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【人】 操り人形 ラサルハグ>>51>>66 ブラキウム、ルヴァ 「よかった。 悲しみの原因はわかりそうか。 わからなければ、いつかわかるといい」 そしてルヴァへ視線を向けます。 意味深に左手ひとさし指に嵌めたリングを撫でて。 「実は、ルヴァは俺の友人なんだ。 これからも辛いことや悲しいことがあれば、 彼を頼るといい。きっと助けになる」 (73) 2021/04/23(Fri) 12:53:43 |
【人】 流星の騎士 ヌンキ>>70 キファ 開け放たれた蓋から漏れ出す記憶。 生きては死に、何度も同じ人生を歩む。 大好きな兄と、大好きだったあの人を引き裂き、罪をって死んでいく。 だから。 たった一度きりの逸脱した夢は、 誰かと誰かを恋で結んで、幸せにしてあげたかったのです。 自分に愛などいらないから。 痛くても苦しくてもいいから。 自分の天の祈りで繋がった二人が幸せそうに笑ってくれる姿を見たかった。 目を閉じた貴方に手を伸ばす。 少しだけ屈んで貴方の前髪を掻き上げると、顕になった額にそっと唇を落とした。 「……今は渡せるもの、何も持ってないから。 これは、祝福だと思って欲しいな。……神に祈る天使からのね」 独りよがりでもなんでも。 兄とあの人が見ていても、父に消されてしまっても。 これくらいは赦されると思いたかった。 (75) 2021/04/23(Fri) 12:58:59 |
【人】 操り人形 ラサルハグ>>69 ゲイザー 見返す青の湖面は凪いで、強い感情は伺えない。 ラサルハグは恋を知らない。 今になっても、そう。 「あなたは恋のかたちに惹かれるんだな。 つまり永遠の中の一瞬に価値を見ているのだろうか。 死は終わり。生は続くもの。 しかしどちらも等価値と言い切るのだから」 「……俺の顔になにかついている?」 最後につけくわえた言葉はどこかわざとらしい。 もし視線を逸らそうなら「どうして」の問いかけとともに、 体を動かして視界に留まろうとするだろう。 (77) 2021/04/23(Fri) 13:14:26 |
ハマルは、覚悟と責任を持つ。その上で信じたい。 (a27) 2021/04/23(Fri) 13:24:43 |
ハマルは、自分でそう決めた。 (a28) 2021/04/23(Fri) 13:24:56 |
【人】 パイ焼き ゲイザー>>76 キファ 「へえ」 便箋やメモを床に捨てた。もうその紙に興味はない。 「気持ちは分かります。でも、今日の会議のあの態度。あれは一体なんですか? 私から見ても貴方はよく色んな人と話をする為に抜け出していて、水面下でもこうして沢山動こうとして。事件に積極的に関わろうとしていたのに……今日は随分大人しかったですね。 まるで興味をなくしたみたい 」軽やかな足取りで貴方の元へ。 「キファさん。本当に教えてくれないんですか?あれだけ恋のお話をしたのに。あれだけ仲良くなれたのに。私たち、友達じゃないですか。ねぇ……だめ?」 甘く囁く。甘く強請る。 顔を寄せながらくすりと笑い、女はするりと貴方の手を取って指を絡める。 傍から見れば花のように可憐な少女たちの戯れのよう。けれど確実に片方の花は、静かに棘を研いでいる。静かに毒を溢れさせている。 (78) 2021/04/23(Fri) 13:25:17 |
キファは、サダルにむぎゅー。 (a29) 2021/04/23(Fri) 13:37:28 |
【人】 操り人形 ラサルハグ>>79 ゲイザー 「これは『星冠』だ」 ふよふよキラキラしたものを差す。 頭部周囲を公転し、 その軌道は遠くからだと冠のように見える。 魔力を蓄える役割があるのだが、 詳しく説明する必要はない。 「いいや。あなたの考えは面白い。 だからあなたに関心を持つ人も多いだろうな、と思った。 あなたも遠回しな言い方は苦手か? そんなにも恋の話が好きなら、 いま恋してる相手はいるか」 こう聞けば伝わるか、と質問を重ねる。 (80) 2021/04/23(Fri) 13:54:51 |
サダルは、心底“不思議なものをみるような“顔をしていた (a30) 2021/04/23(Fri) 13:55:27 |
【人】 どこにでも居る ルヘナ>>74 ヘイズ 「…………うむ。 片割れの自室に二つの死体。 Θの痕は言わずもがな。 確かメレフはそう告げたな? ルヘナの推論にはなるが、 まず 単純な刺し違い 、第三者の犯行 。であれば、まあ、言葉の通りに這ってでも現場を見たい。 しかして 情死 ……無理心中 の可能性も僅か有るさ。そうであった場合は………、 ルヘナはその思いには、寄り添えぬ故な。 数日を共にしたW仲間Wへの、冒涜になろうよ。」 紅茶を飲み干す。 君へカップを向けて、おかわりの催促。 「ま、向かった者の中に犯人が居て、 今にでも証拠を隠滅していたとすれば……… 解決を目指す場合、それは大きな失態と言えよう。 が。ルヘナが求めるのは 興 さ。」構わん、と。 やはり君の頭を撫で続けた。 (81) 2021/04/23(Fri) 13:59:07 |
【人】 赤い靴 キファ>>78 ゲイザー 少女の鮮やかな紅を塗った唇は囁く。 その目はあなたを映さない。 キファは例え素敵なお友達だろうと、 おねだりに靡かない。 「その通りだ。 吾は最早、事件の解決に興味を持たぬ」 かつては持っていた。 それは、状況が証左している。 ”教えぬ”。再び、一声。 「おまえなら分かるだろう? これは、思い人の為なのだ。 お友達なら、どうか察して 手を引いてくれると嬉しいのだが……?」 傍から見れば、優雅な香りの中 手と手を取り合う可憐な少女達。 だが、ここに居るのは女豹と女狐。 ぴんと、緊張の糸が貼られていた。 その糸をどう扱うかは、あなた次第だ。 (83) 2021/04/23(Fri) 14:34:14 |
【人】 傾く天秤 ブラキウム>>73 ラサルハグ、ルヴァ 悲しみの原因を問われると、ブラキウムは小さく首を傾げながら答えました。 「んー……。死んじゃったからだと思う。」 幼いブラキウムには、これ以上の原因を見出せませんでした。 ラサルハグがルヴァへ視線を向ければ、ブラキウムの目線もつられて動きます。 「そうなのか! これからはブラキもルヴァのお得意さまなのだ。よろしく頼むぞ!」 ブラキウムは、いつも通り笑いました。 (85) 2021/04/23(Fri) 15:15:32 |
ブラキウムは、サダルの部屋へ行きました。 (a31) 2021/04/23(Fri) 15:26:16 |
サダルは、ブラキウムを迎え入れました (a32) 2021/04/23(Fri) 15:28:23 |
【人】 パイ焼き ゲイザー>>83 キファ 「うふふ、成る程……そうだったんですね」 思い人。 キファとサダル。聡明で行動力があって、色んな人と交流のある素敵な二人。二人とは自分も少なからず話をした。好ましい二人だ。 二人が仲睦まじく話をする場面を思い浮かべる。ああ、なんて素敵だろう。幸せそうに微笑み合う二人。ああ、なんて美しい光景だろう。 「本当に……本当に素敵です。流石私が尊敬するキファさん」 その言葉に嘘偽りなどなく。うっとりするように貴方を見つめた。 絡めていた指を掬い上げる。慈しむように一本一本なぞり上げていく。小指、薬指、中指……。 「でもやっぱりダメでしたか。分かりました。それじゃあ──」 【→】 (88) 2021/04/23(Fri) 16:10:03 |
ゲイザーは、キファの人差し指を折った。 (a34) 2021/04/23(Fri) 16:10:37 |
【人】 パイ焼き ゲイザー>>83 キファ 「──吐くまでずっと聞いちゃいますね」 料理人の両手が貴方の人差し指を持ち上げ── 曲がらない方向へと力を入れ、貴方の指を折る。 張り詰めた緊張の糸ごと火蓋を切る。 これは質疑応答ではない。最早占い師に対する拷問だ。 「貴方がサダルさん……思い人の為に動くように。私も好きな人の為に動きます。 好きな人が殺されるのも嫌ですけど……私、自分が死ぬのも嫌です。だってまだ告白していない。まだこの恋は結ばれていないんです」 片手で折った指を握ったまま、もう片方の手で貴方の手首を強く握る。女の爪が手首に食い込む。動くな、の意思表示。 「事件に興味を無くしたのなら、もう情報を誰に教えても変わりないですよね?私が聞いても問題ないですよね?そう思うでしょう? この裏切り者。 ああでも、そこまで責めるつもりはないんですよ?だって気持ちは分かります。私も好きな人が一番ですから」 (89) 2021/04/23(Fri) 16:11:19 |
【人】 どこにでも居る ルヘナ>>87 ヘイズ 「フ、どれも推論だ。 ルヘナは彼らの心情なぞ、知らん故な。 この事件には不可解な現象や、 複雑な感情の介入が多過ぎる。 流石にそろそろ、疲れて来たさ。 お手上げ、諦め………いや、 ──── また別のものに、興をそそられた 、というのも、有るなあ。 な、君?」 君の頬へ指を這わす。それから離す。 おかわりを受け取り、 温かいそれに吐息を吹き掛けた。 (90) 2021/04/23(Fri) 16:26:33 |
【人】 操り人形 ラサルハグ>>86 ゲイザー ラサルハグは『星冠』をゲイザーに被せた。 横から見たり……、背をそらしたり……、 180度くらいの角度から見回して、 満足したようで取り返した。 「へえ。相手を伺っても?」 恋は人を盲目にする。 時にかしこい男から冷静さを奪い、 道理に外れた行動を取らせる。 心中劇はもう存在する。 ならば恋人の片割れが死んでしまい、 激情に駆られた復讐劇は『サルガス』を喜ばせるだろうかと、 ラサルハグは思考する。 (91) 2021/04/23(Fri) 16:30:36 |
【人】 パイ焼き ゲイザー>>91 ラサルハグ 星冠デビューを果たしたが、頭巾が邪魔をしたのでなんとも言えない気持ちになった。残念だなあ…。 「それは言えません。うふふ、女の子には秘密にしたいことが沢山あるんです。 ……なんて、可愛げのあることを言うつもりはありませんが。 私の恋はどうも世間的に受け入れられないみたいで。ずっと否定的な言葉や視線をもらい続けてきました。今となってはもう気にしていませんけど。 だから簡単に教えられません。無償で与えることかぉできません。私は等価交換に安心を感じます。だから……そうですね……、ラサルハグさんの恋に関するお話とか、或いは別の情報があれば考えますよ」 この女の愛は歪んでいる。 この女は恋人の片割れが死んでしまったとしても後を追うような健気な人間ではない。 それどころか例え返り討ちに遭い死んだとしても。なお恨み、憎み、生者を呪わんと地の底から生者に向けて煽り、叫び続けるだろう。この女は周囲を傷つける事に 信頼し始めたたった一人を除き (92) 2021/04/23(Fri) 16:57:10 |
【人】 操り人形 ラサルハグ>>92 ゲイザー 「残念だ」 眉を下げて、しゅんとする。 「俺も『等価交換』を好み、取引に惹かれる。 だが残念なことに恋の話が手持ちにない。 あなたのように一人の人物へ向ける情熱がないから 」下線部は進行中秘話によって真実か嘘か変動する、 不確定要素だ。読者諸氏には掘り下げまで 今は時間をいただきたく。 「とはいえ他の情報か。 ふむ。 あなたは『θの痕』の犯人に興味はあるか 」特段潜められたわけでもないその声を、 他のものたちも耳に留めるかもしれない。 (93) 2021/04/23(Fri) 17:17:09 |
ルヘナは、ラサルハグを一瞥した。 (a41) 2021/04/23(Fri) 17:26:47 |
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