人狼物語 三日月国


77 【ペアRP】花嫁サクリファイス 弐【R18/R18G】

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  私は自分の「道」を決めるため
  一歩前に踏み出そうとする

  それは『生贄の女』であることから
  脱皮するかのごとく。
 





   初めから『 大蛇 』には犠牲など必要なかった。
   『神』などというのは人間が手を取り合うための
   舞台装置に過ぎない。

   たとえば、戦いを知らぬ幼子が国を守る為に師事し
   英雄になったとしよう。

   しかしその幼子は初めから英雄になるための
   素質を秘めていたはず。
   師事などせずとも、英雄になれただろう。









   人間もしかり。
   『神』に縋り犠牲で平和をものにするのならば。

   人間達は神や犠牲などなかろうとも
   互いに手を取り平和を手に出来たはずだ。


         『神』など初めから要らぬはずだ。









   しかし高尚な人間は僅か一握り。
   その境地に辿り着けたものでなければ
   この光景を真に受け止めることは出来ないだろう。


   犠牲は払わなくて良い。
   その短絡的な思考は『神』を見縊り
   人間は傲慢な獣に成り果てる。


   元来あるべき叡智は獣にならぬための盾であり
   人であり続けるための剣であったというのに。

   






   長き生命活動の中で見つけた人という存在は
   奇しくも『ただの子供』であり『花嫁』であり
   『生贄の女』であった。

   『 大蛇 』であり『神』であり『怪物』であった
   己との間では、役割があまりにも邪魔をする。

   『生贄の女』がそのヴェールを脱ぎ去る事は
   『ラサルハグ』にとっても幸福な事だろう。









    そう告げると
    ソフィアを再び姫のごとく抱き上げ



         最初で最後、ラサルハグは初めて
         ソフィア
村人
を己の住処へ拐うのだ。*

   





  

  努力をすれば、時をかければ成せることでも
  容易に出来ないことだと感じれば
  行うことを諦めるか、何かを犠牲に道を作るか。
  人間は楽な方へと流れてしまう

  諦めずに道を往くのは一握りになるだろう
  弱く、簡単には強くなれない。
  それが人間というものだ。

 

 

  「同じことを思っていた」そう言われれば
  疑問に裏葉色の目を瞬く。
  神様である彼に、私について知りたいことが
  あるというのだろうか。
 

  

  聞いた名前は、いつかにも聞き覚えがあるもの。
  思い出す気持ちも含ませながら
  舌の上で名前を転がし、声として響かせる。

  主、私だけ、様々浮かぶものはあれど。
  そろそろやっと、彼にとって
  私という存在は特別なのかもしれないと
  そう察知することが出来てきていた。
 



   「 ! 」


  彼の身体の動く様子を見れば、今度は先程より
  驚くことなく、そっとその首に腕を回した
  
  どこに連れていかれるのかはわからずとも
  彼ならば大丈夫だろうと、
  不安より信じる心がある。

  暴れることもせず、静かに、彼の腕の中。
  運ばれていればやっと、
  気を配って抱えてくれることに気がついた*
 



   己の名を呼ぶソフィアに微笑むラサルハグは
   満悦に浸り、ほのかに口角がが綻ぶ。

   過去に相見えたことも
   花嫁として迎え入れる事も

   全ては今この瞬間のための布石なのだとしたら
   彼女とは、これからの話をしよう。







   静かに腕の中で待つソフィアを連れて、
   辿り着くは再び森の中。

   大蛇一匹が住まえそうな洞窟の入口は
   村人達もその存在を知らぬだろう。

   立ち入ることすら許されぬ場所だ。


      「やはり、お前には不便だろうか。」


   ラサルハグは珍しく思案の表情を見せる。
   人間の様式美を知らぬラサルハグには
   ソフィアがここで過ごすにはなにもかもが
   足りないことを薄々感じていた。






   違和感といえばもう一つ。
   美しく成長を遂げたソフィアを前にして。

   いままで抱いたことのなかった感情に
   心が高揚の鐘を響かせる。

   ソフィアを前にし続ければ
   いずれ自分が何かに飲まれていくような。
   しかしそれは嫌悪ではなく、違う感情。

   そんな感覚が渦巻いていく。







   抱いていたソフィアを降ろした後。

   己の隣に居る彼女の方を向くと
   自然とその口元に己の手が伸びる。

   何故かと問われればラサルハグにも分からない。
   ただ己の心身が彼女に触れることを望んでいる。

   触れることは叶うだろうか。
   叶えば触れた手は頬から耳へと流れていくだろう。

   幼き日とは異なる肌の柔らかさは、
   経つ時の流れを鮮明に物語るものだ。




【人】 書生 茅

[純粋で無垢だった心についた染みは、和紙に落とした墨汁のごとく、黒々として、広がってゆく。
『あの村は潰してかまわんか』>>86
問われた言葉に、それは無邪気に笑ってみせた。]

 いいよ!

[今まで気づかなかった、否、目を背けてきたあらゆる『悪意』に気がつけば、それはもう、青年にとっては文字通り騒音に他ならない。
それに……

語る天狗さまの言葉>>87を聞く内、背中の小さな翼がぱたぱたとはためく。
それは恐らく、『ごきげん』のしるし。

ヒトでなくなることに、躊躇は無かった。
だって、嫁にしてくれる。
ずっと、側を許してくれる。
他ならぬ、あんたが。
そして、最後の最後、思い出したように問われた内容に、声をあげて笑った。]
(103) 2021/06/24(Thu) 20:06:57

【人】 書生 茅

 茅、と申します。
 不束者ですが……
 末永くよろしくお願いいたします。

[なんて、わざと三つ指ついてみたりなど。
天狗さまの婚姻は、きっとヒトのそれとは違うだろう。
けれど、“ヒトだった”青年が、本当にヒトを捨てる前に、最後に行う“ヒトの真似事”だった。

そして、“ひとでなくなった”青年が、本当にヒトを捨てて最初に行うのはきっと……]

 ねぇ、天狗さま。
 眷属にしてもらったら、俺でもできるかな?

[あの村を、潰してしまうことが、って。**]
(104) 2021/06/24(Thu) 20:07:16

  そうだな、早速今夜
    暑くもない、寒くもない
      試すにはよいときだからな


[ ちらり、冥桜の様子を見やれば
 なんとなく裏のありそうな笑みが見える

 妙な予感を感じつつ
 楽しそうならそれでよいと結論づけ ]


  補い合い、時には共に謳う
    そうだな、補い合うだけより
      その方が新たなものがつくれる


[ 確かに、と、こくり頷いて* ]

 はしたない婿は、ダメか?


[彼の手にしごいていたものを奪われてしまって。それと同時に腰を揺らされては喘ぐしかなくて。
唇に口づけされて、それが心地よくて嬉しくて、それに自分からも口づけを返す、気持ちいいのお返し]



 全部、全部好きだけど……っ


[中が気持ちいい。
彼と一つになれている感覚と、そして気持ちいいところを押しつぶされている感覚。だから]


 かんぅどのぉ……ぎゅうして……ぇっ


[手が足りないなら、いっそ、抱きしめられながら、押しつぶされるようにされながら押し込まれるのがいい。
それだと、全ての箇所に彼を感じるから。
盛り上がるかんぅの肩の筋肉がすごいなぁと感心しながらも、

愛しておる、の言葉にすら感じて、きゅんきゅんと締めてしまう]

 かんぅどの……っ
 
 あいしてる、からぁ……っ


[バカの一つ覚えのように、これしか言えなくなってくる。
気持ちよすぎてどうすればいいかわからない。
大きな波のようなものが、後から後からやってきて、それに自分が小舟のように立ち行かなくなっていく]


 あああああっ!


[何度ともなく感じた絶頂だけれど、この波が一番大きくて、躰を大きく跳ねさせ、寝台をぐぁん、と揺らしながら身悶える。
絶頂と絶叫が同時に起きて、彼の肉体に潰された雄が、震えて精を漏らした。
そのまま、彼の名を呼びたかったけれど、かすれた声は、もう音を作ることはできずに、ひりつく喉に無理をさせることを諦めた*]

[はしたない婿はダメかと問われ
ダメではない。という言葉は聞こえたかどうか。婿殿からの口づけに心が沸き立つのを感じた。触れる箇所が熱い。何処までも婿殿は此方を落とす。中が一番いいと告げるのは天性か。婿殿は抱かれ上手だ。よくよくかんぅの事を分かっている。彼の快感を更に引き出そうとして、押しつぶされるのを、

ぎゅっとされるのを望む言葉に
頷きて]


 あい、分かった。


[覚悟されよ。
そう告げて獰猛な笑みを浮かべ、抱き込む力を強めた。
二人の距離が縮まる。二人の間がなくなっていく。肌に触れる面積が増えるにつれて、美髯が彼の肉体を喘がせ、盛り上がった筋肉で彼を締め付けた。華奢な彼の身体は上から見れば、かんぅの肉体で隠れ、見えぬであろう。

筋肉で彼を閉じ込めて]



 ……っ、婿殿っ


[愛している。
その言葉に
振る腰が増す、ぱんぱんっと雄で貫く音は響き。彼の中を蹂躙する。喘ぐ声に追いすがるように何度も婿殿、と彼を呼んだ。愛おしい花婿を、何度も呼んで。

唇の中――小さく ヤオディ。と転がした。
其れは身もだえる彼により波にのまれ]



   くっ!!!!!



[絶頂と絶叫により、熱を締められ。
彼が達した後、少し遅れて此方の精が溢れ出、彼の中を侵していった。どくどくっと脈打つ熱は先ほど果てたばかりだというのに加減を知らず腹を焼く。掠れた声ととも、体の下で悶える彼を抱きよせて、そのまま額の髪をわければ

口づけを落とし]


 だいじないか?


[頬を撫でる。
白い肌に武人の手が触れるたびに
壊しそうだと思った。淀みは出来ていないだろうか。最初の頃の会話を思い出せば体調を案じるのは素直。だが、未だ居心地よく彼の体内には雄が嵌ったままで]


  大事ないか?


[気持ちよかったか。
そう尋ねよう。幾つも聞きたいことがあった。祝言を本格的にあげるとしてどのような服がよいか。それからこれからの新婚生活についての具体的な案も考えねばならぬ。
だが、それらは置いて
愛している。と
その意味を重ね合わせようとし
緩やかに抜こうとして]



 ………


[ぬ、抜けない!!!!
なんと、青龍偃月刀がすっぽり入って抜けなくなってしまった*]

  もう少しすれば夜も暑くなる。
  そうすれば試すには不向きとなるからな。
  予もそれには同意だ。

  では共に風呂に入り、共に眠るとしよう。
  人の理では眠りは大切な儀式だからな。

  ちなみに大切な儀式はあと三つある。
  一つは食事で、後一つは大きくなったら教えてやろう。


[よし、よしと頭を撫でてやりながらまずは食事の後に夜を想う曲と、永く眠る者へ手向ける詩を教えていくとしよう]


  お主と予の物語は今日始まったばかりなのだ。
  目を閉じていても予の音が聞こえる。
  頭の中では予の詩が綴られる。
  そうすればお主は完全に予の虜よ。


[くつくつと楽しそうに笑いながら、さて、縁側にたどり着けば陽が沈みそうな黄昏時であったろうか*]

【人】 書生 茅

[分かりやすい形式的な婚姻を踏まなくたって、嫁入りはつつがなく完遂される>>111
名前を褒められればまた、嬉しそうに翼が揺れた。
名前だけは、何もかもを忘れて路傍に転がっていた茅が、唯一記憶の向こうから持ち越せたものだったから。
唯一それだけが、本当の意味で己自身のものと、自身を持って言えたから。
]

 んふ、

[茅本人が村を潰すのがよかろうと、天狗さまも言う。>>112
青年自身もそのように思っていた。
かつて村へと抱いていた愛の清算に。
憎しみではない。
これも、愛故である。
“ヒト”は、そうは思わないかもしれないが。]
(118) 2021/06/25(Fri) 0:14:24

【人】 書生 茅

 ……ハイ、

[名を呼ばれ、青年の表情が、すぅと静かなものに変わる。
ヒトならざるモノへと変貌したとて、青年のあまりよろしくない頭が劇的に良くなるわけではない。
だから単純化された儀式は正直ありがたかった。>>113
指先にできた
い玉に、視線が吸い寄せられる。
い、香りに誘われるようにして、青年は差し出された手をそうと両手で捧げるように添えた。
その指先に、そ、と唇を寄せる。
ちろりと舌先を見せると、与えられた血の雫を、つ、と掬った。**]
(119) 2021/06/25(Fri) 0:14:50
[ 眠りは儀式
 その言葉に、ふむりと頷く

 聞けば、他に大切な儀式は後三つとのこと
 眠りと足せば全部で四つということか

 一つは食事、もう一つは──と瞳で問えば
 それは大きくなってかららしく ]


  冥桜よ、それだと二つしかないぞ
     眠りと、食事と、大きくなってから
         ──では、最後の一つはなんだ?


[ まさか言い間違えか?と
 首を傾げ唇を尖らし問いかける

 縁側へのさほど長くない道
 子供のようにあやされながら歩んでいき ]

 




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