人狼物語 三日月国


77 【ペアRP】花嫁サクリファイス 弐【R18/R18G】

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【人】 鬼 紅鉄坊



どうした?

[ 鬼には心は読めず、覗き込もうとも思わない。
 そして今相手を想うという自分の感情で頭がいっぱいだった。

 故に、花嫁の中で燻るものに気づくことはなく>>81]
(98) 2021/06/21(Mon) 10:27:51


なっ……

[ 気づけば吐息が掛かる距離。差し出された紅色と甘く響く囁き。
 こんなにも二人の顔があるのは、初めてではないだろうか。
 そんなことを冷静に思考する余裕が、鬼には無かった。

 離れていては意識の外だった血の芳香が、すぐ傍に香るのだから。
 千太郎に付きっきりで暫くありつけてない新鮮な血肉が、
 そこには、いや、それこそが千太郎で──

 その千太郎が誘ってくる。求めてくる。]



[ 誘われるように手は伸びて、手首を掴み強くこちらに引く。

 傷ついた指を口内に迎え入れれば、甘く噛みながら舌を這わせた。
 理性を遠のかせる味を齎す一筋を、何度もなぞり先を押し付ける。

 引き摺り出された本能。切り捨てられない本質。
 咎める言葉の代わり、漏れ落ちるのは獣じみた息ばかり。
 捕食者じみた贄の望むままに、今その目には「千太郎」は映っていない。 ]

【人】 鬼 紅鉄坊



[ 息が上がる。日差しではないもので身体が熱を持つ。
 言葉も忘れる程に夢中になっていた。

 未だ逞しいとは言えない手首を掴む力に、常の気遣いは無い。
 四方から聴こえる虫の声は、真昼の狂宴の蚊帳の外。 ]**
(99) 2021/06/21(Mon) 10:33:17
龍之介は、メモを貼った。
(a4) 2021/06/21(Mon) 11:48:46

 かんぅ殿ったら

[彼がまさか雄たけびを上げそうになるとか野蛮なことを思っているとは思わず、色にかこつけて好きだと言われて照れて頬を染める。
かんぅは出会った当初から自分に対して好意的な言葉ばかりを口にしてくれて、嬉しがらせてくれる。
最初は呆れるばかりだったのだけれど、どうしてだろう。
いつしか照れて仕方がなくなってきた]


 そ、そうか。
 それならば、生成りの白の地に、白い絹糸で縫い取りをしようか。
 平織のものなら縫いやすいし、肌に触れても痛くない。


[長く身に着けてほしいから、と彼の肌に傷みがないように思うのは、自分の肌が弱いせいか。
すぐに治ってしまうが、人に化けているとどうしても白竜での鱗とは違って傷つきやすいのだ。
かんぅの肌は強そうに思うが、少しでも自分のせいで傷がと思うと胸が痛くなってしまうだろうし]


 ん?
 よいぞ、そんなのはいくらだって。


[抱きしめたいと言われて、何を今さら、と思ってしまう。出会い頭は傍若無人に抱き上げられたりしていたような気もするが。
それならば、と自分の方から抱き着こう。
彼の太い胴に抱き着いても腕が回らない。
本当に、子供と大人のような体格差だ。そのせいだろうか。自分の方がうんと年上だというのに、かんぅ殿にいつも子供扱いされてしまうのは]


 かんぅ殿には、余はどう見えているのかの。


[無鉄砲さや突拍子の無さから、余の方がかんぅ殿が子供ように見えるのに、と彼の胸に頬を擦りつけながら拗ねたように唇を尖らせて]

 余はもう色々と知っている大人だというに

[その知識がとても偏っていて薄いなどとは本人気づいていないのだが*]

【人】 ソフィア

 

  長閑な村でも日々を懸命に生きていれば
  記憶は徐々に風化し、過去は思い出となっていく。

  生きるということは、
  忘れるということ。



  それでも私は、なにもかもを抱えていたかった。



── ▷ sacrifice  ──   

 
(100) 2021/06/21(Mon) 19:54:54

【人】 『村娘』 ソフィア

 

  すくすくと体と心が成長する間も
  この村の嫁入り制度は変わらない。
  毎年一人、成人した女性は神様の元へ向かい、
  この村は恵みを得ている。

  子供の頃は、『お手伝い』に行っているのだと
  大人から聞いて、それを素直に信じていた。

  今は違う。
  私は、『生贄』にされたくないと>>0:303
  泣いていた女性を知っている。

 
(101) 2021/06/21(Mon) 19:56:49

【人】 『村娘』 ソフィア



  穏やかで物静かな人だった。
  あまり他人と関わる方ではなかったけれど、
  遠くから見守っているような
  そんな眼差しをいつも向けてくれていた。

  神様の元へと向かうことが決まった時
  彼女は部屋に閉じこもってしまった。

  会ったこともない神様の所へ行くのが
  怖いのだと思ったから。
  私は彼女に会いに行ったんだ。
 
(102) 2021/06/21(Mon) 19:57:25

【人】 『村娘』 ソフィア

  


  ─── 残酷な世界>>0:364
  彼女たちが行ってきた覚悟>>0:365
  
  知らなかったでは済まされない
  今までの犠牲の数々。



くらりと世界が変わるような衝撃を  

私は初めて思い知る。*         

 
(103) 2021/06/21(Mon) 20:02:02
 
***


  『神様』である彼のもとに、
  嫁いだ者は何人もいただろう。
  その一人ひとりを、彼は覚えているのだろうか>=2
  それとも、記憶に留めてさえいないだろうか。
  
  あの日のことは忘れもしない
  あの優しさを覚えている

  けれど、彼は『生贄』を求める『神様』で。
  ……私たちとは、違う存在。
 

  

  小屋を出ればざわめく声が聞こえた
  私と友人は何事だろうと顔を見合わせる。
  
  そう大きな村ではない。
  歩けばすぐに理由はわかるのだろうけれど。

  こちらは大切な花嫁なのだから。
  そう外で逃げ出さないようにか
  見張っていた村人に言われ、
  報告を待つことになる。
 

 

  やがて、伝え聞いたのは

  「 よそ者がどこから聞いたのかわからないが
    花嫁に会いに来た 」 という話。


  ざわめきはどうなっていただろう。
  疑問を抱いたものの、
  周囲の目から逃げられない私は
  その人に会いに行くことなく、
  静かに、声のするほうを見ていた。*
 

【人】 白竜 ヤオディ

― たまにはお仕事 ―

[滝の傍まできて、わんわん泣いている少女を前にうんざりした顔を隠さないヤオディ。
泣きやめばそれなりに可愛いだろう少女なのに、目を赤く泣きはらして壊れた蛇口のように目から水を滴らせていては、その可愛さも台無しだ]


 余にそんな相談をされても……


[弱り切ってそう言っても、キッと少女はこちらを睨んで、なんでですか!と怒鳴ってくる。結構な迫力で白竜であるこちらの方が一瞬びくっとなりそうなくらい、怖い]
(104) 2021/06/21(Mon) 20:08:25

【人】 白竜 ヤオディ

 その手の事柄は余の管轄でなくての……
 恋愛相談なら、縁結びの神あたりの方が向いてると思うのだが


[そうアドバイスを求める先の変更を依頼するが、少女は聞く耳をもたない。今までずっと私のことを好きって言ってくれてたのに、ちょーっと冷たくあしらっていたら、他の女になびきやがって!
とか、怖い顔をしてぶつぶつ言っている]


 そ、そちがそのようにそのおのこに興味なさそうな素振りをしているのがいけないのでは……そのおのこが好きというのなら、ちゃんと相手にそう伝えればよいのでは……。
なんでそうせんのだ?


[普通に不思議で問いかければ、そんなの恋の駆け引きですよ!ときっぱり帰ってきた。
自分には難しそうで、恋の駆け引きなどはわからない、が]
(105) 2021/06/21(Mon) 20:09:02

【人】 白竜 ヤオディ

 そちが恋の駆け引きなるものをしているなら、そのおのこも恋の駆け引きなるものをしているのでは?
 実際、そちは今まで追いかけてきていたおのこが急に自分をおいかけなくなったから気になったんだろうに。


[そう口にしたら、少女はそうか!と手を叩いている。
そしてそのままなぜか喜んで帰ってしまったが……。
なんか最初の方はあの男に呪いがどーのとか言っていたから、余に男に呪いをかけさせるつもりだったようだが、そういうのも自分の専門外だ]
(106) 2021/06/21(Mon) 20:12:05

【人】 白竜 ヤオディ

 人はすごいのう……。

[この洞にやってきた当初の自称嫁を思い出す。
今は日課の獣を狩りに出かけていて留守だったが、彼も最初から情熱的に愛の言葉を捧げてくれていたようだった。
まったくその意図が分からず、スルーするしかなかったが。

―――でも、今なら少し、人の心がわかるかもしれない。
もし、かんぅ殿が他のところに、と思うと、かの少女のようなことを、自分も思うかもしれないから………]
(107) 2021/06/21(Mon) 20:14:57

【人】 白竜 ヤオディ

 ―――な!
 余は違う、けっして違うぞ。


[そんなバカな、と自分で自分を否定して。
熱くなった頬をぺちぺち叩きながら、滝壺に消えていった*]
(108) 2021/06/21(Mon) 20:15:58

【人】 五色 冥桜

  はっはっ、すまないな。
  遠回しにしたいことであったか。
  なぁに、お主は未だ小さいのだ。
  お漏らしして良いのは小さいうちだけだぞ。


[揶揄うように笑いながら頭に手を置き撫でてやる]


  それに予は神鳴は怖くはないのだ。


[何せ自分で奏でて見せるほどだ。
得意げに笑うと愛いやつと頬擦りを試みては温泉には一言]


  ――それは楽しみだ。


[語らず、騙らず、感想を述べるだけであったが口元には深い笑みが浮かんでいた]
(109) 2021/06/21(Mon) 20:30:09

【人】 五色 冥桜

  よしよし、ではその時は一緒に入ろう。
  予も隅々まで磨いてやるぞ。
  安心せよ磨かれるのは慣れておらぬが。
  磨いてやるのも慣れておらぬ。


[どこにも安心要素のないことを述べると緋扇にはそうされたようであるからと男は語る]


  そうか、悪いことをしたら謝らねばな。
  素直に謝れるのも才能の一つだ。
  夜怖くて起こされたら予は謝罪より感謝されたいがな。


[二人とも随分と幼い喧嘩だと男は楽しそうに笑う。
リンを通して蘇芳と緋扇を見てはその光景に目を細めた。

それならば尚の事。
ちゃんとした別れをさせてやろう]
(110) 2021/06/21(Mon) 20:30:17

【人】 五色 冥桜

  そうか、お主は偉いな。
  撫でてあげよう。


[床に降り立ったリンの頭を撫でると男は自分の顎にも指を添えた]


  ふむ――多めに炊いて雑炊にするも良し。
  あとで焼きおにぎりにするも良し。
  予は一合程あれば良いからそこにお主の分を足して。
  それをもう一度足した分にしよう。

  洗っておる間に予は床を掃いておくよ。
  食材を持ってくるにしてもな。
  埃ぽいところよりは良い。


[米を研ぐのは外であろう。
ならば居間やらは空気は入れ替えているのだから箒で埃を粗方掃いておこうと――]


  はて、掃除道具はどこだろうな。


[聞いていないことが沢山あるなとそれならばとリンと共に米研ぎに向かおうか。
水を汲む役目は任されようと手にした升で測り終わるのを待った*]
(111) 2021/06/21(Mon) 20:30:24
[動悸が激しい。
照れて頬を染めている姿に目を奪われた。可愛い、愛い。愛らしい。幾つもの言葉が胸を回る。真面目に死にそう。このままでは血が足りない、輸血を頼む。心が滾って血管がいく。様々な表現では追いつかぬ程の愛いを見て、その上心遣いまで聞けばかんぅは死にそうだった。

可愛さで。]

[人は可愛いで殺せる。]



 平織のものか。
 恩に着るぞ、婿殿。
 ……そこまでしてくれるとは、婿殿は
 まさに神!


[魔物です。
かんぅの肌は多分やすりでも大丈夫だけど、その心が嬉しい。あ、また天国が見えた。そして追い返される。その繰り返しである。絹糸は彼の髪に似て見えるだろう。白く艶めく其れは、さらりとして流れのように美しい。肌もまたきめ細かく少し触れるだけでも傷つきそうだった。
だからこその躊躇い。

いや婿殿を知る程に
尊さが増して、知らぬ頃よりもずっと
壊してしまうのではと考えるようになった]




 …いくらだって良いのか?



[思い出すのは最初のやり取り。
あの時自分は聊か勢いが良すぎた。聊かか、聊かぐらいだったか。婿殿は初めて会ったとき怯えていたのではないか。と思うようになったのは穏やかな時を過ごすようになってから。今気づくのか、愛は深さを増すごとに相手を思いやる気持ちを生む。愛ってすごい。

躊躇いと確認のために問うていれば
婿殿の方から抱き着いて]


 …!!!!!!!!!


[かんぅは、息を飲んだ。]

[やばい、すごいやっばい]



 …ど う?


[ぎゅっとして壊れないか。
怖くなった。大丈夫だろうか、ぎゅっとしていいのか。分からない何も分からないが胸に頬を擦り付けて拗ねる唇を見ればおそるおそる背に手を回した。最初のときは何も考えずに触れていた。けれど、今は違う。愛しいの深みを知ったのだ。
其れに彼から触れてくれた。

壊さぬように背を撫でて]



 大人といえど、命の精の意味も
 知らぬかったではないか。


[ふっと笑い。
其れから背から髪を撫でてその瞳を覗きこもうか。確かに婿殿の方が自分よりも長く生きているのだろう。そして長く生きる。美しい白竜。この洞の主。下界に触れず、天女のように清く生きてきた彼は欲に関しては幼子のようだ。

拗ねたような唇が幼さを増して見えるのだと
指摘するにはあまりに愛らしく]


 かんぅには、愛おしく見えている。


[恋しく愛おしく。
髪を撫でる手とは異なる手で顎をなぞれば
唇に指腹を触れさせて、触れても。と問うのは接吻。トキメキが抑えられずに、唇を重ねる許しを待つのだ。*]

【人】 将軍 かんぅ

―花占い どきどき―


[すき、嫌い。すき、嫌い。すき…きら。]



 ふぅん!!!!!!


[すき!!。と花を粉砕した。
隣を歩いていたイノシシがふぎゃと声をあげる。いやあうっかりうっかり。移動はもっぱら蔦で飛ぶだが、ときたま、馬に乗りたくなるときがあるものだ。そんなときはこの相棒のイノシシに乗って山をいくのである。

そしてそんな日々のある時
見つけた花で花占いをした。
結果は、もちろん好き(かんぅの思いは運命も曲げる)]
(112) 2021/06/21(Mon) 20:44:20

【人】 将軍 かんぅ

[るんるんの気分である。
そしてるんるんの気分で過ごしていたら川に男が浮かんでいた。あなや人命救助と思い飛び込み助けたら、以外や以外、自ら川に浮かんでいたらしい。(どういうことだってば)

男曰く、好きな女の子に冷たくしている最中ということ]


 …冷たく(物理的に)



[なんでそうなったんだよ。と突っ込む人間はいない。
かんぅはほうほうと興味深そうに聞くばかり。いわく、冷たくあしらわれてばかりいるのでやり返しているそうだ。物理的に。それでいいのか。と一応かんぅも聞いた。

一応]
(113) 2021/06/21(Mon) 20:44:40
 




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