人狼物語 三日月国


54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】

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【人】 埋火 真里花

[ お兄ちゃんへ 妹のことをいくつだと思っているんですか?
 呆れる気持ち少し、はずかしさ、半分くらい。

 今でも、そこに招いてくれるのなら飛び込んでいきたいという気持ち。
 一周ぐるりと頭を回った気がするのに、
 体は自然とそちらに向かっていって、

 ここはわたしのばしょ

 そう言うみたいに、ぽすりと兄の足の間におさまった。 ]

 ……あのね、

[ 背を向けて、言うことではきっとない。 ]

 真里花、次はちゃんと笑って言うからね。

[ 何を、と問われたら。
 なんて言おうかな。

 私が覚えてた兄の顔は笑ってた。
 私が最後に兄に見せた顔は、聞き分けのない子供の
 顔だったことを、不意に思い出してしまったから。* ]
(29) 2021/01/09(Sat) 0:38:31

【人】 図書館長 アザレア

[愛し方は多分知っている。
惜しみない愛情を与える方法も。
多分、そうして育てて貰った。

けれど受け取り方は終ぞわからないままなんだ。
そう伝えればきみは驚くだろうか?]
(30) 2021/01/09(Sat) 8:46:36

【人】 図書館長 アザレア

[抱きしめられても縋ることを知らない子供だった。
そう在る事を強要された覚えはないから
もとよりそういう性分だったのだと思う。
安らぎや喜びを得るよりも
どうするのが正解なのかばかり考えていたと思う。
正解かわからないまま身体だけ育って
わからないままそうされることもなくなった。

『良い大人となった今は撫でられるだけで気恥ずかしい』

確かそんな風に言って触れられることを辞退しようとした
きみに何を思ってそれを押し付けたんだったか。

『気恥ずかしさを覚えるのが正解だったのか』
そんなことを頭の片隅で考えたこともあったのかもしれない。

抱きしめられる腕の中で、気恥ずかしさを抱けば
抱きしめてくれた父や母はそこにわたしの成長を感じ
喜んでくれたのだろうか?

なにか見返りを求められていたわけではない。
上手く受け取れず、何も返せないわたしを
それでも変わらず愛し育ててくれた。

ただ、何も返せなかった自分を悔いているだけだ。
与えてくれた分だけ何かを返したかったのだと思う。
何を返すのが正解かもわからないまま。]
(31) 2021/01/09(Sat) 8:46:57

【人】 図書館長 アザレア

[相変わらず受け取るのが下手くそなわたしは
きみが与えてくれるものも与えてくれようとしていることも
ちょっと驚くくらい派手に取りこぼす。

ただ押し付けて、受け取って満たされるきみの姿に
安堵して、そこでおわりだ。
愛した分と同じだけ愛されているのだろうという
理解は頭の中にあっても
それをどう受け取るのが正解なのかはわからないままだ。
どうしたら受け取れるのか、わからないままだ。

そもそもそんな状態でどうして愛されているのかわからない。
愛されていていいのか考えるのは漸くやめた。
よくなくたって、きみはわたしを愛してくれるのだと思う。
与えた分だけ、律儀に返してくれるのだろうと思っているから
押し付けてでも与えておけばひとまずは安心できる。

受け取るのが下手くそなわたしは
ちょっと驚くくらい派手に取りこぼしてしまうから
わたしが押し付けるから、同じだけ返してくれるのではなくて
たとえ最初はそうだったのだとしても、今はきっと
何も差し出さずとも与える以上に
惜しみなく与えてくれるだろうきみの想いも、なにもかも
これっぽっちも上手く見えていないのだろう。]
(32) 2021/01/09(Sat) 8:48:38

【人】 図書館長 アザレア

[だって理由がわからない。
愛されるに足るなにかを、わたしはきっと持っていない。

きみがもし同じことを言えば
例えきみが何も持っていなくとも
わたしが勝手に愛したいだけなのだと
きっと淀みなく答えるのだろう。

同じことだと頭ではわかるのに、何故だか
不器用な感情はついていってはくれないままだった。]
(33) 2021/01/09(Sat) 8:48:58

【人】 図書館長 アザレア


 暖かさを享受できる幸せに抑圧された日常からの脱却か。
 時々難しい表現をするよな、きみは。
 ……だからきみのところには文学少年少女が多いのかな。
 言葉に興味を持たせるのが上手いのかもしれないな。

 教育係の鑑だね。


[単純に他の娯楽が少ないからと、近くに図書館があるからが
本に触れる最初の理由なのかかもしれないがそれだけなら、
触れてみて合わなければそこで終わる筈だ。

小さな利用者たちが足繁く通ってくるに至る経緯の謎に
きみを据えてみると案外しっくりきて
実際のところなんて知らないけれど、
ひとり、勝手に納得してしまった。

子供たちに言葉に親しむ切っ掛けを与えるきみは
わたしにひとを愛する切っ掛けを与えてくれたひとでもある。
そういえば話の切っ掛けを作るのも上手かったなぁなんて
いつもわたしの周りを賑やかにしてくれるのは
きみだったことを思い出す。]
(34) 2021/01/09(Sat) 8:50:07

【人】 図書館長 アザレア

[ただ愛するだけでなく
愛されることを上手く受け取る切っ掛けも
いつかきみが与えてくれるのだろうと
根拠もなく、確証もないのに何故だか納得できてしまった。

不安があるとすればその切っ掛けを活かせるかどうかだが、
きみは根気強いから一度で駄目でもまぁ大丈夫だろう、なんて
いつまでも付き合って貰うつもりでいる無意識の自分には
今はまだ気づいていない。

方向性に少々問題はあれどそれだって
与えられる愛情を受け取った上で
それが尽きることはないんだと疑わず
甘えている事に相違はないんだと
今はまだ、理解することもないけれど、

いずれ、気付ける日も来るだろう。
遠くない未来に、恐らくは。]
(35) 2021/01/09(Sat) 8:51:27

【人】 図書館長 アザレア

[確かめないと躊躇ってしまうきみと
確かめることで安心を得るわたしと
確かに似ているが、随分違うのに、
やっていることは同じなのだから不思議なものだ。

求めれば受け止めてくれることを
理解したらそこで満足してしまうわたしと
どこまで求めていいのかわからず
確かめている途中のきみとの間で
夫婦らしい行為はじつに半端なままになっている。

別段どこかを最後と定めてゴールを目指すものでもないが
何の障害もなくお互い合意の上なのにいつも
互が「途中」と感じている程度で終わる行為に
いい加減不安を抱かせているんじゃないかとは思う。

思いはするが、思うだけで。
なんとなく今まで来てしまったので。
今日こそは、と。思わなくもない。

きみもそう思っているのかと思うと割とそれだけで
興奮できてしまうので、別に難しいことではない。
変な見栄を張っているだけだ。

例えばそう、今こうして裸を晒す行為と同じに。]
(36) 2021/01/09(Sat) 8:52:00

【人】 図書館長 アザレア


 きみが恥じらう様は可愛らしくて、
 なんというか、とても、目の保養になるから
 これは理解しないままでいてくれて構わないが。

 ………しっているかい?
 こういうのは恥ずかしがった方が余計恥ずかしいんだ。

 嘘でも堂々としていたほうが案外気にされないものだと
 頭で理解しているからこその振る舞いというか……


[まぁ、つまりは。当然恥らいくらいはあるわけで。
けれど女性の抱くそれよりは随分緩いものだとは思う。
なんせ性的な目で見られる要素も機会も極端に少ない。
今現在肌を晒しただけで如何わしい目を向けられているきみと
わたしとの顕著な差がいい例だと思う。

恥じらう割にはその辺りへの危機感が
彼女の中で大分希薄なのが不思議でならない。
そういう視線に脅かされることなく
ここまで育ってこられたからなのか
無防備が過ぎて気付いていないだけなのかは
彼女の場合、なかなかに怪しいところだ。]
(37) 2021/01/09(Sat) 8:54:33

【人】 図書館長 アザレア



 きみは、きみ自身の魅力を
 もう少しくらいは理解したほうがいいと思うぞ?


[これからその魅力を遺憾無く発揮しようと企んでいるなんて
知る由もないから年頃に成長した娘を
心配する父親みたいな目線になった。

そういう目線こそが彼女の不安を更に煽るかもしれない
なんて、唐変木が気付くことはない。]
(38) 2021/01/09(Sat) 8:55:35

【人】 図書館長 アザレア

[雪だるまをわんさか作ろうとしていたことを
言い当てられた気がしてちょっとドキッとしたのは内緒だ。
正しくはきみが夢中のあひるたちの数だけ、全部。

隙あらばお湯に浸かれなくしようと頭の中で画策していた。
雪だるまの形にしてしまえばきみはあひるを救出したくとも
わたしのつくったものを壊せないだろうなんて打算まで。

衛生面への気遣いももちろん大事だけれど
お湯の温度に体を慣らす意味もある気がするが……
それなりの人数の子供たちをいっぺんに面倒見るとなれば
シャワーの方が効率的なのかもしれないね。
全員に念入りにかかり湯なんてしてたら
お風呂のお湯が大打撃を受けそうだ。]


 確かに雪遊びにもってこいな量だな。
 ここなら雪かきの懸念もないし。

 
[指先を真っ赤に染めて無邪気に雪と戯れる彼女を
思い浮かべて脂下がる。
ここでなら、わたしの前でなら、
気遣う側でなく子供みたいに楽しめるのだろう。
体を冷やしすぎないよう普段は案じる側の彼女を
じぶんだけが甘やかせるのは気分がいいと思ったが……

……彼女なら子供たちを気にかけながらも
一緒に楽しむくらいの器用なことはやってのけそうだと
すぐに考えを改めた。さみしい。]
(39) 2021/01/09(Sat) 8:58:02


 焦らしているんじゃない。
 …お前を甘やかしているだけさ。


[お前の中を肉棒で甘やかしている。
あやすように優しく媚肉を撫で彼の中を行こう。彼の体内は早くと焦がれるように縮まっては、逸物が通ればその形になる。すっかり性器の形に収まっていて、彼の身体が自分のものであると実感させた。緩やかな快楽は此方の身体にも毒だ。隠れた胸粒を強く摘まめないのも含めて。

でも、こうして緩やかに愛するのも悪くない。
そう思っており]



 俺以外の形を知っていたら
 ……怒るぞ。


[はっと嗤う声は独占欲。
本当は怒るでは済まないのだが、それ以上の表現が出てこなかった。明らかに不機嫌は一瞬、勢いよく彼の中を擦ってしまう。はっと気づけば、再び彼の中を緩やかに揺らしだす。彼にとっては焦らすような動きになったのは分かっていても甘やかすという言葉を優先しようとして
腰に回る足によって動けなくなってしまった。

んっとくもぐった声が漏れ
揶揄うと、の先を聞こうとして先が出ない彼を見つめ
それから――ああ、出ないのかと気づき。
愛おしさが胸をついた]


 ……はっ く
 揶揄っていないさ。
 甘やかそうと思ってただけ、…って
 ああ…


[でも、中を意図的に締めて
自ら腰を振り、雄を抑えて自慰を始める姿は焦らしすぎたと感じるもので、同時にひどくいやらしく見えた。自ら快感を欲する程に彼の身体は淫靡に仕上がっているのだ。何処までも美しくいやらしい獣を囲い。
手が彼の頬を撫でて、彼の両手を掴めば]


 …お前は、此処より…っ
 こっちだろ――。


[その手を止め、
腰を一度引けば、逸物の先が抜けるか抜けまいかという際まで寄せて一気に最奥を貫いた。先ほどまで緩慢な刺激しか与えられなかった彼の肉体に勢いよい刺激が走る。のぞけった身体を敷いて、笑う唇は先ほどの彼を思い出した。彼が此方が感じるのを喜ぶように自分も彼が感じるのが嬉しくて堪らない。ふぅと自らの髪を掻きあげ

彼の前髪を掬い]

 …オナニーはまた今度見せてっ
 今は、こっちで

   ……俺を感じろ。


[逸物を掴んで離さぬ媚肉ごと肉棒を引き。
裏返る心地を楽しめば、また強く彼の尻を打った。パンパンとリズムよく彼の中を逸物が泳ぐ。緩やかな挿入に焦れた中に与える刺激としては勢いよく、彼の腰を持ち上げるように身を起こせば、挿入の角度を少し変えて、彼の良いところ。
――しった箇所を蹂躙する。

その間も彼に自らの肉棒を揺らす事を禁じ
彼が少しでも指で其処を触れようとするのなら奥をついて
快感で黙らせ、なかし]


 もっと、啼いて。 


[指先が声を奏でるように促し
胸を隠す絆創膏を、自らが貼ったそれを
一気に剥がし、中で焦れて勃ったものを外気に晒しだした*]

[寝室へ続く続く襖を開けてみたら
広さはあるのにぴたりとふたつ
隣にに並べて敷かれたお布団の光景。

なんかこういうの何処かで見たことあるなと
ちょっと謎の感動をしながら
一緒に眺めてる隣に視線を落とす。

なんかこういうの恥じらいそうだなぁって期待が半分
そういうのじゃない意味の期待を
もうしてもいいんだよね?って確認が半分]


 いい子で「待て」ができたご褒美を
 そろそろ貰っても……?


[いいよね、いいね。
いいとその口で言わせたかったけれど
聞けばそれでまた満足してしまいそうな自分に気付いて
返事を待たずに自己完結すれば、少し屈んで唇を塞ぐ。

けれど返事はいらないというかわかっているの
合図をしたかっただけなので、柔らかく食んだだけで
すぐに離れ、手を引くでもなく先に一人布団の上へ。]

[心の準備ができたのなら、その戸を閉めてこっちにおいで。
布団の上に腰を下ろして、振り返れば
言葉にせずに微笑んで見せて。
隣の布団でなく自分の隣をぽんぽんと叩いて呼んでみる。

それでも隣の布団を選ぶのならそれでもいいけれど。
きみはすきだろう?わたしのおふとん。
なら誘うのはこっちで正解のはずだ。


……などと表と秘話は使用中なのでこっちで振ってみる。
今始めて終わるのかって?無理だろ。HAHAHA★]

村の更新日が延長されました。

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
  ── 部屋の露天風呂 ──


[同じように吃った彼。>>3:38


 乳首の形について
 考えていたなどと知ったら>>3:-47>>3:-48
 もうひとりのサラトーガーが
 大欲情モードに入って
 光の速さでジャックへダッシュさ〜♪したかもしれないが、
 幸いなことに気づかないまま



 褒めたから照れたんだろうか?
 やっぱり可愛いなぁ…と検討違いな方向の
 もっと純情なドキドキを
 秘めながら頷いて、話の続きを促した。]
 
(40) 2021/01/09(Sat) 12:57:54

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
[視線が合ったままでは
 妙に気恥ずかしくて、そわそわする癖に
 外されると寂しくなるのが>>3:38
 …どうにも厄介だ。

 そんなことを考えられていたのも
 700ミリ秒ほどの間だけ。

 ジャックが話し始めるとすぐ
 湯が継ぎ足される音も
 耳に入らぬくらいに聞き入った。>>3:39
 
(41) 2021/01/09(Sat) 13:01:18

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
[彼ら兄妹の不思議な特性については
 人々に作用する場面を
 この目で見て、よく知っている。

 妹君の方は、
 拳で語り合わなくても仲良くなって
 肩を組み出す不良とか
 ほのぼのなーことになるのだが、

 ジャックを落ち込ませると
 ガムを道にペッ捨てしたり
 自転車をドミノ倒し始めるヤツとか
 小さいけれど、されど悪!が増えてしまう。

 ココロアヤツレール星人の
 男女差か、もしくは個性かと思っていたが
 そうではなくて‥‥]
 
(42) 2021/01/09(Sat) 13:02:16

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
[皆に疎まれ、
 親にすら甘えられず
 離れて暮らさねばならなかったなんて、
 どれだけ大変だったことだろう。>>3:39



   ……そうか、苦労してきたんだな。



[小さなジャックを思うと、胸が痛む。]
 
(43) 2021/01/09(Sat) 13:03:29

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
[なのに、腐りもせず
 こんなに真っ直ぐ優しい青年に育った。

 今も、ほら。
 過去や境遇を呪うことなく
 妹君への感謝の念を溢れさせていて、>>3:40

 
しい。]
 
(44) 2021/01/09(Sat) 13:09:18

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 

   ジャックがそんな風に
   前向きに努力を続けて来れたのは、
   妹君がずっと寄り添っていてくれたからなんだな。

   本当に、互いを大切に想い合っているのが
   伝わって来て、

   ……羨ましいくらいだ。

 
(45) 2021/01/09(Sat) 13:15:11

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
[彼女のことを想っているのか
 穏やかな笑顔の後の>>3:40
 愛情に満ちた表情にも>>3:41>>3:-49

 ────目が奪われる。


 そんな顔をさせられるのが自分だったら…と
 いつの間にか考えてしまっていて
 また慌てて打ち消した。

 妹君が居るからこそ、のジャックだ。
 なのに、彼女を差し置いて
 何を考えているんだ、おれは。反省しろ。]
 
(46) 2021/01/09(Sat) 13:15:50

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
[そんな大切な妹君だというのに
 セーマの本拠地に乗り込み
 助け出した時には一緒では無かった。

 ひとりきりで幽閉されていて……]



   けど、セーマでは
   離れ離れにさせられていただろ?

   大丈夫‥‥だったのか?

   扱き使われたりだとか
   無茶なことさせられたりだとか、

   どんな風に過ごしていたのか… 心配になるけど。



[ジャックのことなら全部
 知りたいと思って訊いてしまったが、
 辛かっただろう過去を
 掘り返してしまって良いのだろうか?とも思う。]
 
(47) 2021/01/09(Sat) 13:16:22

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
[だから、
 生真面目なところのあるジャックに
 強制してしまわぬよう]



   言いたくなければ
   言わなくても構わないんだからな?



[と、そっと付け加え

 頼れる兄貴に見えるよう
 優しい微笑を浮かべて静かに待った。

 彼が話せても、話せなくても
 そのままのジャックを受け止めたい。
 そんな風に思いながら。]*
 
(48) 2021/01/09(Sat) 13:17:17
[自身を掴む両手を彼の両手で拘束される。
その驚きの拍子に、彼の腰に回していた足をほどいてしまった。
その間隙を縫うかのように、彼の腰が引かれ、彼が中から逃げていきそうになるのを感じる。
一瞬外れるかと思った。
しかし、それから一息に奥まで質量のあるもので急激に襲われて。
脳髄まで届きそうな衝撃に息ができなくなる。
口が吸気を求めてぱくぱくと動くのに、肺が空気を受け入れない。
一瞬、意識が飛んでいたのか。意識が戻ったのは、彼が前髪に触れた時だった]


 あ………や………っ


[何が起きているのかわからなくて。
彼の命令だけが耳に届き、脳にしみわたる。
彼がまた強く激しく、中を苛んで、激しい律動を繰り返す。
二人の肌が打ち付けられて、そしてずり上がる腰が彼を受け入れて、躰が丸まって。

躰の向きが変われば、角度も変わる。彼に知られた好きな場所、感じる場所を容赦なく責めて抉って踏みにじられる。

あまりの強い快感についていけなくて、逃げようと手を巡らせれば、彼がそれを許さずさらなる蹂躙で上書きをしてくる。

彼の与える快感が波のように後から後から押し寄せて溺れてしまいそうだ。
泣いて、啼いて、
やり過ごそうとする電流のような気持ちよさを、彼が許してくれない。
触れ合った肌はきっとお互いの肌を赤く染めているけれど、その痛みと痺れが心を追い詰めて、勝手に躰は快感を得ていく]

 ―――っ!!!


[彼が胸の絆創膏を一息に剥がし、曝け出した瞬間、目の前が真っ白になる。
高まり切っていた快感は、自分の雄に触れてなかったのに、中を擦られるだけで、そして胸の粒への刺激だけで弾けてしまって。
二人の間で弾けたそれは、己の躰を汚していく。
続けて収縮した内側は彼を搾り取ろうとさざ波のような動きと、握りしめるような動きを交互に繰り返し。
彼に調教されて彼専用となった躰は、彼を悦ばすように自然と動いてしまう。それは自分の意識の下でも本能でも。

ああ、彼がここを雌穴だと言うのもわかる。

そのように躰が作り変えられてしまっていて。
こういう時に彼なしでは生きていけないんだ、と思い知らされる。
なぜか彼によって命を与えられているように感じて、どこか不思議で不安で。
このように女々しく思う自分を、彼は重いとか不快だと思わないだろうか、と恐怖がよぎるが。
快感に紛れて、感情が高ぶったことで浮かんだ涙が、目尻を伝って、シーツを濡らす。
目ざとい彼に、その涙を追及されれば、感じすぎただけだと力なく笑うだけだろう*]

 




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