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人狼物語 三日月国


201 【身内】甲斐なき星の夜明け前

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視点:


 
[普通の人間として、懸命に今を生きている。
 世界に貢献している優越感もなく、
 命のやり取りをするような緊張感もない。

 でも、それが普通で、
 それも尊い在り方なのだと今では思う。]


              
埋もれ
は咲いた
**
 

 
[少女から背伸びして、そうして重なる影
 星は空から今日も人々を照らしていた。]
 

 
[あの日貰ったクマのぬいぐるみは、
 彩りと言うには少々浮いているようにも見えるけれど、
 オレの部屋のチェストの上に鎮座している。
 陽の光の差す窓際。部屋が一望できる一等地だ。

 次第にシオンが来ては、可愛がるようになる。
 優しい日々は脈々と重なり連なってゆく。**]
 

 
[アルカ君のクマさんの居場所は一等地の特等席。
 いいなーって言いつつもお部屋に行く度
 私のクマを連れていって仲良く隣に並んで貰って
 私達みたいだね
 って笑うんだ。]**
 

 
[輝く花畑の先にある、小さな教会と隣接されたレストラン。
 ゲストをお招きする準備は既に万端で、
 主役は舞台裏でさらにその先の準備に奔走している。

 受付を任された主役の友人たちは笑顔で招待状の確認をする。
 その為に設けられた
 流麗なデザインのコンソールテーブルの前には、
 パステルカラーの花を編んで作られた
 ハート型のフラワーリースが立てかけてある。

 コンソールの上には、主役2名の代わりに並ぶ2匹のクマ。
 よく似た姿の2匹は、
 それぞれタキシードと純白のドレスを身に纏っている。]

 

 

 ……ねぇ、久しぶりに一緒に寝たいな



不真面目になってくれてもいいよ?

 なんて口にしないけど

 いつの日か
 星の下でそう告げて、貴方を抱きしめるんだ。]**