人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

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[ 風がそよぎ、身体の横を通り抜けていく。
  黒髪がはらりはらりと風に靡く。

  ───ああ、私はなんて幸せなのだろう。

  胸に湧き出すは言葉にならない温かな気持ち。

  居ても立っても居られず
  羽ばたきの音がする方向へ駆け出した。


  足を向けた先には、地面へと降り立とうとする
  彼の姿が見えただろうか。

  彼が地面へと着陸する、それよりも早く。
  地を蹴っては彼の胸へと飛び込んで、
  両腕で彼を抱きしめよう。]
 

 

   時見様……時見様……!


[ 再び涙がぽろぽろと零れ出す。

  甘える子供のように、
  何度となく彼の名を呼ぼう。

  腕に力を込めて、彼のぬくもりを、
  生命の鼓動を、確かめるように。]*
 

 
[ その後。特に何もなければ
  宿に二人で戻っただろう。

  到着し、正面入口から中へ入れば
  ボロボロになった彼の衣装に、宿のご主人は驚いて
  一体何があったのかと問い詰められたりしたか。

  爪で切り刻まれた吸血鬼の衣装は
  それはもう無惨な状態で、縫い直したり
  修理するのは不可能としか言いようがなく
  当然ながら弁償する流れとなったか。

  正直、衣装を
  台無しにしてしまったのは申し訳ないけど
  彼がこうして無事に傍にいてくれる。

  その事実に比べれば、衣装の弁償など
  私にとっては大した問題ではなかった。]*
 

 
  
―― 夕食前に ――



[ それは部屋に戻り、浴衣に着替えた後だったか。
  夕食前の暫しの休憩。

  この宿には部屋に足湯があるらしく。]


   あのっ……せっかくだから、
   足湯、入ってみませんか?


[ 疲れた身体に効くのではないか。

  そう思い、彼に提案してみたが
  反応はどうだっただろう。]
 

 
[ もし、承諾が得られたのなら
  彼と一緒に足湯のある場所へと向かう。

  そして彼の隣に腰を下ろし]


  あったかくて気持ちいいですね……。


[ 目を細めながら、そう呟いて。
  頭を彼の肩口の方へとこてり。

  ついでに、彼の手を
  包み込むように握っただろう。

  少し湯の温かさを味わってから
  今度は顔を風呂のある方へと向けて。]
 

 
[ 束の間、視線を彷徨わせ。

  あの、とか、えと、とか
  もごもごと何かを呟いた後。

  頬を淡く染めながら、
  ぱくぱくと口を動かして]


   夕食後に……一緒にお風呂、入りませんかっ!


[ 足湯ではなく、お風呂の誘いを投げ掛ける。
  さて、彼は何と答えただろう。]
 

 
[ どのような反応であっても。

  挙動不審に、
  あちこちきょろきょろとしては
  最終的には下を向いて。]


   やっぱり、その……私たち夫婦ですし…。

   それに、一緒に入ってあったまった方が
   色々楽しいし、いいと思うんです……。


[ 消え入りそうな声で懸命に彼に伝える。

  その言葉を口にしている最中、
  足湯のせいかは分からないけど、
  頬が熱くて熱くて堪らなかった。

  誘いは受けて貰えただろうか…。]*
 

──酒場──


  あら、女よ。
  私の裸は何度か見たでしょう。


[まだ日は浅いが
彼女と共に寝室で寝たことはあるし
その際には裸だった筈だから。

だからこの身体の変化は私がフードを被ってから。
アリアの痴態を見てたら、こうしたい、って
思ったから。]


  アリアも嬉しそうで
  ……安心したわ?

  
[彼女が小さく唾を飲み込む姿。
溢れた吐息と頷いた姿に
私はにんまりと笑みを浮かべた。

無理やりでも悪くなかったけど
彼女が望んでくれるなら、きちんとした
ご褒美になるのだし。]


  ……よく言えました♡
  可愛いわね、アリア。
  従順な子は大好き。


  ……ほら、そこのテーブルに手を付いて
  そう、二本足で立ってみなさい。


[彼女の応えに満足すると
私自身も知らず、我慢が出来なくなっていたのだと思う。
四つん這いだった彼女の手を持つと
6人がけのテーブルに手を置かせて
こちらにお尻を向けるように立たせた。

テーブルには人間が6人。
勿論動けないけど、彼らの瞳はこちらを見ている。
泥酔しているからか
彼らは真っ当な理性も働かずに、夢現のように
今の状況を見ているだろう。

テーブルから上半身裸の姿を晒すアリア。
私はその背中に回り込むと
屹立を彼女の股下に当てる。]



  ほら、形が分かるでしょう。
  今からこれで後ろから突いてあげるから。

  
「沢山気持ち良くなりなさい」


  ……私、あんたみたいな子だったら
  ずっと側に置きたいわ。


[それは歪んだ思いだったけれど
私は素直に思ったことを口にする。

それから股下に添えていた雄の象徴を
秘所にあてがうと
遠慮せずに奥まで腰を押し付けた。

彼女の小さな身体を
内側から広げるようにして楔が奥に入り込んでいく。]*

【人】 魔砲少女 シオン

―― ばしゃばしゃ・わぁぁ ――

>>24心地の好い鳴き声が浴室に木霊する。
 とても喜んでくれているのだろう。

 ...は湯を手に掬うと顔についた泡も取っておいた。

 それにしても本当に借りてきた猫のようにおとなしい。
 うちの猫はこんなに大人しかったろうか。

 ...は首を傾げ、>>25きゅぴーんと光ったように見えた目を見て納得した]


  ……そうよね、うちの猫ってそうだったわね。


[...は手に持っていたタオルで一先ず綺麗にしたのに
 また水滴やら毛のついた顔を拭った。

 拭いタオルから視線をあげると、
 ...はドヤ顔のハチワレ猫に凍てつく微笑を浮かべた]
(26) 2020/10/28(Wed) 21:12:08

【人】 魔砲少女 シオン

  ふふっ……にゃぁん?


[...はえいやとタオルでハチワレ猫を捕獲する。
 捕獲するとわしわしと残った水気を拭ってやり、
 拭い終われば浴室の扉を開けて脱衣所へと出た。

 そう、そこはまだ脱衣所であり自由(廊下)へ繋がる扉は閉じたままである]


  こうなったら最後まで綺麗にしてあげるね?
  さぁ、さぁ、覚悟はいいね?


[...は温かな風を召喚するマジカルステッキを手に取った。
 コンセントを差し込み、スイッチを入れると温風が吹き荒れる。

 その温風をハチワレ猫にあてて、
 毛並みから水気が完全に飛んでしまうまでブラッシング兼乾燥を続けていこう**]
(27) 2020/10/28(Wed) 21:12:16

【人】 在原 治人

 
[この微笑み>>1を目にして
 心奪われぬひとは居ないだろうに、
 今、見つめることが出来ているのは俺ひとりだけ。

 なんて…贅沢なのだろう。

 幸せを噛み締めながら
 その表情を脳裏に焼き付けていると、
 あなたがスマホを取り出して器用に片手で操り始めた。>>2



   うん…?  ……ああ



[画面を覗き込んで得心する。

 俺でも分かる言葉で書かれたそれは
 式の手順についてで、
 どうすれば良いのか俺も全く分からないから
 一緒になって懸命に記事を追う。]
 
(28) 2020/10/28(Wed) 21:43:08

【人】 在原 治人

 
[母国語ではない筈なのに
 地頭の違いなのか、才能や努力の差なのか
 早々に理解できたらしい彼が、俺に向き直った。

 ふたりを繋ぐための大切な儀式だ。
 襟を正す気持ちで
 背筋をしゃんと伸ばす。

 ──────と、

 聞こえたのは
 例文として載っていたものとは
 随分と違う問いかけ。>>3



   (老いてしまうまで、ずっと一緒に…?!)



 そんな未来も有りなのか、と
 気付かされて
 はっ‥‥と大きく息を吸い込んだ。]
 
(29) 2020/10/28(Wed) 21:44:28

【人】 在原 治人

 
[若くして天に召された
 父母の代わりに
 自分を育ててくれたのは、祖父だ。

 その手を、思い出していた。


 浅黒い肌に
 白斑と染みが入り乱れた
 柔らかさのない、骨ばった手。

 子どもの自分と比べれば
 体温も低くて
 あたたかいと感じたことは無いし
 今、思い返しても
 美しいとは言い難いけれど


 俺は……、あの手が好きだった。]
 
(30) 2020/10/28(Wed) 21:48:55

【人】 在原 治人

 
[父や母と同じ
 遺伝子欠陥を引き継いでいるから、
 期待はするまい、と
 あんな風になるまで老いた自分を
 考えたことは無かったけれど……

 初めて想像してみた
 アクスルが共に歩んでくれる遠い未来は
 とても温かくて
 胸がじん‥と熱くなった。]



   あなたが
   どんな姿になろうとも
   命ある限り、愛おしむと誓うよ



[必ず来る、と
 保証されたものでは無くとも
 そんな先まで夢や希望を抱けることが嬉しくて

 噛んで含めるように、ゆっくりと
 誓いの言葉を音にした。]
 
(31) 2020/10/28(Wed) 21:50:25

【人】 在原 治人

 
[それから、
 さらに少し考えて
 今度はこちらから問いかける。]



   あなたは
   くる日もくる日も
   すえ永く、俺の隣で息をしてくれ
   ることを誓いますか?



[記事にあったアイデアを借りて
 一番の望みを、愛しいひとの名前に託した。

 完成度は正直
 イマイチな気もするけれど
 早く結んでしまいたい想いが勝った結果だから
 悔いはない。
]*
 
(32) 2020/10/28(Wed) 21:56:26

【人】 魔王軍幹部 フォルクス


[ まるで霞でも切っているかのようだった。
 無実体種族に物理的な攻撃は、特殊な武器ではないと通らない。
 執拗に自分と王を狙う彼らから離れられたのは、
 唯一太刀打ちが出来るヤンベアッカ達が食い止めたお陰だろう。

 しかし休む暇などは当然無い。
 広場へ向かい押し寄せるが如く現れたのは、リザードマンの群れ。
 武器を扱う知能を備えた、本来は遠く離れた地で生きる筈の魔物。 ]
(33) 2020/10/28(Wed) 22:47:32

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



礼なんていい、早く!都の外に行け……!

[ 恐怖で地べたに座り込んでしまった民を立ち上がらせ、
 再び標的となる前に走らせる。

 想定外が重なっているものの、
 我々も人類も何の手立ても用意せず式典を行っていたわけではない。
 火災や脅迫だけではない、ここ最近頻発していた事件
 恐らくは式典に割ける人員を減らす為だ。

 警備の多くと、ある程度魔族と戦える住民らが外に皆を逃せば
 控えていたエルフ族の術士らが結界を発動、都をそのまま隔離する。
 規模の大きさ通りの最終手段が用意されていた。
 この程度の相手に使う筈ではなかった策。

 本来現代の人里は強力な魔除けを施され、魔物の侵入など許さない。
 無実体種族もまた、肉体の営みから解放されている代わり心が幼く
 精々が悪戯の呪いを扱う程度、奇襲作戦など行えない筈なのだが。 ]
(34) 2020/10/28(Wed) 22:48:01

【人】 魔王軍幹部 フォルクス


[ 一体一体は大したことはない。
 リザードマンのアイデンティティーは武器のみといっていい。

 しかし、護衛は合計で二十にすら届かない人数。
 量より質とはこのことか、
 人混み紛れる鱗に覆われた緑が減った感覚がない。

 側で戦う王には戦闘経験の薄さよりも大きな問題があった。
 ────本気を出すことも竜になることも、してはならない。

 姿を変えただけで人類の建築物など幾つ吹き飛ぶことか。
 思えばそれが一番の奴らの勝因なのだろう。
 人型に留め満足に戦えない間に仕留める、そのつもりか。

 我々は最終兵器を封印したまま、苦しい戦いを強いられる。 ]
(35) 2020/10/28(Wed) 22:48:22

【人】 魔王 ウロボロス


[祭り客の魔族が人間を守り、多数を相手にしている。

氷の矢を降らせ彼の助けを行うと、
当たらなかった一体が標的を変え目前に迫り武器を振り上げた。]

……ふ、

[防いだ魔法はごく小規模で脆い。
大きく裂けた口が、こちらを嗤うように歪んだ気がした。
砕けた瞬間、庇い前に出たフォルクスの剣が相手のそれと交差する。]
(36) 2020/10/28(Wed) 22:48:55

【人】 魔王軍幹部 フォルクス

[ 丁度そんな時だ。 ]

逃げろ────!

[ 逃げ惑う親子を数体が追い掛け、見る見る内に距離が縮まっていく
 分かっていても鍔迫り合いの最中では、叫ぶことしか出来ず
 今まさにその背に凶刃が迫ろうとしていた時。

 甲高い威嚇の声と共に上空から一気に下降したグリフォンが、
 両者の間に割り込み、獅子の爪で一体の腕を狙い武器を落とさせ
 更にもう一体へと襲いかかり交戦を開始する。
 対応しきれていない相手に、王が放った炎が命中した。

 気づけば悲鳴と狂騒の中に幾つもの彼と似た鳴き声が混ざる
 部下が増えているのは警備と合流したからだろう。 ]
(37) 2020/10/28(Wed) 22:49:45

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



どうなっているんだ、おい、っグリフォン!
何故、……魔物が中にいる!
ベアは一体何処に行ったんだ!

[ お陰で情報を同僚に求める余裕が生まれた。
 その場をクリオ達に任せて飛んだのは、
 種族特有の高い視力で偵察に出たからでもあるだろうと。

 期待通りに状況を教えられたものの、
 内容には苦々しい顔にならざるを得なかった。 ]
(38) 2020/10/28(Wed) 22:50:02

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



[ 曰く、

 都のあちこちに魔法によるものと思われる光が出現、
 その中からリザードマンが現れた。

 ベアと部下は現在北寄りの市街でオーガと交戦中。
 リザードマンを退けて民を守りながら避難誘導し、
 途中遭遇したものと思われる。

 彼らは強靭だが敵も同じく、人数の差は歴然。
 だから二人はあちらに行ってほしい、と。 ]

転移装置……いや、そんな筈は。
それより、お前らであれをどうにか出来るって言うのか?

[ 浮かんだ疑問は今は振り払うしかない。
 何しろ再びリザードマンが集まり始めていたからだ。 ]
(39) 2020/10/28(Wed) 22:50:37

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



[ いや、あれは……?
 むしろ、何かに急かされているかのような動きではないか? ]
(40) 2020/10/28(Wed) 22:51:01

【人】 魔王軍幹部 フォルクス




   『
アオォォーーーーン……
(41) 2020/10/28(Wed) 22:51:23

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



[ リザードマンを追い掛けてきたのは
 この場に似つかわしくない四つ足で地を蹴り、
 ただの獣と呼ぶには大きすぎる体躯を持った

 ────人狼族が現れた。 ]
(42) 2020/10/28(Wed) 22:51:37

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



[ 人間を糧にしていた負の歴史の中、
 彼らは人里に紛れ込み幾多の騒動を起こしていた。

 故にその擬態能力は、魔族随一。
 祭りの客に紛れて待機してくれていたわけだ。

 人類には話せない隠し玉、その為皮肉にも人数は多く揃えられた。 ]
(43) 2020/10/28(Wed) 22:51:53

【人】 魔王 ウロボロス



 遅かったじゃないか。ねえ、ルー?

[その言葉は、先陣を切る赤毛の狼への。

口振りだけで常のように、誂う真似事をしてみるも。
連続する戦いにより冷や汗が額を伝い、
名を呼ぶ声には喜びが隠しきれていなかった。]
(44) 2020/10/28(Wed) 22:52:49

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



[ あの日先代により転移させられたのは、人狼の隠れ里。
 自らの主を守れず項垂れる者達を見つけたのが、未だ子供だった彼。

 かつての魔王軍幹部ヴォルフの末息子は、未だ年若いものの
 果敢な姿に武人であった父の面影を宿していた。** ]
(45) 2020/10/28(Wed) 22:53:16
 




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