いていたと分かる痕跡の数々。信用できる者たちにしか話せない事もあるだろう。その為に使われたものかもしれない。 でも、この女は──ここ数日で変化したキファの態度を疑っている。 ゆらりと人影が揺らめく。 表情を、気配を、足音を殺して屑籠に近づく。こうして動くのは慣れている。獣を狩る時に役立てていたし── 好きな人に色目を使う人間たちを殺す事にだって利用してきたのだから。 そうして女は便箋やメモが積まれた手を伸ばす。獣を解体するように、貴方の腹の内を切り開こうとする。 (64) 2021/04/23(Fri) 12:12:20 |
【人】 操り人形 ラサルハグ>>58 ゲイザー 「ああ、『そういう』。 さて遺体の様子を知らないからこれは推測だが。 想いの果てに本能より優先すべく取った行動だろう、と 俺は結論づける」 興味深そうに目を細めた。 「あなたは『そういう』話が好きなのか? 生の喜びよりも死の永遠によって結ばれる恋物語は 美しい?」 いまのラサルハグは働き蜂みたいなものだ。 生きる人から魂の煌めきとおしまいの物語を 唄うカナリアを探している。 その道程にたまたまあなたがいた。 (65) 2021/04/23(Fri) 12:17:55 |
【人】 傾く天秤 ブラキウム>>51 >>52 ラサルハグ、ルヴァ 「……あ。」 ブラキウムは、溢れていた涙が止まりました。 あれほど苦しみを感じていた胸は、すっかり落ち着いています。 きっと今ならアップルパイを美味しく食べられるはずです。 ブラキウムは、繋いだ手を一度握り返してからゆっくりと離しました。 「ありがとう。ルヴァのおかげで、もう悲しくないのだ。」 (66) 2021/04/23(Fri) 12:18:35 |
ルヘナは、静かに紅茶の香りを楽しんでいる。 (a26) 2021/04/23(Fri) 12:25:20 |
【人】 パイ焼き ゲイザー>>65 ラサルハグ 「成る程。……それなら、いいんです」 女は絶えず物静かな様子を見せていたが、声色だけはほんの僅かに柔らかくなった。 「うふふ、私……恋のお話が好きですよ。 砂糖菓子のような甘いハッピーエンドも酸味の強い果物のような悲しいお話も。 ですが……死が齎す恋が生きて紡がれる生の恋を凌駕することはありません。でも、逆もそう。 恋に貴賤などないのです。展開による優劣などあってはなりません。 恋する人たちは皆美しいと思うんです。他の人から見れば取るに足らない、他の物語の方が美しいと言われるようなものであっても……その人に宿る想いはきっと、混じり気のない本気のものでしょうから」 金色の瞳は痛いほどに真っ直ぐな視線を貴方を真正面からぶつけてそう言い放った。 (69) 2021/04/23(Fri) 12:37:28 |
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