202 【ペアRP】踊る星影、夢現【R18/R18G】
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一応言っとくけど、昨夜の時点でもオレは柚樹のこと、女子として意識はしてたよ……?
じゃなきゃあんな、ベッド離したりしないし。
[半年前のオレが柚樹に恋情がなかったと思ってたなら違うよ、とは言っておかないとな、と思って。
うっかり見てしまった胸や下着も、まるで気にしてないみたいだったから。
いや、女だと知られたことの方に意識が行ってたのはわかるんだが。]
あれもあの時点のオレには、刺激が強くはあったので……。
[告白もしてない状態で手を出したりはしない(できない)のはあるとはいえ、何かあったら困るわけで。
いや、あの場合オレはオレだからいいのかな。
でも経験の記憶がない状態では、またもたつくかもしれないし、それはちょっとカッコ悪いから。
柚樹の心情を思えば、そんな状況でもなかったのはわかってるんだけど。]
でも、こうしてちゃんと触れるようになってよかったな。
[指を絡めて握ると、身を乗り出して軽く口付けた。
丸一日くらい一緒にいて、キスのひとつもしなかったことなんてそうそうなかったから、随分久しぶりに感じられた。]**
| は、食えんでかわいそうにのお。
[からからとした笑いの軽さと振る舞いは、何度となく繰り返した軽口のひとつだと察するに容易い。本心から哀れんでいる訳もない。
飯も食うし眠りもする、大太刀を振るうだけの力はあるがそれも常人で手の届く範囲。化けもしなければ宙に浮けもしないし空を操れもしない。老いも死にもしない以外はただの人間だ。 違いはそれ“だけ”だが、人においては決定的な差だ。生まれた地を、妻子を、真っ当な一生を手放さざるを得ない差だ。老いぬ所為で一所に留まることもかなわず、放浪を余儀なくされ、そして何より死を許されない。 深江がどれほどまで終わりを希ったものか。長命といえど命に限りある化生では分かってやれない。多くの死を見て別れを知る立場は同じでも、やがては死ぬ狐とは違う]
(104) 2023/03/06(Mon) 3:14:04 |
| [そも、人喰いの化け狐と、それを討ちにきた退治屋が最初の関係だ。紛れもなく敵であったが、いくら食い破ろうが裂こうが物ともせず大太刀を振るい、息の根を止めようとする姿の異常さに気付いた時、剥き出していた牙を収めて代わりに声を掛けたのが、次の関係に至るきっかけ。
生きるには肉であれ生気であれ人を喰らう必要がある自分と、いずれも喰らったところで無限に再生する不死。山に入る人も減り、狩りに難儀していた時分に深江の存在はあまりにも都合が良かった。代わりに他の人間を食ってはならないという約束も有って無いに等しい条件だ。ただ傍にいりゃいいだけなのだから。
互いに利があると見込んで成った関係だ。数奇にも三桁を超えても破綻せず、そして自らが終わりを迎える瞬間まで続くのだろうという予感がある。 今更他の道を選ぶ気も、別の誰かを伴って生きる気も起きやしない。それを人は惰性と呼ぶのかもしれないし、執着と呼ぶのかもしれないし、もっと他の名をあてるのかもしれない。無論、そんなの自分たちにとってはどうでもいいことだ] (105) 2023/03/06(Mon) 3:14:41 |
| [どうしたって違う生き物で全てを理解できずとも、こうして縁あって共に生きている。 それ以上でも以下でもない。 唯一無二と過ごす現在に安穏とした満足を得ていることだけが事実だった]
(106) 2023/03/06(Mon) 3:15:06 |
[共に死ねた日こそ、最も満たされる瞬間であろう、とも]
| んじゃ具考えなきゃの。 いや巻きたすぎか???
餅は明日バーベキューの時んでも焼くかあ。 砂糖醤油作って……きなこもええな。小屋行ったら無いかの。
魚は次だなあ。 貝はあるし煮付けにでもして具にせんか?
[コテージの橙の明かりに照らされながら、色んな匂いが混じり合うキッチンで、やいのやいのと騒いで笑う。 貝の煮付けの甘ったるそうな醤油、きんぴらの味付けに使ったごま油の香り、炊けたばかりの飯の仄かな甘さ。フライパンで作った卵焼きはちょいと歪だが香ばしそうなきつね色で美味かろう。おむすびの具も何種か作って海苔で包み、できたおかずと一緒に弁当へぎゅっと詰め込めば完成だ。沸かした茶を水筒に移してる間に、リュックの荷詰めは深江が済ませたようで、明かりを受け取ると経つ準備は終い]
(107) 2023/03/06(Mon) 3:15:36 |
| [肌を撫でる夜気は心地よい涼しさを連れてくる。じぃいと羽を鳴らす虫の音、ひょうひょうと細く鳴く鳥の声、葉土を踏みしめる音と二人の会話が夜に混じり合う]
うっかりコケても知らんぞお。
[実際のところ夜目は利く。この程度の山なら明かりなど持たずとも影に足を取られることもない。それでも繋いだ手の先には暗闇を覗けない男がいるのだから、先導して照らしてやらねばなるまい。 まあ、気配を読める人間でもあるから、心配なんてものはしてないが] (108) 2023/03/06(Mon) 3:15:57 |
| ああ。 最近じゃあ、一等かもしれんの。
[深江が天を仰いで足取りが緩んだのに合わせ、同じように空を見上げた。木々の空隙を冴え冴えと星が瞬いている。 思わず見惚れて足を止めるほどの豊かな情緒は持ち合わせていないが、美しさだけは分かち合える。いいものだと共感し、それでいて更に奥へと進んで行く]
しかし、天辺となるとどんぐらいかかるもんかの。 適当なとこで弁当広げてもええかもしれんな。
[そんな会話を交わして暫く、開けた一帯を見かけて足を止めた。 人の手で十分手入れされているようで、地表を覆って陽光を遮る木々をいくらか間伐したのか、雑草や蔓が雑多に生い茂ることもなく、陽光に照らされて緑に包まれている。 近くの切り株も芽吹いており、あちこちに小さく花も咲いていた]
(109) 2023/03/06(Mon) 3:16:12 |
大丈夫……はい、大丈夫です。
[辛うじて答える。
気分が悪い。
今のは、やはり“そう”だろうか? こんなに短時間で波がひくことは、今まではなかったはずだが。楓が同類であることが理由だろうか。
ついさっきそれでも構わないと思ったはずなのに、実際に起こると暗澹たる気分になる。
それは、椿に生きていてほしい、と言った楓にわざわざ殺させたくないのだ、と気がつく。
ならば自害すべきだろうか。
それにも、頭の奥でNOが響く。
『ヒトでないものが生きようとして、何が悪い』
楓の言葉が繰り返される。
そう、そうだ。どこかでずっと、そう思っていなかったか。
認められなかった。それを認めてしまえば、あの人が悲しむ。同時に、やはり彼こそが椿を最も拒絶していたのだと知ることになる。あれほど愛してくれたというのに。]
| お、ここらでどうだ? 弁当も冷めきるよりよかろ。
うん、昼に来ても悪くなさそうなとこだの。
[休憩には丁度いい箇所を見つけ、一旦ここで弁当を広げることに決めた。どっしと地面に座ってあぐらをかき、持っていた懐中電灯のボタンをぽちと押す。行きの道で深江に教えられたが、先が消える代わりに持ち手全体が光ってランタン代わりになる機能付きのやつらしい。便利なもんもあるもんだ。 互いの間に置き、はようとリュックから出すよう促しつつ、どちらともなく空を仰いだ]
(110) 2023/03/06(Mon) 3:16:29 |
| ……ああ。
[盆いっぱいの銀砂を撒き散らかしたかのような星々が、夜に燦めいている。 それは先の一等を素直に上回る景色に違いなく、ただ嘆息した]*
(111) 2023/03/06(Mon) 3:16:46 |
う……。
意識されてたのは、……うん、わかってはいた、けど。
[寝室の隅に座り込んで。顔を覆って。ベッドは左右に思い切り、離されて。
でも、意識するしないとは別のところで、"私の身体に興奮するのなんて、私の武藤しかいないのだし"くらいのことは、思ってしまっていた。
女と知ってしまったショックとかはあれど、興奮材料になんてならないでしょう?みたいな感じ……だったのかな。
男として振る舞おうとし続けていて、そのあたりの回路の電源がぜんぶ、落ちていた────みたいな。
再び武藤の手が伸びてきて、今度は指ごと絡められ。
寄せられる唇に、こちらから首を伸ばす風なことが、なんだか、まだ出来なくて。
おずおずと少しだけ顔を傾けたところに、唇がごく軽く触れあった。]
………………っ。
[なんだろ、なん、か。
無視していた感覚が、一気に押し寄せてきた、みたいな。
ぶわりと顔が、熱くなる。きっと今の私、耳まで真っ赤だ。
キスなんて、"今の私たち"には挨拶みたいなもので、こんなことに顔を赤らめるとか、もう、全然、大丈夫なはずなのに。]
…………うう……。
[にげても、いいですか?みたいな感じに指を引っ張ったら、あっさり繋がった指は解かれるんだろうか。そうはならない気しかしないよ。*]
[立ち上がった直後、楓は彼女の頭に手を伸ばして、ぽんと軽く触れた。
何か声をかけようかとも思ったのだが、言葉は出て来なかった。
何をしようとしたにしろ、望まないことをやりかけたのだろう。
彼女の表情を見ていれば、簡単に推測できることだった。
けれど負傷もせず未遂に終わった以上、咎める気は起きなかったのだ。
それが今の仕草だけで通じるものかはわからなかったが。
伝わらないからといって楓が気に病むことこそないだろうけれど、伝わったなら安堵するだろう]**
[楓の手が、椿の頭に触れる。
振り返り、彼の表情を窺う。
目を伏せて、また歩き出す。
すぐそばに見えているはずの扉がやけに遠く感じられる。]
……そういうとこ、警戒心……って心配になる、ていうかなってた。
[男として振る舞うのが久しぶりすぎたせいもあるのはわかるんだけどね。
昨晩からずっと触りたかったし、キスもしたかったよ。
半年前に戻ってた感覚のおかげで何もせずには済んだだけで。]
……柚樹、かわいい。
[赤くなった顔を覗き込めば、キスひとつで照れているのがなんだか懐かしい気がして目を細める。
軽く口付けた先、絡めた指が離れていきそうになるのを引き留めて手を握り直せば、鼻先に唇を落として。
再び唇を重ねると舌で唇をなぞって、隙間に舌を差し入れる。
舌を絡めると、さっきまで飲んでいた紅茶の味が微かに感じられた。]
っは……、抱きしめてもいい?
[吐息に熱いものが混じると、テーブルを挟んだ距離が遠いなとはどうしても思ってしまって、絡めた指先で手の甲を撫でながら問いかけた。
したいこともいろいろあるんだけど、今は柚樹に触れたいなと思ってしまった。]*
…………っ……。
………………ふ……、む、と……。
[ちょっと待って、という風に引いた手はむしろ引き返されて、また顔が寄ってきて。
深く合わせた唇も、忍び込む舌も、全部、全然、覚えがあるものばかりなのに、なんだかひどく久しぶりのことのようで戸惑ってしまうし、薄く開いた瞳が困った風に彷徨ってしまう。
武藤のこと、昨日今日とずっと、雄だと思わないようにしてた。
自分が雌であることも、否定してた。
触れる指の熱さや、少しだけ強引な挙動、常より低い声で囁かれる"かわいい"に、見ないようにしていたことが、全部、引きずり出されていくような気がして。]
…………、……うん。
["抱きしめてもいい?"の言葉 に、抗えるはずもなく。
え、と、どうしよう……ともたもたと立ち上がってる間、武藤の側が数段早く、近づいてきていたと思う。
性急に椅子が動く、ガタリという音も、どこか現実から遠く感じるまま、私は武藤に抱き締められていた。
同じ背丈だから、胸元に顔を埋めるとかはできなくて。
武藤の耳下に自分のこめかみを擦り付けるようにしてしまうのは、馴染んだ仕草。
すん、と鼻を鳴らすように呼吸すれば、見知った武藤のにおいがして、ああ、私の武藤だ────って、今更ながらに実感した。]
────おかえり。
おかえり、武藤。
[一度は告げた言葉だけれど、あの時はまだ気を張っていたから。
やっと気持ち全部で"おかえり"を口にすることができて、じわりと滲んだ涙は見せないよう、肩口に顔を擦り付けた。
逢いたかったよ。ずっと。*]
[踏み締める地面の感触が薄れていく。
もう死ぬべきだ、と誰かが言う。
否、殺すべきだ、と誰かが言う。
人として生きろ、と誰かが言う。
生きて何が悪い、と誰かが言う。]
私は。
[抱きしめてもいいかの問いかけに肯定が返ると同時に席を立っていて。
どこか戸惑ったように歩み寄るのを迎えに行くように近づけば、背に腕を回して抱き寄せた。]
ただいま、柚樹。
……好きだよ。
[肩口に擦り寄せられた頭を撫でて、顔のすぐ近くにきた首筋へと唇を押し当てる。
腕の中にある温もりを確かめながら背を辿った片手を上着の中に差し入れると、肌をそっと指先でなぞった。]
…………、
[抱きしめた体の感触や匂いは全て覚えのあるもので、やけに懐かしく感じる。
背中のラインを確かめていた指を脇腹から前面へと滑らせれば、胸元の布地の上から手のひらで押し上げるように触れて。]
触られたりしなくてよかった。
……全部、オレのだから。
[首筋へと押し当てていた唇を薄く開いて囁くと熱い吐息が漏れて、甘く肌を噛んだ。
胸元をまさぐっていた手で下着を上方へとずらそうと布地に下から親指をかけたところで手を止めた。
このまま流れに任せると止まれないことはよくよく知っているし、一回や二回で終わりにできないこともままあるから。]
ごめん、つい……また後でね。
[服に突っ込んでいた腕を引き抜くと、頬へと口付けてから背に腕を回し直すと、緩く体を離した。]
[扉の把手に手をかける。
そこで、ひとつ大きく溜息をついた。]
私、どこへも行けないのですね
だから、ここなのかもしれない
[もう普段の芝居がかった口調はやめていた。
何でもいいから仮面を被っておきたくて現味のない芝居を続けてきたけれど、それはもう、どうでも良かった。]
外に出ても何もなくて
何も選ばないまま、居心地のいい部屋に座っているしかなくて。
[己の無力を恥じる。
どれだけの間、そうしてただ生きてきたのか。
このまま扉を開ければ、きっと死ぬまで同じ無為な日々が続く。そんな気がした。]
……っ、ぅ…………、
[首筋を辿る唇と、柔く立てられる歯の感触と。
ぞくりと背を駆け上がるのは疑いようもなく快感だったのだけれど、でも、胸に手がかかったところでひくりと身体が硬直してしまった。
────や、だ。それは、嫌だ。
浮かんだ思いに自分に自分で驚いて。
意識せず逃げるように身を捩りかけた寸前、"ごめん"の声
と共に武藤の手指も身体も離れていった。
なんだったのかな、今の感覚……と、内心首を傾げるも、武藤の告げた"バーベキュー"の単語1つが思考全部が奪われてしまうくらいには、私はバーベキューをしたかったみたいだ。]
[俯き、振り返ることもしないまま。
人であることを諦めながら人であることに縋り続けた女は、人として生きるために人ではない道を選んだ男に、人のものではない言葉で問うた。]**
[ああ、たまらない。嗜虐心が沸き立っていく。
自分の指では彼が一番気持ちのいい場所には届かない。
そこの質量を求めて自然と動く彼の腰。それがねだるものの意味を自分は知っている。
なんていけないコなのだろう。
そう、年上の恋人に対して笑みを浮かべる。
彼の目の端に浮かぶ涙を唇で吸ってあげよう。
視覚効果に煽られている、かもしれない。
自分はこんなに我慢が利かない子だっただろうか。
この旅行は、自分の慾を満たすことより写真とか、理性を優先しようと思っていた。
でも自分の克己心に自信なんかなかったから、彼の負担が最低限になるようにできるだけ準備もしていたのだけれど]
―――すこしだけ
[例えば浮気でも最初はハグだけ。それから裸を見るだけ、とかそういう制限は先っぽだけ、入れるだけ。そういう風に際限がなくなっていくのを知っている。
別に自分と彼は恋人同士で浮気相手ではないのだけれど、彼に囁いたそれは自分がつけていた心のセーブを取り払うのと同じだっただろう。
彼の尻に擦り付けるようにして、熱をごまかしてた自分の屹立をすりすりと押し付ける。
入れるだけ。
中で出さないから。
そう言い訳しながらも、彼の媚びる声に応えるように、甘くほぐれている箇所に熱を押し込んでいった*]
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