人狼物語 三日月国


42 【突発完全RP村】実になりてこそ、恋ひまさりけれ【誰歓】R18

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【人】   月森 瑛莉咲



  [ 私が玄関へたどり着いた頃には
    もうその後ろ姿すら見えはしなかったけれど


   かわりに置かれた赤いシュシュと
   夜でも映える黄色の花 ]
   


   これは……
   


 [ 手にとった瞬間。 ]
(66) 2020/09/13(Sun) 7:48:04

【人】   月森 瑛莉咲



 
?!!




 [ あれ。


  なんだなんだなんだなんだ?!

  死ぬんじゃあないのかなってくらい心臓が跳ねて
  熱があるんじゃないかってくらい、
  顔に熱が灯って。

  自分で何が起きたのかさっぱりさっぱりわからない! ]
(67) 2020/09/13(Sun) 7:51:04

【人】   月森 瑛莉咲




 [ ただ解るのは、月夜に透けた髪の色と
  背中がやけに脳裏に焼き付いて。


  痛い。
  苦しい。
  

  よくわかんないけど


  よくわかんないから 眠れなくなっちゃった ]
(68) 2020/09/13(Sun) 7:56:18

【人】   月森 瑛莉咲



 [ そのまま、陽はのぼり。

  いつもより早くに、
  眠気まなこの女子はあの祠にやってきた。


  わんこくんはもう来てたかな。
  朝ごはんにしようとしたサンドイッチ

  やけに食べ物喜んでたから今日は君にあげよう。
  ぼんやり手を伸ばし、
  いつものようにわしゃり、わしゃり

  きっと撫でまわしていたはず ]
(69) 2020/09/13(Sun) 7:58:37

【人】   月森 瑛莉咲


 [ うつらうつら、ぼんやり。
  石に腰掛けて、ひとりごとのように
  祠へとむかって話しかけて。 ]



  かみさま どうしよう
  私、しんじゃうかもしれない。

  昨日の夜から心臓がおかしくて
  すごく変。
  


 [ 左手首には赤いシュシュ。
  いつもなら供える花は手の中に残ったまま。

  ぽやんと頭のなかに残る後ろ姿を思えば
  また心臓が痛い。 ]
(70) 2020/09/13(Sun) 8:13:10

【人】   月森 瑛莉咲





  ここで死ねるなら、
  私きっと幸せだとおもうの。

  ……でも、かみさまには迷惑ね。
  


 [ 睡眠不足に耐えきれそうもなく、
  お年頃の娘さんが地面に横たわってしまった。

  ご両親が知れば泣いてしまうような光景ですね。
  おまわりさんの巡回に鉢合わせたことはないから
  だれかが来ることなんて考えてすらいないのです。 ]
(71) 2020/09/13(Sun) 8:15:32

【人】   月森 瑛莉咲



 [ ちなみに心臓に全く異変はなく。
  脳裏に異常もなければ、悪い病気でもまったくなし。
  健康はお墨付きであります。


  強いて言うのであれば
  月森 瑛莉咲という娘御は、


  
  高鳴る鼓動や、
  灯る熱の意味を、


  まだ知らなかっただけで。  ]
(72) 2020/09/13(Sun) 8:33:22

【人】   月森 瑛莉咲




  へい……でゅーす
  たいまーせっと じゅっぷん……


 [ スマホの音声認識ソフトに声をかけられるくらいには
  まだ理性はありました。

  でももうだめだ。


  次にはすやりすやり、寝息が響く **]
(73) 2020/09/13(Sun) 8:36:06
  月森 瑛莉咲は、メモを貼った。
(a6) 2020/09/13(Sun) 8:38:05

【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす

[肉が欲しい、なんて不思議なリクエストだったけど
 望み通りにソーセージをたっぷり入れた
 ナポリタンにしてやろう、と
 長い尾をしゅるり、と引きずりながら
 奥へと引っ込んでいくのだった。

 下半身が蛇であること、別に隠しちゃいない。
 たまに失礼な輩から「異形」と言われるけれど
 此方からすればこれが通常なわけで。

 そうして湯気の立つひと皿を
 青年の前に持ってきて─────
 無邪気な笑みを見たならば>>36


  きしし……ごゆっくり。


[そう、また尾を揺らすのだ。]
(74) 2020/09/13(Sun) 8:47:18

【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす

[けれども、それからしばらくの後
 フォークが床を叩く音に顔を上げれば
 そこにいたのは無邪気な青年じゃなく
 さっきよりグロッキーな顔した男>>48


  個室使うのは大丈夫スけど……
  アンタ、本当に大丈夫ッスか?
  顔色、すげえ悪いけど……。


[調子悪いならちゃんと言うんスよ、と
 きちんと言い含めた上で
 個室に消える青年の背中を見守るだろう。

 何度も読み返した万葉集も
 一句一句、頭の中を滑っていく。]
(75) 2020/09/13(Sun) 8:47:54

【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす

[まあ、ここは漫画を読むために
 オーナーが作った空間ではあるけれど、
 休みたい人は休むだろうし
 ただ友達と語らいたいだけの人もいる。
 何処でどう過ごそうと、自由な空間。


 ─────ああ、だけど、ご覧!
 ここにある一冊一冊は、
 君を決して孤独にしない!


 アルバイトがかつて「客」として
 この店を訪れた時に出逢った本のことは
 今でも鮮明に覚えている。

 ろくな娯楽もない世界でただ真面目に
 与えられた課題をこなすだけだった男の前に
 ある日突然この店は姿を現して
 たくさんの本で男を魅了したのだ。]
(76) 2020/09/13(Sun) 8:48:19

【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす

[これだけある中の一つくらい、
 俺だけのものにしたっていいだろ?

 ─────そう思って、漫画を一冊、
 ジャケットの内側へと忍ばせた。

 あの日から男はずっとここに居る。]
(77) 2020/09/13(Sun) 8:50:44

【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす

[本当に、ここにはたくさんの本がある。
 そこには描き手の描いた空想や思想、
 誰かに分かってもらいたい気持ちが
 所狭しと店内を埋めつくしている。

 たったひとりぼっち、空腹に耐えて
 それでもより良く生きようと
 足掻いて生きようとした異形の者の物語も
 もしかしたら─────?



 カウンターへと戻ったアルバイトの目に
 棚から一冊転げ落ちた漫画が止まる。
 『ポーの一族』と書かれたその漫画を
 棚に戻すと、男はまたカウンターでとぐろを巻いた。]*
(78) 2020/09/13(Sun) 8:51:37

【人】 科学者 アーニャ

 

   ふぁぁぁぁ……あにゃ


[欠伸が漏れた。
 助手の動作テストやら助手以外の研究やら
 やりたいことは沢山あるが――、
 どれも期限が存在しないと思えば
 肉体の欲求を優先することにする。]
 
(79) 2020/09/13(Sun) 12:45:27

【人】 科学者 アーニャ

 
[何せ、この世界はボクを除いて滅亡してしまった。]
 
(80) 2020/09/13(Sun) 12:45:58

【人】 科学者 アーニャ

 
[読み手のいないレポートは
 後でゆっくり纏めれば良い。

 背凭れに預けていた身体を起こし
 両腕を広げた。]


   ボクはお昼寝……じゃない
   仮眠をとることにした

   隣の部屋のベッドに運んでくれ給え

   えっとね、お姫様抱っこでだぞ!


[助手に軽々と抱え上げられ腕の中に収まり
 人肌と同じに作った熱に包まれれば
 猫のように目を細くして運ばれる。

 良いものを得た。]
 
(81) 2020/09/13(Sun) 12:46:10

【人】 科学者 アーニャ

 
[誰も、小さな科学者の言葉を信じなかった。
 高名な科学者であった両親を含めて、誰一人。

 廊下の窓は外に通じているが
 惑星中に蔓延した毒が入ってこないよう
 分厚いシャッターで塞いであり薄暗い。

 助手の規則的に動かされる靴底だけが音を響かせ]
 
(82) 2020/09/13(Sun) 12:46:24

【人】 科学者 アーニャ

 
[ヒーターで作り出した人工のものとはいえ
        、、、
 記憶にある限り初めての人肌の体温は
 酷く安心を覚えるものだった。]


   ぁ……むにゃ……


[ただ睡眠を取るためだけに作られた
 生活感の低い白の部屋。

 ベッドに下ろされたときにはもう
 半分以上眠りの世界に旅立っていた。**]
 
(83) 2020/09/13(Sun) 12:47:02
[重ねた唇は、多分同じ歯磨き粉の味。
 だけど、思ったよりも高い粘膜の温度とか、
 少しだけかさついた唇の感触とか、
 また知らない由人が見えてくるみたいで。

 腕の中に抱きすくめて、
 舌先で歯列を割ると、中はもっと柔らかくて熱い。
 ミントの清涼感なんかよりよっぽど強い、
 生々しい味蕾の粒の感触。

 ああ、この舌が「美味しい」と思ったもの
 アタシは毎日一緒に食べてるのかな、なんて。
 そう思ったら、もっと深く知りたくなった。]

[乾いた由人の声が、“俺”を呼んでくれた。
 初めて、呼んでくれた!]


  ゆうと。


[少しだけ甘えるみたいな口調で
 口の中で由人の名前を転がすと
 なんだかとっても安心する。
 ふと目があったから俺は「大丈夫だよ」って
 慈しむような目を向けただろう。

 由人の目の前にいるのは
 いつもの化粧もなく、
 ありのままの男の顔した俺。]

【人】 橋本 雅治  



  あ、


[ぐ、と胸を押しのけられて
 俺は微かに揺らめいた>>61
 抱き竦めていた腕が離れて
 あんなに近かった体温が、もうこんなに遠い。

 待ってよ、とか、どうして、とか
 言葉らしい言葉が何も出ない内に
 由人は部屋から出ていってしまう。

 さっきまでの空気が嘘みたいに
 真っ暗な部屋にぽつん、と一人残されて
 口の周りを汚す唾液が冷めていくのだけが
 今しがたの熱の左証だった。]
(84) 2020/09/13(Sun) 13:06:24

【人】 マリィ  

[一番拒まれたくない人に去られた衝撃は
 ゆっくりじわじわ、ざわつく心に染みていって]


  ─────は、


[自嘲の笑みが、零れた。

 由人が帰ってきた頃には、ソファーの上に
 でかい図体を丸めて寝ているアタシがいるでしょう。
 寝るには狭い座面に、
 人と分け合える空間なんかない。


 だけど朝が来れば由人は何事もなく
 お店に立つでしょうし、アタシも同じ。
 家に帰れば何も無かったみたいに
 「まあ相変わらず茶色い食卓ね!」なんて
 褒めもせずにご相伴預かるのよ。]
(85) 2020/09/13(Sun) 13:07:15

【人】 マリィ  

[結局、シェアハウスの話をしに
 営業マンは時折店に顔を出すから
 毎回曖昧に答えて終わる。

 いっそ「じゃあ機会があれば……」って
 引いてくれてもいいのに。

 それを見たお店の子にも
 「ママ、これ今誰も幸せにならないパターンよ」って
 目も合わせずそっと囁き落とされたりして。

 アタシは聞こえないふりして
 OLちゃんの愚痴に相槌を打つの。]
(86) 2020/09/13(Sun) 13:07:44

【人】 マリィ  

[例えば─────

 「美味しい」って言っちゃったら
 由人はきっと嬉しいでしょう?
 あの無愛想な顔に笑みっぽいのを浮かべて
 耳の端とかちょっと染めちゃったり、ね。

 それを毎日言って、
 ある日突然アタシが消えてしまったら
 その後どうやって生きていくのよ。

 「愛してる」って言っちゃったら
 由人はなんて言うかしら?
 キスは受け入れてくれたけど
 結局、ダメだったじゃない。

 アタシは何言われても平気。
 そう、言い聞かせているうちは。
 ……だけど、人間だから傷付くし血も出るわ。

 もし「無理」って言われたら
 アタシこの先どうやって生きていけばいいのよ。]
(87) 2020/09/13(Sun) 13:08:45

【人】 マリィ  

[そんなことを言ってるうちに
 栗の季節は過ぎて、
 白菜とかネギの美味しい時期になった。
 コロッケのラインナップに
 カニクリームコロッケが入ったり
 ハンバーグのソースもきのこから
 デミグラスに変わっていく。

 飛行機もホテルも予約して、
 ガイドブックも付箋だらけになった。
 北海道旅行の日程は、指折り数えられる程
 ぐっと近くなっていたでしょう。


 アタシは結局、来年までシェアハウスの話を
 ずるずる持ち越す気でいたし、
 あれからアタシから由人を求めることも無かった。
 「何も無かった」みたいなフリするのだけは
 アタシ、とっても慣れっこなんだもの。]*
(88) 2020/09/13(Sun) 13:13:04

【人】 かみさま 尊龍

[赤い髪留めを届けた後は何事もなく祠へ帰り。
 また犬の体に戻ってごろんと明け方まで眠っていよう。

 そうしていれば、朝も早くからエリサがやって来た。
 私は犬の体を起こしてわんと挨拶]


 わんわんっ


[こんな朝早くからどうした?
 なんて犬語で聞きつつ、供え物をくれるなら喜んでばぐっといただこう。
 はぐはぐと咀嚼しているとエリサが眠そうな目で私をわしゃわしゃ撫でてくる。
 私は撫でられるままにエリサを見ていた]
(89) 2020/09/13(Sun) 14:42:04

【人】 かみさま 尊龍

[そうしていると、エリサが祠に向かって話しかけてくれる。
 何々、死ぬかも、だと!?]


 くぅーん……、くぉーん……?


[なぜだエリサ、昨日まであんなに元気だったじゃないか。
 まさか、何かの呪いか?
 いや、そんな気配はない。なら、どうして……。

 犬の私は心配げにエリサの周りをくるくる回って鳴いてみせては、労るように手や頬を舐めてやったりもした。

 死ぬな、エリサ。お前はまだ若い。
 顔色だって良いし健康そうじゃないか。
 死ぬな死ぬな、死ぬと私はすごく悲しい!]
(90) 2020/09/13(Sun) 14:42:40

【人】 かみさま 尊龍

[やがてこてんと地面に横たわるエリサ。
 まさか、ここで死んでしまうのか?
 はらはらと近寄るも、どうやら眠るだけのよう。穏やかな寝息にほっと一安心。
 (寝る前になにやら妙なまじないを口にしていたが、昨今の人間の作法なのだろうか?)

 なんにせよ、ひとまず元気そうで良かった。
 私が昔ほどの力があれば、エリサの言うその心臓の患いも治せたやもしれぬのにと思うと、やはり、今の己の無力さを痛感する]


 ……せめて、夢見は安らかであるように。


[ぽふりと犬の姿から人の姿になり、眠るエリサに膝枕をしてやろう。
 さらさらと髪を撫でてその身の健やかなる事を祈ろう。
 これからもエリサが健やかであるように、幸せであるように祝いを授けよう]
(91) 2020/09/13(Sun) 14:43:09

【人】 かみさま 尊龍

[そうして、エリサが目を覚ますまで人の姿のままそばに……、
 と、思っていたが。
 人間の感覚で10分?くらいで、エリサの持つ謎の道具が大きな音を鳴らし始めた]


 っ……!?


[私はその音に驚いてぽふりと人から犬の姿に戻り、落ち着きなく妙な音がする謎の道具を犬の鼻でくんくんしたり、前脚でてしてししたりして音が止められないかと格闘しだした。**]
(92) 2020/09/13(Sun) 14:43:45

【人】 空腹な迷い人 レックス

[ 皿を持ってきてくれた時
 店員さんの下半身が蛇であることに気付いたけれど。
 この世界にも、異形と呼ばれるものがいるのかと
 少しだけ親近感を感じていた。

 だけど、染みついた習慣で、
 人間向けの笑顔を受かべていた。

 異形でも、人間を食べないものもいるから
 怖い話はしないでおこう。

  君"も"人間じゃないんだね


 という言葉は飲み込んで

 揺れる尻尾が、面白くて、また小さく笑っていた。
 ――尻尾のある奴は初めて見たな
]
(93) 2020/09/13(Sun) 14:54:42
 




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