人狼物語 三日月国


72 【R18RP】エロトラップダンジョン村【誰歓】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


― 回想

[場当たり的な強盗や暴漢は、面倒だけど怖くはない。
近頃巷を騒がせている集団の怖いところは、その強かさ。
ターゲットの選別も引き際も、決して尻尾を掴ませない。
たまたま目撃できたのも、襲われている彼女がある意味イクリールの獲物でもあったからだったりするのはここだけの話]

 ごめんなさいね、色男さん。
 いつも私達から奪うばっかりなんだもの、
 たまには譲ってくださいな。

[こちらから追い打ちをかけるほど無謀ではない。
見込み通り、自分達の命を奪う事なく速やかに退く彼らを慎重に見送った。

――中心的な彼の、鍛え上げられた身体に目を細める。

いくら隙をついていると言っても、相応の成果をあげる手強い冒険者を狙うだけある、男のそれ]


 あーぁ、勿体ないなぁ。

[戦いに身を置く者は多かれ少なかれ訳ありだけど。
冒険者とならず者とを分ける一線を胸中に引く。
美味しそうな男を警戒せざるを得ないのは残念無念だ]

 ……大丈夫? 邪魔しちゃってごめんね。

[助け起こした彼女は、震えつつも「追い剥ぎはともかく楽しんでたから手助けなんて要らなかった」と呟いている。その瞳と上気した頬に、恐怖や屈辱だけではない色が残っているのを認めて、イクリールはうきうきと瞳を潤ませた]

 もちろん、わかってたのよ。
 貴方に余計な手出しが必要なかったのは。
 我慢できなかったの。他人に触れられてる姿に…。

[きゅ、と彼女の手を握って。あらゆる手管を総動員。

その後、ギルドに保護・報告するまでの経緯についてはご想像にお任せするけれど、数週間後に岩山whereで最新の痴情のもつれがあった事だけ記しておきます]

[その後、ギルドの手配を見て。
やはり厄介な御仁だなぁという印象が確信に変わった。

ギュルセル、あるいはモンスターにつけるような二つ名は知れただろうか。新しい旋律を覚えるような気分で、イクリールはその響きを舌で転がしたものだった]**

――ダンジョン突入前――

[そもそも命を削ることで多額の報酬を得るのが冒険者である。
駆け出し冒険者であるには違いないものの、既にモンスター討伐を何度も繰り返しているテンガンは生活に不自由していなかった。
そんな生活で庶民的金銭感覚が身に付くはずもなかった。]

 それほど簡単にやられはしない。

[用心しろよという男の言葉に頷く。
彼の言葉を聞いて、テンガンはようやくこの辺りが相当治安が悪い地域なのだと気が付いた。
どうやら近道など安易にするべきではないらしい。
男の後ろを付いていきながらテンガンは周囲を油断なく警戒して歩いた。]

[途中、可愛らしい……とはお世辞にも言えない小汚らしい子供の群れが寄ってきた。
やせ細った身体に瞳だけはギラついた子供たちが慣れた様子で男から銀貨を一枚ずつ受け取る様子がテンガンには空恐ろしく感じられた。

その後も与えるというよりは投げるようにして男は銀貨で寄ってくる人間たちを追い払っていく。
良からぬ視線が自分に向いているのを感じた時は剣の柄に手をかけて鋭い眼光で威嚇したが、心の中はまるで異世界に迷い込んだかのようにテンガンは茫洋としていた。

銀貨を投げつけなければ、この人間たちは容赦なく自分を襲っていたのだろうか。
まるで同じ人間同士というよりも、格好の獲物を見つけたかのように。
どんなダンジョンに潜った時よりも、今この瞬間に異質さを感じていた。
まさか同じ人間が暮らす町の中にこのような地獄のような場所があるなんて……。]

[やがて無事裏門まで辿り着くことができた。
男が追い払う仕草をしてきたので、軽く頭を下げて感謝を示す。

男が同じ仲間たちと思しき者たちと合流しているのを横目に、テンガンは早足でさっさと裏門から町を出た。
あの男たちと同じ道を歩くことになるのは何となく良くない気がしたからだ。
これからは近道どころか裏門を利用すること自体控えた方が良さそうだ。

あの男とその仲間たちは……どうにも普通の冒険者パーティのようには見えなかった。
裏路地の途中で見かけた獲物を見るかのようなギラついた視線を向けてきた者どもと同じ臭いを感じた。

彼らが実際に悪事を働いているのを目にした訳ではないし、男には道案内をしてもらった恩がある。
だから今は彼らを成敗しようなどとは思わぬが――――もしも悪い行いをしているのを目撃した、その時には。

オレは彼らを、そしてあの男を斬るべきだろう。
それがやがては騎士になる者として正しき行いだ。]

[短いとはいえ会話を交わしたことのある相手を躊躇いなく斬れるだろうかという逡巡が、チラリとテンガンの頭を過る。]*

【人】 舞姫 イクリール

―冒険者ギルド>>0:83>>0:98


 バディ、かぁ。

[スピカがそれほど見込んでいるなら、彼も相当の実力者なんだろう。育ちのいいだけのお坊ちゃんではなく]

 ふふっ。
 彼は分かりにくいけど分かりやすい人だから、
 お困りの時は、なんでもお聞きになってね。

[冒険者のならいについてもスピカについても。

パワーが過ぎるスピカの後押し>>0:84につられて笑いつつ、「機会があったら私とも組んでね」とテンガンを見送った]
(5) 2021/05/01(Sat) 9:44:11

【人】 舞姫 イクリール


 そろそろ頃合いか。気をつけてね。
 酒場に寄ったら、スーくんのルート後追いになるから頼りにさせてもらいまーす。

[ちゃっかり後追い宣言をして、ダンジョン入口までスピカに同行する]

 冒険者に、舞神ダイスのご加護がありますように。

[回復職や聖職への反発はあれど、命懸けの稼業で験担ぎしないほど信仰心を捨てられてもなくて。

矛盾が自身を磨く事を知っているから、女はただ笑む。
スピカを見送ったイクリールはいつものように祈りを捧げてからダンジョンへ踏みいった]
(6) 2021/05/01(Sat) 9:45:22

【人】 舞姫 イクリール

―ダンジョン内―


 えっ……、

[瞬間、異様な魔力>>2の稼働を感じる。
瞬きの間に、見知らぬ空間>>0:n3に転送されていた]

 (なに、これ。罠?
  ここは、別のダンジョン? それとも、
  誰かがダンジョンを踏破して構造が変わったとか?)

[咄嗟に壁づたいに身を隠す。
少し行くと、見慣れた分かれ道に辿り着いた。どうやら、完全に未知の場所ではないらしい。

近頃、罠も構造も判明しつくした層ばかり歩いていたから、慎重にいこうと辺りを探索する。
……媚薬の霧が噴出して吸い込んでしまい、快楽を求めずにいられなくなる。vil]
(7) 2021/05/01(Sat) 9:51:30

【人】 舞姫 イクリール


 っ! けほっ……!

[モンスターが近くにいないのを確認して角を曲がった瞬間
甘く粘つくような匂いの霧が勢いよく噴出された。

咄嗟に息を止められなかった事に臍を噛みながら、毒だった時に備えて解毒キットを取り出して……取り落とす]

 ぁ、なにっ……これ…、

[頭の奥がじんとして、心臓が甘やかに脈打つ。
不用意に触りたくないのに、膝が震えて壁づたいに寄りかかってしまう。

ダンジョンに致死性の罠は付き物。
でも、これは踏んだ事のある遅延の毒や麻痺毒とは明らかに違う。……ほしい。ここがどこかなんてどうでもいい。ただこの熱に浸って快楽を貪る事だけで頭がいっぱいになった]

 悪趣味っで…惚れちゃいそ……は、ぁ…!

[端的にいって意味はわからないけれど、まずい。一息ごとに何重もの意味で身が危ない事実が霞んでいってしまう]
(10) 2021/05/01(Sat) 10:14:34

【人】 舞姫 イクリール


 あっ……ん…!

[身を休める隠れ場所を探さなくちゃ、という思考が「早く達して隠れなくちゃ」に塗り変わる。服の上から胸に触れるだけで息が乱れた]

 ぁ、う。
 ふぁ……んっ、奥、足りな……、

[スリットから忍び込んだ手が、花芯を撫でるだけでとろとろと蜜があふれる。迷いなく中に指をつきいれて絶頂を急ぐ。細い指の物足りなさに2本、3本増えた指は、自分のものでないかのように動くのに、まだ足りない。早く、早く。

イクリールは懸命に息を殺しながら、びくびくと背を震わせた*]
(11) 2021/05/01(Sat) 10:16:16
舞姫 イクリールは、メモを貼った。
(a2) 2021/05/01(Sat) 10:20:35

─ 回想・冒険者時代 ─

[10年ほど前、男がまだ10代後半の若造だったころ。
罠の解除や宝箱の解錠の腕を買われ、あちこちのダンジョンに連れ回されていた。

戦闘能力こそ並程度だったが、ダンジョン深部の宝を狙う冒険者たちに必要不可欠な役どころ。
凄腕シーフと名を馳せて、男は各地のダンジョン深部の攻略に一役買っていた。

男にも冒険を楽しんでいた頃はあったのだ。

だが、あるときぱたりとダンジョンに潜らなくなった。
そのしばらく後からスラム街に住み着くようになり、今では二つ名がつけられ、手配書に名が載るまでになった。

   
 ハイエナ

“瞬風の鬣犬”
誰かが名付けたらしい二つ名を、男が自分から名乗ることはない。
冒険者稼業をやめてならず者に身を堕とした理由も、仲間内にさえ語っていなかった。

男が最後にパーティを組んで冒険に赴いたとき、その中から死者が出たという噂は一部で流れているようだ]*

─ 回想・スラム街 ─

[道案内をしている途中、ちらりと背後を振り返ると、お坊ちゃまは地獄に落ちたかのような顔をしていた。

育ちの良さそうな彼がこの区域を知らないことに不思議はないが、こうして異質なものを見るかのようにされれば不快感が掻き立てられた。

──やはり助けなければよかったか。
  餌食になってもらったほうが、ここで暮らす者たちの
  苦しみが伝わったろうか。

そんなことを考えながら無事裏門にたどり着き、追い払うと、お坊ちゃまは素直に立ち去っていった]

[「なんであんなの助けたんです?」
仲間に問われて、男は肩をすくめた]


 なんとなくな。


[そう、なんとなくとしか言いようがなかった。

懇意の仲間はそばにいなかったが、大声をあげれば住人たちは駆けつけたろう。集団で襲って山分けでもよかったはずだ。

男がそうしなかったのは、あの騎士のあまりにも汚れを知らない様子に、少しばかり毒気を抜かれてしまっていたからかもしれない]**

【人】 舞姫 イクリール


 あっ、ぁ、っ……!

[もどかしい快楽に夢中になって、声>>15がかけられるまで男の接近に気づいていなかった。揶揄うような声が敏感な身体に低く響いて、カッと頭に昇った羞恥に、余裕を失ってしまう。

慌てて指を引き抜いて転身しようとした衝撃に小さく達して、イクリールは声にならない声をもらした]

 はあっ、はぁ、は……。

[彼だ。あの日襲われていた娘の仕上がりぶりを思い出して
奇妙な状況への恐怖と焦燥が甘く変質していく]

 やっぱり、お行儀のわるい、ひと。
 取るものも、ない女に……いじわる言いに、きたの?

[乾いた唇を湿そうと、紅い舌が覗く。
まだ鬣に触れられなさそうな距離に、彼を睨む瞳は潤みきっていた*]
(20) 2021/05/01(Sat) 11:20:15
舞姫 イクリールは、メモを貼った。
(a5) 2021/05/01(Sat) 11:23:01

【人】 舞姫 イクリール

[片膝をつかれて、視線の高さがかち合う。>>21
胸元を飾るルビー、金の腕輪、魔石がついたアンクレットを目敏く指されて、ぐらぐらの理性がアラートを鳴らしている]

 はぁ……もう…こわいひと。
 花びらを千切っちゃだめって、ご存知ないの。

[平静だったら、彼が一人であるのに気づいて交渉するか、隙をついて逃げる術を考えただろう。太もものホルスターのナイフは見せる武器。こういうときのために、ふわりと広がる袖のなかに隠し針を仕込んでもいたから]

 ………。

[彼の佇まいが纏う、酷薄な色。
普段なら、心身と財産にダメージの少ない手を探るための材料になるはずのそれが、熱の残る身体をぞくぞくと震わせた]
(28) 2021/05/01(Sat) 14:17:07

【人】 舞姫 イクリール

 ――お願い……ひどいこと、しないで。
 アンクレットと服だけは見逃して?

[少しの間伏せていた睫毛の下から、彼を見つめる。アンクレットは仲間の形見なの、とついた嘘は世慣れた者には見抜かれてしまうかもしれないけれど。これが一番高価だから]

 その分の"対価"は払うわ。
 私じゃ、その気になれない……?
 
[どんなに強い男でも、欲望を放つ瞬間は隙ができるもの。しおらしく奉仕に徹すれば何とか出来るはず。

いまだ残る霧に思考を影響されていることに無自覚なまま羞じらいに頬を赤らめてみせながらも、女の瞳には男を侮る反発心が滲んでいた*]
(29) 2021/05/01(Sat) 14:18:17

【人】 舞姫 イクリール

[抜き取られたナイフ>>30が、向こうの地面に乾いた音をたてて転がった。抗う素振りくらい見せておくべきだったのに、触れた手の大きさ、武骨な指の節に気をとられて、ただひくんと肩を揺らすだけ。

どこまでしてくれるんだろう……じゃなくて。どこまでで済ませられるか、リカバリーを考えなくちゃいけないのに。身体のどこかが、少しずつ決定的な変化をし始めている。

気を抜くと、子種と淫蕩に意識が流れてしまう。

――ここが、一番蜜を集められる/実を結べる。
見知らぬ男と女の声が同時に重なって響いた気がして、湿った息を吐く]
(32) 2021/05/01(Sat) 18:18:00

【人】 舞姫 イクリール


 遠慮のない鬣犬さん!
 こちらの方も瞬風でも、余分に取り立てないでね。

[はらりと胸の合わせが肌蹴る。>>31
すっかり出来上がってしまった女に余裕はなく、怯えるなり明るく振る舞うなり装う事もできず、無用な煽りが口をつく。

彼にその気があるとはいえ、まだ雄は兆していないだろうと、彼の様子>>31にはまだ気づけないで思案する]
(33) 2021/05/01(Sat) 18:21:36

【人】 舞姫 イクリール


 えぇ、と。座ってくださる。

[今は歯向かう気がないのを示すように壁に背を預けて示したのは、イクリールの冒険道具をまとめた背嚢の上。彼が応じるにしろ拒んだにしろ、女は膝だちで男の下肢の衣装を緩めようとする。

服が乱れたついでに、胸を抑える下着を外して男の掌に余るほどの白い胸を惜しげもなくさらした]

 この姿勢なら"キス"しても構わないでしょう?

[淡く色づく唇を薄く開けて上目にうかがったのは"彼自身"に口と胸で奉仕する許可。この距離で歯を立てようものなら、頭や顎、女の細首はただではすまないだろう*]
(34) 2021/05/01(Sat) 18:22:58

【人】 舞姫 イクリール

[男の用心深さ>>35に喉を鳴らして/むっと口を結んで、女は目をすがめた。話が早い/隙を狙いにくいじゃないか]

 怖がりさん。
 生ものを食べるのは苦手なのね。

[大丈夫、大丈夫。何とでもやりようはあるんだから。
言い聞かせるように胸の裡で唱えて、露になった彼自身に一瞬身体を固くした。長いものも太いものも経験はあるけれど、合わせ技の凶悪さだ。上からの体位に躊躇いが生まれるくらいに]

 …なーん、だ。
 待てが出来なかったんなら、仕方ない、わ。

[きっかり等分の興奮と怯みに下腹が熱くなる。
背を預けるのは避けたかったから、対面でぎこちなく肩に手をかける]
(36) 2021/05/01(Sat) 19:24:37

【人】 舞姫 イクリール


 んっ、ぅ……!

[2、3度熱く潤んだ入口を擦り付けてから意を決して腰を沈めた]

 は、ぁ……あつ……、っ…!

[一番太い所を飲み込んで幹の半ばまで来たところで、女の動きが止まる。一瞬緩んだ中が子種を欲しがってぎゅっとしがみつくのを誤魔化そうと、喉を反らして声を飲み込む。

こんなの変だ。これきしのことで、気持ちよくなんてない。

そのまますべて受け入れようとして、先端が自身の最奥をつついたのに気付いた。これ以上は、無理だと冷静な頭が怯えている。気を抜くと重力のままに行きそうになる身体を震わせながら、男の肩にすがって腰を持ち上げようと手を伸ばす*]
(37) 2021/05/01(Sat) 19:27:11

【人】 舞姫 イクリール


 や、待っ……ーー〜っ!

[一際生々しい水音と肌がぶつかる音が響く。>>40
逞しい腕のなかで女の身体は玩具のように跳ねた]

 ひっ、い、ぁ…! あぁあっ……!

[収まった熱が確かな質量で身のうちを抉っている。

かさが子宮を抉じ開けそうな衝撃と苦痛に、あえかに藻掻く。押し付けた胸が複雑に歪む。はくはくと上手く息も出来ないまま唇が震えた。

かくん、と脱力した拍子に今まで存在も知らなかった未開拓の場所を突かれて、額に汗が浮かんだ]
(49) 2021/05/01(Sat) 21:26:47

【人】 舞姫 イクリール


 ――ぁ……? 

[ちかちかと火花が散り続けている。とりとめない火が、脳天から指先までを暖めている。

既知の快楽と違いすぎて理解が追い付いていないのに、男にすがりついているせいで動きが小さいものの、腰は新しい味を覚えようとかくかく揺れていた]

 やだっ……やぁ……♡
 い、ぃたい…の、動かないで……。

[苦痛と紙一重の感覚に、言動が矛盾する。
陶酔しきった瞳が、混乱のなか男を求めて空をさ迷った*]
(50) 2021/05/01(Sat) 21:29:18

【人】 舞姫 イクリール

[漏れ聞こえた笑み>>54に、かぁと頬に血が昇る。
今まさに動いていながらなんて意地が悪いの、とままならなさに憤る自分と悟られた羞恥に悦ぶ自分がいた]

 い、今、するところ……だったんだか、ら。

[潤んだ瞳で睨むのが閨では甘えるのと同義なのを知りながらも、男を睨まずにいられなかった。

抱かれるままに上体を預けてゆっくり腰を上げる。
ずるる、と内壁を持っていかれそうな感覚が続くのが、あまりにも長くて背中が震えた。薬で過敏になった中が、貪欲に男を包み込むのが自分にもわかる。男の形から意識をそらし、高く上がった尻を、勢いよく落とした]

 ふっ、ぁ……う…!
 あぁんっ! あっ、ひ……あっ!
(63) 2021/05/01(Sat) 23:08:48

【人】 舞姫 イクリール

[切れ切れの喘ぎのなか、女は少し調子を取り戻していた。――自分で動いている間は、最奥を不用意に犯されずに済む。未知を避ける素振りさえ見せなければやり過ごせるだろうと高を括っていた。

慣れた"良いところ"に男を誘い込みながら、時々ぎこちなく腰を回して最奥にぐりぐりと擦り付ける]

 っーー〜…♡

[その度に動きが止まり、徐々に腰の高さと速さが落ちている事に、女は無自覚だった*]
(64) 2021/05/01(Sat) 23:11:47
─ 前回稼働時 ─


  ほうら、話してごらん?
  キミはどんなえっちなことをされてみたいの?


[オレの目の前には清純派の女騎士がいた。恥辱に耐えかねて「くっ、殺せ」とか言っちゃうコだ。
 けど、こういうコって内心めちゃくちゃ犯されたがってたりするんだよな〜。
 だから突撃インタビューをしてみたんだ。

 ま、このコが喋らなくても、オレは心を読めるけど。
 自力で喋れたら、淫魔に一歩近づくかもね]

 
  ……へぇ〜、そう。
  屈強な男に組み敷かれて、無理やり犯されて、
  たーっぷり中に出してほしいんだー?


[彼女は何も言わなかったけど、読み取った欲望をオレが言葉にしてあげた。
 真っ赤になって震える彼女は素直になりきれない。
 頭にはここで出会った誰とまで顔が浮かんでるのが、オレにはバレバレなんだけどね?]


  連れてきてあげよっか〜?
  なんなら邪魔な理性も飛ばしてあげるよ〜。


[オレの申し出はすげなく拒否された。
 ざーんねん。
 でも、彼が彼女の元に引き寄せられるように魔法はかけておいてあげよう。もちろん、副作用つきで]**

【人】 舞姫 イクリール

[ぐずぐずに蕩けた粘膜が震える。擦れた胸の頂がつんと興奮を主張している。

息を乱して絶頂の波をやり過ごしながら、男の熱が弾けるのはまだかまだかと図っていた時だった]

 何のはな、――……!

[触れられたくない話>>69を反らそうと重ねようとした言葉が浮遊感に途絶える。最初よりはこなれてきたとはいえ、不意打ちに最奥まで凶器に貫かれてひゅっと喉が鳴る]

 ふ、深いっ……だめ、待って、待…!

[男の長く力強いストロークは止まらない。自分では届かない、届かせたくない場所へ。それも、何もかも暴くように何度も角度を変えながら。

悲鳴と嬌声が入れ代わり立ち代わり混じった声をあげながら男の胸を掻く女の手は、やがて力なく投げ出されて抽送の度に揺れるばかりになっていった]
(77) 2021/05/02(Sun) 0:31:57

【人】 舞姫 イクリール


 あっ、ぁ、あ、あ……、ひぅ…!

[腹側の浅い場所から、辿るように最奥へ。狙いをつけるようにとんとんと突かれた直後に深々と貫かれた瞬間、女の爪先がきゅっと丸まり、痙攣するように中が疼いた]

 これぇ……やだっ……だめ、ゆるして…!

[昇りつめるような絶頂の奥に、燃えるような何かがある。身も世もなく悶えながら、女は甘く泣きじゃくる。

しんじゃう、と囁いた。
閨でそれが意味するかは、頭から吹き飛んでいた**]
(78) 2021/05/02(Sun) 0:34:11

【人】 舞姫 イクリール


 んぁあっ……!
 やだやだっ、めって、る、のにぃ…!
 ひっ、や、ぁぁぁ……あんっ!

[暴力的なほどの快楽に追い詰められていく。>>79
腕に力が入らない分、繋がりを余計に意識してしまい、止まってと男の腰に絡めた足は、もはや甘く続きをねだる役にしか立っていない]

 はっ…ぁ、あ、――んううぅ……!

[的確に繰り返される責めに、耐えきれず昇りつめる。きつく柔らかく締め上げた男自身もより硬く太く張りつめて……容赦なく女を蹂躙していく。

本当に死んでしまうと思った。
極めたと思った絶頂の向こう側で、その味を覚えた最奥が苦痛さえ悦楽に変換して身体を焼き付くそうとしている。
終わらない快楽に、泣いて、泣いて、啼いていた]
(81) 2021/05/02(Sun) 8:22:32

【人】 舞姫 イクリール

[戦場でも閨でも、どんな時だって自分の思うままに動く身体は踊り子の誇りだった。なのに、翻弄され、精を搾り取るだけの動きも止められない無様さときたら――最悪だった。それがあまりにも気持ちいいという事実が]

 ぁー……ぁぁぁ……♡

[ついに熱が弾ける。>>80
一滴も逃すまいと中がうねり、口づけるように最奥が吸い付いていた。

どこまでも奥へ奥へ男に侵されながら痛いほどに抱きすくめられて、快感を反らしようもなくすべてを受け止める。強い雄に食らいつくされる悦びと屈辱に吐精の度にひくひく悶えていては、何の反撃も出来ようはずがない。

せめて蕩けきった雌の顔を見られまいと男の肩にすり寄ったところで、イクリールの意識は途絶えた*]
(82) 2021/05/02(Sun) 8:24:59

【人】 舞姫 イクリール

― 休憩室>>85 >>0:n6

 ――ん、ぅう……。

[腰の奥の重苦しさに呻いた拍子に、清潔なシーツの滑らかさが頬をくすぐった。ダンジョンに不似合いな感触に、ぼんやりと目を開ける。

綺麗な小部屋にぎょっとして辺りを見回すと、ベッドサイドにはローションとコンドームがあった。
――まさか娼家にでも売り払われた!?


好き勝手された腹いせに、瞬風の鬣犬のイメージは面と身体と行為が「ちょっと」イイだけの外道になっていた。「選択肢はちらつかせたが選ばせるとは言ってねぇぜ」みたいな。当たらずとも遠くないはず。

ところが男は律儀に約束を守っていたし、扉外の様子を見るにどうやらまだダンジョン内なのは確かなようだった]

 ルビーで損切りして逃げる予定だったのに…!

[きっちり腕輪も取り立てられている。そのくせ、放置せず毛布までかけられていたのが、かえって悔しかった]
(92) 2021/05/02(Sun) 15:18:00

【人】 舞姫 イクリール

[複雑な感情をふかふかの枕にぶつけていたら、とろりと白濁が内腿を伝って慌てて拭い去る。まだ、奥から零れ出そうな感覚があった。

異常な欲求は薄れていたが、いまだに男の熱の形が残っているような違和感残る、鈍く痺れる腹。散々貫かれた辺りに手を当てる。――こんなところまで、届いてたんだ]

  ……もぉーー〜!

[変な霧さえなければ逆に手玉に取ってやったのに。
覚えてなさい、と口走りかけてベッドに沈む。
こんな三下負け惜しみムーブ、自分の美学に反する]
(93) 2021/05/02(Sun) 15:23:40

【人】 舞姫 イクリール


 からだ……洗わな、きゃ…、ナイフも……。

[気だるくて、うっかりすると眠ってしまいそうだった。

なぜか頭の中で妊娠の可能性はぼやけていたけれど、あちこちべたべたで目元も赤くなっている。ダンジョンも未知数とはいえ同じ場所に居続けるのも怖い。

そうは思っても疲労には勝てなかった。]
(94) 2021/05/02(Sun) 15:26:28

【人】 舞姫 イクリール

[ベッドの誘惑に負けて、まぶたが降りていく。
夢うつつに聞いた誰かの声>>85を思い出して、夢見が悪い。

今度は、選ぶのも遊ぶのも私の方なんだから。
ううん、次なんて、きっと、ないけれど……。

あと少し、あと52分だけ。乱れた衣装、ぐちゃぐちゃの身体のままイクリールは眠りに落ちた**]
(95) 2021/05/02(Sun) 15:39:20
舞姫 イクリールは、メモを貼った。
(a15) 2021/05/02(Sun) 15:41:31

─ 前回稼働時 その2 ─


  え、オレ?
  どっちかっていうとインキュバスかな。
  でも、サキュバスにもなれるよ〜。


[淫魔といえばサキュバスかインキュバス、と思っている人間は多いらしい。
 表裏一体なことはみんな知らないのかな。
 目の前にいる吟遊詩人のお兄さんも、別々の存在だと思っていたようだ。

 せっかくだからオレは身体を女体に作り替えて見せることにした。
 肩幅が縮み、胸が膨らみ、ウエストがくびれ、腰から脚までが曲線を描く。
 元々少ない筋肉が更に落ち、肌がふっくらとし、顔つきも幼くなる。

 ミシミシと骨が軋む感覚だけは馴染めない。
 それを除けば、結構楽しい。
 目の前の人間が目を丸くしたり、オレの身体の性別が変わるだけで性欲を剥き出しにしてきたりして、その反応を見るのがたまんないんだよね]

[さて、この吟遊詩人さんは女体のオレが気に入ったらしい。
 人間のオスはサキュバスが好きだよね]


  ふふっ、いいよ。
  どんなことしたいのか見せてごらん?


[抱きついてくる彼の頭の中を覗かせてもらう。
 なるほど、女淫魔に上に乗られて貪られたいのかー。人気のパターンだな〜。
 リクエストに応えるついでに、全身の感度を上げてあちこち開発してあげよう。
 他の人間相手でもいっぱい気持ちよくなれるようにね♡]**

[母は、清純な青銀の髪をした修道女だった。
回復魔法の名手の母は、娘を厳しく躾けようとした。心を病んだ自分を育て直そうとするように。

なぜ淫魔を口実に父の名を明かさなかったのかなんて知らない。
イクリールは胸を締め付ける貞淑な服を捨て、赤い髪を黒くする染め粉を捨て、故郷を母を捨てた。

性行為は悪と言いながら結婚を義務付けられるより、望む相手と刹那的に"いいこと"を楽しむ方が良かったから。

――母のように生きるなんてごめんだったから。彼女と全く違うものになれるならと、命をチップに賭けに負けるまでを謳歌する生を選んだ]

[まったく意図しない形で、早々と
その願いが叶おうとしてしまっているなんてこと。

イクリールは、それこそ夢にも思っていなかった]

【人】 舞姫 イクリール

[天も地もない不思議な空間に漂っていた。

行為の名残なのか、まだ人の身には男とも女ともつかない淫魔を名乗る人影に誘惑される、夢]

 おあいにくさま、相手には困ってないの。
 私は母上……母さんとは違うんだから。

[淫魔を信じない女は、夢の中でも我を通して目も合わせない。心の脆いところを溢しはしたけれど]

 あっちいって、私踊るの。歌うのよ。

[より深い眠りに落ちようとした時だった。
――新たに軽薄な声>>97が甘やかに話しかけてきたのは。不思議な親しみと目眩がするような響きが、女の口を滑らかにした]
(108) 2021/05/02(Sun) 21:23:20

【人】 舞姫 イクリール

 …………。
 気持ちいこと、ぜんぶ、知りたい。お腹いっぱいに…

[きゅんと下腹が疼く。
凶悪なモノで心身を蹂躙された快感。下の口だけであれほどなのだから、きっとこの身体はもっと――淫らになれる]

 ……ちが、違う。
 それなりに楽しむ方がいい。誰だっていい。
 こんなところでさえ、なかったら……、私は、…!

[はっと正気にかえったものの、上辺でこの状況を否定しようと思い描いた未知への欲望は既に読み取られていた。

曖昧な人影が赤髪の男と金髪の女に変化する]
(109) 2021/05/02(Sun) 21:27:49

【人】 舞姫 イクリール

[前から男が深く口づけながら胸を愛撫し、後ろから女が胸を押し当て耳を舐め、どちらのものともつかない手が尻を、花芯を、入口を悪戯に火照らせていく。

指の股さえ余さず、全身を舌が、指が、性器があらゆる快楽を与えてきて、上下も左右もぐちゃぐちゃに乱れていく。

夢の世界に限りはない。
何度も、イッて、逝って、いって……。

肌と肌が合わさっているのに、まるで溶けたような一体感。生来抱えていた反発心も寂しさも、嬌声をあげ続けた喉が潰れる頃にはすっかり消え去っていた]
(110) 2021/05/02(Sun) 21:28:47

【人】 舞姫 イクリール

[びくびくと背を反らしながら目を覚ます。
濡れた秘所が、鬱血痕の一つもない肌が、物足りなさを訴えていた。

性別も形も熱も自在の彼らを思い出して、うっとりと虚空を見つめる。悪いことも良いことも、もっと女の快楽を極めたなら、あのようになれるんだろうか。

現実が夢の延長であるかのように記憶は鮮やかで"淫魔の子"と呼ばれるのを拒んだ女は限りなく淫魔そのものに近くなっていた。

鬣犬に抉じ開けられた扉の向こうに丁寧に道を引かれて、もはやイクリールの脳裏に脱出が浮かぶことはなかった]
(112) 2021/05/02(Sun) 21:34:55

【人】 舞姫 イクリール

[びくびくと背を反らしながら目を覚ます。
濡れた秘所が、鬱血痕の一つもない肌が、物足りなさを訴えていた。

性別も形も熱も自在の彼らを思い出して、うっとりと虚空を見つめる。悪いことも良いことも、もっと女の快楽を極めたなら、あのようになれるんだろうか。

現実が夢の延長であるかのように記憶は鮮やかで"淫魔の子"と呼ばれるのを拒んだ女は限りなく淫魔そのものに近くなっていた。

鬣犬に抉じ開けられた扉の向こうに丁寧に道を引かれて、もはやイクリールの脳裏に脱出が浮かぶことはなかった]**
(113) 2021/05/02(Sun) 21:35:05

【人】 舞姫 イクリール

―ダンジョン通路―

[ある種の方向にだけ鋭敏になった感覚が、ダンジョン内がパーティー会場であるのを悟る。盛った魔物や人間の淫蕩の気配を探りながら、よろよろ歩いた。

いろんな体液に汚れた服はあえて脱いでしまって、シーツを巻き付ける。内腿に白濁を伝わせ明らかに暴行された女の方が便利そうだったから。

投げ捨てられたナイフを探すのを表だった口実にしよう*]
(117) 2021/05/02(Sun) 21:43:26
舞姫 イクリールは、メモを貼った。
(a21) 2021/05/02(Sun) 21:49:31

【人】 舞姫 イクリール


 あっ……!

[傷つき無防備な状態で男の声>>120を聞いた女らしく、びくりと大きく肩を震わせる。瞳が潤んでいる理由は、湯上がりの匂いを嗅ぎ付けて淫蕩を想像したからだったけれど]

 テンガン、さん?
 よかった……貴方は、無事…だったのね。

[ほっと息をついて、へたりこむ]

 ダンジョンに入ってから、何もかもおかしくて……
 妙な霧にまかれてる間に、や、野盗に会っちゃって。
 何でもないのよ、何でもないんだけど!

[ちょっとやりすぎかな、と思いつつ震えながら気丈に微笑む。もし彼が手を貸そうとしても、自分は汚れているからと躊躇ってみせるだろう*]
(123) 2021/05/02(Sun) 22:22:28
舞姫 イクリールは、メモを貼った。
(a24) 2021/05/02(Sun) 22:26:21

【人】 舞姫 イクリール


 ――大浴場が?
 そんなものまであったなんて。
 罠も階層も出口も、めちゃくちゃになってるのかな…。

[真っ直ぐすぎる青年の反応>>126に、密かにテンガンをターゲットに定める]

 テンガンさん……、

 仲間の形見もナイフも奪われてしまって、心細かったの…。
 ほんとうに、ほんとうにありがとうございます。

[恐る恐る手を握り返し、不自然にならない範囲でよろめいて腕にすがりながら、さりげなくシーツ越しの胸を押し付ける。

ここぞとばかりに"野盗"の罪を盛りつつ、汚れない高潔な騎士に感極まったようにひとつ落とした涙を拭って、大浴場を目指した]
(134) 2021/05/02(Sun) 23:33:40

【人】 舞姫 イクリール

―大浴場>>n1

[テンガンの言う通り、そこには綺麗なタオルや入浴の準備が整っていた。彼の背に隠れさせて貰って、汚れを拭えるだけ拭う。棚を探れば衣装のひとつもあるかもしれない]

 あ、あの。テンガンさん。
 時間を取らせてしまって申し訳ないのだけど……。

[言いにくそうに言葉を詰まらせ、足をもじもじさせて俯く]

 お風呂で……後始末、してる間。
 ここで服を探していただいても、いい?

 本当は一緒に来てほしいくらいだけど、
 もし何かあっても貴方が来てくださるって信じてるから。

[そうして企みはしおらしい態度の下に隠しつつ、彼の様子をうかがった*]
(135) 2021/05/02(Sun) 23:36:33

【人】 舞姫 イクリール

[なんて清々しい人なんだろう。これは、本当に助かるかもしれない。快諾してくれたテンガン>>139にお礼を言って、女は浴場に踏みいった。

広い湯殿と洗い場には、係員と(5)1d6人ほどの気配。
扉を閉めて、早速身体を覆うシーツやタオルを押さえる手元に隠していた2本の手錠を洗い桶の中に出す。休憩室で見つけた金属製のそれは、見た目以上に頑丈だった。特殊な素材か、魅了の術で拘束性を高めているのかもしれない。

もしも通路で出会っていたのが外道や用心深い冒険者だったら、シーツの下を改められていただろう。

一応、手ぶらをアピールする為に頼りなげに身を預けてみたりはしたけれど、そんな必要などないほど、テンガン>>138は紳士的に振る舞ってくれた]

 あぁ、嬉しい。
 お礼に、たくさん教えて差し上げなくちゃ――の、ならい。

[イクリールは、にっこり微笑んだ。
冒険者の、と口が動かない事にもはや違和感はなかったから]
(142) 2021/05/03(Mon) 6:32:14

【人】 舞姫 イクリール

[距離を取って湯殿を使う者、洗い場で楽しそうに遊んでいる者が5人。呆然としている子も乗り気な子も、皆かわいい。

せっかくの子種を掻き出すつもりはなかったけれど、あまり早くに事を起こしても不自然だから、軽く湯に浸かってゆっくり5を数えた。

悲鳴をあげたら彼はきっと来てくれるだろうけど、女の細腕で実力者の彼の動きを封じるのは難しい。"分け前"が減るのは癪だが誰か巻き込むのが得策だろうと考える]
(143) 2021/05/03(Mon) 6:39:13

【人】 舞姫 イクリール

[長湯をしようも素早く身を清め去ろうともしない女の様子に、係員なのか何なのか、男がオイルマッサージを申し出てきた。

女の知るところではないけれど、先ほど美味そうな青年>>111を逃した為に乗り気そうな獲物を探していたのかもしれない]

 わぁ、素敵。
 お願いしていいかしら。……私に、じゃないけれど。

[ちょうどいい、"まだ"自分に足りない男性性も補える。渡りに船とばかりに手招いて、そっと耳打ちする。扉のすぐそこの床に盛大にオイルを溢してから一芝居うつことにした]

 ………きゃぁあああっ…!

[テンガンが扉を開けたなら、胸元を手で隠すイクリールに掴みかかる男が一番に目に入るだろう。彼が男の腕を掴むなり足を滑らせるなりしたら、その機に片方の手首と足首を繋いでしまうつもりで、女は掠れた悲鳴をあげた**]
(144) 2021/05/03(Mon) 6:59:47
舞姫 イクリールは、メモを貼った。
(a28) 2021/05/03(Mon) 7:05:09

【人】 舞姫 イクリール


 女子どもを守るものとして疑わない。
 貴顕の鑑ね。

[はたして、狙い通り最初の関門をクリアできた。>>146
よく響く鎧の音に瞳を輝かせながら、躊躇いなく動く。なおも助けようとしてくれるテンガン>>147の影から素早く右の手足を拘束した]

 ………何だと思う?

[恐怖の影もなくふわりと微笑んで彼の胸を押し、さっさと左手足も鎖に繋いで。ついでに剣を奪った女は、一糸纏わぬ姿でするりと蛇のように距離を取った。

痛い目を見る覚悟もしていたけど、日頃の行いが良かったようだ――テンガンの。事態を飲み込めていない様子に、ぞくぞくする。

閃きかけた剣に真っ青だった男が「話が違う」とぼやくのを言いくるめる様子から、脅迫されて仕方なく、なんて線は否定できたろうか]
(153) 2021/05/03(Mon) 12:56:37

【人】 舞姫 イクリール


 助けてくれてありがと、テンガンさん。
 いい格好だわ、とっても素敵!

[鎖が鳴る程度の遊びはあるものの、地に背をつけても身を起こそうとしても、開脚を強いられ安定しない不自然な姿勢。

男は余程恐ろしかったのか、テンガンの頭を押さえつけて腰を上げた姿勢にしながら、包装紙を剥ぐように丁寧に鎧の肩当てや胸当てを外している]

 私ね……とっても困ってたの。
 このダンジョンのこと、全然わからないんだもの。
 もっと、もっと…気持ちよくなりたいのに。
 
[浴場の蒸気と興奮に、舐めあげた唇は血のように赤い]
(154) 2021/05/03(Mon) 12:58:44

【人】 舞姫 イクリール

                    ・・・
 だからテンガンさんに教えて頂けそうで、助かるわ。

 もちろん、ただでなんて言わない。
 私に教えられる事はなんでもお聞きになってね。
 貴方もスーくんも余計なお世話は要らないんでしょうけど。

[初対面>>5の時と同じなのは、何でもないような優しげな声だけ。女は流れるように異常な言動を続けようとする]

 たとえばね、テンガンさんは御存じ?
 全裸よりも半端に脱がされた状態の方が動きを制限されるし
 ……いけないことしてるみたいで、とってもいいってこと。

[警戒する男ではなく、隙をついて"イクリール"に反撃しようと思えばテンガンの実力なら容易いだろう。

こんな事をしでかしていながら、彼を信じきった様子で膝まで下肢の服を脱がそうとしていたから。守ってくれるでしょう、と*]
(155) 2021/05/03(Mon) 13:01:29
[10年ほど前、男は冒険者としてあちこちを旅していた。

ダンジョンの深部を探索し、あわよくば踏破しようというパーティに声をかけられ、加入したことがあった。

そのパーティは高名な魔法使いにも声をかけていた。
とんがり帽子がトレードマークの女魔法使いだった。
誰かと組むことは滅多に無いのだという。
それでも仲間になってほしい、一時的なものでいいから、とパーティリーダーが必死になって口説いていた。

それが今犯している少女かどうかまで、思考を巡らせる余裕はなかった。
男にとっては思い出したくない頃の出来事だからだ。

その頃の男は今ほど粗野ではなかったし、快活な青年だった。
育ちは良くないものの、人を敬う心は持っていた。

体格と髪や肌の色は昔とそう変わらないが、声や顔つきは年相応に変化したし、髪も髭も伸びた。
変わらないものは身に宿す僅かな魔力くらいだろう。

当時会ったことがあっても、同一人物と気付くことは難しいかもしれない]

【人】 舞姫 イクリール


 ほんとうの、私?

[何を言われても聞く耳を持つつもりはなかったのに。>>164

淫らな夢の延長を生きる身体が止まったのは、テンガンの声が酷く誠実で気に障った/胸に刺さったからだった。続いていくはずだった日常。あったかもしれない、テンガンとパーティを組みスピカにイルと呼ばれ続ける未来。

熱に浮かされた顔に困惑が浮かび、かすかな罪悪感が滲み――最後には、一切の表情が消えた]

 住む世界がちがうひとって、みんなそう。
 過ちを取り返せるって、信じてるのね。

[ひたむきで、正しくて、めちゃくちゃにしたくなる。

そう、ずっとそう思っていた、はずだ。頭が痛む]
(172) 2021/05/03(Mon) 21:22:48

【人】 舞姫 イクリール


 スーくん。……スーくん。
 案外、貴方たち面白いコンビになれたんだろうなあ。

[己には見られないものとして未来を語る。

戻らないものはいくつもあって、どんなに慕わしい縁だって長くは続きやしない。テンガンにもスピカにも、帰るべき日だまりがあるだろうから……ほんの一時、淫蕩な夢に沈めて帰さないことの何が悪いんだろう]

 心なんて見えないモノについてどうこう言って、
 ――何の意味があるっていうの。
 焦らすなら、もっと愉しいことおっしゃってよ…。

[語尾を揺らしながらも、テンガンの下衣を一気に下ろしてしまう。そうして、半ば装備を解かれた彼の身体をひっくり返して真正面に睨み付ける]
(173) 2021/05/03(Mon) 21:27:29

【人】 舞姫 イクリール


 取り返しなんてつかないの。
 私は、たしかな肉体のことしか、信じないわ。

 過去も、今も、これからも。
 善いモノなんか、見たこともなったこともない…!

[貴方は忘れられると言うの、と震え声で囁く]

 ここでなら、身体と身体になんの隔てもない。
 だって、貴方だって気持ちよかったでしょう?

[ただの鎌かけだったけれど。
テンガンの端正な顔を撫で、肉体を視線で犯す。この性質、容姿が踏み荒らされないとは思えなかったから、悪魔の赤を揺らしながら"見ていた"かのように唇を歪めた*]
(174) 2021/05/03(Mon) 21:28:13
 
[ ――― 今からおよそ十年くらい前の話。
 まだ私がアラナイ
(アラウンド90歳)
だった頃。
 とあるパーティに加入を誘われたことがあった。
 
 そのつもりはないから、と何度断っても、
 あまりにもしつこく口説かれるものだから、
 ついに根負けして、少しの間だけ手助けしたのだったか。
 
 今となってはもう冒険の内容も、仲間の顔も、
 あまり詳しくは思い出せないのだけれど。
 まあ、決して悪い思い出ではなかったように思う。]
 

  
[ 数少ない、ちゃんと思い出せる出来事といえば。
 パーティの一員である色黒の青年に。]
 
    ・・
「ねえ、坊や。
 君は魔力の量はともかく質は中々なのだから、
 シーフなどより魔術師を目指してみたらどうかな?」
 
 
[ なんて、
いつもの悪癖で
魔術の道へ
 勧誘してみたことがあったくらいだ。
 ……彼、今頃は元気にしているだろうか。]*
  

[冒険者時代のことを男は思い出したがらない。
活躍ぶりが目覚ましくて印象深かった女魔法使いのことも、記憶の奥底に封じ込めていた。

けれど、目の前の少女と交わっているうちに、ふとその時言われた言葉が脳裏に蘇った。

……魔力の質。

専らシーフとして補助的にしか使っていなかったが、男の腕前が優れていた理由のひとつは、もしかしたらそれだったろうか。

その魔力はもしかしたら、交わっていれば感じ取れるものかもしれない。
淫紋の邪魔さえなくなれば、の話だが]*

【人】 舞姫 イクリール


 ほら。……ねえ。
 心より身体の方が、ただしいでしょう。

[彼の高潔な精神が立て直そうとしてさえ身体は反応する。>>179

そう簡単に堕落の味を忘れたりなんてできない。優しく熱の集まる男のしるしを撫でて、イクリールはようやく一欠片の安心と泥のような諦観を得る。

強い光に寄り添う陰は濃い。
テンガンの分かりやすい反応>>180に、あったのだろう新雪を踏むような淫蕩を思って身体が熱くなった]
(193) 2021/05/03(Mon) 23:26:41

【人】 舞姫 イクリール


[ここには。今には。
"仕方ない"の誘惑がたくさんあるでしょう?]
(196) 2021/05/03(Mon) 23:28:41

【人】 舞姫 イクリール


 テンガンさん"は"、なんにも悪くないわ。

 きっと、通路だろうと浴場だろうと、酒場だろうと
 貴方の心は清廉で高潔であろうとした!
 そうでしょう?

[ダンジョン内での具体的な記憶を想起させようと囁く。
いまだろくな探索が出来ていない為に、自身が通った場所とかつてのダンジョンの施設をあげただけだけれど]

 「過ちなら取り返せます、だから……」
 耐えて証明してみせて。
 ――穢れた身体に負けたりしないって。

[柔らかな唇、熱い舌でテンガンの胸から下腹まで辿り、開かれた彼の足の間で亀頭にあからさまなリップ音を立てて口づける]

 前と後ろ、どっちがいいか。選んで?

[そそぐことの出来ない汚泥に自らいらっしゃい、と誘う。

共犯の男がすぐさま青年に触れられない事に不満げなのを目で制す。答えないなら、両方犯せばいいだけのことだから*]
(197) 2021/05/03(Mon) 23:30:52
舞姫 イクリールは、メモを貼った。
(a45) 2021/05/03(Mon) 23:39:21