114 【半突発R-18】Snow white Festival【飛び入り歓迎】
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| 人といっぱいお話して友達たくさん作って、 見たこともないような綺麗なとこにいって、 幸せだって、自由だって笑いたい [ 諦めてたこと、 それがたくさん溢れて、流れ出て。 ] だからっ! [ あの日に言葉にしなかった、叫びを。 ] (150) 2021/12/16(Thu) 0:48:54 |
| ■■■は優しすぎなの もっと自分を大切にして欲しいわ? 私はいつも神様に願ってるのよ? 私の愛する■■■が自由に生きて、 誰よりも幸せになりますように、って (151) 2021/12/16(Thu) 0:49:25 |
| (152) 2021/12/16(Thu) 0:50:33 |
| (153) 2021/12/16(Thu) 0:51:00 |
| [ 掠れたように声にならなかった言葉、 少女は声になりそうだったことを知らない。 その言葉の意味を知らない。
忘れ去られた宝物。 たった一つの存在証明。
再び少女の言葉として世界に記憶されることはなかった。 けれど、その言葉は少女の心の中で確かに生きていた。 ] (154) 2021/12/16(Thu) 0:51:45 |
| [ 幸せをいつも思い出せますように、 そう願われた少女の名前が。 メミニ。 少女の唇は確かに動いた。* ] (155) 2021/12/16(Thu) 0:52:06 |
―――― 綺麗だ、と呟く声がやわく降り注いだ。
これが閨での世辞ならば女とて受け入れただろうが、
この人魚はきっと建前や嘘などではなく
恐らく本当に女へそう思っていると、理解ってしまって。
「 …… っ… 」
快楽という甘い毒に浸された思考も喉も、
じゃれるように言葉で噛み付く余裕さえ失われ。
代わりにむずがる幼子めいた仕草で緩慢に頭を振り、
意趣返しのように、彼の昂ぶりを足で撫ぜる。
―― これ以上愛撫だけで達してしまうと、
いよいよ最後の理性まで焼き切れてしまいそうだから。
「 ―― だ、って
きもちよくて、しんじゃいそう…… 」
常は凪いだ海のように穏やかな瞳が丸く開かれ、
困ったように苦く笑う彼の顔を見捉えれば
兎はどこまでも甘えた弱音を吐き零した。
全てを蕩かされても、良いのだけれど。
好きな人との初めてを碌に覚えていない、というのは
惜しいものだと女は思うから。
―――― おねがい、きいて? と
欲を煽るように目の前の彼へ微笑んで。
そう、だから ――
女はてっきり、すぐに彼の熱が入ってくるものだと
そんな風に思っていたのだけれど。
「 ン、……んぅ……っ 」
未だに絶頂の余韻が抜けない子宮を甘やかすように
彼の掌が柔く下腹部を撫でるのなら。
身体を微かに跳ねさせ、掠れた喘ぎ声を零しながら
きゅう、と足の指先でシーツを寄せた。
彼はただ、落ち着かせてやろうと思ったのかもしれないが。
どこを彼に触られても快楽を拾ってしまう今では、
寧ろ中途半端に熱を燻られるようで、――……。
―――― … 涙に濡れた睫毛を瞬かせる。
あの日ここを出て行った後姿も、
この家で共に過ごしていた間も、
彼はまるで欲を感じさせない素振りで過ごしていたから。
人魚とは斯くも綺麗で、欲とは無縁の生き物で。
―― だから、一片の曇りも無く妹へ会わせてやりたい。
彼の本当の使命を知らなかった女は、確かにそう思っていた。
私なら、貴方を置いて何処にも行かないのに
――――― そんな羨望も。
けれども、それは女のお気楽な勘違いで
手を出そうとする様子が無いのなら良いか、と
薄い部屋着で部屋を歩き、自室へ平然と招き入れたのは
…… もしかすれば中々に手酷い仕打ちだったかもしれず。
「 ふぁ、っぁ……ン、ぅ、 」
彼の熱が秘部を焦らすように摺り寄せられれば、
何度目かも分からない、蜂蜜めいて甘い声を零し。
混ざり合った互いの欲の証が、はしたない水音を立て
鼓膜を震わせるのに ―― 耳が揺れた。
「 ――――― ッひぁ、……ふ、ぁぁ……っ! 」
薄い腹の中に、火傷してしまいそうな熱が入ってくるのを
女は自分を組み敷く男の手を握りながら受け入れた。
一息に、欲のまま媚肉を暴いても自分は許すのに
どこまでも自分を優先しようとする、その甘やかしが
行き場のない熱と喜びを生むのだから、
己も大概どうしようもない生き物なのかもしれない。
「 っひゃ、ぁん……ッ! 」
背中に彼の腕が回され、女の身体が掻き抱かれれば
中を埋めていた熱杭がその弾みで
とん、といたずらに奥を突くのに、涙を流し。
重なった唇がすぐに離れてしまったのを、
少しばかり寂しい気持ちで見送り。
覗き込んでくる美しいばかりの海色へ、頬を緩めた。
「 ……ん、…… だい、じょうぶ……。
――――― ふふ、
テレベルムのぜんぶ、もらっちゃった…… 」
空いている手で、熱を呑み込んだ己の腹へ触れる。
僅かにぽこりと、彼の形をなぞるように膨らんだ腹を
ふにゃりと緩んだ頬のまま、半ば無意識に撫ぜて。
「 うごいて、いいよ……?
がまん、するの
………… つらいでしょ……? 」
ね、と悪戯をするように ―― 或いは欲を煽るように。
彼の首筋へくちびるを寄せ、
そのまま甘いチョコレートブラウンの肌へ
ちいさな独占欲の証を咲かせた兎は。
全てを受け入れるあまやかな顔で、微笑んだ。*
[あまりに愛らしい弱音は、寂しくなくても死ぬのかと
困ったように笑いながら流してしまったけれど、
自身の体液は生命力を増幅させるものであるから心配無い。
慰撫にすら感じ入る吐息と呻きに下肢へ降りる熱。
シーツに皺を作る元凶のしなやかな脚部を撫でてやり
快感に震える耳が時折男の首や肩を擽り
よしよしとあやすように頬を摺り寄せてやりながら。
指よりも増した質量をもってして貫く刹那も
肉襞を掻き分けて己を穿ち、最奥を揺らす程に沈めてからも
彼女の細い肩を、それから肉の薄い背をしかと抱き止め
互いの汗で多少の潤いを持つ繋いだ手は、けして離さず。]
……――は、 それなら、良かっ た …
、あん…たの中は窮屈だから、壊れないか …心配だ、
[すべてを彼女に与えるつもりで居た。
人魚の肉も、精も、愛も、 ――それから、見えぬものも。
彼女の腹部を揺らす熱源はふるり、と奮い立ち、
何処にもいかないで欲しいと言いたげに、
柔い肉の筒を己で一杯にして、みっちりと埋まっている。]
は…、夢みたいだな。
あんたには、男として見られて、ない気が、…してたから
[本当に彼女は無防備で、男を行儀の良い犬か何かと
勘違いしているのではと疑う格好で接されていたから
挿入までの疲労で一息つく目的と、彼女に慣れさせる意味で
少しばかり腰を落ち着かせた状態を保ちつつ、感慨を伝え。]
…、本当に?
――んっ ……――
[ずっとこのままで維持するのは辛いのは間違い無い。
それでも、彼女の身の安全を随一としており
促す声に嘘をついていないかと覗き込む視線を送り。
それも首筋を甘く吸われて、小さな呻きに変わる。
穏やかに、聖母のように微笑う女は
躰の中心に杭打たれていると思えぬ程綺麗だ。]
辛いと、感じたら…偽りなく言うんだぞ?
[約束だと絡ませた手指を握り直して。
腰をゆっくりと揺り、媚肉に、臓腑に振動を与え。
摩擦で増す快感にひくん、と喉仏が震えて、]
っは……、ぁ…ン…、
――ラヴァ
[興奮に、衝動に、身を渡そうと、彼女を暴く男の声は甘く。
負担を強いる行為であっても、甘やかしたくて堪らないのだ。
水音と、肉が叩き合う音が次第に早くなる。
呼吸を弾ませ、喉を鳴らし、愛しい女の頬へ鼻先を摺り寄せ]
…っ、おりてきてる、 …あんたの、
[子宮が、とまでは皆まで伝える事は無いが、
亀頭が抉る場所に膨れた感触を幾らか感じて
幸せそうに瞳を細め、ぞわりとした快感には唇を引き結び。
―――其処を揺らすほど、深く貫いて。
彼女の墾を己で満たさんとする
独占欲
。]
…あぃ、 してる、
あんたを――― … ―――…
[その唇を、呼吸を、奪うように唇を合わせよう。
寂しがる視線を少し思い出した事もあるが
絶頂を耐えることで情けない声を上げそうだったから]
んん… …、ふ …
[舌を攫い、唾液を絡め、粘膜を刺激し。
絡み合う下半身も男の欲望は先走る腺液を女に注ぐ。
人魚の一部を、女に与えて、
――心も、躰も、多幸感でいっぱいにしてやりたいし、
男のことだけで、一杯にしてやりたかった。*]
―― そんなにも、女はか弱い訳ではないのだけれど。
なぜか女をひどく柔い生き物だと思っていそうな彼へ、
「こわれないよ、」と優しく微笑む。
確かに、人間の女よりは小柄で細い身体に加え
愛玩動物めいた耳もあれば、不安にも思うだろうが ―
「 …… みてなかったんじゃ、なくて…
みないように、してた の ……。 」
けれど、続いた言葉へは女も異議を唱えよう。
妹探しの目的を伴い、陸地へ上がった綺麗ないきものに
人の欲をぶつけるなんて … したくなかった、から。
「 ん、……わかった。
テレベルムからもらうものなら、ぜんぶ
つらくなんて ないけど、 」
――― でも、約束、ね。
そう呟くように返しては、女も絡めた指先へ力を込める。
少しの会話を交えている間に、
すっかり男の熱へ馴染んだ媚肉は、僅かに擦られただけで
きゅぅ … っと彼の怒張を締め付けた。
「 ッんぅ、あ、っひぁ――ン、ん……! 」
どちらのものかも分からないような水音と、
あまやかに欲がぶつかり合うはしたない音が耳を犯す。
熱が引き抜かれそうになれば、膣は追い縋るように締まり
再び媚肉を割り開かれれば、
悦んで熱を食もうと迎え入れるように蠢いて。
「 ふぇ、……ッや、ぁ ……っ? 」
快楽で蕩かされた思考は、言葉への理解が追い付かず。
数拍の間の後、彼の表情を見遣れば
漸く理解に至った頭が …少しの警鐘を鳴らしたけれど。
「 〜〜〜〜〜ッ、 ひぁ、……ぁあ……っ! 」
どちゅん、と音がしそうな程に深く奥を貫かれれば
兎は声にならない甘やかな悲鳴を上げ、
二度目の絶頂に媚肉を震わせた。
踏み入ったことがない場所を無くすような、
―― 本当に全てを彼のものにされるのでは、なんて。
すっかり焼け切れた理性は、
それさえ嬉しがり、また彼の熱を締め付けるのだが。
「 っわたし、も……ッ 」
ふわふわと揺蕩うような頭では、
そう返すのが最早精一杯。
言葉ごと奪い去るような口付けを受け入れて、
女はへにゃりと眦を緩め、舌を差し出した。
「 んむ、ン、ぁふっ……ふぁ、あ…っ! 」
まるで生き物のように絡まり合う舌のぬくもりも、
彼と触れ合えば触れ合う程に溺れる思考も
…… 訳が分からないくらい、きもちがよくて。
きらわれたくないだとか、綺麗な生き物を――だとか。
抱えていた感情全部が理性と一緒に蕩かされて、
残ったのは感じたこともないような多幸感と
だれよりも愛おしい、彼のことだけ。
「 ―― てれべる、む、
おく、もっと……ほしぃ……っ 」
重ねていた唇を離し、何もかも溶けた瞳で彼を覗き込んで
兎は彼に教えられた甘え方で囁き、
煽るように媚肉へ力を入れては、彼を奥へ誘おうと。
繋いだ手はやっぱり離さない儘。
兎の我儘を、蕩け切った甘えを
人魚は聞いてくれるだろうか。*
[約束を守ってもらえるなら体を合わせる今ばかりは、
彼女に無理を強いたくない理性を焦げ付かせもしよう。
男を掴んでは離さず、飲み込んでは奥にと誘う膣壁は
迎合するばかりでは無く、貪欲さすら連なる肉棒に訴えており
情けない部分すら受容せんとする彼女のように
不遜な侵入者を拒もうとする気配が伺えない。
それどころか、絶頂を迎える事ではくはくと蠢き
淫靡な快感に腰が戦慄いて、シーツに立てた膝が滑りかけた。
根元から持って行かれそうな強い性感に呼吸を時折忘れ、
荒々しく彼女を求める男は、純粋無垢では無く。
もう見ないようにすることも、きっと出来まい。]
――ッは、…、ぁ …
……あんたの、なかで …ンンッ …――溶けそうだ、
[繋がったまま融解しそうな程に、体が煮えている。
彼女を蝕む男とてそう感じるのだから、
受容している方はかくや、と考えるまでも無いだろう。
全力疾走に近い疲労感すら心地よく、
互いの呼気を、口内に飼う熱を与え合い。
彼女が気をやりはしても、死ぬことなど無いようにと
何度も何度も柔らかい髪の毛を手櫛で撫でやりながら
その間にも腰をゆっくりとだが揺り動かして。]
[今は先ほどよりも深い場所が近く感じる胎内を満たし、
ただ繋がっているだけでもしあわせで堪らないのに
ただひとりの、愛しい存在に乞われて
果たして頷けない男が、この世に居るのだろうか。]
お、く―――…、ん。 ここか?
[貪るような勢いで穿つのも良いけれども。
彼女と違い、加齢を重ねた者でもあるから。
激しく律動するのでは無く、長く意識付けるように
ゆったりと腰を押し付けては、深く沈むストロークで
蜜壷を丹念に犯し、水音をたっぷりと響かせて。]
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