人狼物語 三日月国


7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】

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   ううん大丈夫、でもありがとう。
   林檎は好きだし、これひとつで足りるよ。


[ 空腹に慣れているからこそ、林檎ひとつで十分。
  そう伝えて足は自然とピアノの椅子の傍らへ。

  彼の視線から逃れるようで距離を縮めたのは、
  もう一つ言葉を足す反応を間近で見たいから ]
 

 
   ……あなたの、食事は?
   

[ 人間は林檎で足りると伝えたのだから当然のように。
  血を啜ると噂に聞く夜の怪物に尋ねる言葉は、
  どうしたって残酷に響くのだろうと想像しながら。

  紅茶では到底、大人の身体は足りないだろう。
  見ていない場所で何かを食べているのならその理由を。

  陽が落ちて夜に満ちた室内では異色の双眸は真っ直ぐに、
  まるで人のような男を射抜いて、静かに問いかけた ]**
 

  ―日記 55頁目―

[ 最近のニクスは機嫌がいい。

 彼から踊りに誘ったり、ピアノを弾いたり
 夜の庭園を歩いたりしてくれる。

 でも、日に日に顔色が悪くなってる。
 風にでも吹かれたら消えてしまいそう。

 きっと食事をしていないんだと思う。

 彼に伝えたわ。
 でも、大丈夫だって笑うの。
 随分と綺麗に丁寧な笑顔を見せるの。
 薔薇の精気を吸っているから平気だって。

 嘘だと思った。
 だけど否定できなかった。

 君と同じ人になりたいなんて
 そんな事を呟く彼に言えなかった ]*

  ―日記 84頁目―

[ ごめんなさい。全部、私のせい。

 シスターに手紙を書いたの。
 どうすればいいって。

 返事はまだ来ない。
 返事はまた来ない ]
  

  ―日記 101頁目―

[ 血を吸ってもらわなきゃ ]**

[婉曲であっても、愛を伝える際に緊張しすぎて
気絶したこともある私だ。
ストレートなどできるはずも、ない

君を見つめ、触れて。思いを伝えることしか
今の私にはできそうにない
一見余裕がありそうには見えるだろうが、これでも
愛しい男を抱くのは初めて故に
いっぱいいっぱい、なのだ

だが、私は女性相手ではあるが経験者
ただでさえ、初めてに惑い怯えるおぼこ相手なのだ
その様な余裕のなさなど、見せるわけにはいくまいて

それに。愛撫1つで甘い声で鳴き、翻弄されて
自身の下にて、色香匂わすように
花開く様をじっと見るというのは中々にぐっとくるものだ

それこそ。今忍耐強い自分を捨てて
貪り喰らうてしまいたいくらいに、な]

[もしその心の声が聞こえたならば
では自身でシてみた時の正確な時間を
いえるかい?などと少し面白がって揶揄するかもしれない
全力の抗議と果たして何方に軍配上がるのやら

それはもしも、のIFであり
現実は浴衣を乱し、息絶え絶えに褥に体を横たえる
君が1人、いるだけだ

目を伏せているが故に、自分が彼の出したものを
四苦八苦しながら飲んでいたこと
気づかれなかったのは僥倖だ

見られていたら羞恥でやっぱりぶっ倒れていたかもしれないから
だが、それは彼にとって幸か不幸か

見逃したことにて、夜の熱は未だ収まる気配はなく]

[ふむ、やはり狭いか
と、指の先端を襞に沿わしながら
その固く閉ざされたものをみて、思案する

確か陰間やらは、香油を垂らした梁型でなじませるのだとか
だがそのようなものは旅行鞄に持ってきてはいないので
指でほぐしていくしかなかそうである


が、それも君から滲み出る恐怖を見れば
昂ぶりも少しばかり冷静さを取り戻すものだ

泣かせたくない、傷つけたくない
ゆっくりのほうがやはり良いのかもしれない
私が性急すぎたのが、まずかったか
あまりにもかわいい反応で、歯止めが効かなかったから
などと言い訳をしてもせんなきことよ

欲を抑えて、本日はこれまででもよいよ、と
問うたところ]

 ……そうさな。その場合は
 私は自分のものは厠で処理するだけだ。

 負担をかけすぎるのも、よくない。
 快楽を享受する代わりに、
 受け手のほうが体力的に辛いともいうしな。


[だから気にするな。と言いかけて
――数舜、迷った

その言葉に甘えて進めてよいか。泣かせないか
傷つけないか、と

腕の目隠しがずらされ、たった1つの瞳が
迷う私の視線をとらえたなら、腹は括れた]

[君の浴衣を肌蹴させ、胸元露にしたなら
君の脚から下履き取っ払って、致しやすいようにと
そっと枕を君の腰に挟んだ

再び指に香油をまとわせ、数度指腹擦って温めて
菊花に似た襞を1つ1つ、ほぐしてゆく]
 
 違和感があるときは、息を吸って、吐いて
 それを繰り返すと、よいという。
 
 いやな時はすぐ、言うのだよ?

[念入りに、入り口を傷つけぬようにと
花弁を濡らし、柔らかくし
それが吸い付くまでに解れたならば
1本、濡れた指が彼の中へと侵入する

指先が感じる温かな内部。第一の関節まで入れたなら
中を一周、掻きまわし
くにっと指曲げ、腸壁を押して弾力を確かめた]

[違和に苦しそうにするのなれば
―――もう片方の手を伸ばすのは、
再び、君の達したばかりの雄になろう

前の刺激でまぎれぬか、とばかりに
陰嚢を柔く揉んで 君の様子を確かめようか*]

[ 己があらゆることに未熟だからこそ、彼は自分を抑えてまで
 己と向き合ってくれるのだろう。

 それでも、現状はといえば
 ひたすら快楽に翻弄される初心が一人。
 できれば彼にだって慾に身を流してほしいと思うのが
 男として、恋人として当然の欲求だ。

 ――だからこそ、何もできないことを歯痒く思う

 確か男にとって不本意な女の状況を
 魚に例えたような言葉があった気がする。
 このまま何もできないまま終わりを迎えたら、彼に迷惑を
 かけないだろうか。 ]


  ( もっと勉強しないと…… )


[ 何を勉強するんだという感じではあるが、
 少なくとも、次の機会があれば己も役に立てるくらいには
 なりたいと思う、生真面目な一幕があったとか ]

[
え、いや、そう言われても……
 少なくとも今のよりは早くなかったような…?


 などとそんなイフがあれば
 真面目に回想し指折り数えてただろう。


 かつての日本には"陰間"なる場所があり
 そこは少年の風俗であったと己は知らない。

 ――ただ、その存在を知れば
 「……もしかして小さい方が色々良いのか?」
 などと某別人格の霊基を思い浮かべる一幕もあったかもしれないが。
 ]

[ 一口に"恐怖"と言っても
 尻に突っ込まれる未知以上に、貴方を落胆させてしまう恐怖の方が
 ずっと怖いと思う。

 ――だから、こういう時でも
 独りで何とかしてしまおうとする彼に
 一抹の寂しさを覚えたのも無理はない ]


  ……それはやだ。絶対にやだかんな
  オレばっかり気持ちよくなって不公平だ


[ 己だって知識と経験があれば
 シロさんがやってくれたみたいにできるのに。

 ――ただ、何も知らなかった初心の手淫など
 とてもじゃないが気持ちよくはないだろうから。


 ……秘めたる奥を暴かれる覚悟を決めた
 ]

[ 腰を枕によってあげられると
 その後ろまで彼によく見えてしまうのではと
 羞恥に顔がまたじわりと赤くなる。 ]


  うっ、違和感すげェ……


[ そこに入れられるものなんて普通なら
 座薬くらいだろう。
 ましてや指一本がすべて入るくらいともなれば
 やはり、最初は難しい。

 違和感と痛みに眉をしかめつつ、
 それでも恋人として弱音を吐くことはせず。
 アドバイス通りにひたすら息を吸って吐くことに集中した ]



  っあ、いきなりは…っ


[ 後ろにどうしても意識を向けてしまうものの
 萎えていた雄を再び握られれば
 苦しそうな吐息に僅かに色が戻ってくる

 目反らし瞑ってはいるものの
 手淫によって苦しさは先度より紛れたようだ。

 それでも早く準備が整ってくれと
 自分の身体の癖に願うばかり *]

[自分が自分を抑えるのは、もはや性分といっていい
君を優先してしまうことは
もはや当たり前になってしまったのだから
だから、彼の心情を知ればその様に、
歯がゆくなど思わなくてもよい、と言えるのだが

残念ながら私には読心のスキルは、ない

別に鮪であっても君ならよい、が
寧ろ今のように、性に対し無知な体を持つ君が
初心な反応をする様子にこそそそられる、ということを
きっと君は理解していないだろう

いうつもりも、ないけれど

ところで、私もある意味では男同士の交わりは
不勉強なのだから、君に勉強されてしまったら
私は大慌てになることであろうさ

そこで生真面目を発揮せずとも!と
絶叫することがあるかどうかは―――今後の2人しか知らぬこと]

[多少、くらいなれば矢張り早漏なのではないか。と
言い訳を聞くifあればきっと思うことだろう
疑惑は多分、晴れない

自分としては、小さすぎれば
抱き潰してしまいそうで怖いので
君くらいの体格が、ベストだと思う
その逞しい胸板も、対照的な淡い色の2つの胸の先端も
大きな体躯で恥じらうギャップもすべて
どすとらいく、というやつなのだ
つまり君の心配は全くの杞憂である


残念ながら私は別人格の霊基を知らないので
少年の君を想像することは難しいのだが
多分、少年の状態の君には突っ込めないと思う
こんないたいけな子を犯すとか無理!尻の穴切れてしまうではないか!
私が代わりに受け入れるから!とか
間違った保護者精神発揮して
斜め上の大惨事になっていた気しかしないので
やっぱりこの体格の君がいいと思うんだ。うん

……それにほら、大人の男のわしが喘いでも君が萎えるだけだしさ
やっぱかわいい君が鳴くのがいいと思うよ!
少なくともわしは興奮する
]

[私にとっては君が絶望するのが一番嫌で
君が悲しむのも、痛がるのも嫌で
だからこそ、自分のことは二の次にしてしまうが

そのこと自体を、寂しがるということに
心通じた今も、私は理解してないのだ]


 なぜそう、頑なであるのか……
 私は君の痴態を、見るのが楽しいから
  
 気にせず、とも。

[むしろ初心が一生懸命何かをするのが
最高にツボだということを君は理解していないし
私も言うつもりはない。それで負担を強いてしまうのは
元も子も、ないからであって

そのことが君に覚悟を決めさせたとは知る由もないのだが]

[本来排出する箇所に、ものを挿入されるのだ
指1本でも違和感は凄かろう
眉をしかめる様子を見れば、君の我慢は通じてしまうわけだ

だからこそ、躊躇わず君の雄を握る]


 よいでは、ないか。
 これに意識を集中、していれば
 気持ち良いらしい、ぞ。


[実際、されたこともしたこともなかったので
わからないのだが、そこは君がきっと
教えてくれるだろう。私の体の、下で

君から溢れる先走りと共に陰嚢を揉み、肉棒をしごきつつ
男が後ろでもよいと思う部分を探して、
君の中に入れた指は、蠢く

二度としたくない、と言われぬように
ぐにぐにと内部を拡張するようにほぐしていたところ

ふと、指先が固いシコリを捉えた

それをぐっと指先で押せば
今までとは違った反応が返ってきたやも、しれぬ
所謂前立腺であるそれを、加減を見ながら弄ぶ]

[ほのかに色づいた肌、浮かぶ汗
褥で耐える君の、姿よ

         
ああ、堪らない
*]




 
  浮かんだものは、また深くに仕舞い込んだ。

【人】 裁判官 リーベルト

── 回想・数年前、友の家 ──

[使命感とか正義感から来訪を続けていたのではない。
どちらかと言えば、罪悪感。
生存確認に終始しても、反応がたった一言の拒絶であっても、声が聞こえただけで安堵した。

彼にとって扉一枚がどれほど重いのか、残念ながら僕にはわからなかった。
こんな状態がいつまで続くか、先行きも見えなかった。

ただ、たとえ何年掛かったとしても、
彼は必ず立ち直れる男だと信じていた。

そして、少なくとも今の彼を、
絶対に一人にしてはいけないと思っていた。]


  …………久方ぶりです。


[感情表現と他人の心情理解が苦手というだけで、何も無感動という訳ではない。
喉に詰まった空気を吐き出して、彼の第一声>>132に返答した。

座れと指差された先には、座布団すらない。
自分基準、あまり美しいとは言い難い室内。
普段ならすぐさま掃除を申し出るところだが、それさえ躊躇われるほど、彼自身が闇に飲まれて見えた。]
(176) 2019/04/14(Sun) 20:06:04

【人】 裁判官 リーベルト



  ……団長さんと、団員さん達が。
  居場所を教えてくれました。


[絨毯を小さく払って、腰を下ろした。
時計の音がやたらと耳についた。

静かだった。
時折小鳥の囀りが遠くから聴こえてくる以外、世界から取り残されたかのような静けさだった。
彼の声は、そんな静寂の中であっても、聴き逃してしまいそうな弱々しい声>>134だった。]


  …………、

  僕の知る限り、
  君は誰よりも頑張ってました。


[同じような台詞を吐いた被告には今まで、何の訓戒もしないか、問答無用の叱責を行ってきた。

友人である彼を前にして、事の仔細も聞かされていて。
とても同じようには振る舞えなかった。]
(177) 2019/04/14(Sun) 20:06:14
[初主演決定の報が届いたのはほんの数ヶ月前だった。
入団から僅か1年というのがどれくらい凄いことなのか、己にはよくわからなかった。

地道な努力が大輪の花を咲かせたに他ならない。
得るべくして得た、むしろ遅すぎるくらいの抜擢だと思った。

悲願の夢を実現しようとしていた彼は眩しかった。
友人としても誇らしかった。
彼ならばきっと、舞台を立派に成功へと導くだろう。

周囲の反発や風当たりの強ささえも、天真爛漫かつ穏便に乗り越えられるだろう。
足を引っ張りたがる輩など放っておけばいい。
くだらない嫉妬に費やす時間を自身の成長の為に使えない時点で、彼等は所詮そこまでなのだから。]


 『へぇ……! 凄いじゃないですか。
  是非観に……

  ……あ…………、

  …………すみません。
  その日は、どうしても抜けられない
  仕事があって……』


[電話越しにも、弾けんばかりの笑顔が見えるようだった。
断るのは心苦しかった。]

[それまで、彼の出演した作品は全て観に行かせてもらっていた。
どんなに端役であろうとも、都合を付けていた。
それなのに丁度その日に限って、どうしても予定を空けることが出来なかったのだ。

慢性的な人手不足を補う為の長期出張。
判事補である己まで駆り出されるほど、引く手数多な時期だった。]


  本当に申し訳ないです。

  ええ。
  次は――是非。


[ 無知が抗えぬ快楽に流され落ちてゆく様などは
 きっと、男にとっては望む光景の一つなのだろう

 問題はそれを受けてるのが大男な訳だけども
 オレに勉強されるのが嫌なら、シロさんは先手を打って
 勉強する必要もあるのではなかろうか

 少なくともこの瞬間、貴方の手淫やら口淫が
 強く記憶に残ってる以上は――これも一種の勉強だ ]


[ なお、シロさんがオレの身体をどう思っているか
 聞いた日には「ぐおお…」と盛大に身悶えたかもしれない。
 ある意味普段とは逆の立場だ。(貴方はほぼ鉄仮面だけども)]

[ ――いやでもさ、身体が大きいと色々不便じゃん
 これは後で知ったことだけど、そういう行為には
 それはもう沢山のたいい?があるらしい。
 中には受け手が小柄じゃないと成立しなさそうもあるし

 ……それに、恥を晒すにしても
 大男よりチビめな方がまだプライド的に救われる。

 シロさんを抱くのは……どうだろう
 シロさんは格好良いからなァ…でも、ちょっと見てみたいかも?とは

 少年がシロさんの精神と倫理に大ダメージなら
 せめて背を縮めたいなと、ある意味背の小さい人に
 喧嘩を売るオレであった。]



[ なお、大男なオレが喘いでる姿を「かわいい」と称された日には
 オレの全力宇宙猫顔を拝めるだろうよ ]

[ 今この瞬間、貴方の為すことを見て、聞いて
 染め上げられているのだ。
 そういう意味では、ある意味貴方のツボ通りに
 オレはなっていると言えるのではなかろうか ]


  う、あっ……


[ 自分でも笑えるくらい単純な体は
 あっという間に痛みから快楽へ
 享受する対象を変えてしまう。

 そのまま微かな嬌声を上げて
 意識が前へと徐々に逸らされていく。――筈だった


 深く探られるナカで
 一際目立つ塊に触れられる、その時までは
]

 




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