42 【突発完全RP村】実になりてこそ、恋ひまさりけれ【誰歓】R18
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あっちじゃなかなか食えないし 北海道まで来たんだから 絶対食うって決めてた。
[ 鮭児を珍しそうにしげしげと 眺める様子をみているのは、 なんだか楽しかった。
女将さんの説明には一緒に頷いて。 半凍りのルイベを口に入れたあと、 彼を真似て炙って食べてみる。 凍ったものよりも、もっと 甘味が増して、じゅわ、と溶ける。
たしかに炙りも美味いな、と 上がる口角をそのままに、酒を含んだ。]
(40) 2020/09/16(Wed) 19:25:31 |
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[ ───とまあ、機嫌よく次々に 盃をあけてしまったものだから、 食事が終わる頃には少しばかり体が 火照って、ふわふわしていた。
これで温泉に入って酒が回って、 ぶっ倒れでもしたら洒落にならない。 だから遠慮したのだけれど、 彼は至極不満そうで。 尖らせられた口に、いつもより低くなった 笑いの沸点は、簡単に口元を緩めてしまう。]
そーゆーの別に求めてないから
[ パーティーじゃん!とはしゃぐ声に いつも通り、無愛想な返事を 返すのだけれど、まだまだ 諦めはついていないようで。]
(41) 2020/09/16(Wed) 19:25:55 |
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[ 甘えた声で引かれた腕を困ったように見つつ、 ここまでいうなら…と揺れかけはするが、 万が一を考えるなら、明日もあるのだし、 今は行かない方が賢明だろうと踏んで。
───というか、己は行かないから 彼だけ行ってきなよ、と先程は言ったが それも撤回する。行かない方がいい。 たぶん。なんか危ない気がする。
が、それを口にするよりも早く、 不機嫌そうに「行かない」と これまた唇を尖らせてとなりに座る彼を見て ふ、と噴き出して眉尻を下げる。]
そうだな、そうした方がいい
[ と同意すると、ぶすくれた顔のまま ベッドにどさりと横になった。]
(42) 2020/09/16(Wed) 19:26:13 |
[ 彼の方に上半身だけ向き直り、
不満そうな顔のすぐとなりに、
覆いかぶさるようにして肘をつき、
優しく手のひらで髪を撫でる。
そのまま瞳を伏せて、額に、
眦に、顳顬に、触れるだけの口づけを落とし。]
──また、明日、入ろう?
[ 吐息まじりに誘いをかけ、
その瞳を真っ直ぐに見つめて。
ゆっくりと体を起こす。]
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俺シャワー浴びてこようかな
[ と呟きを落として、あくびを一つ。 瞬間、ベッドに引き摺り込まれるのなら、 簡単にその体は沈んでしまうだろう。
目を丸くして、それから、また噴き出して 「びっくりした」なんてこぼして、 笑ってしまうに違いない。]*
(43) 2020/09/16(Wed) 19:26:50 |
| [ 想いは、力になる。 たとえ、魔女の力に敵わずとも。
繋いだ縁は、切れることなく。 それはいつか、形となって実を結ぶ日が来るだろう。 この身が、その日まで続いていれば……] (44) 2020/09/16(Wed) 20:34:02 |
| [ ぱたり、と扉が閉まれば、元の世界に帰ってきた。 門の向こうで、魔女が待っている。
一歩、また一歩。 門に近づいて、門の目の前までやってきた。]
ごきげんよう、麗しの魔女グロリア様 お初にお目にかかります
覗き見はずっとされていたようですが
[ 含みたっぷりな挨拶をしながら、一応頭を下げる。 魔女は特に怒った様子もなく、 相変わらず優雅に微笑んでいるだけだ。
門をくぐるのを待っているのだろう。
大きく深呼吸をすれば、意を決して一歩、踏み込んだ。] (45) 2020/09/16(Wed) 20:34:04 |
| 『我が愛しく哀れなお客様 ようこそ、我が時計館へ』 (46) 2020/09/16(Wed) 20:34:06 |
| [ 踏み込んだ瞬間。 足元から舞い上がる無数の紅い蝶。
優雅に嗤う魔女の声が、響き渡る。 思わず目をつぶって、両腕で顔を覆い、 一歩後ずさろうとしたが、そこにあるはずの地面はなく。 ふわりと身体が浮き上がり
――――そこで、意識は途切れた**] (47) 2020/09/16(Wed) 20:34:09 |
| [今更別な野郎の身体に興味は無かったけれど 恋人とお風呂に入る、ってイベントは すごく、すごーく楽しみだったのだ。 ……危ないって、何がよ? ] やだわァ……自分だけテイシュクぶっちゃって。 [そんな悪態をついてみせるのに 何処までも涼しい顔の由人が、 ほんのちょっと、くやしい。] (48) 2020/09/16(Wed) 21:42:28 |
[俺なんか、もう温泉一緒に入りたいし
このままずっとお喋りもしてたいし
キスもしたいし……
ぐずりかけの子供みたいに
情緒があちこち飛び散って、
自分でも訳わかんなくなってるのに
上からぐっと近付いてくる影に、
羽根が降るみたいな軽い口付けを落とされて
……それで、素直に
「……じゃ、明日にする」って
思っちゃう俺自身もいて。
やだ、もう。
いつからこんなチョロくなったの俺。]
| [だから、ベッドに引き摺り込むのに成功したら 今度は俺が上からのしかかってやる番。
まんまるに見開いた目をして笑う その鼻先に、かぷ、と柔く噛み付いて。]
まいったか!
[って。 照れて染まった耳をそのままに、 俺も悪戯小僧みたいな顔して笑うんだ。]* (49) 2020/09/16(Wed) 21:43:27 |
シャワー浴びたらもったいないじゃん。
今日の楽しい思い出全部、ぜーんぶ
今の由人に染み付いてるのに。
[ベッドに仰向けに押し倒した由人の耳元に
鼻先をすぅ、と押し付けて
今日のことを思い出してみる。
空港までギクシャクしてたのに
こっちに着いたら、やっぱり楽しくて
初めて余り物じゃない、由人が焼いたピザ食べて
……やっぱりアレ、すごく楽しかった。
ステンドグラスは、怖かった。
けど、今ならもう少しちゃんと見れる気がするから
次までに少し、勉強しようと思う。
……ああ、「これから」のこと考えるの
すごくワクワクするし、楽しい。
俺今、とっても幸せなんだ、ってこと
今更じわじわ心の中に沁みてくる。]
……ごめんね。
今一秒でも長く、一緒にいたい。
[耳朶に歯を立てながら、
我儘を言ったことに小さく侘びて
由人の頬を指の甲でそっと撫でた。
視線を下にずらすと浴衣の合わせから
俺も見た事のない由人の素肌が覗いている。
呼吸に合わせてふいごみたいに上下する
胸の中心あたりに手を置くと
掌にどくどく鼓動が伝わってきそうなほど。
口元に笑みを浮かべて
由人の胸元に宛がった手を
そのまま下に滑らせていく。
満たされた胃の腑から、臍、その下へ。
性器の膨らみの上を軽く撫でたら
俺の指先は浴衣の裾を割って
柔らかな内腿の皮膚をなぞるだろう。]
一緒にいたいし、……そういうことも、したい。
[それがもし俺の独りよがりだとしたら
身を引く程度の分別はある。
例え酔ってたとしたってさ。]
由人が嫌なら、しない。
俺、抱くのも抱かれるのも出来るけど
ホントは、抱く方が好きだし。
……このまま前みたいにぎゅーってしながら
眠くなるまでしゃべってたっていい。
由人がここにいるなら、それで。
[腕の檻に閉じ込めた由人を見下ろして
俺はうっとり目を細める。
こんな恥ずかしくなるほど甘っちょろいこと
言えちゃう相手がいるの、嬉しくって。]*
[ずっと側にいると、二人で生きようと言ってくれる。
私の孤独を憂いてくれる。
か弱き人の身で、こうも強く優しくあれるものか。
――やはり、私の嫁はお前しかいない。
にこり微笑み頷いて、
赤い蝶と共に菓子を、私の指を食む様を見守る]
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[ 急に体が沈んで、視界が反転すれば、 一瞬何が起きたのか分からなくて、 目をまん丸にしてしまうのだけれど。 「びっくりした」と小さくこぼして笑えば、 その体が浮いてのしかかる。
鼻先に甘く噛みつかれれば 思わず目を眇めて。]
ふは、 まいったまいった
[ とまた笑うのだ。 彼の耳の縁が赤く染まっているのは 気づかないわけじゃない。 きっとそれが酒のせいじゃないってことも。 だけど、きっと己の耳も同じように ほんのり染まってるから。
わざわざそれを指摘したりはしないのだ。]*
(50) 2020/09/16(Wed) 23:26:48 |
[ 耳をくすぐる声にそちらを見つめる。
彼の鼻先が吸った空気が、揺れて、
ほんのすこし耳のあたりをくすぐった。
余り物じゃないものが食べたい、
なんていわれたら、作るだろう。
そりゃもちろん、処理してもらわなきゃ
困るには困るのだけれど…それでも、
己の料理を食べたい、と言われて
喜ばないわけがないのだから。
今日いちにちを過ごしてよくわかった。
己のW楽しいWもW綺麗Wも
W不安Wも、全て共有したいのは、
目の前にいるこの人だ。
間違いなく、そうだった。
それがはっきりわかった。
これからも、ずっと、だとも。
また来よう、が言える関係になった。
───今は、言わないけど、あとで、
帰るまでにきっと、必ず。]
[ その手の甲がそっと頬をなぞる。
謝られた言葉に眉を下げて。]
───謝んなくていい
[ と一言だけ返した。
食まれた耳朶に、ぴく、と体が揺れる。
手のひらを胸に当てられれば、
こくりと唾を飲んだことも、
その無愛想な表情とは裏腹に、
早鐘を打っている心臓のことも、
気づかれてしまうだろうか。
されるがまま、滑り落ちていく手。
胸を、腹を、臍を、
そして、少しばかり熱を持ったそこを、
内腿を、触れられて。]
っン───っ
[ ごく小さな声が鼻から漏れた。
提案と懇願のような形をとりながら、
己に委ねられるこの先。
───同じ気持ちだ。
シャワーを浴びて、流したら、
そのあとは朝まで一緒にいるつもりだった。
シャワーは酔い覚まし、のつもりでもあった。
だって───]
嫌とか、言うわけないだろ
───俺だって、あんたといたいよ。
せっかく、W恋人Wになったんだし。
[ ……と、そこまで伝えてから、
顔が少し熱くなるのを感じるから。
ゆらゆら、視線を揺らして。
だけど、逸らすことはしないで。
耐えられなくなったらその首筋に
腕を回して引き寄せてしまおう。]
久々すぎるし、
ていうか、なんかこんな甘いの、
はじめてっていうか、…
なんか、ちょっと、照れる
[ そう耳元に落として。
もう一度力を込めた。]*
[胸元に手を当てても、鼓動は分からなかったけど
代わりに「謝らなくていい」って一言が
どうしようもなく、嬉しかった。
きっと、同じ気持ちなのかな、って。
いつもと変わらない素っ気ない態度の下、
触れた膨らみはほんの少し、
熟れた熱を孕んでいる。
由人の口から漏れる吐息に、
ぞくり、と興奮で肌が粟立った。
真っ直ぐ見つめあってたはずなのに
ゆらゆら、視線は揺らいで、潤んで。]
…………かわい……。
[率直に褒めたら強く抱き寄せられるものだから
俺の口元の笑みは深くなるばかり。]
俺だって、こんなん初めてだよ。
[こんなに甘いのも、
俺がちゃんと雅治として、誰かを愛すのも。
ついでに、自分から「抱きたい」って言えたのも。
客に合わせるんじゃなくて、これは俺の意思。
浴衣越しに、下着を押し上げる熱を
由人の腿に擦り付けて
俺は由人の耳元に熱い吐息を吐く。]
……大丈夫、これがそのうち
俺達の普通になるから。
[照れて耳まで真っ赤な由人は可愛いから
見られなくなっちゃうかもなのは残念だけど。]
[由人の唇に唇を重ねて、きつくその体を抱きしめる。
角度を変えて、舌先を絡めて、
酒の名残を帯びた唾液を分け与えて。
このまま一つに溶け合ってしまいたい。
肉と骨とに隔たれてしまうのがもどかしい。
少しでも近くにいたくて、由人の帯に手をかければ
室内灯の下、由人の裸体が晒されるだろう。
初めて見る恋人の身体に視線を這わせながら]
……どう、されるのが好き?
[低く、俺は尋ねるだろう。]
指で触られるのが好き、とか
[首筋から鎖骨にかけて、指先を滑らせたり]
こう、舐められるのが好き、とかさ。
[身体をずらして、臍のくぼみへ
舌の先をねじ込んだり。
直接的な性感帯には触れないまま
由人の反応を見逃すまいと
目だけはしっかり、恋人の方へ向けたまま。
如何せん、大事な人なんだ。
傷付けたくないし、気持ちよくなってもらいたい。
自分のされたいこと言わせたいとか、
オジサンじみた考えがあること、否定しないけど。
]
俺は、乳首舐められんの、好き。
こうやって、
[言いながら、俺は由人に見えるように
大きく舌を出して、わざとゆっくり
ほんのり色付く胸の先端へと落としていった。
平らな胸を飾るそれを、舌先で転がしては
時折やわく歯を立て、硬さを楽しむように扱く。]
噛まれると痛いんだけど、
その分舌が気持ちよくなるの、好きでさ。
[自分の好きな感覚を、恋人にも教えるように
言葉をなぞるように責め立てる。]
[ きっといつも言葉が足りてない。
自覚はあるけれど、口下手は
直らないから、察してほしい───なんて。
それはわがままなのかもしれないから。
なるべく、口に出さなきゃな、
とは思ってはいるものの、
照れもあってなかなか難しい。
少しずつ、少しずつ、言えるように
なったらいいな、とは思う。
こういう、素直な言葉も。
喜んでくれるなら、余計に。]
かわいくはないだろ
[ あんまり筋肉がつかないとはいえ、
趣味が筋トレの大の男を捕まえて
いう台詞ではないとおもう。
だから困ったように落として。
こんな甘さのある雰囲気は、
やっぱり照れ臭くて、
誤魔化すように笑ってしまうのだけれど。
同意が落とされて、下肢に触れた熱。
こくり、と唾を少し飲んだ。
耳元に落とされた吐息に、
ぞわ、とそこから粟立つ。
結んだ唇。見つめられると、温度が上がった。]
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