人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

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【人】 魔王軍幹部 フォルクス



いえ、陛下を煩わせないもっと良い策があったのかもしれません。
それにはきっと、他にも人員が必要だった。
……特に、フーですかね。

[ 眉を下げる。とにかく必死だった記憶しかない。
 生まれもあり、元々頭より身体を動かすのが得意な質だ。
 策略の面で最善を尽せた自信は無かった。

 各地で多発する事件により幹部全員の同行は叶わず、
 先代に仕え、陛下の幼い頃は摂関政治を行った参謀は
 老いて既に里に帰っているのが痛い。 ]

我々を理解してくれる人類が存在することは、とても喜ばしい。
しかし、矢面に立たされる貴方の傍に在れないことが心苦しいです。

[ 早く回復し、傍でお支えして差し上げたい。
 自身の身体に苛立ちすら覚えて、膝の上で左手が寝着の布を握る。 ]
(31) 2020/11/02(Mon) 2:01:29

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



陛下、その……

[ それから、視線が向くのは軍服から覗く白い首。
 其処に残る、痛々しい傷痕。

 身体に覚える苛立ちの原因は、働けないことだけでは無い。 ]
(32) 2020/11/02(Mon) 2:01:41

[ 痣に熱を感じることがあるのは、殆どは精神的要因の所為。
 先代が語ったように、それは勇者候補に付けられた目印に過ぎない。
 お前の人生に大きな影響を及ぼしたから、
 今でも意味があるように心の何処かで思ってしまっている。

 しかしその精神的要因に問題がある。
 体内の魔素が不安定となる理由は異能の使用過多が多く、
 恐らくは心の乱れも多少関わってきている。

 “だからお前には軍を辞めてほしかった“
 そんなことを話の最後に呟いたオルフェウスは、
 今回ばかりは暴力も罵声も浴びせてこなかった。 ]

【人】 魔王 ウロボロス



 君は本当に仕事熱心だな。
 いい加減休息も知るべき時期じゃないかと、思うけどね。

[何気なく響く返答で、語るその先を予測して遮った。
400年と言ってしまえば本当に短いものだ。
しかし、絶えず共に在れば人格を知るには充分な時間と言えよう。]

 これは良い機会になるんじゃないかな?

[表情を変えぬまま、首に手を伸ばし痕を隠す。
魔族には些細な攻撃を受けた、それだけだ。
治癒能力を下げる呪いこそ掛けられていたものの、
人間と変わらない程度の速度でやがて消えるだろう。

その先で起きたことも、忌むべきものでは無い。
自分の意思で彼を誘った。かつての先代のように、血を与えた。
誰にも文句など言わせはしない。当人にすらも、だ。]
(33) 2020/11/02(Mon) 2:02:25

【人】 魔王 ウロボロス



[再び話を試みてこないように。
徐に靴を脱ぎ、上体を捻り彼の方を向いて横たわった。

そのまま下半身も寝台に乗せてしまい、腰を上げて
横に重ねた足が両方柔らかなシーツに触れるように姿勢を変えれば、
俯せから肘をついたような姿でゆっくりと距離を詰め。]

 ふふっ……ねえ、これ何だと思う?

[いつの間にか、この手には君の捜し物。
紙切れを指先で摘む手と頭だけを上げて、態とらしく小首を傾げる。

満面の笑みで見上げ意地悪を始めたのは、
あと少し詰めたら鼻先が腹部に付きそうな程近くになってから。
重いなんて文句は勿論許していないし、君はそれを理解している。]
(34) 2020/11/02(Mon) 2:02:56

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



それは……俺は、休むというのはあまり……

[ いつもなら即座に飛び出す真っ直ぐな拒否の言葉。
 しかし今はどうしても、口籠ってしまう。

 目覚めた後、してしまった蛮行を思い出し
 何を考えるより先に短剣を作り出したら即座に取り上げられた。

 定期的な魔素の供給が必要な自分の為に、
 輸血の技術を確立してもらって以降、直接飲むことは無かった。
 ましてや尊き御方を乱暴に扱い、傷つけるなど。

 あの自分は行いも、主を忘れた心の状態も
 ────まるで獣のようであった。

 全て理解した上で彼から許した行為で無く、
 己に軍で成すべきことが存在しなかったのならば
 辞して消息を絶ってしまったかも知れない。 ]
(35) 2020/11/02(Mon) 2:03:43

【人】 魔王軍幹部 フォルクス


あの……?

[ そんな風に迷っている内に、放られる靴。
 伸し掛かる重みが少しづつ上がり、今や膝の上。

 床の上を懸命に這って自分に近づこうとしていた幼竜を思い出す、
 現在の彼が行うとそこには何処か艶のようなものが含んでしまうが。
 ……文字通りの魔性というやつか。 ]
(36) 2020/11/02(Mon) 2:03:55

【人】 魔王軍幹部 フォルクス

あっ!

[ 思わず目を見開き声を張る。やはり我らが王は魔性であった。

 オルフェウスに知らないと言われ、行方知れずだった紙が目前に。
 愉しげな姿と明らかに持ち主を断定している様子から、
 どうして手にしているのかは想像がついた。 ]

それは、俺が失くしていたものです。
お返しいただけますか……?

[ それでも咎めることは立場上出来ない。
 ……理由があれど秘匿していた弱みも、あるわけなので。
 丁重に願い、慈悲を求めるのみだ。 ]
(37) 2020/11/02(Mon) 2:04:09

【人】 魔王 ウロボロス



 駄目。ちゃんと僕に隠していたことを白状してね。
 それから君のウロボロス様にきちんとお願いするんだよ?

[深まる笑み、覗く牙。指を離れて天井近くで浮かぶ紙切れ
見せつけるように見やすい位置でそれは止まっている。

こんな意地悪を今まで何回繰り返してきたっけ
あと何回出来るんだろうな。
どうすることも出来ない思考は、口に出さないまま。]
(38) 2020/11/02(Mon) 2:04:39


ぐっ……

[ あっさり突き落とされる。此処は無慈悲な蛇の胃袋の中である。 ]

それは……かつて勇者だったと思われる魔物の目撃情報です。
以前から陛下に黙って部下に調べさせて……倒しに行っていました。
反省しておりますので、返していただけませんか。

[ 目前の二つの青紫を見下ろし、最後まで視線を逸らさないまま
 絞り出すような声で全てを打ち明けた。

 どうしても、彼らを楽にするのは自分でありたかった。
 同類の成れの果て達は、他の魔物と比べ物にならない程強い。
 心配をさせず、出来る限り早く向かうことで被害を抑える。
 いつでも心は王に在るつもりでも、
 やはりそれは裏切りの一つであったのだろう。 ]



 よく出来ました。
 まあずっと前から知っていたし、これからは許さないけどね

[満足げに両眼を細める。
更に奈落へ追い詰めんとばかりの支配者の言葉。

しかし、それは表面上は戯けただけのつもりだった。
故に彼の様子を見てすぐに引っ込め、真意を伝える。]

 ああ、……そんな顔をして
 分かっているさ、それが君にとってどれだけ大切なことだったのか。
 だから今まで望むようにさせてあげていたじゃないか。

 許さないと言ったのは一人で行くことだよ。
 これからは軍から一人同行者を必ず用意するんだ。いいね?
 
[ほら、と言えば宙を舞って紙片がその手の上へと落ちてくる。]



[ 五指の内二本が、動かなくなり金属の光沢を保っている右手へと。 ]



陛下……

[ ああ、なんと愚かな間違いをしたものか。
 王は秘匿を裏切りと認識し憤っていたのではない。
 ただただ自分を心配し、話してほしいと思っていたのだろう。

 今までの我慢を解いたのは物的証拠を手に入れただけではなく、
 きっと、この結局戻らなかった手を想ってのことでもあるのだ。 ]

はい、ここで誓います。
もう陛下に隠し事など決して致しません。

そして……他の者を頼り行動します。
最期の時まで、貴方に抱かせてしまう憂いは少なくあるように

[ 左手でそれを取り、側にある小さなテーブルの上に置いた。
 今度こそ忘れないようにしよう、覚えていよう。
 大切なただ一人の心を。 ]

【人】 魔王 ウロボロス



 それでいい

[珍しく、短く愛想の無い声で応える。
表情が見えないように俯いて、更にまた彼の上で這い寄る。
そのまま腰に手を回し、抱きつくような姿勢になり。]

 僕は疲れたから暫くこうして休むよ

[許可は取らない。ただの報告だ。]
(39) 2020/11/02(Mon) 2:07:42

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



……はい。

[ 答えは、きっとその一言だけでいい。

 密着した状態で、動かないように努めながら
 すっかり顔を隠してしまった金髪の頭を、侵されない手で撫でる。

 昔、フォークと呼ぶことをやめさせたのは自分で
 成長の為の区切りとし、甘えやかすのも終わりとしたけれど。
 もう見た目では、同じような年頃としか見えないのだけれど。

 今だけはこうしていてもいい気がした。 ]
(40) 2020/11/02(Mon) 2:08:12

【人】 魔王 ウロボロス



 お休み、フォルクス。良い夢を

[扉を閉じる間際振り返った時には、既に名残も無くなっていた。**]
(41) 2020/11/02(Mon) 2:12:37
[改めて告げられる補足に浮足立った気持ちが
急に冷静に現実味を持って落ち着いてくる。

ああ、そうだった。
この人は別に同性愛者じゃないし
男とのセックスって行為自体に興奮したりしない。
俺を受け入れる行為の一環として
コミュニケーションとして応じてくれるだけなのだ。

頭で理解したらムラムラした気持ちよりずっと
この人を愛おしく思う気持ちが強くなる。]

大丈夫です。
上手くいかなくても拒まれたんじゃないって
今はちゃんと分かるから。

その代わり、俺が下手でも笑わないで下さいね。
こっち側は…その、初めてなので。

[迎え入れられるように距離を詰めて
どさくさに紛れて黙っておくつもりだった告白を。]

え――

[何か、聞こえた気がした。
聞き直そうとした声は相手の唇で塞がれて
耳に残る言葉を思い出しながらぐるぐる考える。
唇を離すのはもったいないから
角度を変えながら黙らされているふりをしておく。

中に、ジェル。
準備をしていたって事だろうか。
そりゃ痛い思いするのは彼の方だし
予防って意味じゃ範疇ではあるかも知れない、けど。
そこまでするか普通。
アナルセックスやりたくて仕方ない訳でもないのに。

それこそ適当なとこで痛いから無理とか言えば
一応は頑張った体は保てるだろうのに。]

自惚れだったら笑って欲しいんですけど、

……聡さん、俺のこと好きなんですか?


[好きだ愛してるなんて言われた記憶はない。
恋人でもないこの関係を何と呼ぶのか分からない。
俺自身、好きの経験が乏しいし
分かるのは今まで自分に向けられた『好き』が
彼からは感じないって事くらいだ。

けどこれって受け入れる、の範疇だろうか。
優しい人、で括れるものなんだろうか。
義理や俺が嫌いじゃないってだけで
ここまで真剣に向き合えるものなんだろうか。

俺だったら無理だ。
どう考えたって度を超えている。
外向けの彼だったらあり得なくもなさそうだけど
生憎目の前にいるのは面倒くさがりで
はっきりやりたくない事は嫌だという素の彼で。

だったら考えられるのは
義理や優しさや憐憫とかじゃなく
俺への愛情みたいなもんなんじゃないかって。]

あー、うそうそ!忘れて下さい!

[言ってから余計な事だったって気付く。
うやむやにしようと彼をベッドに押し倒して
覆い被さるように首筋に唇を触れた。

誤魔化したい気持ちが強すぎて
スウェットの裾から差し入れた手は
愛撫というには性急で色気なく彼の胸に触れた。]*

【人】 アクスル

 
  
── 或る日 ──


[ばたばた、珍しく焦燥して
 使用人を見つけるなり投げた問い。]


   
W風邪を引いた時ってどうすればいいのっ?W



[――あんなに慌てたお坊ちゃんは初めてでしたね。
 と暫く話の種にされることを主人は知らない。]
 
(42) 2020/11/02(Mon) 10:58:10

【人】 アクスル

 
[経営より商品開発の方が好きな性質上
 薬剤の扱いには長けているが
 風邪で易々と薬を出さないのが島国との違い。

 また美容のための規則正しい生活で
 自分自身は体調を崩すことが殆ど無かった。
 
酷く寝込んだのは18歳のときの一度だけ。

 
母を殺めてから数日は人らしく生きられなかった。

 
使命のために立ち直らざるを得なかったけれど。

 
(43) 2020/11/02(Mon) 10:58:23

【人】 アクスル

 
[料理長が風邪に効くよいものを作ってくれると。
 有難いが「僕が作ってあげたい」と主張すれば
 「包丁使えますか?」と神妙に確認される。

 この歳まで碌に扱ったことがなかったし
 誤って肌を傷つけたら怖いけれど]


   W……頑張るよ!W


[――結果を言うと怪我をする前に取り上げられ
 労せずして玉ねぎの微塵切りを蜂蜜と共に
 火にかけた玉ねぎエキスが手に入った。

 その後使用人たちからの恩情として
 家主専用のブンブンチョ○パーが
 厨房の片隅に置かれることになる。閑話休題。]
 
(44) 2020/11/02(Mon) 10:58:42

【人】 アクスル

 
[二人のための寝室に戻れば
 エキスをハーブティに落として彼に勧めた。
 起き上がれないようなら伸ばさないままのものを
 小匙のスプーンで掬って口元へ。]


   ……治人……、元気になって欲しい……


[そのあとは彼のもとを離れようとせず
 いつでも医師に電話出来る体制で付き添い続けた。
 繋ぐ手には死神に連れられることを許さぬ意思を込めて。**]
 
(45) 2020/11/02(Mon) 10:59:16
[は?って一瞬聞き返し掛けて。
うわあり得そう、って思ったから黙った。
そうだよなこいつそこそこお綺麗な顔してるもんなぁと
一人勝手に納得する。

同性愛だろうと異性愛だろうと
綺麗な顔したのを抱きたいと思うのは道理だろう。
そしてこいつは望まれれば望まれたまま受け入れそうだ。

男らしい男を抱きたいと思う趣向は理解できないし
存在自体認識していないので
女性的な男、が抱かれる側なんだと思っている。

ならなんで今俺なんだという謎は
初恋フィルターで全て解決する。
目が曇ってりゃそう見えることもあるだろう。しらんけど。

なら順番はこれで良かったのかもしれない。
自分を抱いた男の模倣として
俺の真似をされちゃ溜まったもんじゃない。
自分の要らん癖に気付かされそうだ。そんなの知りたくない。]


 いやぁ、それは笑うだろう。
 腹を抱えて爆笑してやるから安心しろ。

 むしろ、笑われて、「笑うな」って
 怒鳴ってるくらいがちょうどいいと思うぞ。
 慰められると逆にしんどくないか?

 
[それらしいことを言いながらもにやにや笑いで
揶揄う気全開なので信憑性は薄い。

ほんと馬鹿だねおまえは。
手際の悪さくらいはめにつくかもしれないが
男を抱く手管的な意味合いならば、
もしもおまえが下手だろうとなんだろうと

俺はどうせおまえ以外しらないのに。]

[唇が性感帯なことくらいは理解している。
けれどこいつとキスするようになってから
唇がやたら敏感になった気がする。

多分気が抜けてるんだと思う。
感じさせるとか、その気にさせるとか、格好つけるとか。
全部如何でもよくて、肩の力を抜いたまま
重ねて、擦り合わせて、自分が気持ちいいのだけ追いかける。

こいつのからだつかって自慰でもしてる気分だ。
けどこいつは俺の何だから、それで何の問題もない。

もっと、って解けた唇を重ねようとしたら
喋り出すから仕方なく待ってやる。
何言ってんだ、今更。
やっぱばかだろ、おまえ。

なんだか可笑しくって喉の奥を震わせて笑いだせば
返事を聞くのが怖くなったか、騒ぐ犬に飛びつかれた。
違うな、押し倒されたのか。
天井が背景に変わった景色でじゃれついてくる犬の頭を撫でる。

ほんとうになんにもわかっていない。
伝えなくたってわかるだろうことが見えていない。]

[触診でもされてるみたいな触り方だとか
考えながらも好きにさせて
こっちも好き勝手に背中を撫で廻す。

そっち側が初めてでも
そっちじゃねぇのなら経験あるだろうに
ほらもっとえろい触り方しろと教師にでもなったつもりで
浮きあがった筋肉の先を、背骨の感触を
性器でも嬲るみたいな手付きで撫で摩ってやった]


 ………言わせたいのか?
 こんな状況じゃ何言わせても
 最中のリップサービスにしかならねぇだろうに。


[ばかだな、ほんとに。
気に入って無きゃこんなこと赦すかよ。

そんな簡単な答えがわからず怯えているのが可笑しくって
意地の悪い言い方ではぐらかす。

ちがうな、嘘でもいいから言ってくれと懇願されたいのか。
自分の腹の内の性根のねじ曲がった部分と目が合って
なんだか愉快で、機嫌よく笑い出した。]

[女を抱くときにほんの少し乱暴な気持ちになる。

どっちが強者でどっちが弱者だなんて
普段はそんなことはどうでもいいと思って生きている癖に
ベッドの上でだけはいつも違った。

くだらないと自分でも思いながらも
そう感じるまま振舞った方が喜ばれたので
特に気にせず思うままに振舞ってきた。

捻じ伏せて、辱めて、跪かせて。
支配と屈辱で征服する。

そこまで乱暴なことをする訳でもないし
拒まれることを無理強いしたことも無い。

性器を押し込むだけの行為を征服に例えるなど
時代錯誤の感覚だと、頭では理解しながらも
ただの性行為にそんな幻想を抱いては、浸るのが癖だった。]

 




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