人狼物語 三日月国


83 【R18】ラブリーナイト・りたーんず!【ペアRP】

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 あれ、
 待ってって言ってた?


[タイムを聞くという当初の約束は忘れていないが、
言われた記憶がなくて首を傾げる。
実際にはめちゃくちゃ言っていたのだが、
気持ちが昂りすぎて気づくことができなかった。

腕の中で拗ねている瀬名原くんが可愛くて、
ごめんねの意を込めてその頬にキスをする。

もし「待って」と言われたことに気づけていても、
待つことはできなかったかもしれない。
それほどまでに、彼の反応が良すぎたから。
彼のせいにしすぎかな?
なんて、心の中で少し反省した。]*



  ――……、


[「愛して」ってちゆを求めてくれるひと、
 今までにいたっけな。
 
 彼の言葉にふとそんなことを考える。
 強請ったことなら何度もあった。
 形ばかり、答えてくれるひとはいた。

 でも、ちゆにそれを求めたのは――彼が初めてで
 だからやっぱり特別なひと、
 痛いくらいにそれを思い知らされる。]


  ……あいしてるよ。


[なんだか擽ったいのは触れあう肌のせいではなくて
 嬉しかったから、なんだと思う。]

[肌を重ねて甘い声を響かせながら、
 やがて張り詰めた先の果てに向かうころ
 彼が変な冗談を口にするの。]


  ふ、ふふ……


[ちゆはただ笑ってみせた。
 そうして実りもしない種を身体の奥に迎えるの。
 命が芽吹いて可愛い赤ちゃんが生まれたら、
 彼のことを「パパ」なんて呼ぶ日が来たら
 ずっと幸せでいられるのかな。

 ――なんて、叶わない“もしも”の話でしょう?

 知ってるよ、ちゃんと分かってる。
 それにほら……子どもなんて、好きじゃない。]

[それから何度も、何度も彼を注がれた。
 お腹の奥に熱さを感じて満たされた。
 愛を囁いて、囁かれる。

 喘ぐ声が上擦って掠れるのもお構いなしに
 汗の浮いた肌がひたりと触れあう感覚さえ心地良くて
 彼の一つひとつを刻みつけた。]


   ……もうずっと、このままがいいな。


[夜の終わりに囁いた。
 彼に届いたかどうかはわからない、
 落ちた瞼に口付けて、本当の恋人みたいに身を寄せた。]

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[差し込む光を浴びながら、彼の声に振り向いたとき
 その無防備な微笑みに自然と目は細まっていたけれど
 昨日よりなんだか甘えん坊な姿、
 お強請りされるまま腕の中に飛び込みながら
 おはようのキスをしながら
 別のことを考えてしまったんだ。

 奥さんの前だったらこんな感じなのかな、とかさ
 彼の寂しさは知っていたつもりだけど――それでも
 純粋にちゆだけだって思えないのは
 きっと写真に映ってたあの女の子のせい。

 ……こんなの面倒くさいって思うよね、だから
 彼はなんにも知らないままでいい。]
(22) 2021/07/15(Thu) 4:05:05

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[シャワーを浴びた。
 昨日の痕にボディソープが少し沁みた。
 それが嬉しくて、鏡越しに見えないのはもどかしくて
 身支度を整えたら、もういつでも外に出られる格好。

 昨日はほとんど目につかなかった時計が
 今日はやたらと視界に飛び込むの。
 チェックアウトの時間が近づいて、名残惜しくて
 駅までの道をやけにゆっくり歩いていたけれど
 それでもやがては辿り着いてしまう。

 最後のキスを交わした、その後は
 どんな顔をしていいかわからなかった。
 気づいたらじっと爪先を見つめてた。]
(23) 2021/07/15(Thu) 4:05:33

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里



  ……うん、ありがと。
  ちゆも幸せだったよ。


[“またね”なんて存在しない。
 手を振る彼が背を向けて、反対方向に歩き出して
 見えなくなったらそれでおしまい。
 あたしたちを繋ぐ関係性はどこにもないから。]
(24) 2021/07/15(Thu) 4:05:47

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[そうして彼を見守ったところで、
 苦しいのが消えるわけでもない。

 たとえば何気ない偶然を装って目の前に現れてみたら
 あの夜の続きが始まるかもなんて、何度か考えた。
 そしたら彼は驚くかな、それとも困った顔をするのかな。

 だけど思い浮かべる傍らにはあの子がいて
 小さなリカちゃんの物心なんて知らないけど
 ――あの子さえいなければ、なんて思いながら
 あの子がいたから足を踏み出せなくて。

 壊しちゃえっていつかは簡単に考えたのに
 ちゆを見て、困った顔されるのが怖かった。]
(25) 2021/07/15(Thu) 4:06:52

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[その夜も遠くから眺めただけ。
 暗闇に紛れたらきっとあなたは気づかない、
 それでも街灯に照らされたベンチはよく見えた。

 あなたは俯いてた。疲れた顔してた。
 嫌なことあったのかな、
 毎日寄り道したってほんの些細な日常しか知らないけど
 好きだよ、大好き。今もずっと愛してる。

 たとえ一晩の恋人でも、あの夜は確かに特別で
 あたしたちは確かに愛を囁きあって
 ……ねぇ、少しくらいは、また寄り添ってもいいのかな。
 そんなこと考えてたら、今までさんざん躊躇った足が
 気づいたら前に進んでた。]
(26) 2021/07/15(Thu) 4:07:18

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里



  ……タイガさん?


[声を掛けて彼が気づいてくれたなら、笑った。
 まるでさっき通りすがったみたいな顔で
 歩み寄って、それから小走りで近づいた。]


  ひさしぶりだねっ


[平然と微笑むの、潤んだ目なんか知らない振りして。
 
だからどうか、ちゆの演技にも気付かないで。
*]
(27) 2021/07/15(Thu) 4:07:54

い、ってらっしゃい…

[お風呂かあ…べたついてるから助かるけれど
足腰に力が入ってる気がしないから肩を貸してもらうの必須だ…
なんて思いながら彼の後ろ姿を目で追う、
素っ裸でよく歩けるなぁ…

そう思っていれば彼がすぐに帰ってきて「おかえり」
と言えば彼が布団をまくって、そこから入ってくる風が少し寒くて身震いする
熱かったけど、やっぱり空調が効いてると寒いね
と話そうとすれば抱き締めなおされて少しぽかんとする

甘えてるのかな、なんて見れば
元々そういう約束だもんね、と背中を撫で返す]


………言いましたー…



[これからは甘やかしてあげようと思ったけれど
彼の言葉にすねるが続行しそうになる

この、このやろ
と思いながら見ていれば頬にキスをされる
待てが出来ないわんこめ
なんて心の中で彼に文句を言う

じとりとした視線を彼に向けるけれどキスをされてぐっと詰まる
恋人にするみたいにキスでほだそうとしてくる
というか恋人でもキスでほだすのはどうかと思う!

それともそれもイチャイチャに入るのかな…?と思いながら
とりあえず仕返しにと頬や彼の脇腹を指先でつついた]*



  もしかしたらただの独り言で。
  返事など求められてなかったかもしれないけど。

  生まれた瞬間から間違っていたと言うのなら。
  …… 行き着く先だって、きっと。

  それでも互いを離すことだけはしなかった。

  傷を隠すために、別の傷で上書きした。
  愚かしくて愛しい一夜の記憶。
 
  



  ─── ずっと夜ならばよかった。
  心に負った傷も、涙も、名前も。
  全部深い黒が覆い隠してくれるから。

  何度も何度も窓に視線を送っては、
  そこに広がる闇に安堵して。
  このまま朝が来なければ良いのに、と。
  心から願った瞬間。
  

  生まれたての太陽が、世界を照らした。  



[抱きしめたら撫で返してくれて、ふ、と頬を緩める。
頬や脚を摺り寄せて、その肌の温もりを感じた。

人肌の温度が一番気持ちいい。

もう甘える側と甘やかす側がごちゃ混ぜに
なってしまっているけれど、
それも気にせず甘えたい時は甘えて、
甘やかす時はとことん甘やかすことにした。

今は甘えるターン。
腕の中の温かさに、肌に触れる心地よさに、
目を閉じて浸った。]



 言ってたんだ、
 ごめんごめん


[拗ねたような様子につい笑ってしまう。
頬にキスをして誤魔化して、じとりと睨む目元を見てまた笑う。
からかい甲斐のある人だなぁ、なんて思って、
つんつんとつついてくる手にじゃれた。]


 くすぐったいよ


[つついてくるその手をさせるがままにして、
仕返しと言わんばかりに腕や脇腹をくすぐる。
そうしていると、身体の奥から再び熱が湧いてくるが、
それをぐっとこらえて。]


 ……そろそろお風呂入ろうか


[なんて、顔を逸らして誤魔化しながら、
布団を捲りあげて二人の肌を外気に晒した。]

[先程までの行為で腰をやられているだろう、というのが
見て取れるから、瀬名原くんが立ち上がり歩くまでを
親切に介護する。

肩を貸してやりお風呂場まで連れていくと、
バスチェアに腰掛けさせる。
シャワーからお湯を出し、適切な温度にして
瀬名原くんにかけてやりながら、
時折自分も湯を浴びる。

かけたままの眼鏡が曇るが、温度に慣れるまで我慢。
曇った眼鏡が晴れるころ、瀬名原くんを湯舟に漬けてやた。]


 ……どうやって入ればいい?


[触れ合いたいから一緒に入りたいが、
向きをどうしようかな、なんて悩んで、
直接聞いたほうが早いとそう尋ねた。]*

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[気付いた彼が顔を上げる。
 よそよそしくちゆの名前を呼んで。

 それにぱちりと目を丸くして、
 うっすらと壁みたいなものを感じては
 嫌だな、と人知れず思う。

 やっぱり忘れちゃってたの?
 心に掛かったのは見えないもやもや。
 不意に彼がちゆの身体を抱きしめたら
 埋まる距離感といっしょに取り払われるけれど。

 ――あの夜とは違う、彼がいた。

 震える身体はどうしようもなく弱々しくて
 手を添えた背中はいくらか小さく感じる。]
(44) 2021/07/15(Thu) 21:08:46

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[どうして泣いていたのかなんて知らない。
 喧嘩でもしたの?怒られちゃった?
 あれから変わりなく「リカちゃんパパ」をしてたんだから
 あたしたちの関係は、奥さんに知られてはいないんでしょう?
 それなのに何があったのか――ちゆは、知らなかった。]


  ……大丈夫、ちゆがいるよ。


[何が大丈夫かなんて知らない。
 それでも、ちゆは側にいたんだよ。
 今だってあなたの側にいるの、だから。

 あやすように背を撫でる。
 男の人の泣く姿を見るのは、初めてだった。
 だけど知らないタイガさんの顔、また一つ知れたって
 ちょっぴり嬉しくなったことは内緒。]
(45) 2021/07/15(Thu) 21:08:58

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[彼が落ち着くのを見ればベンチの隣に腰掛ける。
 そうして語られた事実を知る。

 ちゆの知らなかったこと、
 いつもリカちゃんと二人だった理由。
 奥さんの姿を一度も見たことがなかった理由。]


  辛かった、ね


[いつかの別れ際みたく視線は足の先に向けたまま
 深刻な声で同情を口にした。
 ――それもまた、半分くらいは演技だった。

 
なんだ、もうとっくに壊れてたんだ。
(46) 2021/07/15(Thu) 21:09:21

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[仲良くやってるんだと思ってた。

 ちゆじゃない女の人のところへ戻って
 ちゆの知らない時間を過ごしてるんだと思ってた。

 どうせ一番にはなれないんだ、って
 だから壊せなくて、諦めてたんだよ。

 でも、奥さんがもういないんだったら
 あなたの最愛がこの世界にいないんだとしたら
 今度こそちゆを選んでくれるのかなぁ、なんて
 自分勝手な酷い考えは
 あなたが知ったら幻滅しちゃうのかな。]
(47) 2021/07/15(Thu) 21:09:58

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里



  ……なんにもできないけど、
  話だったらちゆが聞くよ。


[頬に手をやるタイガさんを、
 出会いがけのソファでそうしたみたいに覗き込む。
 微笑んだのは優しさで、明るい声色は思いやり。
 ――本当だよ?だってちゆ、「良い子」だもん。]


  えへへ、普通にしてたよ。
  タイガさんのことずっと考えてたかな。


[はにかんで笑ってみせる。別に、嘘はついてない。
 タイガさんのこと、ずっと見てただけ。]
(48) 2021/07/15(Thu) 21:10:17

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[だけど三つ編みのやり方を聞かれたら
 つり上げた唇の端がふっと落ちてしまう。]


  できるけど、なんで?


[覗き込む顔を正面に戻して尋ねた。
 目的なんか聞かなくたってわかるけど。

 そっか、結局「リカちゃんパパ」のままなんだ。
 ……そうだよね、そりゃそうだ
 “普通”はお父さんかお母さんと一緒だもんね。]
(49) 2021/07/15(Thu) 21:10:48

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[今度こそ彼を手に入れられると思った。
 今度こそちゆのことだけ見てくれると思った。
 今度こそ愛し続けてくれると思ったのに
 今度はあの、小さな子どもがいるなんて。

 なんでかな、もどかしいの。
 愛しても愛しても愛しても愛しても
 いつまで経っても報われないの。

 ちゆだって「良い子」にしてるのに、
 欲しがっても掴んだ手からすり抜けてしまう。

 それなのに、]
(50) 2021/07/15(Thu) 21:11:21

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里



  ……娘さん、いくつなの?
  タイガさんの子どもなら、
  きっと可愛いんだろうなぁ。


[タイガさんの注いだ種で
 知らない女の人のお腹から生まれたあの子が
 ひどく羨ましくて、恨めしくて。]

  
  ねぇ、ちゆも会ってみたいなぁ。


[――――狡いよ、リカちゃんは。*]
(51) 2021/07/15(Thu) 21:11:41

[腕の中で心地よさそうにしても駄目です
と攻撃していればつついていた手をとられた。
指をつまんだり絡めたりされて、じゃれつかれてもうなんて思って油断して
その手を止めれば今度は彼にくすぐられる]


んっふふ、ふふ、ひゃ、や、めてっふふ…


[くすくすと笑ってなんて身をよじって逃げたりする
子どもみたいにしてくるけれど甘えたいという願望はそれに近いから
今は子どもを相手にしている気分になった]


[彼に肩を貸してもらえてお風呂まで連れていってもらえればまた逆転する
彼がお湯をかけたり流してくれたりなんかして心地よくて
細い眼を気持ちよさそうにさらに細める

もうしてもらうがままにされよう
とそのまま浴槽まで入れてもらえれば広いお風呂だなあ
そう思いながら凭れれば彼の言葉に見上げる

………視界に入る…
]


どう…どう…?
………どうしたの?


[そうやって入ればいいと聞かれてぽかんとする
隣に入れば、と思ったけどそれは流石に狭い…
ならサイズ的には僕が彼を後ろから抱っこすれば?
いやでも男女的な役割したなら彼が後ろなのかな…?

悩めば僕が少し足をたたむかもだけどそっちのが慣れてるんだろうか?
と思って彼にそう説明して入ってもらう]


狭いね〜


[やっぱり2人、それも男の大人が入るとなるとそう零す
この体勢にしてから向かいあうのもよかったかなあ、なんて思った

彼にもたれかかってお湯と彼の体温で熱くて
あんまり入りすぎるとのぼせそうだなあとぼんやりと思いながら
水音と、彼の息と、鼓動が伝わる]


そういえば……このあと、どうするの…?


[お風呂入ってはい終わりでいいのかな…?
力が入るまではゆっくりしていたいけど、と思いながら振り返って彼を見つめて]*

 




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