人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

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【人】      フォルクス



[ 教卓の上では、濃桃の花が大輪を花開かせていた。* ]
(60) 2020/11/03(Tue) 1:25:00
[甘えて媚びる女みたいな音色が知った声で響く。
鼓膜を揺らすその声色に、ぞくりと背筋が震えた。
盛り上がるかはさておき、悪い気は、しない。
必死で堪えてるのがいじらしくて、可愛く見えてくる。

なんだ割とへいきなもんだなぁって
既に何度目かの感想を抱きながら
堪えようと口を塞いでも零れる呼吸の音の生々しさと
口の中でひくついては張り詰めて行く肉に
粘膜を擦られる心地よさに誘われ興奮していく自分の
身体と、感覚の反応に少しだけ、安心した。

機械的に手順を追って済ませることになっても
それはそれで仕方がないと思っていたが
今、それなりに、わりと、ちゃんと、
セックスしている感じになっているのではなかろうか。

同じ受け止め方をこいつがしているかはわからないけれど
少なくとも俺はこれをトレーニングでも組体操でもなく
セックスと認識できていることに安堵した。

男同士でも物理的にできることは理解していたけれど
精神的な意味合いで繋がれるか、の不安は
すこしだけ、なくはなかったから。

直腸に性器が入るかどうかはどうにかできても
感性的な部分は慣れでどうにかできるものでもないだろう。

けど、感じさせて、感じてる相手に興奮して。
よかった。男同士でもふつうにできている。]

[人が折角ほっと一息ついてるってのに
「だめ」とか抜かすので、はぁ?と反射的に凄みそうになる。

あ、そういうだめね、はいはい。
いや、抱くかどうかは入れるか入れられるかで
主導権をどっちが持つかはまた別な話ではなかろうか?
こいつセックス自体は初めてじゃないんだよなぁ?って
純粋な疑問が過ったけれど
こいつにとってはそういうセックスが当たり前だったんだなと
なんとなく理解を示した形で勝手に納得しておいた。

あれだな、マグロタイプ。
大袈裟に喘いで寝転んでるだけでいい
若くて顔が良い女にだけ許されるあれ。
顔いいもんな、わかる。

転がされながら納得して。
ふと、如何でもいいことに気付く。
「顔が良い」なんて何度も繰り返し
当たり前に思ってたけど。

そうかこいつ顔が良いのか。
「顔が良い」なんて主観だろうに
そうかおれはこいつの顔が良いと思っているのか。]


 なぁ、すげぇどうでもいい発見なんだけど。
 俺お前の顔がわりと好きらしい。今気付いた。


[新たな気付きに感動して取り合えず馬鹿正直に報告してから
いやこれ今じゃねぇなと気付いたけどもう言ったし手遅れだ。

せっせと支度してんのをマグロ女みたいに
ただ寝転がって待ちながら
急に何言ってんだと思うだろう。俺も思うよ。わかる。]



 そりゃあ……
 こっちだってそのつもりで尻穴洗って解してきてんだ。
 代われなんて言わねぇから安心しろよ。

 うっわ、すげぇシュールだなこの光景。


[M字に脚を開かれて、半端に勃ってるのがぶらぶら揺れてる。
介護でもされてる気分だ。おむつ交換的な。
あ、萎えそう。物理的にじゃなく心理的に。

自分の意思でない、異物が触れてる感触に
訳の分からない精神ダメージを受ける。
そんなとこ他人に触れられたことはない。
いや、あるか?幼少期の座薬とか。おぼえてない。

精神的肉体的に未知の感覚に処理落ちした頭がバグって
思い切り無になる。これだよ、恐れてたのは。

さっきまではちょっとセックスっぽかったのに
これだもん。いや、こうなるのはちょっとわかってた。

内側に入り込んでくる指を
自分の指同様単純な異物としか認識できない。
反射的にひくついてるのを理解したくなくてまた無になる。]

[たぶんあれだ。主導権握ってこそのセックスって固定概念が
この違和感の原因だろうなぁって自己分析してたら
触診してたそっちのプロからゴーサインが出た様だ]


 あ、はい。


[医者で処置されているような心地の侭
なんか馬鹿みたいな返事を返したことに
流石にちょっと羞恥を覚えて口を掌で塞いだ。
多分セックスに於いて恥じらうポイントはそこではない。
わかるけど。恥ずかしかったんだから仕方あるまい。

意識してそこを緩めようとしてみるけど
ギリギリ無茶な質量がぐっと押し入ってきて
咄嗟に縋るものを求めた手が俺のじゃない腕をきつくつかんだ。

まて、と、咄嗟に出そうになった制止の言葉は
噛み締めた唇の内に消える。

ぶちゅり、中に注ぎ込んで体温に温まったジェルが
押し出されて隙間から汚い水音を立てる。
けど、生憎それどころじゃなかった。

角度、ちがくねぇか、たぶん。
きっとあってても内側から内臓を押し広げられる事には
一切変わりはないなんて事実を理解する頭は死んでいたので
脚を腰に絡めて角度を変えようともがけば
まるで欲しがって誘ってるみたいな迎える体勢になった]



 ……──、…っ、…ん゛、う…ぅ


[喉の奥を引き絞って声を堪えることに慣れた
男臭い喘ぎ声が小さく零れる。
なんか。いわかんおぼえるとこ、あったな、いま。
痛いとは違う、苦しい程辛くもなく
キモチイイには程遠いけど、なんか、多分、
それにちかい、ような。

息苦しさからすこしでも逃れようとふーふー荒い息を吐きながら
向き合いきれる気がしない現実と目を合わせるか悩む。

なるほど、排泄ですっきりするのは排泄自体が快感なんじゃない。
この異物感が一気に引き抜かれたら
そりゃあきもちいいだろうと、おもう。わかる。
いやわかりたくない。]


 りょー、じ。……きす。


[よこせ、っていまいち音になってない声で強請って、
けれど与えられるまで待ちきれなくて乱暴に引き寄せる。

深く口付ければただでさえ足りない酸素が尽きて
酸欠で頭がぐらぐらゆれた。]

[正気で向き合うことを早めに投げ出そう。
多分それがいい。精神的に、一番。
肉体的にはあんまり正解でないなんて事実よりも
兎に角逃げ出したい気持ちが勝った。]


 わ、りと。おもってた、より、へいき、……
 だから……


[だから?自分でも続きの言葉が良く解らなくて
視線が泳ぐ、記憶からこういう場面の台詞を探して。

激しくして?そんなん速攻却下するだろう
きもちよくして?いや、きもちいいとかその発想から
今まさに逃げ出したい訳でそれはない、うそでもむり
おくまでほしい?このペースでじわじわ押し込まれるわ
間違いない。

働かせることを今にも放棄したい気持ちが強すぎて
上手く働かない頭で考える。だめだわからん。]



 なぁ、直腸検査してんじゃねぇんだから。
 もっとえろく腰振ってみろよ。

 せっくす、って……そういうもんだろ?


[内緒の話でもするみたいに耳元に囁いたのは
虚無になりそうな顔を隠すためだ。

殆どやけくそに思い浮かんだまま言葉にする。
うん、なんかちがう。そもそも正解なんてあるんだろうか。

実際は苦痛とも快感ともつかない息苦しさに
歪んだ顔はそれらしい表情をしていたが無自覚なので。
そのまま顔を見られないようそのままぎゅっと
縋りつくみたいにだきしめた。

何が正解か見当たらないのででもう諦めて
本音を、そのまま、声にする。]

 
[覆って閉じ込めたせいで
 くぐもった声が直に響くのが堪らなかった。

 あなたからも求めてくれているみたいに
 繋いだ手と手が深まって
 柔らかい唇が食み返してくれるのも
 どうにも気持ちがよくて‥‥

 離れてしまった後も
 狂おしい何かが体内を吹き荒れたまま。]
 

 
[息を乱し
 肩を喘がせているあなたは
 酷く艶めいていて、ぞくりとする。

 俺の…唾液のせい?で濡れ光る形の良い一対。

 指先で肌の表面を辿るより
 もっと深く触れ合えていた気がするのは
 内蔵につながる入り口だからなのだろうか…?


   (‥‥‥‥もう一度、)

 
 眼鏡の奥の瞳に
 欲を滲ませて見つめていると
 異国の言葉が流れるように吐き出された。
 

 


   ぐーてんま…… ???


[たしか挨拶だったような気がするけれど
 不思議なタイミングに、脳内にハテナが飛んだ。
 異国の習慣も
 キスの作法も知らないから
 恥を忍んで教えてもらっておいた方が
 良いだろうかと口を開きかけて、]


   っ、 !!


[押し付けられる体に息を飲む。]
 

 
[生殖の役目を果たさせるつもりの無い
 俺の無用の長物が
 あなたを思い出しながら致した時以上に
 熱り立ってしまっていることも、
 それを知られてしまうくらいに
 密着してしまっていることも衝撃だったが、

 それ以上に、
 擦れ合うもうひとつの昂りに
 後頭部をガツンと殴られたみたいに
 脳がくらくらした。


 と、同時に膨らむのは────
 逢えなかった間、ずっと
 我慢し続けていた触れたいという
。]
 

 
[今すぐにでも、手を差し入れて
 その温度と形を
 確かめたくて仕方なくなるけれど、

 あなたには最高の幸せを捧げたいと
 誓ったばかりだから
 無理強いになってはいけないと、ぐっと堪えて

 腕を腰に回して受け止めるに留めて
 欲に掠れた声だけを送り出す。]
 

 

   …あのさ、

   アクスルが好きすぎて、俺
   おかしくなってるのかもしれないけど

   どこもかしこも
   全部 見たくて
   全部 触れたくて堪らない…、

   この前の「全部、見せて」の続き
   今、此処で望んでも構わないだろうか?

 

 


   けど…、 あなたが理想とする”仕上げ”は
   出来ない男だから、もう嫌…かな?



[あの日とは条件が違ってしまっていることに
 言いながら思い至って、
 最後は少し揺らぐような音になった。

 嫌ならどうにかして抑え切るしかない…と
 あなたの幸せを優先させるのだ…と
 決意を新たにしつつ、
 意識して柔らかい表情を作り、青い瞳を覗き込む。

 どんな答えでも受け止めるよと伝えるように。]*
 

[この人は自分の気紛れな言動が
どれだけ俺の心を搔き乱すのか分かっていない。
顔がわりと好きだとか、普段の俺の方が落ち着くとか
褒め言葉でも何でもないただの感想が
俺をどれだけ浮かれさせるか全然分かってない。

もう一年も隣で同じ時間を過ごしているのに
俺の心は彼に慣れる事なんてなくて
ずっと変わらずにこの人に恋をし続けている。

飽きもせず、どきどきしっぱなしだ。]


色気のないこと、言わないで下さいよ。


[急に素の戻る彼に笑ってしまう。
けどこんな予定調和じゃないやりとりも
白けるどころか面白くなってしまうのだから
この人は本当に俺を誑かすのが上手い。]

[押し入った衝撃で絞り出される声に
心配と同時にぞわぞわと背筋を這うような
不思議な感覚が広がっていく。

明らかに気持ちいいのとは違うくぐもった音に
大丈夫かって気遣うのが正しいのに
俺を受け入れる事に必死になってるのが
愛おしくて可愛くて――

ああ、違うな。
今この時は俺だけのものなんだって
そう言う征服欲みたいな凶暴な感じのやつだ。

求められて応じるふりで顔を寄せて
でも口付ける時は噛みつくみたいに容赦なく
呼吸を忘れたみたいに唇を貪ってやった。
息苦しさでもがく唇の動きが
俺に縋って助けを乞うみたいで気分が良い。]

[でも童貞の俺が余裕でいられたのは
所詮そのあたりまでだった。

自分だって初めてのくせに、苦しそうなくせに
わざとなのか無意識なのか
煽るような物言いをする彼に少しむっとして
半分ほどしか入ってなかった楔を押し込んでいく。

指では届かない、ぴたりと閉じた奥を
割り拓いていく感覚に腰が抜けそうになった。
小さな入り口に先端を入れるよりずっときつい。

自慰で指を使って擦り上げるのとも
柔らかく包み込んで吸い上げる口淫とも
まるで違う絞り取られるような快感に腰が止まる。

えろく腰振る?無理じゃない?
これ、動いたらどうなんの。
情けないけどすぐイく気しかしない。]

…慌てないでください。
ちゃんと慣れさせないと終わった後が、ね?

[しがみついてやらしいお願いをする彼に
頭を撫でてよしよしとなだめてやる。

無茶したら大変な事になるのは本当だ。
嘘は吐いてない。
けどそれを隠れ蓑にしているのは否めない。

少ししたら締め付けられる狭さに慣れて
今度はゆっくりと腰を引いて擦れる粘膜を味わう。
彼の要望とは真逆の動きだったけど
童貞に最初から激しさを求めるのが間違いだと
自分を正当化して正気を保った。

自分と内壁の温度が溶け合った頃合いで
今度は少しずつ早く腰をピストンしていく。
リズムもめちゃくちゃな拙い腰使いで
前立腺を探す余裕もない
ただ擦りつけるだけの動きでも
こっちの快感は加速度的に増していった。]

[最初は息遣いを耳に受けながら
相手を気遣う気持ちだけはあったのに
徐々にそんな余裕もなくなっていってしまう。]

聡さん、すみませ…っ
優しくするの、無理――ッ

[ジェルが溢れる濡れた音だったものが
次第に渇いて肌同士がぶつかる音に変わる。

要領を得たんじゃなくてただがむしゃらに
貪るだけの突き上げに自分も翻弄されて
助けを求める心算で相手の手を掴んで指を絡めた。

自分が抱きたいって言ったくせに
制御出来なくなって縋るなんて笑える。

凡そ抱いてる側だとは思えない
蕩けた甘い声を吐き出しながら腰を揺すり
速く浅いストロークで体を彼に押し付ける。]

は、っ、は、…っ
あきらさ、おれ、も、だしたい…!

もう、むり、イきたいの、がまん、むりです…っ

[初めてのセックスなのに。
想像してたより全然余裕なくて
情けなくも泣きそうな声を上げて懇願する。

僅かばかり残ったプライドが何とか保っていたけど
せり上がってくる吐精感に
それもあんまり長くはもたなくなってくる。

体を起こして相手の腰を押さえ込むと
最期と分かりやすい勢いで容赦なく突き上げて
ん、と喉を鳴らして最奥へ捩じ込むように
薄いゴムの中へ滾る白濁を吐き出した。

胸を上下させて乱れる息を整えながら
賢者タイムと言うやつでぼーっと余韻を味わって。
意識がはっきりしてくるにつれて
寒気のような嫌な感覚が背中を這い上がってきた。]

えーと、その…すみません…

[一人で盛り上がって勝手にイってしまった。

消え入るような声でバツが悪そうに言って
すり寄るように鼻先を近付ける。

身体は未だ、繋がったまま。]*

[未だ身体の奥には熱が燻っていたけれど。

見上げれば、青き月にかかる紅葉の樹影が
揺らめく湯煙の中に烟り。


 あぁ、此処に。
 妻と来れて良かったと────…

 いや、彼女という存在と出逢えて良かったと
 俺は改めて思うのだった。


そんな、互いの鼓動を間近で感じながらも
穏やかな一時に。

請うた言葉に琴羽が応える]

[慎重な彼女なればこそ、
その返事は一つ一つ噛みしめる様で。

そしてこんな時でもまた、
自分ではなく俺の負担になるのでは無いかと
そう心配するのである。
まったく、琴羽という娘は……

あぁ、無理にとは言わないぞと
ゆっくりと考えてくれれば良いと言いかけて。


琴羽がきりりと面を上げる。

その面差しは実に頼もしく]



 有り難い。

 異形退治、先日の触……蛸の様な
 妖怪であれば俺の得意領域なのだがな。

 今日のような人の霊は、
 正直不得手なのだ。

 ただでさえ、異形が巣食う場所には
 迷える魂が溜まりやすい。

 反魂の巫女である琴羽が時に場を清め、
 時に今日の様に魂を還してくれれば、
 俺にとっても御霊にとっても大助かりだ。


[そう。
己の力を風に乗せてぶつけるという
ある意味で力任せの天狗にとって、
罪の無い魂というのはどうにもやりにくい相手だったのだ。

今日もまた、消耗戦を強いられたというワケであり]



 ────故に、副次的に。

 手伝ってくれれば消耗も抑えられる。
 琴羽を求め過ぎる事も恐らく……

 恐らく、だが。
 減るのでは無かろうかと、な……


[微妙に語尾が小さくなりつつ。

けれど、そっと琴羽の髪に手を添えて]


 まぁ、だが……
 少なくとも。

  そなたは、俺が護る。
   危険になど、晒すまいよ。


[その濡れた水蜜桃の如き唇に
甘く柔らかな口付けを落としたのだった*]

【人】 アクスル

 
[息が苦しくなるほどに口づけて
 服越しに体温を伝え合って
 満たされているのにまだ足りないなんて
 燻る欲を抱えてる。

 治人と出逢い治人を通じて
 僕の世界は拡がった。

 知らなかったことを知る喜びを覚える程に
 もっと教えて欲しくなって
 欲深い自分にも気付かされてしまう。

 この欲は尽きることがないのだろう。
 生きている限り、ずっと。]
 
(61) 2020/11/03(Tue) 17:07:37

【人】 アクスル

 
[早くに幕を下ろしてしまうなんて、勿体ないよ。]
 
(62) 2020/11/03(Tue) 17:07:41
 




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