人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

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【人】 エガリテ

 

   ……週明けに学園長に報告してからだ


[踵を返し、扉へ向かう。
 自分自身にも防御魔法は施して在った。
 不老不死理論第一節から第伍節迄、それなりに強固な物。
 害なすものは容易にこの身を冒せぬ筈で。]
 
(16) 2020/10/31(Sat) 22:33:02

【人】 エガリテ

 
[ドアノブに手を掛けた時
 それは気配もなく背後に迫って来ていた。

 ばさり、と重たい布が落ちる音。]
 
(17) 2020/10/31(Sat) 22:33:44

【人】 エガリテ

 
[咄嗟に振り返れば、小さな其奴と目が合った。**]
 
(18) 2020/10/31(Sat) 22:34:17


 ────ふぅ……

  いや……、実に、美味だった……


[中から白濁が垂れ溢れぬよう、
きっちりと琴羽の菊座を串刺しにしたまま
二人羽織の夕餉は終わり。

食後の甘味の柿羊羹を、
薄く開かれた彼女の口腔へと。
次いで己自身の口の中へと流し込んだ。

果実ならではの上品な秋の甘さを
舌で転がしていると]



 …────ッ……


[振り返り見上げる琴羽の妖艶さに
思わず言葉を失って。

──けれど、言葉など無くとも。
行き場の無い隘路の奥で
再び下肢に血流が巡り。

埋め込まれた裡で勃ち上がる屹立が、
何より雄弁に答えを返していただろう。


だが……]



 …──あぁ、俺はそれで構わんが。

  まさか琴羽が、
それ
を望むとはな。


[少しばかり意味深に。
にぃと口の端を曲げて微笑もうか。

先程まで扮していた吸血鬼であれば、
それこそ犬歯が覗く程に笑みは深く。

柿羊羹を取り分けた和菓子楊枝の先端で
浴衣に包まれたままの方の果実を軽くつつく。
そなたの心のうちは、
固く尖った実の先端は此処にあろうと
ヘラの横合いで擦り上げ。

そんな戯れの後に、再び彼女の身体を持ち上げる。


そうして、
・・・・・・・・
部屋に拡げられた、
・・・・・・・・・・・・
食べ終わったばかりの料理を後に
足湯の先、部屋に備え付けられた露天風呂へと向かうのだった]

[人工的に配された岩に囲まれた風雅な露天風呂は
今や青く輝く月光に照らされ、
ある種幻想的な佇まいを見せていた。

その縁に、腰を下ろし]


 突然、不浄の場所を使わせてもらって悪かった。

 そなたの負担を
 少しでも減らせないかと考えてな……

 何度も何度も夜通し逝かされ続けるより、
 半分をこちらに注いでしまえば、と。


[言いながら、
琴羽と繋がっていた昂りを引き抜いていく。

栓代わりだった肉杭との結合部からは
栗の花の薫りと共に粘ついた精液が滴り落ちて。
ほんの一時、温泉の湯を白く染め]



 ──まぁ、だが。

 こんなにも感じやすくては、
 その企みも水泡に帰した様だがな?


[膝の上に、琴羽を今迄とは逆、
向かい合わせに腰掛けさせれば。

ようやく。
そう、ようやく琴羽の顔と
間近で向かい合わせになり。


後孔も、膣も、胸も。
俺は琴羽のすべてが好きだが、
やはり一番惹かれるのは、この──、表情だと。


改めて実感し、何度と無く惚れ直すのだ]



 そんな所も含め、
 愛しておるぞ……、琴羽。


[互いに向かい合い、抱き締め合い。

ぐずぐずに濡れた琴羽の秘所に
己の肉茎を割り入れていく。


琴羽の霊力を喰らう妖であればこそ
今宵何度も精を放ったというのに
俺の屹立は未だ収まりを知らずそそり勃ち。
たっぷりと伝い落ちた白濁が霞むほど
赤黒く、物欲しげに脈打っていた。

ぐちぐちと、わざと内壁にぶつからせながら
彼女の蜜壺へと鉾をねじ込み]

[焦らされ切った花弁の奥に
すっかりと、埋め込んだその後に]

[満面の笑みで囁いたその直後、
頃合い良く部屋の入口を外から叩く音が聞こえ。

──どうやら俺は理性が飛ぶと、
代わりに悪戯心が召喚されるらしい。



さてと、と、容赦の無い突き上げを開始して]


 片付けも布団も、
 やってもらわねば困ってしまうなぁ……?

 今は半開きになっている部屋と露天の境の引き戸。
 そこを閉めれば音はともかく、姿は隠れるだろうが……


 まぁ、兎にも角にも。
 俺は琴羽を愛でるのに忙しいのでな。

 対応は任せるとしよう。


[愛しき妻に、そう、告げたのだった*]

[言いたいことだけ言って満足すればもう
この話題は終わった気になって
眺めているだけで余り頭に入っていなかった
細かな文字を目で追い始める。

大人しくなったのであいつもまた
野球観戦に戻ったのかと思えば
あいつの中ではまだ続いていたらしい。

なんとなく言い難そうに尋ねてくるから
やはりもうそんな気分じゃないのかもなと思いはしたが、
そんなもんは正直関係ないのである。

俺がやると言ったらやるし、そこは揺らがない。
もし全くその気になれなくて役に立たず出来なくとも
それはそれでひとつの結果として受け入れるだけだ]


 …………冗談の方が良かったか?


[こいつの言葉に嘘が無かろうと
まだ枯れてなくともまだ俺のことが好きだろうと
まだ俺を抱きたいか、とはまた別な話だと思う。

別段俺の体を好きになった訳でもないだろうし
顔が好きな訳でもないだろう
スタイルが良い訳でも顔が良い訳でもない事は
最低限自覚くらいはある。

ちょっとモテていい気になっていた時代もあったが
その後紹介された姉の夫になった男が
その辺の歪んだ自信をずたずたにしてくれたので
自分が外見だけなら所詮並程度の存在だと
今は正しく理解しているつもりでいる。

中身だけでも善くあろうと外面の良さは保ち続けたが
それもこいつの前では放棄し続けている訳で。
じゃあこいつ俺の何がまだ好きなんだろうって考えたら
もうよくわからなくなっていた。

結論として……あるのは、初恋、って付加価値だけで。
多分刷り込みなんだろうな、と今は思っている。]

[俺はどうかと問われれば
相変わらず恋愛的な意味合いでの「好き」だなんて感情は
まるで理解出来ないままで
こいつの事を好きなのかと問われても
「気に入ってはいる」としか答えられない。

けれどこの関係をずるずる続けられたらいいと思っている。
気楽で、気安くて、心地いいから。
人生にパートナーが必要ならこいつでいい。

もう少し歳をとってこいつの方が先に駄目になったら
介護くらいしたって別に構わないし
逆は……、下の世話をさせるのは少し抵抗があるが
それ以外なら他の誰かよりは、こいつがいい。

俺はずっと、自分は、好かれるのが気持ちいい性分なんだと
そう思って生きてきたけれど。
裏を返せば「嫌な顔をされるのが苦手」なだけなんだと
最近ふと気付いてしまったから。

それが本心であるか、気遣いであるかは知らないけれど
こいつは何を言っても、されても、嫌な顔はしない。
そんな可笑しな信頼と安心感が
手放し難さの由来だなんて話す心算はない。

黙ってた方が良い事なんて幾らだってある。]


[けれど伝えようと碌に努力もせずに
都合のいい物だけ汲み取れというのは無理な話で
こうして黙っていれば何もかも伝わらないままだ。

だから伝えるための、嘘ではない言葉を探して
けれど見当たらないので早々に投げ出した。
すぐ投げ出すのは悪い癖だ。
けれど何もかもをそう簡単に変えることは出来ない。

まぁいい、ここまで考えられるようになっただけでも
かなりの進歩だと思う。

結局こいつがはずれを引いた事実は覆らないし
俺じゃない方が良い現実は隠したままだが
その想いに誠意を返すことも報いることも出来ないのなら
せめてすこしくらいマシになろうと思うのは
悪い事ではないと思う。]

 
[ お風呂へ行こうと問い掛ければ
  何処か意味深な言葉が返って来る。

  心なしか楽しそうな微笑みに
  頭の中では疑問符が浮かぶばかり。

  真顔になってぱちぱちと瞬きを繰り返して。]


   え…? 私、何か変な事でも……?


[ 心配になってぽつりと零れてしまう声。
  おかしな事でも口にしてしまったのだろうか。]
 

 
[ 回らない頭で考えてみるも、
  答えは浮かびそうになく。]


   ひゃっ…やぁん、…擽ったい。もう…。


[ 和菓子楊枝で浴衣の上から
  胸の先端を突かれたり擦り上げたり。

  擽られている内に過った疑問は頭の片隅へ。

  彼にそのまま抱き上げられて
  露天風呂へと運ばれるのであった。]
 

 
[ 備え付けの露天風呂は
  周囲を岩に囲まれて。

  天からは青白く煌々と輝く月が
  雲の合間から顔を覗かせており。

  微かに波打つ水面には、
  天から降り注ぐ月光が
  弾かれてはきらきらと輝いて。

  暗く、けれど澄んだ湯からはほこほこと
  夜の闇に白い湯気を立ち昇らせている。


  その幻想的な佇まいにはっと息を呑む。
  なんて美しいのだろうと。

  改めて、湯治へと誘ってくれた彼へ
  感謝の気持ちが沸き起こっていた。]
 

 
[ 彼が縁の岩へと腰を下ろせば
  突然の謝罪の言葉が述べられる。

  聞こえてきた言葉に、瞬き二つ。

  首をふるふると小さく振っては口を開いて。]


   あんまり……その、気を使い過ぎなくても……。

   別に死ぬとか取り返しのつかない事に
   なる訳ではありませんし。


[ 彼なりの気遣いがとても嬉しい。

  情を交わした翌日、腰やら身体が
  怠かったり辛かったりするのは事実。]
 

 
[ けれど、それは……
  彼が自分を深く愛してくれるからこそで。

  そして、そんな彼だからこそ。
  私は───…。]


   それに私は……貴方の妻ですから。
   だから、その、
あの……。



[ 続く言葉は喉の奥へと消えてしまった。
  下を向いてはもじもじしてしまう。

  部屋からの明りに横顔が照らされれば
  赤く染まっているのがきっと彼にも分かる筈。

  ひんやりと冷たい夜気が流れていく中
  自分でも頬が熱を持つのを感じていた。]
 

 

   んっ、ぁ……は、ぁん……。


[ 自分の中に埋め込まれた熱い屹立が
  引き抜かれる感触に背筋がぞくぞくとする。

  身体を小刻みに震わせては、
  呻きのような声が零れた。

  抜かれた後、
  そこは切なげにひくひくとひくついて。

  おもらしでもしたかの如く。
  白濁が滴り落ちては湯の中へと広がっていく。

 
それを見て、少しばかり勿体ないなと

 
思ってしまったのは内緒。
]
 

 

   そんな事言われても……。


[ 続く言葉には
  口を尖らし、少し不貞腐れた顔。

  貴方のせいだもん、
  なんて言いたげな眼差しを向けて。


  けれど互いに向き合う姿勢となれば

  すぐにふにゃりと、
  蕩けるような微笑みを浮かべて。]
 

 



   私も……愛してます。……あなた。



 

 
[ 自分からも腕を伸ばし、
  身体を密着させては抱きしめ合う。

  腕に力を込めて、隙間なくぴったりと。


  逞しい胸板。肌の感触。
  重なり合う胸から伝わってくる鼓動。
  ぬくもり、匂い。心。

  …────何もかもが愛おしい。]
 

 随分待たせたからな。
 今は抱かれる方がマシなら早めに教えてくれ。


[聞いた俺がそれに従うかどうかは別の話だが。
俺がやるといえばやるしやらないといえばやらないのである。

それを怒るでも憤るでも責めるでも無理強いするでもなく
素直に受け入れる行儀のいい犬みたいなこいつに
甘えている自覚はある。
こいつは犬ではなくて人間だし俺は飼い主ですらない。
故に俺に従う義務もなければそれを信頼と呼んで
互いに喜び合っているわけでもない。

ただ一方的に好き勝手をしては
甘やかされて、受け入れられているだけだ。
多分こいつ自身は無自覚だろうけれど。

恋だの、愛だの、そんなものは良く解らないままだ。
けれど、それでも、この関係を
手放し難いと思う程度には、

今は割と、こいつのことを気に入っている。
都合がいいと言ってしまえばそれだけの話だが。

……ひとに懐かない野良みたいな性分の俺が
そこまで甘えるのなんて、お前くらいなんだと
いい加減気付けばいいのにと思う。]

[おまえの望む形ではないかもしれないが
俺の中でおまえはとっくに特別なんだということを

きっとおまえは未だに知らないんだろう。]

 

 
[ そうして彼と、深く、深く繋がった後。

  ふと、彼が満面の笑みを浮かべ、
  耳に言葉を流し込んできた。

  突然告げられた内容に
  頭の理解が追い付かない。

  そういえば食後、やけに意味深な言葉を
  彼が口にしていたような。


  数度瞬きを繰り返した後、ようやく
  今になってあの時の言葉の意味を理解し。]
 

 

   え、あ……ぁ……うそ!?


[ 室内の方、部屋の入り口を叩く音。
  思わず目を見開いてしまった。

  どうしよう。
  とにかく宿の人に見つからないように。
  急いでどうにかしなければ。

  隠れる? 何処に?
  何にせよこのままじゃマズいだろう。

  動かなければと、
  とりあえず立ち上がろうとした。]
 

 
[ けれどそれよりも早く
  彼の腰が動き始めて。]


   ひぁっ…、はぁん…ぁ、だ、めぇ……


[ 焦らしに焦らされ、
  いつも以上に敏感になっていたそこを
  容赦なく彼の屹立が責め立てた。

  奥を穿たれる度に全身が跳ね。
  艶めかしい声が喉の奥から
  押し出されるように吐き出される。

  頭がおかしくなりそうだ。]
 

 




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