83 【R18】ラブリーナイト・りたーんず!【ペアRP】
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[その後も体位を変えて、
口付けを送りながら千由里の体を貪った。
夜が白むのを否定するように
獣みたいに千由里を喰らう。]
あいしてる。 ……あいしてる。
[乾いた喉で何度も囁き、子種を吐いて
─────そうしてやがて
体力が尽きたら、まるで泥濘に沈むように
ずぶずぶと眠りの底へと落ちていった。]
| [目覚めた俺の鼻腔を紫煙がくすぐる。 視線を向ければ、とっくに目覚めていた 千由里と目が合った。]
……おはよ。
[気怠い体をベッドの上で転がすと 俺は柔く微笑んで、両の腕を彼女へ開く。]
ぎゅーして。
[抱っこをねだるように甘えて。 こっちに飛び込んできてくれたら 思いっ切り抱き締めてキスをしよう。 寝起きだから、ちょっと口が粘つくかな。 でも今キスしたいんだから仕方ない。] (15) 2021/07/14(Wed) 21:10:39 |
| [そうして、気が済むまで チェックアウトまでの時間をベタベタ過ごそう。 シャワーで性の残渣を洗い流すのも惜しいけど 家に帰るなら、と丁寧に汗を流した。 千由里のうなじや肩の痛々しさと比べて 俺の身体には傷一つない。 中に胤を残しているわけでもない。 何食わぬ顔で帰れば、きっと 絵美も俺には何も言わない。はず。
綺麗さっぱりな身体のまま 千由里と駅まで手を繋いで向かったら 最後にひとつ、キスだけしたい。]
ちゆ、本当にありがとう。 ……俺の相手が、君で良かった。
[別れを惜しむように髪を一筋、指に搦めて 俺は眉を下げて微笑む。 本当だよ?嘘じゃない。 それでも家に帰らないといけないってだけで。] (16) 2021/07/14(Wed) 21:18:47 |
[珠莉の手がシーツを強く握るのを見て男はより快楽を感じてしまう場所を求めて腰を打ち付けた。
奥を小突かれるのが好きそうならば一定の周期で雄の先端は奥口の扉を叩き、鍵穴を探るように動くとまた離れて。
背骨を内から押し上げるように膣壁の背筋側を擦りながら奥にまた一つ衝撃を齎した]
奥の方が好き、なのか。
珠莉は、、えっちな子だな。
[幾度か動けば男は一度動きを止めた。
荒い吐息を立てては耳元で囁き、項から背骨が描く美しい線に舌を這わせ唇で咥える。
身体をく、と曲げれるだけそうすると身体を起こした。
お尻だけあげさせ身を委ねさせている姿勢は上から見ても素晴らしいもので、細身の体躯がくねと動く様も好いものであるし、白い肌が汗ばみ紅と色を変えていくのも素晴らしい]
えっち、で勉強熱心で、とても可愛いとも。
愛し合うのは気持ち良いだろ。
俺はとても気持ち良いぞ。
沢山締め付けてくれるし、
後ろからだとお尻の孔まで丸見えでな。
[そこもまた物欲しそうに呼吸と共に動いているのが見て取れる。
男は起こした身体を倒し、身体を重ね合わせると腰の律動を再開した]
っ、ふッ、俺を愛してくれてるのがよくわかるよ。
[男はそう宣うと快楽の波を掻き立てていく。
一度止めたのは潮を引かすようなもので。
焦らす、止めることで落ち着き始めた感覚に大きな波をぶつけてやればどうなろうか]
なぁ、イったことはあるのか?
俺はそろそろ出そうだから――合わせられるか試そうか。
[男の手が珠莉の身体に纏わりついていく。
身体全体で捕らえてしまい、その指先は敏感な色づきや花芯へと向かった。
花芯に向かった指先はその皮を捲りあげる。
その刺激はこれまでとは比較にはならないほどに過敏なものであろうが、蜜に塗れたそこをとつ、とつと指先で軽く触れてやりながら男は熱杭を一定の速さで奥口へと小突きつけていた。
早ければ良いというものではないし禁欲をしていたのだから自分だけ気持ち良さを求める行為はある種自傷とも言えよう。
珠莉が快楽に溺れてしまえる速さを探りつつ、前後不覚となっていく様を確認しながら交わりを続け――]
そろそろ、か?
俺も出そうだ――良いか、イくぞッ。
[男は聞こえているかは兎も角として最後まで声をかけながら、熱杭を奥へと押し込んだ。
その先端を奥口の鍵穴へと触れさせ押し付けると鈴口から噴出した白濁液が叩きつけられていく。
熱が暴走する。
激しく奮えるそれが精を吐き出し珠莉を自分の色へと染めていく。
久方ぶりの吐精は長く勢いがあり、その粘質の強い液は奥口にじわりと絡みついていることだろう。
男は満足そうに吐息を吐き出しながら珠莉の身体を少し強めに抱きしめた*]
────303号室
ふふ、……だぁりん次第、かな?
[ といいつつ、彼が優しかったから
のぼせる前にベッドには戻れた。
お水を飲んで、夜を楽しんで。
彼が、夢中で責めてくれたおかげで
何度も果て狂った。
窓際だけではなく、様々な場所で
彼を求めて周りの部屋に迷惑を
かけてしまったかもしれない。
清掃をする人には大変苦行かもしれないと
彼女は部屋を出る前にこっそりゴミをまとめて
二重に袋の中に入れまとめておいた。
なんといってもゴミ箱に、沢山あったから。 ]
| ────── 大丈夫、…?ヨウくん、学校の後でも 全然私は大丈夫よ? [ 学校に行くことは彼のお仕事。 だから、学校帰りに迎えに行って 彼の家に向かっても全然彼女は苦でない。 彼女を宥めるような、 落ち着いた彼の様子にふわっとした気持ちが。 養うことが現実的ではないことは 何となく分かっていたけれど、 やっぱり社長だったり、お金を稼いでおけばと 少しこう、後悔のようなものが湧いてくる。 ] 、ぁ……よ、くっ……… [ ごそごそと彼が取り出したものに、 彼女は口元を両手で押さえ、どうしようと 目を何度も開いては閉じを繰り返し 恐る恐るそれを受け取って。 ]
(17) 2021/07/14(Wed) 21:25:32 |
| [だから、予想もしてなかった。 電車の中で考えていた絵美への言い訳なんか ひとつも役に立たないこととか、 また暇を見つけてこの企画に参加したいなーなんて 甘っちょろい幻想が砕かれるのとか、 自分が思ってたより子を育てることが重い事すら。
会社の同僚や部下、上司は気遣ってくれるし、 近所に住むお節介なおばちゃんとかも よく声をかけてくれる。 更新しなくなったブログにも気遣うコメントが あったかもしれないけど、そこまで見れない。
正直、怖かった。 絵美を真綿で締めるように殺したのは俺で、 人はそれを知って、後ろ指を指してやしないか。 「あいつは人殺しだ」「ロクでもない男だ」って みんなが知っている気がして。] (18) 2021/07/14(Wed) 21:29:35 |
| [誰でもいい。 ちゃんと俺を見てくれる人が欲しい…… そう願うことすら、自分には許されない。
公園で俯く俺は、どうにもならない自分の心を じっと殺していたんだと思う。
梨花と買い物に行く時も、怖くて 周りをよく見ることも出来なくて。
ただ、都合のいいことを願うことに慣れた俺は 抱きしめてくれる誰かの存在を渇望して。]* (19) 2021/07/14(Wed) 21:34:01 |
| ─────── 早い方が良いじゃ無い? それに学校は午後からだから大丈夫。 [ >>17彼女の言葉にはそのように返す。 本当は今日でも良かったのだが、まだ纏まりきってないから それは性急に過ぎるだろうと。 彼女が本当にこのまま働いていれば 1人を養うこともできるかも知れないけど 家を買ったりなんだりと考えるならやはり現実的ではない。 それは、普通なんだから、気に止む必要はない。] ……オレの気持ちだよ。 [彼女の動揺の具合、自惚れて良いなら 感動してる様をオレはその目で見ながら彼女の返事を待つ。] (20) 2021/07/14(Wed) 22:21:13 |
| ────── ん……なら、明日の朝帰りましょうか。 学校へは送ってあげるから、 きちんとお話しできるようにしましょうね。 [ 何を着たらいいのか。 どんなメイクをしたらいいのか。 彼女の頭の中では色々とこうしようああしようが 浮かんできてしまって、ほわほわとした そんな気分になってきた。 でも、怒られるのかもしれないと 彼の両親に会うまではそわそわが 止まらないような気がする。 ] ヨウくんの、き、もち…… [ 込み上げてくるものはやっぱりあった。 彼が本当に、こんなにまで好きでいてくれた。 それが分かる行為がこんなにも簡単で こんなにもわかりやすくて、 伝わりやすいなんて。 言葉が失われていくなんてことは容易。 ]
(21) 2021/07/14(Wed) 22:59:51 |
[耳にかかる吐息の熱に、ぞくぞくとまた
肌が粟立つのがわかった。
どこもかしこも敏感になって、
どんなふうに触れられても、感じてしまう。
ぐ、とその体重が背中にかかるのがわかる。
押さえつけられて、逃げられなくて、
抽送を繰り返されるたびにあられもない
声が口からこぼれ落ちていく。
一瞬引いた波が、無理やり高められていく。
そのスピードに思考がついていかなくて、
ぼんやりしていたら奥を突かれるから、
何も考えられないでいた。
だから、言われた言葉の理解も遅れて、
気づいたのは、その指が芯に触れた時。
一層びくびくっと跳ねた身体が。
強張って、だけど力が入らなくて、
シーツを握る手だけが強まっていく。]
ぁ゛ッあっあっだめ、っだめっ
そこだめ、 ゃっへん、なる、っ
やだやだ、やだぁ゛っこわ、ぃ、
[駄々をこねる子供みたいにいやいやと
首を横に振るけれど、その手と腰は止まらない。
イったことはある。ひとりでするとき、
軽い絶頂に達して、満足するのが常だった。
だけれど───こんなのは、]
こ、なの っ知らなッぁ゛、ッひ
こわいなんかくる、からッ
しらな、 ぃいっぁ゛ひぅ
[打ち付けられる腰に高められていく。
目の前がちかちかする。その先にある快楽に
身を委ねたら死んでしまうんじゃないかって
そんな不安が襲って、恐ろしくなる。]
ゃ、はじめさ、 はじめさッ、
手握って、 手、ッこわ、ぃ
わたしッわた、しっひぅ、
[首をぶんぶん横に振りながら、
高まっていく感覚に、口から漏れ出る願望。]
だめだめ、 だめ、っだめ、っ
ゃ、っぁっぁっあっあっ!も、ッだッ
[最後まで、言葉にならなくて。
ガクガクととまらなくなった痙攣の後、
一番大きく体がしなれば、そのまま
力が抜けて、腹奥に熱いものを感じる。
じわぁ、と広がっていく感覚に、
口元が緩むのが自分でもわかった。]
ぁ、 は、 ッあつ、ぃ、
[それを落とすと、目の前が白む。
そのまま白い光の向こうに
意識が飛んでいってしまうような心地。]
はじめ、 さ、っ
[そのままがくん、と意識を手放した。]**
[最後の瞬間、未知への恐怖を齎さんと組み敷いていた男は珠莉の手を握っていた。
身体を震わせ達したことを示すようにきつく締め付けてくる蜜孔は意識を手放した後も蠢ていていた。
それを感じながら、その小さな手を覆うように指を絡めて繋ぐ。
男は繋がったままに珠莉の身体を横向きにして後ろからその体を離さぬようにと抱きしめた。
目覚めた時に最初に感じるのは男の肉体であろうか]
珠莉――本当に可愛い子だ。
よく頑張ったね。
[意識を失った肉体は重たいものだ。
その重さを味わいながら男は耳朶にキスをする。
時間の余裕はある。
届かぬものではあろうが男は耳元で褒め言葉を囁きながら、
男は首筋や肩口にキスを重ねて珠莉が目覚めるのを待った]
この一夜が終わってしまえば、
私たちの人生は終わって、
次に始まるのは何なんだろう。
「被害者」と「加害者」
ううん、どちらも被害者でしょう?
どちらが不幸でどちらが幸福かなんて、
それは住む世界の話なんかじゃなかった。
出会うべきではなかった ────
そんな悲しそうに微笑まないでよ
トト。
偽名を使って良かった。
彼の前では、私でいたくなかった。
気付けば真白のシーツに背中を預けて、
両の手で彼を抱きしめて温もりを確かめる。
彼がトト≠必要としてくれることが、
この上なく嬉しかった。
必要とし、必要とされ、
求めていたものが得られたのなら
私たちはこの先を景色を見つけられるのかしら。
じゃあ
お風呂入ろうか
[温めてくるね、と瀬名原くんを離してベッドを抜け出る。
先程までの温もりが離れて、空調に肌が晒されて寒い。
風呂場に行き、追い炊きのボタンを押してまたベッドへ戻る。]
今追い炊きしてるから
ちょっと待ってね
[布団を捲ってその中に入り、
中にいた瀬名原くんを抱きしめなおす。
やはり温かくて心地よい。
こうして抱きしめ合っているだけでも心地よくて、
離れがたくなってしまう。
でも、離れなければならない時間がもうじき来る。
彼とは一晩だけの付き合い。
そう、区切りをつけなければ。]
あれ、
待ってって言ってた?
[タイムを聞くという当初の約束は忘れていないが、
言われた記憶がなくて首を傾げる。
実際にはめちゃくちゃ言っていたのだが、
気持ちが昂りすぎて気づくことができなかった。
腕の中で拗ねている瀬名原くんが可愛くて、
ごめんねの意を込めてその頬にキスをする。
もし「待って」と言われたことに気づけていても、
待つことはできなかったかもしれない。
それほどまでに、彼の反応が良すぎたから。
彼のせいにしすぎかな?
なんて、心の中で少し反省した。]*
――……、
[「愛して」ってちゆを求めてくれるひと、
今までにいたっけな。
彼の言葉にふとそんなことを考える。
強請ったことなら何度もあった。
形ばかり、答えてくれるひとはいた。
でも、ちゆにそれを求めたのは――彼が初めてで
だからやっぱり特別なひと、
痛いくらいにそれを思い知らされる。]
……あいしてるよ。
[なんだか擽ったいのは触れあう肌のせいではなくて
嬉しかったから、なんだと思う。]
[肌を重ねて甘い声を響かせながら、
やがて張り詰めた先の果てに向かうころ
彼が変な冗談を口にするの。]
ふ、ふふ……
[ちゆはただ笑ってみせた。
そうして実りもしない種を身体の奥に迎えるの。
命が芽吹いて可愛い赤ちゃんが生まれたら、
彼のことを「パパ」なんて呼ぶ日が来たら
ずっと幸せでいられるのかな。
――なんて、叶わない“もしも”の話でしょう?
知ってるよ、ちゃんと分かってる。
それにほら……子どもなんて、好きじゃない。]
[それから何度も、何度も彼を注がれた。
お腹の奥に熱さを感じて満たされた。
愛を囁いて、囁かれる。
喘ぐ声が上擦って掠れるのもお構いなしに
汗の浮いた肌がひたりと触れあう感覚さえ心地良くて
彼の一つひとつを刻みつけた。]
……もうずっと、このままがいいな。
[夜の終わりに囁いた。
彼に届いたかどうかはわからない、
落ちた瞼に口付けて、本当の恋人みたいに身を寄せた。]
| [差し込む光を浴びながら、彼の声に振り向いたとき その無防備な微笑みに自然と目は細まっていたけれど 昨日よりなんだか甘えん坊な姿、 お強請りされるまま腕の中に飛び込みながら おはようのキスをしながら 別のことを考えてしまったんだ。
奥さんの前だったらこんな感じなのかな、とかさ 彼の寂しさは知っていたつもりだけど――それでも 純粋にちゆだけだって思えないのは きっと写真に映ってたあの女の子のせい。
……こんなの面倒くさいって思うよね、だから 彼はなんにも知らないままでいい。] (22) 2021/07/15(Thu) 4:05:05 |
| [シャワーを浴びた。 昨日の痕にボディソープが少し沁みた。 それが嬉しくて、鏡越しに見えないのはもどかしくて 身支度を整えたら、もういつでも外に出られる格好。
昨日はほとんど目につかなかった時計が 今日はやたらと視界に飛び込むの。 チェックアウトの時間が近づいて、名残惜しくて 駅までの道をやけにゆっくり歩いていたけれど それでもやがては辿り着いてしまう。
最後のキスを交わした、その後は どんな顔をしていいかわからなかった。 気づいたらじっと爪先を見つめてた。] (23) 2021/07/15(Thu) 4:05:33 |
|
……うん、ありがと。 ちゆも幸せだったよ。
[“またね”なんて存在しない。 手を振る彼が背を向けて、反対方向に歩き出して 見えなくなったらそれでおしまい。 あたしたちを繋ぐ関係性はどこにもないから。]
(24) 2021/07/15(Thu) 4:05:47 |
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