【人】 厨房担当 マシロふふっ、惜しいですね。 ベイクド"チーズ"タルトです。 また次の挑戦をお待ちしております! [ なーんて軽口も混ぜながら。 ころころと鈴を転がすように笑う顔には からかいじゃなく、本心からやり取りを楽しむ色だけが 明確に彩りとして映っている。 ] はい、熱い方でお持ちしますね。 ……私のおすすめですか? [ ふむ …と小首を傾ぎ、少しだけ悩んで。 ] (114) 2023/03/01(Wed) 21:12:29 |
【人】 厨房担当 マシロパスタとケーキ以外でまだお腹に入りそうなら、 オニオングラタンスープなんてどうでしょう? バゲット入りで食べ応えもありますし、 とろとろのチーズとコンソメの風味も抜群です! ケーキのご予定があるなら、小さめでお持ちしますよ。 [ しっかり炒めたあめ色玉ねぎにバターを加え、 コンソメで味を調えながら作ったオニオンスープへ さくさくのバゲットとチーズを乗せて焼き上げる。 下拵えは終わっているから、時間を貰わず提供出来るし パスタの後に選ぶご飯として最適ではなかろうか。 彼の答えがどうであれ、まずは熱いお茶をお持ちするために 一旦は高野のところを離れ すぐさまお茶を運んでくることになる。* ] (115) 2023/03/01(Wed) 21:12:39 |
【人】 厨房担当 シャミ[子供のころ、あだ名は「ゲロシャミ」だった。 大人が聞けば顔を蹙めるそれには、残酷さだけでなくなにがしかの好意も込められていた。 給食を完食するまで席を立ってはならない、という悪逆非道なルールを改訂させた立役者だったから。 沙弥には好き嫌いはなかった。どの給食メニューも好きだったけれど、しかしとてもとても食べ切れる量ではなかった。 体のギブアップの声を聞かずに無理に食べれば、悲しい結末になる。 そして教室は阿鼻叫喚の騒ぎを何度か経験し、給食は食べられる分だけを配膳し、それでも無理なら残しても良い、という穏当なルールへと変わったのだった。めでたしめでたし] (117) 2023/03/01(Wed) 21:16:22 |
【人】 厨房担当 シャミ[──とはいかず、胃腸の弱い子供はその後の成長期、再び苦難に突き当たった。 食事量が増やせないのにどんどん身長が伸びた。 縦に伸びる速度に、肉の蓄えが追いつかない。体重メモリがぴくりとも動かないままひょろりひょろりと丈だけが伸び、萎びたかいわれ大根のようなみすぼらしい有様になった。 あだ名は「ガリシャミ」に変わった。青白く死にそうな顔をしてふらふら歩いてるから、痛ましいのか不気味だったのかなんとなく遠巻きにされた。 年頃の女の子らしいことや流行ごとに気を回す余裕はなく、いつも食べ物のことを考えていた。どうやって吐き気を催さずに少しでも美味しいものを詰め込めるか] (118) 2023/03/01(Wed) 21:18:36 |
【人】 厨房担当 シャミ[このころの夢は、いつか大皿いっぱいの唐揚げを食べたい、だった。 実際は、二つ目の唐揚げに手を出す前に胸焼けで撃沈したのだから夢のまた夢。 そんな夢を叶えるために考えたのが、胃もたれしない唐揚げを自力で発明しよう、という野望。 それが、料理の世界にはまり込む最初の一歩になった。 大人になり、栄養が足りるようになって健康にはなったが、いまだに大皿いっぱいの唐揚げは食べたことない*] (119) 2023/03/01(Wed) 21:19:13 |
【人】 厨房担当 マシロシャミ先輩、可愛いお客さんをナンパですか〜? 私のことは口説いてくれないのにっ。 えへ、なんちゃって。 先輩も今はお客様ですからね、ごゆっくり! [ 入社当初はてっきり男性かと思っていたけれど 思い込みが解けても、大咲にとってはまず オープニングスタッフの大先輩というのは不変の事実だ。 穏やかな物腰も相まって、先輩先輩! と 犬のように尻尾を振って懐いているのである。* ] (123) 2023/03/01(Wed) 21:23:33 |
【人】 役者 セロこの見た目がコンプレックスだった。人と違う髪と目の色。 この声が好きじゃなかった。周りの子よりも低い声。 好きな格好をしているだけで、男みたいと言われた。 「セロは綺麗な声をしているね」 オーマはそういって私の頭を撫でてくれた。それが嬉しかった。 ”声優”という職業を知ったときは、これだと思った。 顔を出さなくても良い、声を使える仕事。 まあ、そんな都合のいいものではなかったのだけれど。** (124) 2023/03/01(Wed) 21:25:16 |
フロア担当 フィエは、メモを貼った。 (a30) 2023/03/01(Wed) 21:26:13 |
フロア担当 フィエは、メモを貼った。 (a31) 2023/03/01(Wed) 21:26:41 |
役者 セロ は、メモを貼った。 (a32) 2023/03/01(Wed) 21:26:59 |
【人】 客 クリス── おおよそ1年前 ── [俺は社会の荒波というものに揉まれていた。 大学生活はあんなに楽しかったのに。 就活だってそんなに苦労したわけじゃないのに。 決してそんなブラック企業ってわけでもないのに。 社会人ってこんな大変だったの??? やだもう泣きそう。泣かないけど。男の子だもん。 嘘。本当はちょっと泣きたい。男の子とか関係無いし。 初めてのお給料思ったより少ないし。 親に真珠買ってあげたら、『こんな高い物いらない』って言われてプレゼント失敗した感強いし。欲しがって癖に。イミテーションで十分とか何それ分かんない。女心なんて分かんない。 分かってないのは親心かもしれないけど、とにかくこの際それはどうでもいい。] (126) 2023/03/01(Wed) 21:36:55 |
【人】 客 クリス[俺は心身共に疲れ切ってたし、美味しい物が食べたかった。 その時、普段はお洒落過ぎて入らないような店が目に入った。 黒板に『牛肉』って書いてあった。 俺はふらふらと誘われるように店に入った。] こんばんは!肉が食いたいです!! [それが俺とこの店との出会い。 あの日はたらふく肉を食った。 俺は全品肉料理を頼んだ。 誰が何を作ってくれたんだっけ? とにかく全部美味しかった。 それが俺とこの店との出会い。*] (127) 2023/03/01(Wed) 21:37:09 |
【人】 厨房担当 シャミ口説いたら君が靡いてくれるんならね [真白の膨らんだ頬はふんわり発酵したパン種のよう。ぷすっと突きたい症状にかられる。 うちのスタッフはみんな可愛い。犬系のうさぎもいれば猫うさぎもいる。 杏も沙弥もマダムっていう歳じゃない(と信じている)けど、若いって良いね、と少しばかり年寄り臭い発想が浮かぶ。 これからいくらでも成長する姿を見られるということだし、可愛いし] (128) 2023/03/01(Wed) 21:40:03 |
【人】 タカノ―― 鳴かぬなら? ―― [ 今から、俺は言い訳をします。 悪意に慣れすぎていました。 嫉妬や羨望に射抜かれすぎていました。 だから、そうなんでしょうと思いこんでいました。 反省しています。今は。 ] とくにこの、春巻きみたいな ええとなんだったかな。俺に聞くより、 店員さんに聞いたほうが早いかもしれないね。 [ ――貴方は、わん、とも鳴かなかったどころか 噛みついて来る様子もなかったものだから。 それ>>107をなんとなく感じ取れたなら 態度は変えずとも、心持ちは少し改めただろうね。 態度はほら、最初から品行方正な隣の客だっただろう?* ] (129) 2023/03/01(Wed) 21:43:23 |
【人】 チエ[でもそれは、別に女の子になりたいと思ってるわけじゃない。 男がイヤってわけでもない。 単純に、染色体の組み合わせとか本数とかの、生まれつきの運の割り振りだけで、どうして好みまで決められなくてはならないのだと思っているだけ。 男の子ってこういうのが好きなんでしょう? そりゃあ嫌いじゃないけど、女の子はカッコいいものは嫌いなの? イケメンはあんなに持て囃すくせに。 甘いもの大丈夫? それそっちの子にも聞いた? カレーや唐揚げが好きかどうかは聞かないくせに。 そもそも人間の活動に糖が必要なのは男女問わずの性質なのに、どうして違いがあると思うのさ。 同じ人間なんだから、それでいいじゃない。] (131) 2023/03/01(Wed) 21:43:54 |
【人】 チエ[白が200色あるとかは、正直どうだっていいけど。 オトコノコにはわかんないでしょ、とシャットアウトされるのは腹が立つ。 人間の心理学的に、赤は興奮して、青はクールで、緑は穏やかで、黄色は元気に見えるらしい。心が勝手に、そうなってるのに。 子猫や子犬をかわいいって思う心理も、フリルやぬいぐるみをかわいいって思う心理も、それに男女の違いがないのも、とっくに解明されてるらしいのに。 好きなものを好きって言ったら何がいけないのかほんとにわかんない。] (132) 2023/03/01(Wed) 21:44:13 |
【人】 チエ[……なーんて気持ちで、就職面接落ちた腹いせ、アスファルトの小石蹴ってたときのことだ。 石が飛んでいった先に、なんだかちょっとヨーロピアンな、それでいてシックな感じのする、きれいな一軒のお店。 うさぎのモチーフにアリステイストだと気づいた瞬間お腹が鳴って、自然と足を向けていた。] (133) 2023/03/01(Wed) 21:44:35 |
【人】 グルメライター ヤワタはは。「空いてるよ」でいいのに。 [言い切ってから訂正する様に軽く噴き出した。>>53 呼び名が「カンちゃん」のままなら、そのまま「らしい」言葉遣いでいて欲しい。 8席あるカウンターは埋まっていないので、先客>>29とは席ひとつ分離れて座る。 相手もこの店ではもう馴染みの顔であるし、そうでなくてもマスコミの一員として彼の前歴を知っている身ではあるが、テーブルの上を少し広めに取っておきたいから、混んでいなければすぐ隣を選択することはない。 綺麗なハンカチをそっと出して、首から下げたままのカメラを置く。] やあ高野さん。こんにちは。 そちらはトマトクリーム?サーモンのかな。 朝サーモン食べてなきゃ僕もそれにしてたかも。 [混んでいないから、ひとつぶんあけていても注文の声は届いていたようだ。>>78 彼の皿とメニュー表を照らし合わせて鼻をひくつかせて口角を上げた。 この店は店員が客の名前を呼んでくれることが多いから、数度居合わせれば自分も他の客の名前を呼んだりする。] (134) 2023/03/01(Wed) 21:44:43 |
【人】 チエ[これが運命かもしれない、と思った。 穏やかな木製のインテリアに、トランプとティーセット。 完璧なユニセックス、よりはややかわいらしい雰囲気に寄っているけれど、かといって男性客を拒むような気配はどこからも感じられない。 遅いランチだったのに、丁寧に用意されたパスタは傷心にとてもとてもよく染み。 今まで食べた中で一番おいしいアマトリチャーナをすっかり空にする頃には、ああ、会議室に入った途端眉を顰めるようなハゲ人事の会社より、こんな店で働けたらな、と思っていた。] (135) 2023/03/01(Wed) 21:45:10 |
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