【人】 調合師 ネス[魔石越しに相手から反応は返っただろうか。 通信が切れたら、ぽつりと呟く] ……平気、なんだね。 ああいうの聞いても。 ……フィルくんの声、 いっぱい聞いてた、から? [いつかの甲板で、フィルくんの喘ぎ声を聞いたとか聞いてないとかって言ってた話を、今更蒸し返す。 あの時妬いてしまった気持ちは とっくに消化していた筈なのに。 二人の声を聞いて平然としている様を見たら、 何だか思い出してしまったんだ] (97) 2024/02/19(Mon) 20:16:54 |
【人】 魔剣士 フィル― 現在よりもちょっと先の話 ― [諸々が"一区切り"し、催淫もある程度抜けた後のこと。 魔石からふいに飛び込んで来た声と>>93、呆れたような声に>>96 ぎょっとした顔で俺は固まって。] えっ、ぁ゛っ!?はぁ!?!? [そういえばバドがさっき魔石で交信していて…… もしかしてそれから切れてない……とか…… 事実に思い至り、ぶわわ、と耳まで熱くなった。 結構前から黙って聞かれていたのだと知れば 言えよ!!!!! と、全力で突っ込んだだろうが 良い所で邪魔されていたらそれはそれで恨んだろうし 真っ最中に声を掛けられたとて耳に入らなかった可能性は高い。 常日頃から人の情事を盗み聞き(※語弊) してるゼクスはもう今更だが、 ネスにまでイチャイチャしたこっぱずかしい感じの 睦言を聞かせていたのだと知り、 俺はとてもとても気まずい。] (99) 2024/02/19(Mon) 20:30:41 |
【人】 サーチャー ゼクス[ ネスと二人、ささやかな安全地帯となったそこで 薬が効くまでの少しの間をその場に座って過ごす。 魔石からはその間もひっきりなしに嬌声と水音が響き、 俺は腕を組んで”ソレ”が終わるのを待った。 ちらりとネスを見れば、いたたまれないのだろうか 顔を赤くしている姿が目に入り。] (……かわいいな…) [ 少しばかり、そんなネスの姿もじっと見つつ 一区切りの瞬間を待ち。 そして俺は、やたらと艷やかな音を響かせる魔石に 優しく音が漏れていることを教えてやったわけなのだが。 ] ……ん? [ なにやら赤い顔で俺を睨むネスに、 不思議そうに首を傾げた。>>96 ] (101) 2024/02/19(Mon) 21:25:06 |
【人】 サーチャー ゼクス[ 聞こえていた事を教えてやった魔石からは、 随分と元気な反応が帰ってきた。>>99 思わずクックッと面白そうに肩を揺らし ] こんな所で随分盛り上がってたなぁ。 バド、バド…って。まぁいつもの事か。 [ 魔石の向こうで真っ赤になっているんだろう様子がわかり ついそんな風に誂ってはみたが。 ] ……ああそうだ。それでお前らにも伝える事がある。 コレ、アハトやトゥエルにも聞こえてんだろ? ココ、魔物だけじゃなくて罠や装置も全部ソレ系だ。 多分な。 それ自体はまぁ…脅威の観点から見りゃ 気をつけてくれりゃあどうでもいいんだが…… [ そうして、ちらりと視線を送るのはネスに向けて。 先程は言えなかったが、それより大事な伝達事項があった。 ] (102) 2024/02/19(Mon) 21:25:38 |
【人】 サーチャー ゼクス多分な、俺はココであんま役に立たねえ。 どうも施設に満ちた魔力と相性が悪いみたいでな。 普段通りの探知も索敵もできねえし、 お前らがいる階層にたちの悪い魔物が居ても 全く気づけ無いかもしれない。 ……悪いが、各々でそういうつもりで探索してくれ。 何もなきゃそれでいいし、 俺も目で見える範囲なら通常の索敵はできる。 俺とネスはこのまま進む。 [ それは、あのタコと接敵した時に確信したものだった。 あんなデカブツがすり抜けてしまう索敵は、 普段通りに機能しているとは言い難い。 幸い命の危険という意味では薄そうな施設だ。 俺とネスがこのまま進むだけならなんとかなるだろう。 ] (103) 2024/02/19(Mon) 21:26:27 |
【人】 サーチャー ゼクス[ 薬の調合をし始めるネスを、じーー……っと見つめる。 あぐらをかき、膝に肘をついて。] なぁネス。 [ 俺から目をそらすネスに、ニマニマと口元を緩めた。 ] ……もしかして、嫉妬してくれてんの? [ フィルの喘ぎ声を聞いている、と知って 複雑な表情をする理由があるとすれば、 そんな所かとあたりをつけて。 無遠慮に聞くさまは…そう 別世界で言うところの”ノンデリ”というやつだった。* ] (105) 2024/02/19(Mon) 21:29:52 |
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