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貴戸 高志は、俺を脱がせたいなら戦って勝てという意志でいる。 (a48) 2021/09/16(Thu) 13:13:33 |
【人】 7734 迷彩 リョウ>>107 闇谷 大人しく耳を傾けていたが。 ……段々と、目が輝いていった。 「え、それスゲーじゃん!ていうか冤罪なの!? いや、それより……」 少年にとっては貴方が冤罪を主張したことも大事であった。 しかし、さらに意識を奪われた存在がある。 「つまりさ、つまりさ! ソイツって、すごい悪い奴だよな!?」 どうやら目星のついた相手に興味を抱いたらしい。 (120) 2021/09/16(Thu) 13:16:10 |
【人】 4432 貴戸 高志>>117 もうだめだ 「……はい。ええ、そうです。あの教室のスクリーンをお借りできたらなと。 ……はい。ありがとうございます」 連絡を取った看守に礼を述べ、通信を切る。 >>118 素崎 「ああ、素崎先輩。そうです、スクリーンです。教室にある奴。 許可が下りたので参考になりそうな動画をそれで見ようと思うのですが先輩も如何ですか?」 最悪!巻き込もうとしてる! でも本人は極めて真面目かつ100%善意だ!最悪! (121) 2021/09/16(Thu) 13:20:08 |
【人】 4274 素崎 真斗>>121 貴戸 「あの大きなスクリーンで……ゲイビデオ見るってこと……?」 うわ、エグい。 「貴戸、最後まで耐えられる? 何人か吐くかもだからバケツ用意しておくといいよ」 俺はちょっと遠慮したいな……と遠い目。 多分普通に連れて行かれる(誰かに) (122) 2021/09/16(Thu) 13:26:54 |
【人】 7734 迷彩 リョウ>>110 貴戸 「ん?全然良……あー、いや」 開きかけた口を閉ざす。 視線を右に左に、次いで監視カメラを見た。 「前さ〜、カウンセリング?の人とひとりずつ話す日あったじゃん。 そん時『他の人に話しちゃダメ』って言われたんだよ」 本人は伝えても構わないが、大人はそれを是としていないようだ。 しかし不服そうにしているあたり、納得はしていないことが伺える。 (123) 2021/09/16(Thu) 13:31:14 |
【人】 4432 貴戸 高志>>122 素崎 「大画面で見たほうが分かるかなって」 ? 「耐えてみせます。此処で過ごす以上必要なことはきちんと取り組んでみせます。 ……バケツ?分かりました、用意しておきますね。ご助言ありがとうございます」 遠い目をしている貴方をよそに、少年は颯爽と鑑賞会現場へと向かい始めたのだった……。 (124) 2021/09/16(Thu) 13:32:50 |
【人】 0043 榊 潤何処かでまた知見を得ている。 人々は目の前に余計なことがあると別の軽い余計なことには意識を回さない。 適当に内申点でも稼いでおこうかと、 また厨房にこもることにした。 後ほど、各々が[fortune]%ぐらい発情するめちゃくちゃ美味しいポップコーンがつくられることになる。 ここの看守の用意した"薬"といわれるものが、いかようなものなのか知らない。 味も効果も一切理解していない、ただそこにあったもの。 だから、この男はきっと言うのだろう。 お前らが勝手にとち狂っただけ だ。と。/* つまり効果がPL任意オールフリーのなんか熱くなる酒みたいなポップコーンが作られるらしいよ。 (125) 2021/09/16(Thu) 13:33:46 |
【人】 4432 貴戸 高志>>123 迷彩 相手が不服そうにしている一方で、こちらはさして気にしていない様子だった。 「そうか。それなら俺も聞くのをやめよう。ダメと言われたことを無理に話してもらうのは忍びないしな。万が一お前が怒られてしまったら申し訳が立たない」 不満げな様子に気づいているのかそうでないのか、真面目な顔でそう答える。 (127) 2021/09/16(Thu) 13:41:44 |
【人】 8435 黒塚 彰人>>91 迷彩 抱きつかれ、眉間に皺が寄る。すぐに離されたからか、表立った反応はそれだけだった。 もっとも、会うたびにこの調子だとすればそろそろ諦めの境地に差し掛かっているのかもしれない。 資料を受け取る。低く表題を読み上げる。次いで、概要を。 含まれる語句のすべて――性行為に関するものも、他と変わらず――淡々と音に変えて発する。 「……長いな。――リョウ。気になるなら部屋で読むが」 好きにしろといった表情で、バサリと資料を返す。少なくともこれ以上、この場で続けるつもりはないらしい。 (128) 2021/09/16(Thu) 13:45:49 |
【人】 4432 貴戸 高志「セッティングはした、バケツも置いた、メモとペンも持った……あとは……長時間鑑賞するなら飲み物が要るな」 おしまい鑑賞会会場の準備をしていた人間が戻ってきた。 紅茶やスコーンの用意をしていると、その途中厨房に新たに置かれていたポップコーンに気付く。 「む。榊だろうか。あいつは実に器用だな」 感心するようにまじまじと見た後……ポップコーンはそのままにしておいた (129) 2021/09/16(Thu) 13:48:35 |
普川 尚久は、性欲がないわけではない。 (a49) 2021/09/16(Thu) 13:48:44 |
【人】 4432 貴戸 高志>>129 「……いや。流石にドリアにメロンパンにと貰いっぱなしだしな。やめておこう」 踏みとどまった。代わりに、榊宛てに『ドリアとメロンパン美味かった。ありがとう』と端末で簡単にお礼の連絡をして厨房を後にしたのだった……。 (130) 2021/09/16(Thu) 13:50:23 |
【人】 9949 普川 尚久「 す 、……」スクリーンで観るん? 素崎と似た反応をしかけたが、黙った。観賞会の話が出た時点で、いない人間はもういない。変に連れられたりする前に、普川は食堂を立ち去っていた。 (131) 2021/09/16(Thu) 14:02:15 |
【人】 7734 迷彩 リョウ>>126 闇谷 大きな相槌を挟みながら聞いていた。 しかし、『分からない』と聞けばそれは止まる。 「……そうなん? 良いか悪いかなんて、人それぞれでしょ」 学校にあまり通わなかったことが響いているのかもしれない。道徳に関して説かれる機会が少なかったようだ。 「冤罪は悪いことだろ?だったらそいつは悪い奴だ。 オレさ、スゲー悪い奴を探してんの。 見つけて何するかはあの……アレ。 キョーカイのオッサンとか、カウンセリングの人とかに言うなって言われてるから、言えないんだけど」 教誨師やカウンセラーに口止めされているらしい。 口を尖らせながら、普段よりも声量は小さくなっていく。 看守が叱りに来ないかと、食堂の出入り口をしきりに確認していた。 (132) 2021/09/16(Thu) 14:11:13 |
普川 尚久は、「そぉ」。短く返事をして、布団を被った。榊と同室になった夜のできごと。 (a50) 2021/09/16(Thu) 14:18:29 |
【人】 7734 迷彩 リョウ>>127 貴戸 「怒られんのはいつものことだから、構わないんだけどさ。 わけわかんねーのに、 とにかくダメって言われるとムカつかねえ?」 もはや完全に愚痴となっていく。 当人の理解力の低さも相まったのか、大人たちは夢を変えさせるまでには至らなかったようだ。 「コジコジは何かやりたいことないの? 頭良いんだからガッコーだって行けるじゃん」 (133) 2021/09/16(Thu) 14:22:15 |
【人】 0043 榊 潤鑑賞会に時間も合わなかったか忌避する人間はいただろう。 そんな彼らのためか、はたまた己のためか。 厨房から出てきた男は談話室に皿に乗った ポップコーン カラメルの絡まった甘い味と、適度に食欲をそそる塩味。 紙の小皿で一人一人持っていきやすいようになっている。 ちなみにこのポップコーンをたべると、 [[fortune] ]%ぐらい発情する。 味は保証されており、めちゃくちゃ美味しい。>>125参照 効果は各々の違うようで、効かない人間もいるようだ。 熱が出るだけか、はたまた露出狂になるか……。 理論は不明、精神的か肉体的かきっと都合のいいようにそれは解釈されるのだろう。 /*発情フリーポップコーン。フォーチュンをふるのが楽しい。 (135) 2021/09/16(Thu) 14:28:42 |
【人】 4432 貴戸 高志>>133 迷彩 「ムカつきはしないな。 自分からでは分からないものだとしても、ダメという側にはれっきとした理由があるのだろう。迷彩の為を思っての事かもしれない。 だから、今は『誰にも言えないとっておきの秘密がある』と考えて心に秘めておくといい。秘密がある人間はかっこいい……とかなんとか、通っていた学校のクラスメイトが言っていた気がする」 声色や表情こそ変わらなかったものの、宥めるように話す速度がほんの少しだけ緩やかなものへと変わっていった。 「やりたいこと?俺は特に無いな。高校もここに来る前までは通っていたが、未練など無い。俺はここで真面目に過ごすことしか考えていないからな」 (136) 2021/09/16(Thu) 14:46:41 |
【人】 7734 迷彩 リョウ>>128 黒塚 そんな様子の貴方にも慣れていた。 微細な表情の変化を見ているのではなく、単純に言葉だけを捉えている。 「あ、いーの?実は一気に聞いたから、忘れそうでさ」 興味が無いため、貴方とあまり下世話な話をしたことはなかった。 返された資料を改めて見返し、僅かに考えた後、 「わかりにくいし実践したいんだけど」 感情の見えない顔を見上げて、そう告げる。 色気もなく、情緒も無い誘い方だった。 それもその筈。 少年にとっては、大したことではないからだ。 (137) 2021/09/16(Thu) 15:17:42 |
【人】 7734 迷彩 リョウ>>134 闇谷 「う〜わ、最悪! オレは大人の事情なんだぞ!?」 語彙の少ない少年は、軽率に『最悪』と口にする。 「なあなあなあ〜〜教えろよ〜! 悪い奴知ってんだろ〜〜〜!?」 好きな子を聞き出そうとする子供のようだ。 仕返しに猫耳フードを掴み、もちゃもちゃした。 何にせよ、当人が考える『悪い奴』なら誰でも良さそうだ。 (138) 2021/09/16(Thu) 15:33:01 |
【人】 7734 迷彩 リョウ>>136 貴戸 「 確かに……! 秘密かっけえかも……!」少年は安直だった。 そう言われれば、すぐに頷いてしまった。 精神年齢はおおよそ小学生程度かもしれない。 「ここでずっと〜? いつかは出されちゃうじゃん。 そしたらどーすんの?家に帰るとか?」 大体の子供には帰る家がある。 だから気軽かつ、軽率に帰宅という選択を想像した。 (139) 2021/09/16(Thu) 15:58:47 |
【人】 4432 貴戸 高志>>139 迷彩 「ああ。お前は確かにかっけえという奴だ。胸を張るといい」 真面目な顔で後押しした。それが相手を丸め込むためのものなのか、善意による宥めなのかは分からない。けれど貴方がこれ以上不服そうな顔をしないようにしたかった事だけは確かだ。 「……帰らない。帰るつもりなどない。俺はここにいる」 先ほどとは打って変わり、筋の通らない主張をした。小さな子供の駄々と大差ない。 (140) 2021/09/16(Thu) 16:13:19 |
【人】 4274 素崎 真斗これはまだゲイビデオを視に連れて行かれる前の話。 「そういえば……この袋の中ちゃんと見てなかったな」 配られた袋の中の本は一通り読んだ。 1回読めば覚えるからあれはもう良いとして。 袋の中を覗いた。 中にあるものは―――― コンドーム ローション 軟膏 ローター エネマグラ えとせとら、えとせとら…… 「………………碌なもの入ってない」 深く深く、ため息を付いた。 (141) 2021/09/16(Thu) 16:41:58 |
【人】 7734 迷彩 リョウ>>140 貴戸 「いやいや、ムリっしょ。 コジコジ真面目チャンだし、オッサン殴ったりできないだろ?」 暴行沙汰を起こせば、当然収容期間は伸びる。 しかしどうにも、貴方がそんなことをするようには思えなかった。 先程までとは打って変わり、今度はこちらが宥めるような抑揚になっていく。 「それにさ、出てもまた何かやれば良いじゃん。盗みとか、窓割ったりとか。 そしたらすぐに戻って来れるって」 とはいえ。 貴方の自称する罪状が、貴方の人柄に不釣り合いだと思っているのは確かだった。 誠実さよりも、この融通の効かなさを考えれば……言動を簡単に変えるタイプではない筈だろうから。 (142) 2021/09/16(Thu) 16:43:18 |
【人】 4432 貴戸 高志>>142 迷彩 「…………。 ………………その為の"ご褒美"だろう?そうは思わないか、迷彩」 半分ほど瞼によって伏せられた瞳は揺れていた。 紡がれる言葉は酷く冷めきっている。 「戻ってくるのであれば初めからずっとここにいればいい。 俺は人に無体を働いた。人を殺した。解体した。人の生涯を奪ったのなら、生涯を費やして償うべきだ。 ……だから、ここでいい。帰る場所なんて俺には不要だ」 平時から落ち着いた話し方をしているものの、今この時はどこか機械的な印象を乗せていた。今のままでは、どう喋ろうとこれ以上の変化はない事が分かるかもしれない。 (143) 2021/09/16(Thu) 17:08:16 |
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